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静電気障害への対処
静電気は、システム内部の精密なコンポーネントを損傷する恐れがあります。 静電気による損傷を防ぐため、マイクロプロセッサなどの電
子部品に触れる前に、身体から静電気を逃がしてください。 シャーシの塗装されていない金属面に定期的に触れることにより、身体の静電
気を逃がすことができます。
さらに、静電気障害 (ESD) による損傷を防ぐため、以下の手順を実行することをお勧めします。
l 静電気に敏感なコンポーネントを箱から取り出すときは、コンポーネントをシステムに取り付ける準備が完了するまで、コンポーネ
ントを静電気防止包装から取り出さないでください。 静電気防止包装から取り出す直前に、必ず身体の静電気を逃してください。
l 静電気に敏感な部品を運ぶ場合、最初に静電気防止容器またはパッケージに入れてください。
l 静電気に敏感なコンポーネントの取り扱いは、静電気のない場所でおこないます。 可能であれば、静電気防止床パッド、作業台
パッド、および静電気防止接地ストラップを使用してください。
メモ: バッテリが含まれている回路カードや他のコンポーネントがお使いのシステムに付属していることがあります。 これらのバッテリは、
バッテリの廃棄施設で処分する必要があります。 このようなバッテリについては、特定のカードやコンポーネントのマニュアルを参照してく
ださい。