Users Guide

PowerConnect 3524/P および 3548/P の設定:Dell PowerConnect 35xx システムユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/PC35xx/ja/UG/ryanugcf.htm[7/25/2012 10:19:36 AM]
This command will reset the whole system and disconnect your current session.(このコマンドはシステム全体をリセットし、現在のセッションを終了
します。)Do you want to continue(続行しますか)(y/n[n]?
111 y と入力してください。デバイスが再起動します。
ポートのデフォルト設定
デバイスポートの設定に関する一般情報には、オートネゴシエイションメカニズムの簡単な説明とスイッチングポートのデフォルト設定が含まれます。
オートネゴシエーション
オートネゴシエーションは、すべての 10/100/1000 BaseT ポートのスイッチングに関するスピード、二重モード、およびフロー制御の自動検出を可能にします。オートネゴシエイ
ションはポートごとにデフォルトで有効に設定されています。
オートネゴシエイションは、2 つのリンクパートナー間に確立されるメカニズムであり、一方のポートからその転送速度、二重モード、およびフロー制御(デフォルトではフロー制御
は無効になります)能力を他方に公示できるようにします。両ポートはその後、両ポートに共通する最大の機能で動作します。
オートネゴシエイションをサポートしていない、または、オートネゴシエイションが設定されていない NIC に接続する場合は、デバイススイッチングポートと NIC の両方を同じ速
度および二重モードに手動で設定する必要があります。
リンクの相手側のステーションで、全二重に設定された 100 BaseT デバイスポートとのオートネゴシエイションが試みられた場合、結果として、そのステーションは半二重での動作
を試みます。
MDI/MDIX
デバイスは、すべての 10/100/1000 BaseT スイッチングポートに対するストレートケーブルとクロスケーブルの自動検知をサポートしています。この自動検知機能はオートネゴシ
エイションの一部であり、オートネゴシエイションが有効である場合に有効になります。
MDI/MDIX(メディア依存型インタフェースクロスオーバー)が有効である場合、関連性のないストレートケーブルとクロスケーブルを区別することで、ケーブル選択のエラーを自
動修正することができます。エンドステーション用の標準配線は MDI(メディア依存型インタフェース)として知られ、ハブとスイッチ用の標準配線は MDIX として知られていま
す。
Flow Control
デバイスでは、全二重モードに設定されたポートに対して 802.3x フロー制御をサポートしています。デフォルトでは、この機能は無効になっていて、ポートごとに有効にすること
ができます。フロー制御メカニズムによって、バッファのオーバーフローを防止するために送信を一時的に停止する必要があることを示す信号を、受信側から送信側に送ることができ
ます。
Back Pressure
デバイスでは、半二重モードに設定されたポートに対してバックプレッシャーをサポートしています。デフォルトでは、この機能は無効になっていて、ポートごとに有効にすることが
できます。バックプレッシャーメカニズムは、一時的に送信側が追加のトラフィックを送信できないようにします。追加のトラフィックが使用できないように、受信側でリンクを占有
することができます。
スイッチングポートのデフォルト設定
次の表は、ポートのデフォルト設定を示します。
4-1. ポートのデフォルト設定
機能 デフォルト設定
ポートスピードおよびモード 10/100 BaseT 銅:オートネゴシエイション、100 Mbps、全二重
10/100/1000 BaseT /SFP:オートネゴシエーション、1000 Mbps、全二重
ポート転送状態
Enabled
ポートのタグ付け タグなし
フローコントロール OFF(入口で無効)
バックプレッシャー OFF(入口で無効)
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