Users Guide

スイッチ情報の設定: Dell PowerConnect 35xx システムユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/PC35xx/ja/UG/ryanugck.htm[7/25/2012 10:20:26 AM]
CLI コマンドを使用した MST インスタンスの定義
Spanning Tree MSTP Settings（スパニングツリー MSTP の設定）ページに表示されているように、MST インスタンスグループを定義するための等価 CLI コマ
ンドをまとめたものです。
表 7-23. MSTP インスタンスに関連する CLI コマンド
CLI コマンド 説明
spanning-tree mst configuration
MST 設定モードに入ります。
instance instance-id {add | remove} vlan
vlan-range
VLAN と MST インスタンスのマッチングを行います。
name string
設定名を設定します。
revision value
設定リビジョン番号を設定します。
spanning-tree mst instance-id port-priority
priority
ポートの優先度を設定します。
spanning-tree mst instance-id priority
priority
指定のスパニングツリーインスタンスに対してデバイス優先度を設定します。
spanning-tree mst max-hops hop-count
BPDU が破棄され、ポートに保持された情報がエージングされる前に、MST リージョンに存在するホップ数
を設定します。
spanning-tree mst instance-id cost cost
MST 計算用にポートのパスコストを設定します。
Exit
MST リージョン設定モードを終了し、設定の変更を適用します。
abort
設定の変更を適用せずに、MST リージョン設定モードを終了します。
show {current | pending}
現在または保留中の MST リージョンの設置を表示します。
CLI コマンドの例は次のようになります。
console(config)# spanning-tree mst configuration
console(config-mst)# instance 1 add vlan 10-20
console(config-mst)# name region1
console(config-mst)# revision 1
console(config)# spanning-tree mst configuration
console(config-mst)# instance 2 add vlan 21-30
console(config-mst)# name region1
console(config-mst)# revision 1
console(config-mst)# show pending
Pending MST configuration
Name: Region1
Revision: 1