Users Guide

58 システム情報の設定
Ports （ポート）－ LAG に集約されているポートと、どの LAG に割り当てられているかが
表示されます。
LAG Group （ LAG グループ）－ LAG へのポート追加、および、ポートが属している特定の
LAG
の表示を行います。
LAG へのポート追加は、次の手順で行います。
1 LAG Aggregation Configuration （ LAG 集約設定）ページを開きます。
2 ポート番号下のボタンをトグルして LAG 番号を割り当てます。
3 Apply Changes （変更の適用）をクリックします。
ポートが LAG に追加され、スイッチが更新されます。
システムファイルの管理
ファイルの管理セクションを使って、スイッチソフトウェア、イメージファイル、および
設定ファイルを管理します。ファイルは
TFTP サーバーとの間でダウンロードまたはアップ
ロードが可能です。
これは、PowerConnect 2748 スイッチの設定のみに適用されます。
設定ファイルは、以下の設定ファイルで構成されています。
• Startup Configuration File （スタートアップ設定ファイル）― デバイスの電源
が切られたか、または再起動された時と同じ設定にデバイスを再設定するのに必要
なコマンドが含まれています。スタートアップファイルは、実行中の設定ファイル
またはバックアップ設定ファイルから設定コマンドをコピーして作成します。
• Running Configuration File （実行中の設定ファイル）― すべてのスタートアップ
ファイルコマンド、および現在のセッション中に入力されたコマンドすべてが含まれ
ています。デバイスの電源が切れたり、再起動された場合、実行中の設定ファイルに
保存されたすべてのコマンドは失われます。スタートアッププロセス中に、スタート
アップファイル内のすべてのコマンドは実行中の設定ファイルにコピーされ、デバイ
スに適用されます。セッション中、新しく入力されたすべてのコマンドは、実行中の
設定ファイル内にあるコマンドに追加されます。コマンドは上書きされません。
スタートアップファイルを更新するには、デバイスの電源を切る前に、実行中の設定
ファイルをスタートアップ設定ファイルにコピーする必要があります。次回にデバイ
スが再起動される際、コマンドはスタートアップ設定ファイルから実行中の設定ファ
イルにコピーされます。
• Image files （イメージファイル）― システムファイルのイメージは、イメージ
（
Image 1 および Image 2 ）と呼ばれる 2 つのフラッシュファイル内に保存されます。
アクティブイメージはアクティブコピーを保存し、もう
1 つのイメージは 2 つ目
のコピーを保存します。デバイスはアクティブイメージから起動し、動作します。
アクティブイメージが壊れている場合、システムは自動的に非アクティブイメージか
ら起動します。以上は、ソフトウェアのアップグレード処理中に発生する障害に備え
た安全機能です。