Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング はじめに インジケータ、メッセージ、およびコード ソフトウェアソリューション システム診断プログラムの実行 システムのトラブルシューティング システム基板オプションの取り付け ドライブの取り付け 困ったときは ジャンパとコネクタ 略語 メモ、注意、警告、および危険 メ モ: 操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。 注 意: 注意は、ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も示されています。 警 告: 警 告は、 問 題を回 避しないと、軽~ 中 程 度のけがを負う可 能 性があることを示し ま す。 危険: 問 題を回 避しないと、 死 亡ま た は重 傷を負う危険性があることを示し ま す こ の マ ニ ュ ア ル の内容 は 予 告な く変 更さ れ る こ と が あ り ま す。 2001 Dell Computer Corporation. All rights reserved.
目次へ戻る ジャンパとコネクタ Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング Jumpers-- 概要 システム基板ジャンパ システム基板コネクタ SCSIバックプレーンボードコネクタ パスワードを忘れたとき この項では、システム基板上のジャンパについて固有の情報を提供します。 ジャンパやスイッチの基本情報を提供し、システム内の各種ボード上にあるコネクタやソケットについても説明します。 Jumpers-- 概要 ジャンパを使用すると、プリント基板の回路構成を簡単に変更できます。 システムを再構成する場合、システム基板上のジャンパスイッチの変更が必要になることがあります。 拡張カードやドライブのジ ャンパ設定の変更も必要になることがあります。 ジャンパ ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2本以上のピンが出ています。 ワイヤを格納しているプラスチック製プラグが、ピンにかぶせられています。 ワイヤは、ピン同士を接続して回路を形成します。 ジャンパの設定を変更するには、ピンから抜いたプラグを、指定のピンに注意深く押し込みます。 ジャンパの例を図A-1に示し
表 A-1. シ ス テ ム基 板のジャンパ設 定 ジャンパ 設定 説明 PASSWD (デフォ ルト) パスワード機能は有効です。パスワード機能は無効です。 NVRAM_CLR (デフォ ルト) 構成設定はシステム起動時に保持されます。構成設定はシステム起動時に消去されます。 (構成設定が壊れてシステムが起動できない場合、ジャンパプラ グを取り付けてシステムを起動します。 構成設定情報を復元する前にジャンパを取り外します。) ジャンパあり ジャンパなし メ モ: この表で使用された略語の正式名称は、「略語一覧」を参照してください。 システム基板コネクタ システム基板コネクタの位置と説明については、図6-1と表6-1を参照してください。 SCSIバックプレーンボードコネクタ SCSIバックプレーン背面のコネクタの位置を図A-3に示します。 図 A-3.
パスワードを忘れたとき システムのソフトウェアセキュリティ機能には、システムパスワードとセットアップパスワードがあり、『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」で詳しく説明しています。 システム基板 上のパスワードジャンパを使用すると、これらのパスワード機能を有効にしたり、無効にして使用中のパスワードを消去することができます。 忘れてしまったシステムパスワードやセットアップパスワードを無効にするには、以下の手順を実行します。 警 告: さ ら に『 シ ス テ ム情 報』マ ニ ュ ア ル の「 安 全に お使いいただくための注 意 」にある「静電気障 害へ の対 処」を参照してください。 1. システムカバーを取り外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照してください)。 2. パスワードジャンパ(ラベルは「PASSWD」)の位置は図A-2を参照してください。 3. PASSWDジャンパからジャンパプラグを抜きます。 4.
目次へ戻る はじめに Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング その他のマニュアル テクニカルサポートを受けるには ご購入いただいたシステムは、優れたサービスと高品位な機能を提供する高速サーバーです。 システムには次のような特徴があります。 l 冗長な、ホットプラグに対応した電源 l システムがブート可能な場合にハードウェアの問題をチェックする、システム診断 以下のシステムアップグレードオプションがあります。 l マイクロプロセッサの追加 l メモリの増設 l さまざまなPCI拡張カードオプション(RAIDコントローラホストアダプタカードなど) その他のマニュアル 本システムでは、『インストール&トラブルシューティング』のほかにも、以下のマニュアルが提供されています。 l システムをセットアップする、一般的な手順を記載した『システムのセットアップ』マニュアル。 l ユーザーズガイドは、システムの特徴や技術的な仕様、ビデオおよびSCSIデバイスドライバ、システムのセットアッププログラム、およびソフトウェアサポートユーティリティにつ
目次へ戻る インジケータ、メッセージ、およびコード Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング ベゼルインジケータ 正面パネルインジケータおよびその機能 背面パネルの機能 SCSIハードドライブインジケータコード 電源装置インジケータ システムメッセージ システムビープコード 警告メッセージ 診断メッセージ システム管理ソフトウェアからの警告ログメッセージ お使いのアプリケーション、オペレーティングシステムおよびシステムには、問題を見つけてユーザーに知らせる機能があります。 問題が発生すると、モニタ画面にメッセージが表示されるか、ビープコ ードが鳴ります。 システムが正しく動作しない場合、次のようないくつかの異なるメッセージが表示されることがあります。 l システムメッセージ l システムビープコード l 警告メッセージ l 診断メッセージ l アラートメッセージ l SCSI ハードドライブインジケータコード l 電源インジケータコード この項では、システムインジケータおよび正面と背面パネルの機能について説明します。 それぞれ
正面パネルインジケータおよびその機能 システム正面のインジケータは、電源装置、ハードドライブ、およびコントロールパネル上に配置されています。 CDおよびディスケットドライブには緑色の動作インジケータが付いています。 図 2-2. 正 面パ ネ ル の機 能 背面パネルの機能 図2-3は、システムの背面パネルの機能を示しています。 図 2-3.
オプションのRAIDコントローラがインストールされている場合、各ハードドライブキャリアに付いている3個のインジケータが、SCSIハードドライブの状態についての情報を表示します(表2-1参照)。 SCSIバックプレーンファームウエアは、ドライブのオンラインインジケータと障害インジケータを制御します。 図 2-4.
表2-2. 電 源装置インジケータパターン イ ン ジ ケ ー タ インジケータコード 電源オン 緑のインジケータは、電源装置が動作していることを示します。 障害 赤のインジケータは、電源装置にファンの故障、電圧エラーなどの問題があることを示します。 システムメッセージ システムメッセージは、オペレーティングシステムの問題が発生する可能性があること、またはソフトウェアとハードウェアの間でのコンフリクトを警告します。 表2-3は、発生する可能性のあるシステム エラーメッセージおよび各メッセージの推定原因を示します。 メ モ: 表2-3にないシステムメッセージが表示される場合、メッセージが表示されたときに実行していたアプリケーションのマニュアルを調べるか、メッセージおよび推奨されている処置について 説明しているオペレーティングシステムのマニュアルを調べてください。 表2-3.
ディスケットサブシステムのリセットに 失敗しました ディスケット/テープドライブコントローラの障害(システ ム基板の不良) システム基板を交換します。 「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせく ださい。 ディスケットへの書き込みが保護されて います ディスケットの書き込み保護機能が有効になっていま す。 ディスケットの書き込み保護タブを移動します。 ドライブの準備ができていません ディスケットドライブ内にディスケットがないか、正しく挿 入されていません。 ディスケットを入れ直すか、交換します。 ゲートA20の障害 キーボードコントローラの故障(システム基板の不良) システム基板を交換します。 「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせく ださい。 全般的な故障 オペレーティングシステムが壊れたか、正しくインストー ルされていません。 オペレーティングシステムを再インストールします。 ハードディスクコントローラの故障 セットアップユーティリティの設定が正しく構成されてい ない、ハードドライブの接続が正しくない、ハードドライブ コントローラサブシ
保護モードで予測外の中断が発生 メモリモジュールが正しく装着されていないか、キーボー メモリモジュールを取り外して装着し直します。 「システム基板オプションの取り付け」の「メモ リの増設」を参照してください。 問題が解消しない場合は、メモリモジュールを交換します。 ド/マウスコントローラチップが不良です。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせくだ さい。 書き込みエラー選択したドライブで書き 込みエラーが発生 ディスケットまたはハードドライブが不良です。 ディスケットを交換します。 問題が解消しない場合は、ハードドライブを交換します。 「ドライ ブの取り付け」を参照してください。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照し、テク ニカルサポートにお問い合わせください。 システムビープコード 起動ルーチン実行時にモニタ上で報告できないエラーが発生すると、システムは問題を示す連続ビープを出す場合があります。 メ モ: キーボード、マウス、またはモニタを接続しない状態でシステムを起動すると、これらの周辺機器に関連するビープコードは作成されません。 ビー
を交換します。 「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせください。 4-4-1 I/Oチップセット障害(システ ム基板の不良) システム基板を交換します。 「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせください。 4-4-2 パラレルポートテスト障害 (システム基板の不良) システム基板を交換します。 「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせください。 4-4-3 演算コプロセッサ障害(マイ クロプロセッサの不良) 指定されたマイクロプロセッサを取り外して装着し直します。 「システム基板オプションの取り付け」の「マイクロプロセッサのアップグレード」を参照してくださ い。 問題が解消しない場合は、マイクロプロセッサを交換します。 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせく ださい。 メ モ: この表で使用されている略語および頭字語の正式名称は、「略語一覧」を参照してください。 警告メッセージ 警告メッセージは、問題が発生している可能性があることを知らせ、対応処置を講じてからシステムでの作業を続けるように
目次へ戻る ソフトウェアソリューション Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング ソフトウェアのインストールと設定 ソフトウェアの使い方 ほとんどのシステムには、オペレーティングシステムのほかにいくつかのアプリケーションプログラムがインストールされているので、ソフトウェアの問題を特定することは難しい場合があります。 ソフトウ ェアエラーは、最初はハードウェアの誤動作のように見える場合もあります。 ソフトウェアの問題は、次のような環境から発生します。 l プログラムのインストールまたは設定が正しくない l 入力エラー l 特定のアプリケーションプログラムとコンフリクトするデバイスドライバ l デバイス間の割り込みコンフリクト システム診断プログラムを実行すると、システムの問題がソフトウェアによって生じていることを確認できます。 このテストグループ内のすべてのテストが正常に終了した場合は、ソフトウェアによって問 題が発生している可能性が高いと思われます。 本項では、ソフトウェアの問題を解析するためのいくつかの一般的なガイドラインを示します。
IRQ0 システムタイマで使用 IRQ1 キーボードコントローラで使用 IRQ2 IRQ8~IRQ15を有効にするために割り込みコントローラ1で使用 IRQ3 シリアルポート2(COM2およびCOM4)で使用 IRQ4 シリアルポート1(COM1およびCOM3)で使用 IRQ5 セカンダリパラレルポートで使用されていない場合に使用可能 IRQ6 ディスケットドライブコントローラで使用 IRQ7 プライマリパラレルポートで使用 IRQ8 リアルタイムクロックで使用 IRQ9 ACPI機能で仕様 IRQ10 使用可能 IRQ11 使用可能 IRQ12 マウスがセットアップユーティリティで無効になっていない場合、PS/2マウスで使用 IRQ13 浮動小数点エラーで使用 IRQ14 使用可能 IRQ15 組み込みサーバ管理 メ モ: この表で使用されている略語および頭字語の正式名称は、「略語一覧」を参照してください。 目次へ戻る
目次へ戻る システム診断プログラムの実行 Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング システム診断プログラムの機能 いつシステム診断プログラムを使用するか システム診断プログラムの開始 どのようにシステムの診断プログラムを使用するか どのようにDevice Groupsメニューを使用するか Device Groupsメニューオプション エラーメッセージ 多くの診断プログラムとは異なり、システム診断プログラムでは、特別な装置を使ったりデータを破壊することなく、システムのハードウェアをチェックすることができます。 診断プログラムを使用すること により、自信を持ってシステムを運用することができます。 ご自分で解決できない問題が生じた場合、診断プログラムを使用すると、テクニカルサポートの担当者に相談するときに必要となる重要な情報 を得ることができます。 注 意: システムの診断プログラムは、Dellシステムのみで使用してください。 このプログラムをほかのシステムで使用すると、システムが正しく応答しなかったりエラーメッセージが表示されるこ とがあります。 システム
システムの特定の領域をチェックするには、Advanced Testingを選択します。 Advanced Testingを選択すると、診断プログラムのメイン画面が表示されます。 この画面には、システム内のさま ざまなデバイスグループの一覧と、システムのサービスタグがあります。 テスト結果のデータを表示するには、Information and Resultsを選択します。 Program Optionsを選択してプログラムオプション画面を表示します。この画面で、さまざまなテストパラメータを 設定できます。 Device Configurationオプションを選択すると、システム内にあるデバイスの概要が表示されます。 Exit to MS-DOSを選択すると、診断プログラムを終了してMS-DOSオペレーティングシステムの環境に戻ります。 Diagnositicsメニューからオプションを選択するには、オプションをハイライト表示にして<Enter>を押すか、または選択するオプションのハイライト表示されている文字に対応するキーを押します。 どのようにシステムの診断プログラムを使用するか Diagnosticsメニュー
Help ヘルプトピックの一覧を表示します。 Select Device Groups メニューのSelectオプションを使用すると、特定のデバイスグループから1つ以上のデバイスを選択できます。 One、All、およびHelpの3つのオプションが表示されます。 Config Device Groups メニューからConfigを選択すると、ハイライト表示されている特定のデバイスについての情報が表示されます。 エラーメッセージ 診断プログラムでテストを実行すると、エラーメッセージが発生する場合があります。 Diagnostics Checklistのコピーにメッセージを記録し、「困ったときは」を参照してテクニカルサポートにお問い合 わせください。その際、テクニカルサポートの担当者にこれらのメッセージを伝えます。 目次へ戻る
目次へ戻る システムのトラブルシューティング Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング 作業にあたっての注意 外付けコネクタ システム固有の問題のチェック 起動ルーチン システムの向き 前面ベゼルの取り外しと取り付け システムカバーの取り外しと取り付け 機器のチェック システム内部 システム管理アラートメッセージへの対応 濡れたシステムのトラブルシューティング 損傷したシステムのトラブルシューティング システムバッテリのトラブルシューティング 電源装置のトラブルシューティング 拡張カードのトラブルシューティング システムメモリのトラブルシューティング ビデオサブシステムのトラブルシューティング システム基板のトラブルシューティング ディスケットドライブのトラブルシューティング CD-ROMドライブのトラブルシューティング 内蔵SCSIテープドライブのトラブルシューティング ハードドライブのトラブルシューティング RAIDコントローラカードのトラブルシューティング システムが期待通りに動作しない場合、この項の手順に従ってトラブルシューティングを開始します。
4. モニタは正しく動作していますか? 「ビデオサブシステムのトラブルシューティング」を参照してください。 5. キーボードは正しく動作していますか? 「キーボードのトラブルシューティング」を参照してください。 6. マウスおよびプリンタは正しく動作していますか? 「基本入出力機能のトラブルシューティング」を参照してください。 起動ルーチン 目と耳でシステムの確認をおこなうことは、問題の原因をつきとめる上で重要です。 システムの起動時に、表5-1に示した指示を目と耳で確認します。 表5-1.
2. ベゼル両側のくぼみをつかんでシャーシから少し引き抜き、ベゼル背面の2か所あるへこみを解放します(図5-2を参照)。 図 5-2. 前 面ベゼルの取り 外し 3. ベゼルがシャーシと直角になるまで下側に回すようにします。 4. シャーシと隣り合っているエッジに沿ってベゼルをつかみ、ベゼルのスナップを外してシャーシから取り外します。 前 面ベゼルの取り付け 1. 2.
スライドカバーの取り付け 1. システム内部に工具や部品を置き忘れていないことを確認します。 2. シャーシの側面にカバーを取り付け、後側へスライドさせます。 3. 3本のつまみネジでカバーを固定します。 4. 前面ベゼルを取り付けます。 上 部カバーの取り外し 1. 両側のカバーを取り外します(「側面カバーの取り外し」を参照)。 2. 2番のプラスドライバを使って、上部カバーをシャーシに固定している2本のネジを取り外します(図5-4を参照)。 図 5-4. 上 部カバーの取り 外し 3. 上部カバーを手前に引き出して、カバーの両端をつかみます。 4.
1. シャーシの側面にカバーを取り付け、後側へスライドさせます。 2. 2番のプラスドライバを使って、2本のネジでカバーを固定します。 3. 両側のカバーを取り付けます(「スライドカバーの取り付け」を参照)。 4. 前面ベゼルを取り付けます。 機器のチェック 本項では、モニタ、キーボード、マウスなど、システムのI/O(背面)パネルに直接接続する周辺機器のトラブルシューティングの手順を説明します。 次の手順を実行する前に、「外付けコネクタ」を参照し てください。 ビデオサブシステムのトラブルシューティング 問題 l モニタ l モニタインタフェースケーブル l ビデオメモリ l ビデオロジック 操作 1. 2.
通信ポートがEnabledに設定されていない場合は、手順3を続けます。 2. Serial Port 1および Parallel Portの設定をEnabledに変更し、システムを再起動します。 3. システムセットアップの設定をチェックします。 手順については、「ユーザーズガイド」の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 システムのセットアップが正しければ、手順5へ進みます。 4. 5. システムセットアップの必要なステートメントを変更します。 ポートの問題が特定のアプリケーションプログラムに限定される場合、特殊なポート設定要件についてはアプリケーションプログラム のマニュアルを参照してください。 診断ディスケットからシステムを再起動し、診断プログラムのシリアルポートテストおよびパラレルポートテストの両方またはたいずれかを実行します。 テストが正常に実行されない場合、「困ったときは」を参照してテクニカルサポートにお問い合わせください。 6.
6. システムおよびそのUSBデバイスの電源を切り、デバイスを類似するデバイスと交換します。 7. システムおよびそのUSBデバイスの電源を入れます。 問題が解決された場合、そのUSBデバイスを交換する必要があります。 問題が解決しない場合、「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせください。 内 蔵NICのトラブルシューティング 問題 l NICがネットワークと通信できない 操作 1. セットアップユーティリティを起動し、NICが有効になっているか確認します。 手順については、「ユーザーズガイド」の「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2.
システム基板には、最大6枚のPCI拡張カードを収容できます(64ビット/66 MHzのカードが4枚と32ビット/33MHzのカードが2枚)。 システムメモリは4つのメモリモジュールスロットに含まれ、少なく とも2つのメモリモジュールが搭載されている必要があります。 周辺装置ベイには、3.
損傷したシステムのトラブルシューティング 問題 l 落下または破損したシステム 操作 1. 次の接続を確認します。 l 拡張カードとシステム基板の接続 l ドライブキャリアとSCSIバックプレーンボードの接続 2. すべてのケーブルが正しく接続されていることと、すべてのコンポーネントが所定のコネクタやソケットに正しく装着されていることを確認してください。 3.
問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせください。 拡張カードのトラブルシューティング 問題 l 拡張カードの問題を示すエラーメッセージが表示される l 拡張カードが正しく動作していないかまったく機能していない 操作 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、システムを電源コンセントから外します。 2. 右側面のカバーを取り外します(「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. PCIのファンシュラウドを取り外します(「システム基板オプションの取り付け」の「PCI冷却シュラウドの取り外し」を参照)。 4. 拡張カードがコネクタにしっかりと装着されているか確認します。 5. 拡張カードのコネクタに対応するケーブルが適切に接続されているか確認します。 6. PCIのファンシュラウドを取り付けます(「システム基板オプションの取り付け」の「PCI冷却シュラウドの取り付け」を参照)。 7. 右側面のカバーを取り付けます(「スライドカバーの取り付け」を参照)。 8. システムと接続されている周辺機器の電源を入れます。 9.
8. メモリモジュールの冷却シュラウドを取り付けます(「システム基板オプションの取り付け」の「冷却シュラウド」を参照)。 9. システム右側面のカバーを取り付け、システムをコンセントに接続して電源を入れます。 10. セットアップユーティリティを起動してシステムメモリを再確認します。 取り付けられているメモリ容量の合計がシステムメモリの設定と一致しない場合、次の手順を実行します。 11. a. システムの電源を切ります。 b. 右側面のカバーを取り外します。 c. メモリモジュールの冷却シュラウドを取り外します。 d. 手順12に進みます。 システムを再起動し、モニタ画面およびキーボードのNum Lock、Caps Lock、およびScroll Lockインジケータを注意して観察します。 モニタ画面に何も表示されず、キーボードのNum Lock、Caps Lock、およびScroll Lockインジケータがオンのままの場合、次の手順を実行します。 a. システムの電源を切ります。 b. 右側面のカバーを取り外します。 c.
操作 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、システムを電源コンセントから外します。 2. 右側面のカバーを取り外します(「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. 起動ドライブのSCSIホストアダプタを除く、すべての拡張カードを取り外します(「システム基板オプションの取り付け」の「拡張カードの取り外し」を参照)。 4. 右側面のカバーを取り付けます(「スライドカバーの取り付け」を参照)。 5. システムと接続されている周辺機器の電源を入れます。 6. システム診断プログラムのQuick Testsを実行します。 テストが正常に実行されない場合、「困ったときは」を参照してテクニカルサポートにお問い合わせください。 7. コンピュータと周辺機器の電源を切り、システムを電源コンセントから外します。 8. 右側面のカバーを取り外します(「側面カバーの取り外し」を参照)。 9. 手順3で取り外した拡張カードの1枚を取り付けます(「システム基板オプションの取り付け」の「拡張カードの取り付け」を参照)。 10.
l 起動中にCDインジケータが点滅しない 操作 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、システムを電源コンセントから外します。 2. システム右側面のカバーを取り外します(「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. 冷却シュラウドを取り外します(「システム基板オプションの取り付け」の「冷却シュラウド」を参照)。 4. CD-ROMドライブのインタフェースケーブルが、CD-ROMドライブとシステム基板の間にしっかり接続されていることを確認します。 5. 接続されているすべての周辺機器を含め、システムを電源コンセントに接続してスイッチを入れます。 6. システム診断プログラムのIDEデバイステストを実行し、CD-ROMドライブが正しく動作しているか確認します。 問題が解決しない場合、「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせください。 内蔵SCSIテープドライブのトラブルシューティング 問題 l 不良テープドライブ l 不良テープカートリッジ l ソフトウェアまたはデバイスドライバ 操作 1.
システムのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 4. ハードドライブを取り外し、ほかのドライブベイに取り付けます。 5. 問題が解決した場合は、デバイスキャリアを元のベイに取り付けます。 元のベイでハードドライブが問題なく動作する場合、ドライブキャリアに断続的に発生する問題のあることがあります。 ハードドライブを取り付けます(「システム基板オプションの取り付け」の 「SCSIハードドライブの取り付け」を参照)。 元のベイでハードドライブが依然として正常に動作しない場合、SCSIバックプレーンボードのコネクタに不良のあることがあります。 「困ったときは」を参照し、テクニカルサポートにお問い合わせ ください。 6. 冷却シュラウドを取り外します(「システム基板オプションの取り付け」の「冷却シュラウド」を参照)。 7. 次の手順を実行してシステム内のSCSIケーブルの接続を確認します。 a. コンピュータと周辺機器の電源を切り、システムを電源コンセントから外します。 b. システムカバーを取り外します。 c.
目次へ戻る システム基板オプションの取り付け Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング ファンの取り外し ファンの交換 システム電源装置の取り外しと取り付け 拡張カード 冷却シュラウド メモリの増設 マイクロプロセッサのアップグレード システムバッテリの取り付け 本項では、以下のオプションを取り付ける方法を説明します。 l 拡張カード l メモリのアップグレード l マイクロプロセッサのアップグレード この他に、ファン、冷却シュラウド、電源装置、およびシステムバッテリの交換方法についても説明します。 システム基板の各部の位置については、図6-1を参照してください。 表6-1では、システム基板のコネクタおよびソケットについて説明します。 危険: こ の手 順を実行す る前に、シ ス テ ム の ス イ ッ チ を切り電 源プラグをコンセントから必ず 外してください。 詳 細については、 「Troubleshooting Your System」の「作 業に あ た っ て の注 意」を参照してください。 図 6-1.
PSDB I/F 電源供給基板インタフェースコネクタ CNTL PNL システムコントロールパネルコネクタ POWERn 電源コネクタ PCI FAN PCIファン用電源コネクタ CPU__n マイクロプロセッサソケット VRM_n 電圧レギュレータモジュールコネクタ SLOT_n 拡張カードコネクタ(SLOT_1~_6) INTRUSION SW 割り込みスイッチコネクタ USBn USBコネクタ メ モ: この表で使用されている略語および頭字語の正式名称は、「略語一覧 」を参照してください。 ファンの取り外し 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、すべての電源コードをコンセントから抜きます。 2. コンピュータ右側のカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. 冷却シュラウドを外します(「冷却シュラウド」を参照)。 4. ファンをシャーシに固定している2個のファスナを外します(図6-2を参照)。 a.
システム電源装置の取り外しと取り付け お使いのシステムには、単一の非冗長電源装置またはホットプラグ可能な二重電源装置が搭載されていることがあります。 単一非冗長電源装置の取り外し と取り付け 1. コンピュータ前面のベゼルを外します(「Troubleshooting Your System」の「前面ベゼルの取り外し」を参照)。 2. コンピュータのカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「システムカバーの取り外しと取り付け」を参照)。 3. 冷却シュラウドを外します(「冷却シュラウド」を参照)。 4. SCSIバックプレーン、システム基板、ディスケットドライブ、および周辺機器ドライブベイにあるその他のデバイスから電源ケーブルハーネスを取り外します。 5. 2番のプラスドライバを使って、電源装置をシャーシに固定している2本のネジを取り外します(図6-3を参照)。 6. 電源装置を引き出し、シャーシから取り出します。 図 6-3. 非冗長電源装置の取り 外し と取り 付け 7. 新しい電源装置をシャーシに挿入します。 8.
2. 新しい電源装置をシャーシに挿入し、カチッと音がして所定の位置にはまるまでハンドルを揺するようにして閉じます。 拡張カード 6つの拡張カードスロットが使用できます。 拡張カードスロット1および2はセカンダリ64ビット/66MHzバスに、カードスロット3および4はプライマリ64ビット/66MHzバスに、カードスロット5および6は 32ビット/33MHzバスにあります。 拡張カードの取り付け 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、すべての電源コードをコンセントから抜きます。 2. 右側のカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. PCI冷却シュラウドを外します(「PCI冷却シュラウドの取り外し」を参照)。 4. プラスチック製の拡張カードラッチを開き、拡張カードフィルタブラケットを取り外します(図6-5を参照)。 5. a. シャーシ背面のプラスチックタブを押したまま保持します。 b. シャーシ内部のラッチに付いているリリースタブを押します。 c.
6. 必要なケーブルをカードに接続します。 ケーブルの接続については、カードの付属マニュアルを参照してください。 7. PCI冷却シュラウドを取り付けます(「PCI冷却シュラウドの取り付け」を参照)。 8. 右側のカバーを取り付けます(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 拡張カードの取り外し 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、すべての電源コードをコンセントから抜きます。 2. 右側のカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. PCI冷却シュラウドを取り付けます(「PCI冷却シュラウドの取り外し」を参照)。 4. カードに接続されているケーブルを外します。 5. 拡張カードラッチを解放するには、シャーシ内部のラッチに付いているリリースタブを押しながらシャーシ背面のクリップを押して保持し、ラッチを開放位置になるまで回します(図6-5参照)。 6. 拡張カード上部の角をつかみ、拡張カードコネクタから慎重に取り外します。 7.
PCI冷却シュラウドの取り付け 1. システム基板にPCIファン電源ケーブルを取り付けます。 2. 冷却シュラウドをシャーシ内へ押し下げ、シュラウドがPCIカードサポートブラケットのタブと位置がそろっていることを確認します(図6-6を参照)。 3. カチッと音がして正しい位置におさまってシステムに固定されるまで、冷却シュラウドを動かしながら押し下げます(図6-6を参照)。 4. コンピュータ右側のカバーを取り付けます。 5. 前面ベゼルを取り付けます。 マイクロプロセッサおよびメモリモジュール冷却シュラウドの取り外し 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、すべての電源コードをコンセントから抜きます。 2. コンピュータ右側のカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 3. メモリモジュールシュラウドのリリースタブを押し、タブがマイクロプロセッサシュラウドのスロットから解放されるまでシュラウドを回します(図6-7を参照)。 4. メモリモジュールシュラウドをシステムから持ち上げて外します。 5. 6.
マイクロプロセッサおよびメモリモジュール冷却シュラウドの取り付け 1. マイクロプロセッサ冷却シュラウドをシャーシ内へ押し下げ、シュラウドの固定タブが背面パネルの穴と位置が合っていることを確認します(図6-7を参照)。 2. カチッと音がして冷却シュラウドが正しい位置におさまり背面パネルに固定されるまで押し下げます(図6-7を参照)。 3. メモリモジュールシュラウドの2つのタブをマイクロプロセッサシュラウドの2つのスロットに挿入し、メモリモジュールシュラウドを正しい位置に納まるまで動かしながら押し下げます。 4. コンピュータ右側のカバーを取り付けます。 5.
これらのガイドラインに基づくメモリ構成のいくつかの例を表6-2に示します。 表6-2 メモリモジュール構 成の例 必 要 合 計数メ モ リ PAIR1 PAIR2 DIMMA DIMMB DIMMC DIMMD 128 MB 64 MB 64 MB なし なし 256 MB 64 MB 64 MB 64 MB 64 MB 256 MB 128 MB 128 MB なし 512 MB 128 MB 128 MB 128 MB 128 MB 1 GB 256 MB 256 MB 256 MB 256 MB 1 GB 512 MB 512 MB なし 2 GB 512 MB 512 MB 512 MB 512 MB 2 GB 1 GB 1 GB なし なし 4 GB 1 GB 1 GB 1 GB 1 GB なし なし メモリアップグレードの実行 危険: こ の手 順を実行す る前に、シ ス テ ム の ス イ ッ チ を切り電 源プラグをコンセントから必ず 外してください。 詳 細については、 「Troubleshooting Your Sy
4. メモリモジュールを取り付けるメモリモジュールソケットの場所を探します。 メモリモジュールソケットの順番を図6-8に示します。 5. 図6-9に示すようにして、メモリモジュールソケットイジェクタを外側へ押し下げると、メモリモジュールをソケットに挿入することができます。 図 6-9. メモリモジュールの取り 付け 6. メモリモジュールのエッジコネクタを位置合わせキーに合わせ、メモリモジュールをソケットに挿入します(図6-9を参照)。 メモリモジュールソケットには位置合わせキーが2つあり、メモリモジュールが1方向でしかソケットに取り付けられないようになっています。 7. 親指でメモリモジュールを押し下げながら、人差し指でイジェクタを引き上げでメモリモジュールをソケットに固定します(図6-9を参照)。 メモリモジュールがソケットに正しく装着されると、メモリモジュールソケットイジェクタは、メモリモジュールの装着されている他のソケットのイジェクタと位置がそろいます。 8. この手順の手順4から7を繰り返し、残りのメモリモジュールを取り付けます。 9.
サが搭載されます。 セカンドマイクロプロセッサの動作周波数は、プライマリマイクロプロセッサと同じでなくてはなりません。 たとえぱ、システムに1.13GHzのプライマリマイクロプロセッサがある場 合、セカンドマイクロプロセッサも1.13GHzマイクロプロセッサでなくてはなりません。 単一マイクロプロセッサシステムでは、マイクロプロセッサはPROC_1 ZIFソケットに取り付ける必要があります。 マイクロプロセッサアップグレードキットには、次の品目があります。 l マイクロプロセッサ l ヒートシンク l 固定クリップ l セカンドマイクロプロセッサを追加する場合はVRAM マイクロプロセッサの追 加 警 告: 『 シ ス テ ム情 報ガ イ ド』の安 全に関す る注 意 事 項にある「静電気放 出へ の対 処」を参照してください。 1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、すべての電源コードをコンセントから抜きます。 2. 右側のカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 3.
10. 新しいマイクロプロセッサを箱から取り出します。 マイクロプロセッサのピンが曲がっているようであれば、「困ったときは」を参照してテクニカルサポートにお問い合わせください。 11. マイクロプロセッサの1番ピンのある角(図6-13を参照)を、マイクロプロセッサソケットの1番ピンのある角に揃えます。 注 意: マイクロプロセッサを正しい位置に配置するには、1番ピンの位置を確認することが重要です。 中央部の大きな四角形をした領域の角の1つから伸びている小さな金色の三角形の場所を探し、マイクロプロセッサの1番ピンの位置を確認します 金色の三角形は1番 ピンの方向を指してお り、四角形のパッドでも一意に確認できます。 図 6-13. 1番ピンの確 認 12. マイクロプロセッサソケットのリリースレバーが完全に閉じていない場合、ここで固定位置まで動かします。 13.
16. 固定クリップの向きを図6-15に示すようにします。 図 6-15. ヒートシンクの取り 付け 17. クリップのヒートシンクラッチの付いていない方の端をソケットの端部のタブに引っかけます。 18. ヒートシンク固定クリップの穴をソケット端部のタブの位置に合わせ、ヒートシンク固定クリップのハンドルがヒートシンク横の所定の位置にカチッと収まるまで押します。 19. セカンドマイクロプロセッサを追加する場合は、VRMをVRM_CONNソケットに取り付けて、ラッチがかみ合っていることを確認します(図6-16を参照)。 図 6-16. VRMの取り 付け 20. マイクロプロセッサおよびメモリモジュール冷却シュラウドを取り付けます(「マイクロプロセッサおよびメモリモジュール冷却シュラウドの取り付け」を参照)。 21. コンピュータ右側のカバーを取り付けます。 22. 前面ベゼルを取り付けます。 23. システムおよび周辺機器をコンセントに接続し、電源を入れます。 24.
ALERT! Cover was previously removed.(警告! カバーが取り外されました。) 26. 27. セットアップユーティリティを起動し、搭載されているプロセッサがシステムデータ領域の先頭行で正しく認識されていることを確認します。 「ユーザーズガイド」の「セットアップユーティリティの使 い方」を参照してください。 セットアップユーティリティの実行中に、シャーシイントルージョンディテクタがリセットされます。 注 意: セットアップパスワードが他の人によって割り当てられている場合、シャーシイントルージョンディテクタのリセット方法はネットワーク管理者に問い合わせてください。 28. システムの診断プログラムを実行し、新しいマイクロプロセッサが正しく動作していることを確認します。 診断プログラムの実行とトラブルシューティングの方法については、「システム診断プログ ラムの実行」を参照してください。 システムバッテリの取り付け バッテリは3.
目次へ戻る
目次へ戻る ドライブの取り付け Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング 外付けドライブベイへのデバイスの取り付け はじめに ドライブベイカバーの取り外しと取り付け ドライブの接続 SCSIの設定情報 SCSIハードドライブの取り付け 5.25インチデバイスの取り付け コントローラカードを使用するテープドライブの取り付け ディスケットドライブの取り外し ディスケットドライブの取り付け ホストアダプタ拡張カードの取り付け 起動デバイスの設定 システムの外付けドライブベイには、ユーザが利用できるハーフハイトの5.25インチのデバイス(通常はCDまたはテープドライブ)を3つまで搭載できます。 CDドライブは第1外部ドライブベイの標準に なっていて、選択する追加デバイスは次の2つの外部ドライブベイに搭載されます。 第4ドライブベイには、システム基板のディスケットドライブコントローラで制御される標準3.
インタフェースコネクタは、正しく接続されるように設計されています。つまり、片方のコネクタの切り込みやタブの盛り上がりが、もう一方のコネクタのタブや切り欠きと一致します。 これにより、ケーブル の1番ピンワイヤを両端にあるコネクタの1番ピンの端子に確実につなぐことができます。 インタフェースケーブルを取り外すときは、ケーブルに力が加わるのを避けるため、ケーブルそのものではなくケーブルコネクタをつかむように注意してください。 DC電 源ケーブル 外付けドライブベイの各ドライブは、システムの電源装置から4芯のDC電源ケーブルに接続する必要があります。 これらのケーブルのコネクタには「P3」、「P4」、「P5」、および「P6」の表示が付いてい ます。コネクタP3、P4、およびP5は5.25インチのデバイスに使用され、P6コネクタは3.
4. ハードドライブをドライブベイに挿入します(図7-1を参照)。 5. ハードドライブキャリアハンドルを閉じ、ドライブを所定の位置に固定します。 6. コンピュータ前面のベゼルを取り付けます(「Troubleshooting Your System」の「前面ベゼルの取り付け」を参照)。 7. 必要なSCSIデバイスドライブをインストールします(詳細は『ユーザーズガイド』の「Installing and Configureing SCSI Drivrs」を参照してください)。 8. ハードドライブが新しいドライブの場合、診断プログラムのSCSI Controllersテストを実行します。 SCSIハードドライブの取り外し 注 意: ホットプラグドライブの取り付けは、ホストアダプタ拡張カードのないシステムではサポートされていません。 1. 2.
6. ドライブベイから金属製のカバーを取り外します。 7. カチッと音がして新しいドライブが所定の位置に収まるまで、ドライブをドライブベイに押し込みます。 必要な場合は、片方または両方のレールの位置を動かしてドライブの位置あわせを調整することができます。 8. DC電源ケーブルコネクタをドライブの背面にある4ピンの電源入力コネクタに差し込みます。 9. 新しいデバイスに最も簡単に届くSCSIケーブルのコネクタを選択し、インタフェースケーブルコネクタをドライブのインタフェースコネクタにしっかりと押し込みます。 10. 11. 手順4でその他のドライブを移動した場合は、所定の場所に戻します。 この操作により緩んでいる可能性があるすべてのケーブルコネクタを確認します。 ケーブルは、コンピュータのカバーに引っかかったり、ファンや冷却装置による空気の流れを遮断しないように 収納します。 12. 前面ベゼルの前面パネルカバーがドライブを取り付けたベイを塞いでいる場合、カバーを取り外します。 13. 前面ベゼルとコンピュータ右側のカバーを取り付けます。 14.
14. インタフェースケーブルをコントローラカードのコントローラコネクタに接続します。 コントローラカードのマニュアルを参照し、カードのコントローラコネクタを識別します。 15. 手順8でその他のドライブを移動した場合は、所定の場所に戻します。 16. この操作により緩んでいる可能性があるすべてのケーブルコネクタを確認します。 ケーブルは、システムカバーに引っかかったり、ファンや冷却装置による空気の流れを遮断しないように収納します。 17. PCI冷却シュラウドを取り付けます(「Installing System Board Options」の「拡張カードの取り付け」を参照)。 18. 前面ベゼルの前面パネルカバーがドライブを取り付けたベイを塞いでいる場合、カバーを取り外します。 19. 前面ベゼルとコンピュータ右側のカバーを取り付けます。 20. システムおよび周辺機器をコンセントに接続し、電源を入れます。 21.
ホストアダプタ拡張カードの取り付け ホストアダプタ拡張カードを取り付けるときは、これらの全般的なガイドラインに従います。 個別の指示については、ホストアダプタ拡張カードに付属のマニュアルを参照します。 危険: こ の手 順を実行す る前に、シ ス テ ム の ス イ ッ チ を切り電 源プラグをコンセントから必ず 外してください。 詳 細については、 「Troubleshooting Your System」の「作 業に あ た っ て の注 意」を参照してください。 警 告: 『 シ ス テ ム情 報ガ イ ド』の安 全に関す る注 意 事 項にある「静電気放 出へ の対 処」を参照してください。 1. ホストアダプタ拡張カードを箱から出して、取り付けの準備をします。 拡張カードに付属のマニュアルを参照します。 2. コンピュータ前面のベゼルを外します(「Troubleshooting Your System」の「前面ベゼルの取り外し」を参照)。 3. 右側のカバーを外します(「Troubleshooting Your System」の「側面カバーの取り外し」を参照)。 4.
目次へ戻る 困ったときは Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング ヘルプの概要 Dell お問い合わせ番号 ヘルプの概要 この項ではコンピュータに問題が発生した場合に、その解決の手助けとなる、Dellが提供しているツールについて説明します。 また、どの時点でどのようにDellのテクニカルサポートに連絡するか説明し ています。 テクニカルサポート 技術上の問題のサポートを受けなければならないときは、以下の手順に従ってください。 1. 「システムのトラブルシューティング」の手順を完了します。 2. システム診断プログラムを実行します。 3. 4. Diagnostics Checklist を印刷し、それに記入します。 インストールとトラブルシューティングの手順に関しては、Dellのサポートウェブサイト(http://support.jp.dell.com)をご覧ください。 詳細については、「World Wide Web」を参照してください。 5.
sales@dell.com apmarketing@dell.com (アジア/太平洋沿岸諸国のみ) l 電子情報サービス info@dell.
Dell お問い合わせ番号 Dellへお問い合わせになるときは、各国のDellの電話番号、ウェブサイト、Eメールアドレスをまとめた次の表を参照してください。 どのコードを選択するかは、どこから電話をかけるか、また受信先によっても異なります。さらに、国によって国際電話のかけ方も変わってきます。 国際電話のかけ方については、国内または国際電話 会社にお問い合わせください。 メ モ: フリーダイヤル番号は、その番号が記載されている国でのみ使用できます。 市外局番は、国内長距離電話の際にご使用ください。 国(都 市) 国際 電 話ア ク セ ス コ ー ド市 外局番 オ ー ス ト ラ リ ア(シ ド ニ ー) 国際電話アクセスコード: 0011 部 署 名ま た は サ ー ビ ス内容 ウェブサイトおよびEメ ー ル ア ド レ ス Home/Small Business 市 外 局 番 市内番号ま た は フ リ ー ダ イ ヤ ル 1-300-65-55-33 Government/Business フリー ダイヤル: 1-800-633-559 PAD(優先アカウント部門) フリー ダイヤル:
W e bサイトhttp://support.euro.dell.com E-mail: tech_support_germany@dell.com ベ ル ギ ー(ブ リ ュ ッ セ ル) 国際電話アクセスコード: 00 テクニカルサポート カスタマーケア Home/Small Businessセールス 02 481 92 88 02 481 91 19 フリー ダイヤル: 0800 16884 国番号: 32 法人セールス 02 481 91 00 市外番号: 2 Fax 02 481 92 99 代表 02 481 91 00 W e bサイトhttp://support.euro.dell.com Eメール:tech_be@dell.com ブラジル 国際電話アクセスコード: 0021 カスタマーサポート、テクニカルサポート 0800 90 3355 セールス 0800 90 3366 国番号: 55 W e bサイト: http://www.dell.
代表 09 253 313 00 W e bサイトhttp://support.euro.dell.com E-メール: fin_support@dell.com フ ラ ン ス(パリ・モンペリエ) 国際電話アクセスコード: 00 Home/Small Business テクニカルサポート 0825 387 270 カスタマーケア 0825 823 833 国番号: 33 代表 市外番号: (1) (4) 代表(代替) 0825 004 700 04 99 75 40 39 セールス 0825 004 700 Fax 0825 004 701 W e bサイトhttp://support.euro.dell.com Eメール: web_fr_tech@dell.com 法人 テクニカルサポート カスタマーケア 0825 004 719 0825 338 339 代表 01 55 94 71 00 セールス 01 55 94 71 00 Fax 01 55 94 71 99 W e bサイトhttp://support.euro.dell.
または0088-25-3355 国番号: 81 テクニカルサポート(Workstation、OptiplexェおよびLatitudeェ) フリー ダイヤル: -1984-020-39 市外番号: 44 または0088-22-7890 24時間納期情報案内サービス 044 556-3801 カスタマーケア 044 556-4240 ダイレクトセールス営業部 044 556-3344 法人営業部 044 556-3433 L C A営業部 044 556-3430 Faxboxサービス 044 556-3490 代表 044 556-4300 W e bサイトhttp://support.jp.dell.
Eメール: tech_nl@dell.com ニュージーランド Home/Small Business 0800 446 255 Government/Business 0800 444 617 セールス 0800 441 567 国番号: 64 Fax 0800 441 566 ノ ル ウェ ー(リ サ ケ ー) テクニカルサポート 671 16882 リレーショナルカスタマーケア 671 17514 国際電話アクセスコード: 00 国際電話アクセスコード: 095 Home/Small Businessカスタマーケア 国番号: 47 代表 Faxテクニカルサポート(スェーデン、アップランズヴェズビー) Fax代表 23162298 671 16800 590 05 594 671 16865 W e bサイトhttp://support.euro.dell.com E-メール: nor_support@dell.
E-メール: swe_support@dell.com ス イ ス(ジ ュ ネ ー ブ) 国際電話アクセスコード: 00 テクニカルサポート(Home/Small Business) 0844 811 411 テクニカルサポート(法人) 0844 822 844 カスタマーケア 国番号: 41 市外番号: 22 0848 802 802 Fax 022 799 01 90 代表 022 799 01 01 W e bサイトhttp://support.euro.dell.com Eメール: swisstech@dell.
(1-877-335-5638) 目次へ戻る
目次へ戻る 略語一覧 Dell™ PowerEdge™ 1500SC システム インストール&トラブルシューティング 以下のリストでは、Dellのユーザマニュアルで使用されている専門用語および略語について説明します。 A ampere(アンペア) AC algernationg current(交流) ADC analog-to-digital converter(アナログデジタルコンバータ) ANSI American National Standards Institute(米規格協会) APIC Advanced Peripheral Interrupt Controller(周辺装置割り込みコントローラ) ASIC application-specific integrated circuit(特定用途向け集積回路) B BIOS basic input/output system(基本入出力システム) bpi bits per inch(インチあたりビット) bps bits per second(秒あたりビット) BTU British thermal unit(英国熱量単
CPU central processing unit(中央処理装置) DAC digital-to-analog converter(デジタルアナログコンバータ) DAT digital audio tape(デジタルオーディオテープ) dB decibel(デシベル) dBA adjusted decibel(調整デシベル) DC direct current(直流) DIMM Dual In-line Memory Module(デュアルインラインメモリモジュール) DIN Deutsche Industrie Norm(ドイツ工業規格) DIP Dual In-line Package(デュアルインラインパッケージ) DMA direct memory access(ダイレクトメモリアクセス) DOC Department of Communications (in Canada)(通信省(カナダ)) dpi dots per inch(インチあたりドット) DRAM dynamic random-access memory(ダイナミックランダムアクセスメモリ) DRSC D
EIDE enhanced integrated drive electronics(拡張IDE) EMI electromagnetic interference(電磁妨害) EMM expanded memory manager(拡張メモリマネージャ) EMS Expanded Memory Specification(拡張メモリ仕様) EPP Enhanced Parallel Port(拡張パラレルポート) EPROM erasable programmable read-only memory(消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ) ESD electrostatic discharge(静電気放出への対処) ESDI enhanced small-device interface ESM embedded server management(組込サーバ管理) F Fahrenheit(華氏) FAT file allocation table FCC Federal Communications Commission(連邦通信委員会) ft feet(フィート) g
identification(識別) IDE Integrated Drive Electronics IRQ interrupt request(割り込み要求) K kilo- (1024)(キロ) KB kilobyte(キロバイト) KB/sec kilobyte per second(キロバイト/秒) Kb kilobit(キロビット) Kbps kilobit per second(キロビット/秒) kg kilogram(キログラム) kHz kilohertz(キロヘルツ) LAN local area network(ローカルエリアネットワーク) lb pound(ポンド) LCD liquid crystal display(液晶ディスプレイ) LED light-emitting diode(発光ダイオード) LIF low insertion force LN load number(ロード番号) lpi lines per inch(インチあたり行) LVD low voltage differential(低電圧差動) m meter(メーター)
milliampere-hour(ミリアンペア時) MB megabyte(メガバイト) Mb megabit(メガビット) Mbps megabit per second(メガビット/秒) MBR master boot record(マスタブートレコード) MDA monochrome display adapter(モノクロディスプレイアダプタ) MGA monochrome graphics adapter(モノクログラフィックアダプタ) MHz megahertz(メガヘルツ) mm millimeter(ミリメータ) ms millisecond(ミリセコンド) MTBF mean time between failures(平均故障間隔) mV millivolt(ミリボルト) NIC Network Interface Controller(ネットワークインタフェースコントローラ) NiCad nickel cadmium(ニッケルカドミウム) NiMH nickel-metal hydride(ニッケル金属水素) NMI nonmaskable interrup
programmable array logic(プログラム可能ロジックアレイ) PCI Peripheral Component Interconnect PCMCIA Personal Computer Memory Card International Association PGA pin grid array(ピングリッドアレイ) POST Power-On Self-Test(電源投入時の自己診断) ppm pages per minute(ページ/分) PQFP plastic quad flat pack PSDB power-supply distribution board(電源分配ボード) PS/2 Personal System/2 PXE preboot execution environment(プリブート実行環境) RAID redundant array of independent disks RAM random-access memory(ランダムアクセスメモリ) RCU Resource Configuration Utility REN ri
second(秒) SEC single-edge contact(シングルエッジコンタクト) SDRAM synchronous dynamic random-access memory(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ) SIMM Singlel In-line Memory Module(シングルインラインメモリモジュール) SMB server management bus(サーバ管理バス) SNMP Simple Network Management Protocol SRAM static rndom-access memory(スタティックランダムアクセスメモリ) SVGA Super Video Graphics Array(スーパービデオグラフィックスアレイ)。 TFT thin film transistor(薄膜トランジスタ) tpi tracks per inch(インチあたりトラック) UMB upper memory block(上位メモリブロック) UPS uninterruptible power supply(無停電電源装置) V vol
watt-hour(ワット時) X XMM expanded memory manager(拡張メモリマネージャ) XMS eXtended Memory Specification(拡張メモリ仕様) Z ZIF zero insertion force 目次へ戻る