Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、4/DC および 4e/DC ユーザーズ ガイド 概要 RAID コントローラの機能 ハードウェアの取り付け RAID コントローラの設定 BIOS 設定ユーティリティおよび Dell Manager トラブルの解決 付録 A: 認可機関の情報 用語集 本 書の 内 容は 、 予 告な く変 更 す る こ と が あ り ま す。 © 2004 す べ て の著 作権 は Dell Inc. に あ り ま す。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても禁止されています。 本書で使用されている商標について: Dell、DELL のロゴ、PowerEdge、および Dell OpenManage は、Dell Inc.
目次に戻る 概要 Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド PERC 4/SC、4/DC および 4e/DC の概要 マニュアル PERC 4/SC、4/DC および 4e/DC の概要 PERC 4 RAID コントローラは、RAID 制御機能を備えた、高性能なインテリジェント PCI(Peripheral Component Interconnect)、PCI-Express と SCSI(Small Computer System Interface)間のホストアダプタです。信頼できるフォールトトレラントなディスクサブシステム管理を実現できるため、Dell™ PowerEdge™ システムの内蔵ストレージにとって理想的な RAID ソリュ ーションとなります。RAID コントローラは、サーバー上で RAID を実装するために高いコスト効果を提供します。 PERC 4 コントローラは、PCI または PCI-Express 入出力(I/O)アーキテクチャに対応した 1 つまたは 2 つの SCSI チャネルで利用可能
目次に戻る RAID コントローラの機能 Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド ハードウェア要件 RAID コントローラの仕様 構成機能 ハードウェアアーキテクチャの機能 アレイのパフォーマンス機能 フォールトトレランス機能 オペレーティングシステムのソフトウェアドライバ RAID 管理ユーティリティ ハードウェア要件 RAID コントローラは、5 V または 3.
1、Ultra320 および Wide SCSI 対応の超高密度 68 Ultra320 および Wide SCSI 対応の超高密度 68 ピン ピン外部コネクタ X 1 外部コネクタ X 2 シリアルポート 3 ピン RS232C 互換コネクタ(製造時のみ使用) 3 ピン RS232C 互換コネクタ(製造時のみ使用) 2、Ultra320 および Wide SCSI 対応の超高密度 68 ピン外部コネクタ X 2 3 ピン RS232C 互換コネクタ(製造時のみ使用) メ モ: PERC 4 コントローラカードは PCI ホットプラグ対応ではありません。カードを交換または追加するためには、システムの電源を切る必要があります。 キャッシュメモリ PERC 4/SC のメモリバンクには 64 MB のキャッシュメモリ、PERC 4/DC および PERC 4e/DC のメモリバンクには 128 MB のキャッシュメモリが存在します。RAID コントローラは、各論理ドライ ブで選択可能なライトスルーまたはライトバックキャッシュをサポートします。連続ディスクアクセスの性能を向上させるために、RAID コ
変更は、バックグラウンド初期化を停止してから実行する必要があります。そうでない場合、再構築率の変更がバックグラウンド初期化率に反映されません。バックグラウンド初期化を停止したあとに再構 築率を変更した場合、再構築率の変更は、バックグラウンド初期化を再起動した際に有効になります。 メ モ: バックグラウンド初期化は、論理ドライブの初期化とは異なり、ドライブからデータを消去することはありません。 構成機能 表 2-3 は、RAID コントローラの構成機能を示します。 表 2-3 構成機能 仕様 PERC 4/SC RAID レベル PERC 4/DC PERC 4e/DC 0、1、5、10、および 50 0、1、5、10、および 50 0、1、5、10、および 50 SCSI チャネ ル 1 2 2 チャネルごと の 最大ドライブ数 14 14(2 チャネルで最大 28) 14(2 チャネルで最大 28) ホストへのア レイインタフェ ース PCI Rev 2.2 PCI Rev 2.2 PCI Express Rev. 1.
SMART ハードドライブテクノロジ SMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)は、予測可能なドライブ障害を検出します。SMART は、すべてのモーター、ヘッド、およびハードドライブの電子回路の内部性 能をモニタします。 ドライブローミング ドライブローミングは、ハードドライブを同一コントローラ上の別のチャネルに移動した場合に起こります。ドライブが別のチャネルに取り付けられると、コントローラはドライブ上の設定情報から RAID の 設定を検出します。 設定データは、RAID コントローラ上の NVRAM(不揮発性 RAM)、およびコントローラに接続されたハードドライブの両方に保存されます。これにより、ドライブがターゲット ID を変更していた場合で も、各ドライブ上でデータの整合性が保持されます。ドライブローミングは、クラスタモードが有効になっている場合を除き、同一コントローラのチャネル間でサポートされます。 メ モ: ドライブを別の新しいコントローラに付け替え、その新しいコントローラ上の異なるチャネルに取り付けた場合は、ドライブ
コントローラ上でのハードウェアクラスタ化のサポート なし あり LED の動 作 物理ドライブを取り外したあと、スロットに戻して再構築すると、LED が点滅し、そのドライブが再構築されることを示します。 アレイのパフォーマンス機能 表 2-6 は、RAID コントローラのアレイのパフォーマンス機能を示します。 表 2-6 アレイのパフォーマンス機 能 仕様 PERC 4/SC、PERC 4/DC お よ び PERC 4e/DC PCI ホストのデータ転送速度 2 ~ 4 GB/秒(システムによって異なります) ドライブのデータ転送速度 最高 320 MB/秒 I/O 要求の最大サイズ 64 KB ストライプで 6.
メ モ: Windows 2003 および Red Hat Linux については、32 ビット(x86)プロセッサと 64 ビット(IA64)プロセッサの両方をサポートします。 ドライバの詳細に関しては、『CERC および PERC RAID コントローラオペレーティングシステムドライバインストールガイド』を参照してください。 SCSI ファームウェア RAID コントローラのファームウェアは、すべての RAID および SCSI コマンド処理を行い、さらに表 2-8 に示す機能もサポートしています。 表 2-8 SCSI ファームウェアのサポート 機能 PERC 4/SC、PERC 4/DC お よ び PERC 4e/DC の説明 切断 / 再接続 SCSI バスの使用率を最適化 タグ付きコマンドキューイング ランダムアクセスを改善するための複数のタグ マルチスレッディング エレベータソーティングと SCSI チャネルごとの要求の連結により最高 255 個の同時コマンド ストライプサイズ すべての論理ドライブで可変。8 KB、16 KB、32 KB、64 KB、または 128
Storage Management は、システムにローカル接続された RAID および非 RAID ディスクストレージの設定を行うための拡張機能を提供します。Storage Management は、Red Hat Linux、Windows 2000 および Windows Server 2003 で稼動します。詳細に関しては、Storage Management に添付のオンラインマニュアルまたはデルサポートのウェブサイト support.jp.dell.
目次に戻る ハードウェアの取り付け Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド 必要条件 迅速な取り付け手順 取り付け手順 必要条件 本項では、RAID コントローラのインストール手順について説明します。RAID コントローラを取り付けるには、以下のアイテムが必要です。 l PERC 4/SC、4/DC または 4e/DC コントローラ l 使用可能な 32 ビットまたは 64 ビットを備えたホストシステム、PCI 拡張スロット(PERC 4/SC または 4/DC の場合)および PCI-Express スロット(PERC 4e/DC の場合) l 『Dell OpenManage™ Systems Management CD』 またはドライバディスケット l 必要な内部用 / 外部用 SCSIケーブル l Ultra、Ultra2、Ultra3、Ultra160、または Ultra320 SCSI ハードドライブ (SCSI は下位互換性がありますが、最も低速のデバイスに合わせて速度が低下します)。
取り付け手順 本項では、RAID コントローラの取り付け手順について説明します。 手順 1 コントローラの開 封 警 告: 安 全 上の注 意 事 項 、コ ン ピ ュ ー タ内部で の作 業 、お よ び静電気放 出の防 止についての詳 細は、 『 製 品 情 報ガ イ ド』を参照してください。 コントローラを開封して取り出し、損傷がないか調べます。コントローラが損傷を受けていると思われる場合、または下記のアイテムが見つからない場合には、デルのサポート担当者までご連絡ください。 RAID コントローラには、次のものが付属しています。 l 『PERC 4 RAID コントローラユーザーズガイド』(CD) l 『CERC および PERC RAID コントローラオペレーティングシステムドライバインストールガイド』(CD) メ モ: ハードコピーのコントローラマニュアルは、注文により入手することができます。 l 使用許諾契約書 手順 2 システムの電源遮断 警 告: 安 全 上の注 意 事 項 、コ ン ピ ュ ー タ内部で の作 業 、お よ び静電気放 出の防 止についての詳 細は、 『
表 3-1 PERC 4/SC のジャンパおよびコネクタの説明 コネクタ 説明 タイプ 設定 J1 内部 SCSI コネクタ 68 ピンコネクタ 内部高密度 SCSI バスコネクタです。 接続はオプションです。 J2 NVRAM をクリア 2 ピンヘッダー 設定データをク リ アするには、ジャンパを取り付けます。 J3 シリアル EPROM 2 ピンヘッダー 設定データをク リ アするには、ジャンパを取り付けます。 J4 オンボード BIOS 使用可能 2 ピンヘッダー J5 SCSI作動表示 2 ピンヘッダー J6 シリアルポート 3 ピンヘッダー 診断用のコネクタです。 ピン-1 RXD(受信データ) ピン-2 TXD(送信データ) ピン-3 GND(アース) J7 外部 SCSI コネクタ 68 ピンコネクタ 外部超高密度 SCSI バスコネクタです。 接続はオプションです。 SCSI バス TERMPWR の有効 化 2 ピンヘッダー ジャンパを取り付けると、オンボードのターミネータに電力が供給されます。デフォルトは、 取り付けた状態です
ピン-2 サーミスタ(白い線) ピン-3 +BATT ターミナル(赤い線) J11 NVRAM のクリア 2 ピンヘッダー 設定データをク リ アするには、ジャンパを取り付けます。 J12 NMI ジャンパ 2 ピンヘッダー 工場用に予約されています。 J13 32 ビット SPCI の有効化 3 ピンヘッダー 工場用に予約されています。 J14 モード選択ジャンパ 2 ピンヘッダー J15 シリアルポート 3 ピンヘッダー 診断用のコネクタです。 ピン-1 RXD(受信データ) ピン-2 TXD(送信データ) ピン-3 GND(アース) ジャンパなし = 有効(デフォルト設定) ジャンパあり = 無効 J16 オンボード BIOS 使用可能 2 ピンヘッダー J17 チャネル 0 TERMPWR の有効 化 2 ピンヘッダー J18 チャネル 1 TERMPWR の有効 化 2 ピンヘッダー J19 外部 SCSI チャネル 1 コネクタ シリアル EEPROM J23 D17 D24 68 ピンコネク タ 2 ピンヘッダー ジャンパを取り付け
J15 ターミネータ電源 2 ピンコネクタ J16 ターミネータ電源 2 ピンコネクタ 手順 4 RAID の取り付け コントローラ 警 告: 安 全 上の注 意 事 項 、コ ン ピ ュ ー タ内部で の作 業 、お よ び静電気放 出の防 止についての詳 細は、 『シ ス テ ム情 報ガ イ ド』を参照してください。 コントローラを取り付けるには、次の手順を実行します。 1. PERC 4/SC または PERC 4/DC 用の PCI スロット、または PERC 4e/DC 用の PCI-Express スロットを選択し、コントローラの PCI バスコネクタをスロットの位置に合わせます。 2. 慎重にしっかりと押し下げて、コントローラがスロットに正しく固定されるようにします(図 3-4 および図 3-5 を参照)。 3.
手順 5 SCSI ケーブルおよび SCSI デバイスの接続 SCSI ケーブルを SCSI コネクタと SCSI デバイスに接続します。 SCSI デバイスの接続 SCSI デバイスを接続するには、次の手順を実行します。 1. SCSI バスの端に配置されない SCSI デバイスのターミネータを無効にします。 2. すべての SCSI デバイスが TermPWR を供給するように設定します。 3. すべての SCSI デバイスに適切なターゲット ID(TID)を設定します。 4. ホストコントローラの SCSI ID は、7です。 5. ケーブルをデバイスに接続します。 メ モ: ケーブルの長さは、Fast SCSI(10 MB/秒)デバイスで最大 3 メートル、Ultra SCSI デバイスで最大 1.
手順 6 ターゲット ID の設 定 SCSI デバイスにターゲット識別子(TID)を設定します。 SCSI チャネル内の各デバイスには、固有の TID が設定されていなければなりません。非ディスクデバイスに、接続するチャネルに関係なく、 固有の SCSI ID を設定する必要があります。 TID の設定に関しては、各 SCSI デバイスのマニュアルを参照してください。RAID コントローラは、最も高い優先権を持つ TID 7 を自動的に占有しま す。SCSI デバイスのアービトレーション(優先順位)は、TID によって決まります。表 3-1 は、ターゲット ID を示します。 メ モ: クラスタモードでは、RAID コントローラは TID 6 を占有できます。クラスタモードの場合、一方のコントローラが TID 6、他方ののコントローラが TID 7 になります。有効なターゲット ID は TID 0 ~ 7 です。7 が最も高い優先権を持ちます。 表 3-1 ターゲット ID 優先順位 TID 高 低 7 6 5 ... 2 1 0 15 14 ...
手順 8 システムの起 動 システムのケースを元に戻し、AC 電源コードを接続し直してください。ホストシステムの電源を入れます。SCSI デバイスが、ホストシステムと同時に、またはホストシステムより早く起動するように、電 源をセットアップします。 SCSI デバイスよりも先にシステムが起動すると、デバイスが認識されない可能性があります。 起動時に、以下のような BIOS メッセージが表示されます。 PowerEdge Expandable RAID Controller BIOS Version x.xx 日付 Copyright (c) LSI Logic Corp. Firmware Initializing... [Scanning SCSI Device...(etc.)...](ファームウェア初期化中...[SCSI デバイスをスキャン中...(など)...
0x04 SPD(キャッシュメモリ)の読み取りが正常に終了 0x05 SDRAM リフレッシュの初期化シーケンスが正常に終了 0x07 ECC 初期化およびメモリスクラブの開始 0x08 ECC 初期化およびメモリスクラブの終了 0x10 SDRAM が存在し、正しく設定済み。引き続き ATU のプログラミングを実行。 0x11 ファームウェアイメージの CRC 検査が正常に終了。引き続きファームウェアをロード。 0x12 SCSI チップの初期化が正常に終了 0x13 BIOS プロトコルポートの初期化が完了。引き続きファームウェアをロード。 0x17 ファームウェアが破損しているか、BIOS が無効。ファームウェアはロードされませんでした。 0x19 プログラムされた ATU ID のエラー 0x55 システムの停止: バッテリーのバックアップ障害 表 3-1 ファームウェアの初 期 化状態 LED 実行状態 0x1 ハードウェア初期化の開始 0x3 ATU 初期化の開始 0x7 デバッグコンソール初期化の開始 0xF シリアルループバックテストが
目次に戻る RAID コントローラの設定 Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド SCSI 物理ドライブの設定 物理デバイスのレイアウト デバイスの構成 ハードウェアターミネータの設定 アレイの設定 RAID レベルの割り当て 記憶領域の最適化 アレイの設定計画 本項では、物理ドライブ、アレイ、および論理ドライブの設定方法について説明します。また、物理ドライブおよび論理ドライブの設定リストを作成できる表も掲載しています。 SCSI 物理ドライブの設定 SCSI ハードドライブは、アレイ内で論理ドライブを構成し、選択する RAID レベルをサポートしている必要があります。 RAID アレイに SCSI デバイスを接続および設定する場合は、次のガイドラインに従ってください。 l 1 つのアレイの中には、最大 28 の物理ドライブを設置できます。 l コントローラの効率を最大化するために、同じサイズおよびスピードのドライブを使用してください。 l 冗長アレイの故障ドライブを交換する場合、交換ドライブは、アレイ(R
物理デバイスのレイアウト 表 4-3 に、チャネルの各物理デバイスの詳細を記入してください。 表 4-3 物 理デバイスのレイアウト チャネル 0 チャネル 1 タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メ
論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル タ ー ゲ ッ トID デバイスタイプ 論理ドライブ番号/ドライブ番号 メーカ/型式番号 ファームウェアレベル デバイスの構成 各チャネルに割り当てるデバイスを記入できる表を以下に示します。PERC 4/SC コントローラは 1 つのチャネル、PERC 4/DC および 4e/DC は 2 つのチャネルを備えています。 表 4-4 に、SCSI チャネル 0 の各 SCSI ID に割り当てるデバイスを記入してください。 表 4-4 SCSIチャネル0の構 成 SCSI チ ャ ネ ル 0 SCSI ID デ バ イ ス の説明 0 1 2 3 4 5 6 7 ホストコントローラ用に予約 8
表 4-5 SCSIチャネル1の構 成 SCSI チ ャ ネ ル 1 SCSI ID デ バ イ ス の説明 0 1 2 3 4 5 6 ホストコントローラ用に予約 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ハードウェアターミネータの設定 メ モ: PERC 4/DC RAID コントローラを使用してクラスタ化を行う場合は、ハードウェアターミネータを使用しなければなりません。それ以外の場合は、ソフトウェアターミネータを使用できます。 SCSI バスは電気的伝送路であり、反射と損失を最小限に抑えるため、正しくターミネートしなければなりません。ターミネータは、SCSI ケーブルの両端に設定してください。PERC 4e/DC では次に示 すヘッダが SCSI ターミネータのコントロールを指定します。 l J5 Termination Enable(ターミネータの有効化)は、チャネル 0 の SCSI ターミネータのコントロールを指定する 3 ピンヘッダです。 l J6 Termination Enable(ターミネータの有効化)は、チャネル 1 の SCSI ターミネータのコントロールを指定す
フォーマットおよび初期化済みの状態で接続されているハードドライブでも、アレイまたは論理ドライブには含まれていないドライブは、ホットスペアとして指定できます。ホットスペアは、アレイにある保護 対象の最小物理ディスクと同等またはそれ以上の容量を備えていることが必要です。お使いのアレイ管理ソフトウェアを使用して、ハードドライブをホットスペアとして指定することができます。 論 理ドライブ 論理ドライブ(仮想ディスクとも呼ばれます)とは、オペレーティングシステムが使用できるアレイまたはスパンされたアレイのことです。論理ドライブ内の記憶領域は、そのアレイまたはスパンされたアレ イに含まれるすべての物理ドライブにわたって分散されます。 各アレイに対して 1 つ、または複数の論理ドライブを作成し、論理ドライブの容量には、アレイ内の全ドライブの容量を含む必要があります。アレイをスパンすることによって、論理ドライブの容量をさらに 大きくすることができます。異なるサイズのドライブでアレイを構成した場合、最小の共通ドライブサイズが使用され、大きなドライブの容量は使用されません。RAID コントローラでは、最大 40 個の論 理
表 4-6 に、設定する各論理ドライブの詳細を記入してください。 表 4-6 論 理ドライブの設 定 論 理ド ラ イ ブ RAID ス ト ラ イ プ サ イ ズ 論 理ド ラ イ ブ キ ャ ッ シ ュ ポ リ シ ー 読取り 書込み 物 理ド ラ イ ブ の数 サイズ ポリシー ポリシー レベル LD0 LD1 LD2 LD3 LD4 LD5 LD6 LD7 LD8 LD9 LD10 LD11 LD12 LD13 LD14 LD15 LD16 LD17 LD18 LD19 LD20 LD21 LD22 LD23 LD24 LD25 LD26 LD27 LD28 LD29 LD30 LD31 LD32 LD33 LD34 LD35 LD36 LD37 LD38 LD39 RAID レベルの割り当て 各論理ドライブに割り当てることができるのは、1 つの RAID レベルだけです。 表 4-7 は、必要なドライブの最小数および最大数を示します。 表 4-7 各 RAID レベルに必 要な物 理ドライブ RAID レ ベ ル 物 理ド ラ イ ブ の最 小数 物 理ド ラ イ ブ の最 大数(PERC
1 2 2 2 5 3 14 28 10 4 14 28 50 6 14 28 RAID レベルのまとめ RAID 0 は、ストライピングを使用して、高いデータ処理能力を提供します。特に、フォールトトレランスが要求されない環境で大容量ファイルを処理する場合に使用します。 RAID 1 は、ミラーリングを使用します。大容量である必要はないけれども、完全なデータ冗長性を要件とする、小規模なデータベースまたはその他のアプリケーションに適しています。 RAID 5 は、特に小さなランダムアクセスに対して高いデータ処理能力を提供します。トランザクション処理アプリケーションなど、読取り要求率は高いけれども、書込み要求率は低いアプリケーションに 使用します。RAID 5 の書込み性能は、RAID 0 や RAID 1 に比べて大幅に低くなります。 RAID 10 は、ミラーリングされたスパン全体にわたりストライピングされたデータからなります。高いデータ処理能力と完全なデータ冗長性を提供しますが、より多数のスパンを使用します。 RAID 50 は、パリティとディスクストライピングを使
性能上の考慮事項 性能上の考慮事項 システムパフォーマンスはスパン数の増加に応じて向上します。スパン内の記憶領域が一杯になっていくにつれて、システムがデータをストライピングするスパンが少なくなり、RAID の性能は RAID 1 または RAID 5 アレイのレベルにまで低下します。 記憶領域の最適化 データアクセス要件 ディスクサブシステム内に保存されるデータは、各タイプによって、読取りと書込みの使用頻度が異なります。データアクセス要件を理解すれば、ディスクサブシステムの容量、可用性、および性能を最 適化するための計画を策定できます。 ビデオオンデマンドをサポートするサーバーは通常、データの読取りは頻繁に行いますが、データの書込みは頻繁ではありません。また、読取り動作と書込み動作の両方が長くなる傾向があります。汎 用ファイルサーバーに保存されるデータは、比較的小さなファイルで、比較的短い読取り動作と書込み動作を伴います。 アレイ機 能 次のような質問に答えることによって、ディスクアレイの主な目的を定義することができます。質問に続いて、それぞれの状況で推奨される RAID レベルが記載されてい
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目次に戻る BIOS 設定ユーティリティおよび Dell Manager Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド BIOS 設定ユーティリティの起動 Dell Manager の起動 Dell Manager を Red Hat Linux の GUI モードで使用 アレイおよび論理ドライブの設定 ドライブをホットスペアとして指定 アレイおよび論理ドライブの作成 ドライブローミング 論理ドライブの初期化 論理ドライブの削除 物理ドライブのクリア 故障したハードドライブの再構築 すでにロードされた SCSI ドライブをそのまま使用する FlexRAID 仮想サイジング データの整合性チェック 論理ドライブの再構成 設定ユーティリティの終了 The BIOS 設定ユーティリティはディスクアレイと論理ドライブを設定します。このユーティリティは RAID コントローラの BIOS に常駐するので、ユーティリティの操作はコンピュータのオペレーティン グシステムの動作には依存しません。 Dell™ Manager は、ポリシーやパラ
Battery Module is Present on Adapter(バッテリーモジュールがアダプタ上に存在します) 1 Logical Drive found on the Host Adapter(ホストアダプタに 1 つの論理ドライブが見つかりました) Adapter BIOS Disabled, No Logical Drives handled by BIOS(アダプタ BIOS が無効です。BIOS により処理された論理ドライブはありません) 0 Logical Drives handled by BIOS(BIOS により処理された論理ドライブは 0 です) Press to Enable BIOS(BIOS を有効にするには、 を押してください) ホストシステムの各コントローラについて、ファームウェアバージョン、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)サイズ、コントローラの論理ドライブのステータスが表示されます。キーを押して続行す ると、Management Menu( 管 理メ ニ ュ ー) 画面が表示されます。 メ モ: BIOS
l の代わりに<1> l の代わりに <2> l の代わりに <3> l の代わりに <4> l の代わりに <5> l の代わりに <6> l の代わりに <7> l の代わりに <0> アレイおよび論理ドライブの設定 次の手順は、BIOS 設定ユーティリティおよび Dell Manager(Linux 用)の両方に適用します。 1. ホットスペアを指定します(オプション)。 詳細に関しては、本項の「ドライブをホットスペアとして指定」を参照してください。 2. 設定方法を選択します。 詳細に関しては、本項の「アレイおよび論理ドライブの作成」を参照してください。 3. 使用可能な物理ドライブを使用してアレイを作成します。 4. アレイを使用して論理ドライブを定義します。 5. 設定情報を保存します。 6.
4. YES(は い)をクリックしてホットスペアを作成します。 このドライブは HOTSP として表示されます。 5. 設定を保存します。 Objects(オブジェクト)メニューを使 用す る場 合 1. Management Menu( 管 理メ ニ ュ ー)から Objects(オ ブ ジ ェ ク ト)—> Physical Drive( 物 理ド ラ イ ブ)を選択します。 物理ドライブ選択画面が表示されます。 2. READY(実行 可 能 )状態のハードドライブを選択したあと、を押して、ドライブに対するアクションメニューを表示します。 3.
てランダムである場合、アルゴリズムは No-Read-ahead( 非読取り先 行 )に反転しますが、すべての要求は考えられる連続動作として評価されます。 Cache Policy(キャッ シュ ポリシー) Cache Policy(キ ャ ッ シ ュ ポ リ シ ー)は、特定の論理ドライブでの読取りに適用されます。これは、Read-ahead(読取り先 行 )キャッシュには影響を及ぼしません。デフォルト は Direct I/O(ダ イ レ ク トI/O)です。 Cached I/O(キ ャ ッ シ ュI/O)は、すべての読取りがキャッシュメモリにバッファされるように指定します。 Direct I/O(ダ イ レ ク トI/O)は、読取りがキャッシュメモリにバッファされないように指定します。Direct I/O(ダ イ レ ク トI/O)は、キャッシュポリシーの設定をオーバーライド しません。データはキャッシュとホストに同時に転送されます。同じデータブロックが再度読み込まれる際には、キャッシュメモリから読み込まれます。 次の選択肢があります。 Span(スパ ン) Yes(は い)—現在の論理ドライブ
現在の論理ドライブで利用可能な RAID レベルが表示されます。 9. RAID レベルを選択し、 を押して確定します。 10. Advanced Menu(ア ド バ ン ス メ ニ ュ ー)をクリックして、論理ドライブの設定メニューを開きます。 11. Stripe Size(ス ト ラ イ プ サ イ ズ)を設定します。 12. Write Policy( 書込み ポ リ シ ー)を設定します。 13. Read Policy(読取り ポ リ シ ー)を設定します。 14. Cache Policy(キ ャ ッ シ ュ ポ リ シ ー)を設定します。 15. を押して、Advanced Menu(ア ド バ ン ス メ ニ ュ ー)を終了します。 16. 現在の論理ドライブを定義し終えたら、Accept( 了 解 )を選択し、を押します。 設定されていないハードドライブが残っている場合には、アレイ選択画面が表示されます。 17.
4. 必要に応じて、現在のアレイに物理ドライブを追加します。 メ モ: 1 つのアレイでは同じ容量のドライブを使用してください。アレイ内で異なる容量のドライブを使用すると、アレイ内のすべてのドライブが、アレイ内で最小のドライブ容量であるかの ように取り扱われます。 5. 現在のアレイを作成し終えたら、 を押します。 Select Configurable Array(s)( 設 定 可 能な ア レ イ の選択)ウィンドウが表示されます。ここには、アレイとアレイ番号(A-00など)が表示されています。 6. スペースバーを押して、アレイを選択します。 アレイボックスにスパン情報が表示されます。複数のアレイを作成したあと、それらのアレイを選択してスパンすることができます。 メ モ: を押すと、アレイ内のドライブ数、チャネル、および ID を表示することができます。 を押すと、ストライプ、スロット、空き領域などのアレイ情報を表示することができま す。 7. 8.
View/Add Configuration(設定の表示 / 追加)の使 用 View/Add Configuration( 設 定の表 示 / 追 加 ) では、既存の設定情報を破棄することなく、New Configuration(新 規 設 定 )と同じ論理ドライブパラメーターを制御できます。さらに、 Configuration on Disk(デ ィ ス ク上の設 定 )機能を有効にすることができます。 1. Management Menu( 管 理メ ニ ュ ー)から、Configure( 設 定 )—> View/Add Configuration( 設 定の表 示 / 追 加 )を選択します。 ホットキー情報は、画面の下部に表示されます。 2. 矢印キーを押して、特定の物理ドライブをハイライト表示します。 3.
21. 現在の論理ドライブを定義し終えたら、Accept( 了 解 )を選択し、を押します。 アレイ中に領域が残っている場合には、設定される次の論理ドライブが表示されます。 22. 別のアレイと論理ドライブを設定する場合は、 手順2から手順21 を繰り返します。 アレイの領域がすべて使用されている場合には、既存の論理ドライブのリストが表示されます。 23. いずれかのキーを押して操作を続け、Save( 保 存 )の指示メッセージに応答します。 24.
本 RAID コントローラは、不要な任意の論理ドライブを削除して、その領域を新しい論理ドライブのために使用できる機能をサポートしています。アレイには複数の論理ドライブを含めることが可能で、ア レイ全体を削除することなく 1 つの論理ドライブを削除できます。 論理ドライブを削除したら、新しい論理ドライブを作成することができます。フリースペース(「ホール」)や新規に作成したアレイから次の論理ドライブを作成する場合は、設定ユーティリティを使用できま す。設定ユーティリティは、設定する領域がある設定可能なアレイのリストを提供します。BIOS 設定ユーティリティでは、ディスクの残り部分を使用して論理ドライブを作成する前に、ホールに論理ドライ ブを作成する必要があります。 注 意: ある条件のもとでは、論理ドライブの削除ができない場合があります。それは、再構築、初期化、または論理ドライブの整合性チェックを実行している場合です。 論理ドライブを削除するには、次の手順を実行します。 1.
再構築のタイプ 表 5-2 は、自動再構築と手動再構築を示します。 表 5-2 再 構 築のタイプ タイプ 説明 Automatic Rebuild (自動 再構築) ホットスペアを設定している場合、RAID コントローラは、故障したディスクを再構築するときに自動的にホットスペアを使用しようとします。再構築中に、Objects(オ ブ ジ ェ ク ト) —> Physical Drive( 物 理ド ラ イ ブ)を選択して物理ドライブのリストを表示してください。ホットスペアドライブが REBLD( 再 構 築 )A[アレイ番号]-[ドライブ番号]に変わり、ハ ードドライブがホットスペアによって置換されていることを示します。たとえば、REBLD A01-02 は、アレイ 1 のハードドライブ 2 でデータが再構築されていることを示します。 Manual Rebuild (手動 再構築) 故障ドライブの再構築に必要な容量を備えたホットスペアがない場合は、手動再構築を行う必要があります。故障ドライブを再構築する前に、十分な容量を備えたドライブをサブ システムに挿入してください。故障したドライブを個別ま
2. コンピュータを起動します。 3. を押して、設定ユーティリティを起動します。 4. Configure( 設 定 )—> Easy Configuration(簡易設定)を選択します。 5. カーソルキーを押して、あらかじめロードしたドライブを選択します。 6. スペースバーを押します。 ここであらかじめロードしたドライブがアレイ要素となるはずです。 7. を押します。 これで、1 つのディスクアレイとしてあらかじめロードしたドライブを指定しました。 8. Advanced Menu(ア ド バ ン ス メ ニ ュ ー)でRead Policy(読取り ポ リ シ ー)およびCache Policy(キ ャ ッ シ ュ ポ リ シ ー)を設定します。 9. Advanced Menu(ア ド バ ン ス メ ニ ュ ー)を終了します。 10. Accept をハイライト表示し、を押します。 初期化しないでください。 11. を押し、保存を求める指示メッセージに対してYes(は い)を選択します。 12.
Check Consistency( 整 合 性の確 認 )を実行するには、次の手順を実行します。 1. Management Menu( 管 理メ ニ ュ ー)からCheck Consistency( 整 合 性チ ェ ッ ク)を選択します。 2. 矢印キーを押して、目的の論理ドライブをハイライト表示します。 3. 整合性チェック用のドライブを選択または選択解除するには、スペースバーを押します。 4. すべての論理ドライブを選択または選択解除するには、 を押します。 5. 整合性チェックを開始する場合は、 を押します。 選択した各論理ドライブについて、進行状況のグラフが表示されます。 6. チェックが終了したら、任意のキーを押して、進行状況の表示をクリアします。 7.
目次に戻る トラブルの解決 Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド 一般的な問題 BIOS 起動時のエラーメッセージ その他の起こりうる問題 キャッシュマイグレーション SCSI ケーブルおよびコネクタの問題 警告音 一般的な問題 表 6-1 は、発生する可能性のある一般的な問題と対策を示します。 表 6-1 一 般 的な問 題 問題 RAID コントローラからシステムが起動しない。 アレイ内のハードドライブの 1 つが頻繁にエラーになる。 対策 l システムの基本入出力システム(BIOS)の構成に PCI 割り込みの割り当てがないかチェックします。 RAID コントローラに、固有の割り込みが割り当てられていることを確認してください。オペレーティング システムをインストールする前に、論理ドライブを初期化してください。 これは、1 つまたは 2 つの問題が原因と考えられます。 l l 強制的にオンラインに戻したあとでも、同じドライブが故障する場合は、次の手順を実行します。 ¡ ドライブをフォーマットします。
l Rebuild(再構築)を選択し、 を押します。 再構築が完了すると、この問題は解決され、オペレーティングシステムが起動します。 BIOS 起動時のエラーメッセージ 表 6-1 は、起動時に表示される可能性がある BIOS のエラーメッセージ、問題、および対策を示します。 表 6-1 BIOS 起 動 時のエラーメッセージ メッセージ Adapter BIOS Disabled.
Following SCSI disk not found and no empty slot available for mapping it (以下の SCSI ディスクが見 つかりません。また、ディスクのマッピングに使用できる空き スロットがありません。) Following SCSI IDs have the same data y, z グするために使用できるスロットがないため、RAID コントローラ は、現在の設定に従って物理ドライブを構成できません。 物理ドライブのローミング機能は、チャネル x 上の複数の物理ド ライブ(SCSI ID は a、b、c)に、同一データを検出しました。 RAID コントローラは、重複情報を持つドライブを特定できませ ん。 l RAID コントローラは、NVRAM と Configuration on Disk (ディスクの設定)を読み取ったあと、正しい設定を特定できませ ん。 l 使用できないドライブを取り外してください。 Channel x: a, b, c(次の SCSI ID には、同じデータ y と z があります。チャネル x:a、b、c
SCSI ケーブルおよびコネクタの問題 SCSI ケーブルまたはコネクタに問題がある場合は、最初にケーブルの接続を確認してください。接続以外に問題がある場合は、デルのウェブサイト www.dell.
目次に戻る 付録 A: 認可機関の情報 Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド FCC 情報(米国のみ) シールドケーブルに関する情報 クラスB VCCIクラスBステートメント FCC 情報(米国のみ) Dellシステムのほとんどは、連邦通信委員会(FCC)のクラスBデジタル装置に分類されています。ただし、特定のオプションが含まれる一部の構成は、クラスAになります。ご使用のシステムに適用さ れている分類を判断するには、コンピュータの背面パネル、カード取り付けブラケット、カード自体に貼られているFCC登録ラベルをすべて調べてください。いずれかのラベルにクラスAの記載がある場 合、システム全体がクラスAデジタル装置と見なされます。すべてのラベルにクラスBまたはFCCロゴ(FCC)の記載がある場合、システムはクラスBデジタル装置と見なされます。 ご使用のシステムのFCC分類を確認したら、該当するFCC情報をお読みください。なお、Dell Inc.
Regulatory Department One Dell Way Round Rock, Texas 78682 USA 512-338-4400 VCCIクラスBステートメント 目次に戻る
目次に戻る 用語集 Dell™ PowerEdge™ 拡張 RAID コントローラ 4/SC、 4/DC および 4e/DC ユーザーズガイド GB (ギガバイト)1,073,741,824 バイト。1,024 MB(メガバイト)と同じです。 FlexRAID 停 電オプション FlexRAID 停電オプションでは、停電、リセット、またはハードブートによってシステムが再起動した場合に、ドライブの再構成、再構築、および整合性の確認を続行することができます。これが、このオ プションの長所です。短所は、再構成がアクティブになると、追加アクティビティが実行されるため性能が低下する点です。 IIDE (Integrated Device Electronics)ATA(Advanced Technology Attachment)としても知られる、コントローラ機器がドライブ本体に内蔵されたハードドライブ用インタフェースの一種。IDE で は、別個のアダプタカードは不要なため、インタフェースコストが削減され、ファームウェアの実装が容易になります。 I/O ドライバ ホストシステムに接続されている周辺機器コントロ
アレイ ハ-ドドライブのグループ化。ハードドライブの記憶領域を組み合わせて、連続した記憶領域の単一セグメントにします。RAID コントローラは、1 つ、または複数のチャネル上のハードドライブをアレイに グループ分けすることができます。ホットスペアドライブはアレイに参加しません。 アレイスパニング 論理ドライブによるアレイスパニングとは、ハードドライブの2 つのアレイ記憶領域を組み合わせて、1 つの論理ドライブ内に単一の連続した記憶領域を構成することです。PERC 論理ドライブは、それ ぞれが同数のハードドライブで構成された連続番号を持つアレイをスパニングできます。アレイスパニングにより、RAID レベル 1 を RAID レベル 10 にすることができます。ディスクスパニング と スパ ニング も参照してください。 キャッシュ I/O 最近アクセスされたデータを保持する小容量の高速メモリ。キャッシングにより、同一データへの後続のアクセスを高速化できます。ほとんどの場合、プロセッサメモリへのアクセスに適用されますが、ネ ットワークでアクセス可能なデータのコピーの保存に使用することもできます。データがメインメ
ストライピング セグメントをラウンドロビン形式で複数の物理デバイスに書込めるように、論理的に連続するデータを区分化することです。この手法は、プロセッサが単独のディスクよりも高速にデータを読取りまたは書 込みできる場合に便利です。最初のディスクからデータが転送される間に、2 つ目のディスクが次のセグメントを見つけることができます。データストライピングは、一部の最新データベースおよび特定の RAID デバイスで使用されます。 ストライプサイズ 各ディスクに連続して書込まれるデータ容量。各論理ドライブには、8 KB、16 KB、32 KB、64 KB、および 128 KB のストライプサイズを指定できます。最高の性能を発揮するには、ホストシステムで 使用するブロックサイズ以下のストライプサイズを選択してください。 ストライプ幅 データをストライピングする際にまたがるハードドライブの数。 スパニング 論理ドライブによるアレイスパニングとは、ハードドライブの 2 つのアレイ記憶領域を組み合わせて、1 つの論理ドライブ内に単一の連続した記憶領域を構成することです。PERC 論理ドライブは、それ ぞれが同数のハードド
ディスクミラーリング ディスクミラーリングは、別の 1 台のドライブ(RAID 1)または一連のドライブ(RAID 10)にデータをコピーする処理です。ドライブが故障しても、他のドライブに同じデータが存在するため、データは失 われません。 データ転送 容 量 チャネルを通じて移動する単位時間あたりのデータ容量です。ディスク I/O の場合、帯域幅はメガバイト / 秒(MB/秒)で表されます。 チャネル データを転送し、ディスクとディスクコントローラ間の情報を制御する電気的な経路です。 動作環境 動作環境には、ハードドライブのグループが接続されているホストシステム、I/O バスおよびコントローラ、ホストのオペレーティングシステム、およびアレイの動作に必要なその他のソフトウェアが含ま れます。ホストベースのアレイの場合、メンバディスク用の I/O ドライバソフトウェアが動作環境に含まれます。 パーティション 物理的に独立した領域のように機能する、個別のメモリまたは記憶装置の論理領域。 パリティ パリティは、記憶装置(RAMまたはディスク内)または伝送のエラーを明確にするため、バイトまたはワードに追加され
ホットスワップ ディスクサブシステム内の交換用ユニットを欠陥ユニットと取り替えること。交換は、サブシステムの動作中(通常機能を実行している間)に実行できます。ホットスワップは手動で行います。この機能を 動作させるためには、バックプレーンおよびエンクロージャがホットスワップをサポートしていることが必要です。 マッピング 複数のデータアドレス設定スキーム間の変換。特に、メンバディスクのブロックアドレスと、動作環境に作成された仮想ディスクのブロックアドレス間の変換。 マルチスレッド 複数の並行または擬似並行実行シーケンスを持つことです。システムのプロセスを記述するために使用されます。マルチスレッドプロセスでは、処理能力の影響を受けるアプリケーションが効率良くディ スクアレイを使用して、I/O 性能を高めることができます。 読取り 先 行 要求されたデータに先行してデータを連続的に読取り、追加データがすぐに必要になることを予期して、追加データをキャッシュメモリに格納できる一部アダプタのメモリキャッシング機能です。読取り先 行は、連続データは高速になりますが、ランダムデータにアクセスする場合には、それほど効果的で