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Table Of Contents

はじめに 11
MAC アドレス対応機能
MAC アドレスキャパシティのサポート
PowerConnect 2708
、
2716
、
2724
スイッチは合計
8K
の
MAC
アドレスを
、
PowerConnect 2748 は合計 16K の MAC アドレスをサポートしています。
MAC アドレスの自動学習
スイッチは入力パケットに基づいて
MAC
アドレスを自動的に学習します。
MAC
アドレス
はブリッジテーブルに格納されます。
MAC アドレスの自動エージング
指定された時間にわたってトラフィックが受信されない
MAC
アドレスは、期限切れで削
除されます。これはブリッジテーブルのオーバーフローを防止するためです。
管理モードとセキュアモードの VLAN 対応 MAC ベーススイッチング
管理モードまたはセキュアモードでは、
スイッチシステムは常に
VLAN
対応のブリッジ
処理を行います。送信先
MAC
アドレスのみに基づいてフレームを転送するクラシックブ
リッジング(
IEEE 802.1D
)は実行されません。ただし、タグなしフレームに対して同様
の機能を設定することは可能です。フレームの送信元アドレスからポートを学習して、
アドレスをポートに関連付けます。
非管理モードのクラシックブリッジング
非管理モードでは、スイッチはスイッチはクラシックブリッジングを実行します。
フレームは、
VLAN
タグに関係なく、宛先
MAC
アドレスのみに基づいて転送されます。
レイヤ 2 の機能
ポートミラーリング
ポートミラーリングは、監視対象ポートの送受信パケットのコピーを監視ポートに転
送して、ネットワークトラフィックの監視とミラーを行う仕組みです。1
つ以上のソ
ースポートから全トラフィックのコピーを転送するターゲットポートを指定すること
が可能です。
ストーム制御
ストーム制御は、スイッチが受け取り転送するマルチキャストフレームとブロードキャ
ストフレームの量を制限します。レイヤ
2
のフレームが転送される場合、ブロードキャ
ストフレームとマルチキャストフレームは、関連する
VLAN
上のすべてのポートにフラ
ッドされます。それらポートに接続されているすべてのノードは、それらフレームを受け
取って処理を試みるため、ネットワークリンク上とホスト
OS
の両方に負荷が発生します。