Users Guide
はじめに: Dell PowerConnect 35xx システムユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/PC35xx/ja/UG/ryanugc1.htm[7/25/2012 10:19:27 AM]
備えてこれらのイベントの記録を保存します。
Syslog の詳細に関しては、「ログの管理」を参照してください。
SNTP
Simple Network Time Protocol(SNTP)は、ネットワーク上のイーサネットスイッチのクロックが、ミリ秒単位まで正確に時刻同期される
ことを確実にします。時間同期はネットワーク SNTP サーバーによって行います。タイムソースは階層によって確立されます。Stratum は、
参照クロックからの距離を定義します。Stratum の値が大きいほど(ゼロが最大)、クロックの正確さが増します。
詳細に関しては、「SNTP の設定」を参照してください。
ドメインネームシステム
ドメインネームシステム(DNS)は、ユーザー定義のドメインネームを IP アドレスに変換します。ドメインネームが割り当てられるたびに
DNS サービスはドメインネームを数字の IP アドレスに翻訳します。例えば、www.ipexample.com は 192.87.56.2 に翻訳されます。DNS
サーバーはドメインネームデータベース、およびそれに対応する IP アドレスを維持します。
詳細に関しては、「ドメインネームシステムの設定」を参照してください。
トレースルート
トレースルートを使用することにより、転送処理でパケットが転送された IP 経路を検出します。CLI トレースルートユーティリティは、User
EXEC または Privileged のいずれかのモードで実行できます。
802.1ab(LLDP-MED)
Link Layer Discovery Protocol(LLDP)は、マルチベンダ環境のネットワークトポロジを検出および保持することによって、ネットワーク管
理者がトラブルシューティングとネットワーク管理の強化を実現できるようにします。LLDP では、ネットワークデバイスが他のシステムに公
示する方法や、検出した情報を保存する方法を標準化することにより、近隣のネットワークを検出します。複数の公示セットは、パケットの
Type Length Value(タイプ、長さ、値)(TLV)フィールドで送信されます。LLDP デバイスは、システム名、システム ID、システムの
説明、およびシステムの機能の公示に加えて、シャーシおよびポート ID の公示をサポートしている必要があります。
LLDP Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)は、異なる IP システムを単一ネットワークの LLDP に共存させることで、ネットワークの
柔軟性を高めます。この機能により、詳細なネットワークトポロジ情報、IP電話のロケーション情報を介した緊急電話サービス、およびトラブ
ルシューティング情報が得られます。
セキュリティ機能
SSL
セキュアソケットレイヤ(SSL:Secure Socket Layer)は、プライバシー、認証、およびデータの完全性によって、データの安全なトランザ
クションを可能にする、アプリケーションレベルのプロトコルです。SSL は、証明書と、パブリックキーおよびプライベートキーに依存しま
す。
ポートベース認証(802.1x)
ポートベースによる認証では、外付けのサーバーを介してポートごとにシステムユーザーを認証できます。認証および承認されたシステムユー
ザーだけが、データを送受信できます。ポートの認証は、拡張認証プロトコル(EAP)を使って リモート認証ダイヤルインユーザーサービス
(RADIUS)サーバー経由で行われます。ダイナミック VLAN 割り当て(DVA)では、ネットワーク管理者が、RADIUS サーバーの認証中に
ユーザーを自動的に VLAN に割り当てることができます。