Users Guide
ホットスワップ
ディスクサブシステム内の交換用ユニットを欠陥ユニットと取り替えること。交換は、サブシステムの動作中(通常機能を実行している間)に実行できます。ホットスワップは手動で行います。この機能を
動作させるためには、バックプレーンおよびエンクロージャがホットスワップをサポートしていることが必要です。
マッピング
複数のデータアドレス設定スキーム間の変換。特に、メンバディスクのブロックアドレスと、動作環境に作成された仮想ディスクのブロックアドレス間の変換。
マルチスレッド
複数の並行または擬似並行実行シーケンスを持つことです。システムのプロセスを記述するために使用されます。マルチスレッドプロセスでは、処理能力の影響を受けるアプリケーションが効率良くディ
スクアレイを使用して、I/O 性能を高めることができます。
読取り先行
要求されたデータに先行してデータを連続的に読取り、追加データがすぐに必要になることを予期して、追加データをキャッシュメモリに格納できる一部アダプタのメモリキャッシング機能です。読取り先
行は、連続データは高速になりますが、ランダムデータにアクセスする場合には、それほど効果的ではありません。
劣化ドライブ
機能しなくなった論理ドライブ、または機能しなくなったハードドライブが含まれた論理ドライブ。
論理ディスク
物理ディスク上の、一連の連続したチャンク。論理ディスクは、アレイの実装時に論理ボリュームの構成要素またはパーティションとして使用されます。論理ディスクは、論理ディスクを含むアレイの設定
時を除き、一般にホスト環境に透過的です。
論理ドライブ
複数の物理ドライブで構成可能なアレイ内の仮想的なドライブ。論理ドライブは、ハードドライブアレイの記憶領域、またはドライブアレイのスパニングされたグループを分割します。論理ドライブ内の記
憶領域は、そのアレイまたはスパニングされたアレイに含まれるすべての物理ドライブに分散されます。
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