Users Guide
システム情報の設定: Dell PowerConnect 35xx システムユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/PC35xx/ja/UG/ryanugcj.htm[7/25/2012 10:19:57 AM]
パワーオーバーイーサネットの管理
Power over Ethernet(PoE)は、ネットワークインフラストラクチャのアップデートや変更を必要とすることなく、既設の LAN ケーブルを使用して、デバイスに電源を供給する方
式です。Power over Ethernet を使用すると、電源に近接させてネットワークデバイスを設置する必要はありません。
パワードデバイスとは、PowerConnect の電源ユニットから電源を受電するデバイスで、たとえば IP フォンが該当します。パワードデバイスは、イーサネットポートを介して
PowerConnect デバイスと接続されます。パワードデバイスは、すべての PowerConnect 3524P の 24 FE ポートか、すべての PowerConnect 3548P の 48 FE ポートのいずれか
を介して接続します。
Power Over Ethernet ページを開くには、ツリー表示で、System(システム)® General(一般)® Power over Ethernet の順にクリックします。
図 6-5. Power Over Ethernet
Power Over Ethernet ページには、以下のセクションがあります。
グローバル
ポートの設定
グローバル
Power over Ethernet の Global Settings(グローバル設定)セクションには、以下のフィールドがあります。
Power Status(電源ステータス)— インライン電源ステータスを示します。
On(オン)— 電源ユニットが機能していることを示します。
Off(オフ)— 電源ユニットが機能していないことを示します。
Faulty(故障)— 電源ユニットは機能しているもののエラーが発生していることを示します。たとえば、電源がオーバーロードになっているか、ショートしている場合
です。
Nominal Power(公称電力)— デバイスが供給できる実際の電力量を示します。フィールド値の単位はワットです。
Consumed Power(消費電力)— デバイスによって使用される電力量を示します。フィールド値の単位はワットです。
System Usage Threshold(1-99 Percent)(システム利用しきい値(1~99 パーセント))— アラームが発せられるまでに達する消費電力のしきい値をパーセントで
示します。フィールド値は 1~99 パーセントです。デフォルトは 95 パーセントです。
Traps(トラップ)— PoE デバイストラップの受信を有効または無効にします。
Enable(有効)— デバイスで PoE トラップを有効にします。
Disable(無効)— デバイスで PoE トラップを無効にします。これがデフォルト値になっています。