Users Guide
スイッチ情報の設定: Dell PowerConnect 35xx システムユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/PC35xx/ja/UG/ryanugck.htm[7/25/2012 10:20:26 AM]
STP — ポートに対して STP を有効または無効にします。可能なフィールド値は次のとおりです。
Enable(有効)— ポート上で STP が有効になっていることを示します。
Disable(無効) — ポート上で STP が無効になっていることを示します。
Fast Link(高速リンク)— ポートに対して高速リンクモードが有効になります。ポートに対して高速リンクモードを有効にすると、ポートリンクが動作して
いる場合 Port State(ポート状態)が自動的に Forwarding(転送)状態になります。 高速リンクモードは、STP プロトコルによる収束の所要時間を最適
化します。STP の収束には、大規模なネットワークで 30~60 秒かかる場合があります。可能な値は以下のとおりです。
Checked(チェックマークあり)— 高速リンクを有効にします。
Unchecked(チェックマークなし)— 高速リンクを無効にします。
Root Guard(ルートガード)— ネットワークコアの外側にあるデバイスにスパニングツリールートを割り当てないようにします。
Checked(チェックマークあり)— ポートに対してルートガードを有効にします。
Unchecked(チェックマークなし)— ポートに対してルートガードを無効にします。
Port State(ポートの状態)— ポート現在の STP 状態を示します。この項目を有効にすると、ポート状態によって、トラフィックに対する転送処置が確定し
ます。可能なポート状態は次のとおりです。
Disabled(無効)— ポート上で STP が現在無効にされています。MAC アドレスを学習中に、トラフィックを転送します。
Blocking(ブロッキング)— ポートは現在ブロックされていて、トラフィックの転送や MAC アドレスの学習に使用することができません。ブロッキン
グは、標準 STP が有効である場合に表示されます。
Listening(リスニング)— ポートは現在リスニングモードに入っていて、トラフィックを転送することも、MAC アドレスを学習することもできませ
ん。
Learning(ラーニング)— ポートは現在ラーニングモードに入っていて、トラフィックを転送するはできませんが、新規の MAC アドレスを学習する
ことはできます。
Forwarding(転送)— ポートは現在転送モードに入っていて、トラフィックを転送することも、新規の MAC アドレスを学習することもできます。
Role(役割)— STP パスを提供する STP アルゴリズムによって割り当てられるポートの役割を示します。可能なフィールド値は次のとおりです。
Root(ルート)— ルートスイッチにパケットを転送するための最低コストのパスを提供します。
Designated(指定)— 指定のスイッチが LAN に接続されているポートを示します。
Alternate(代替)— ルートインタフェースから、ルートスイッチへの代替パスを提供します。
Backup(バックアップ)— スパニングツリーのリーフへの指定ポートパスに対するバックアップパスを示します。バックアップポートは、ポイント
ツーポイントリンクによってループ内で接続している場合にのみ提供されます。また、LAN で 2 つ以上のポートが共有セグメントに接続している場合に
も、バックアップポートが提供されます。
Disabled(無効)— ポートがスパニングツリーに関与していないことを示します。
Speed(スピード)— ポートの動作スピードです。
Path Cost(1-200000000)(パスコスト(1~200000000))— ルートパスコストに対するポートのコントリビューションです。パスコストの値を大き
く、または小さくして、パスがリルートされたときにトラフィックの転送に使用されるようにします。
Default Path Cost(デフォルトパスコスト)— デバイスがデフォルトパスコストを使用するかどうかを示します。可能なフィールド値は次のとおりです。
Checked(チェックマークあり)— デバイスは、デフォルトパスコストを使用します。
Unchecked(チェックマークなし)— デバイスは、上記の Path Cost(パスコスト)フィールドで定義されたパスコストを使用します。
Priority(優先度)— ポートの優先度値です。ループ接続された 2 つのポートがブリッジに存在する場合、優先度値がポートの選択に影響します。優先度値の
範囲は 0~240 で、16 増分で指定します。
Designated Bridge ID(指定ブリッジ ID)— 指定ブリッジのブリッジ優先度および MAC アドレスです。
Designated Port ID(指定ポート ID)— 指定ポートの優先度およびインタフェースです。
Designated Cost(指定コスト)— STP トポロジに参加しているポートのコストです。コストの低いポートほど、STP でループが検知された場合にブロック
されにくくなります。
Forward Transitions(転送の移行)— ポートの状態が Forwarding(転送)から Blocking(ブロッキング)に移行した回数です。
LAG — ポートが属している LAG です。