Users Guide

はじめに: Dell PowerConnect 35xx システムユーザーズガイド
file:///T¦/htdocs/NETWORK/PC35xx/ja/UG/ryanugc1.htm[7/25/2012 10:19:27 AM]
パワーオーバーイーサネットに関する詳細は、「パワーオーバーイーサネットの管理」を参照してください。
ヘッドオブラインブロッキングの防止
ヘッドオブライン(HOL)ブロッキングは、トラフィックが同一の出口ポートリソースを求めて競合することから、トラフィックの遅延とフ
レームの損失が発生します。HOL がデバイスキューパケットをブロックすることを防止するため、キュー先頭にあるパケットはキュー末尾の
パケットより先に転送されます。
フロー制御のサポート(IEEE 802.3X
フロー制御は、パケットの送信を止めるように高速デバイスに要求することで、低速デバイスが高速デバイスと通信できるようにします。バッ
ファのオーバーフローを防止するために、送信が一時的に停止されます。
ポートまたは LAG に対するフロー制御の詳細に関しては、「ポート設定の定義」または「LAG パラメーターの定義」を参照してください。
バックプレッシャーのサポート
半二重リンクにおいて、追加のトラフィックが使用できないように受信側のポートがリンクを占有することで、バッファのオーバーフローを防
止します。
ポートまたは LAG に対するフロー制御の詳細に関しては、「ポート設定の定義」または「LAG パラメーターの定義」を参照してください。
仮想ケーブルテスト(VCTVirtual Cable Testing
VCT は、銅線リンクケーブリングの存在を検知して、オープンケーブルやケーブルショートなどを報告します。ケーブルテストの詳細に関して
は、「ケーブル診断の実行」を参照してください。
MDI/MDIX のサポート
オートネゴシエーションが有効になっている場合、デバイスは RJ-45 ポートに接続されたケーブルがクロスケーブルかストレートケーブルか
を自動的に検知します。
エンドステーション用の標準配線は メディア依存型インタフェース(MDIMedia-Dependent Interface)として知られ、ハブとスイッチ用
の標準配線は メディア依存型インタフェースクロスオーバー(MDIXMedia-Dependent Interface with Crossover)として知られていま
す。
ポートまたは LAG における MDI/MDIX 設定の詳細に関しては、「ポート設定の定義」またはLAG パラメーターの定義を参照してください。
オートネゴシエイション
オートネゴシエイションはデバイスが動作モードを公示することを可能にします。オートネゴシエイション機能は、ポイントツーポイントのリ
ンクセグメントを共有する 2 つのデバイス間で情報交換するための手段を提供し、両方のデバイスの伝送能力を最大限に引き出すように自動設
定します。
PowerConnect 35xx シリーズシステムは、ポート公示機能を提供することによりオートネゴシエーション機能を向上させます。ポート公示機
能により、システム管理者は公示されるポートスピードを設定することが可能になります。
オートネゴシエイションの詳細に関しては、「ポート設定の定義」または「LAG パラメーターの定義」を参照してください。
音声 VLAN