Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド はじめに インジケータ、メッセージ、およびコード ソフトウェアの問題解決 システム診断プログラムの実行 システムのトラブルシューティング システムオプションの取り付け ドライブの取り付け 困ったときは ジャンパおよびコネクタ I/O コネクタ 略語一覧 メモ、注意、警告 メ モ: 操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。 注 意 : ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も示されています。 警 告 : 物 的 損 害 、け が ま た は死 亡の原 因と な る可 能 性があることを示し ま す。 こ の マ ニ ュ ア ル の内容 は 予 告な し に変 更さ れ る こ と が あ り ま す。 © 2 0 0 2 す べ て の著 作権 は Dell Computer Corporation に あ り ま す。 Dell Computer Corporation からの書面による許可なしには、いかなる方法においてもこのマニュア
目次ページへ戻る ジャンパおよびコネクタ Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド ジャンパ ― 概要 システム基板のジャンパ システム基板のコネクタ SCSI バックプレーンボードのコネクタ パスワードを忘れたとき この章では、システム基板上のジャンパについて説明します。 また、ジャンパとスイッチについての基本的な情報を提供するとともに、システム内のさまざまな基板上のコネクタおよびソケットについて も説明します。 ジャンパ ― 概要 ジャンパを使って、プリント回路基板の回路構成を簡単に変更できます。 システムを再構成する場合、システム基板上のジャンパ設定を変更する必要がある場合があります。 また、拡張カードやドライ ブ上のジャンパ設定を変更する必要がある場合があります。 ジャンパ ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2 本以上のピンが出ています。 ワイヤを格納しているプラスチック製のプラグが、ピンに被せられています。 ワイヤは、ピン同士を接続して回路を形成しま す。 ジャンパの設定を変更するには、ピンから抜いたプラグを、指定のピンに注意深く押
ジャンパ 設定 説明 PASSWD (デフォルト) パスワード機能が有効になっています。 パスワード機能が無効になっています。 NVRAM_CLR (デフォルト) 設定がシステム起動時に保持されます。 設定は、次のシステム起動時にクリアされます。(設定が壊れてシステムが起動しない場合は、ジャンパプラグを取り付けてシステムを起動しま す。 設定情報を復元する前に、ジャンパを取り外します。) RSVD 予約済みです (変更しないでください)。 ジャンパあり ジャンパなし システム基板のコネクタ システム基板のコネクタの説明と位置については、図 A-3 および表 A-2 を参照してください。 図 A- 3 . シ ス テ ム基 板のコネクタおよびソケット 表 A- 2 .
RAID オプションの ROMB カード用のソケット RAID BAT ROMB カード用のバックアップバッテリコネクタ SCSI_B 外付け SCSI コネクタ SERIAL シリアルポートコネクタ USBn USB コネクタ VGA VGA コネクタ SCSI バックプレーンボードのコネクタ 図 A-4 に、SCSI バックプレーンボードの上部にあるコネクタの位置を示します。 図 A- 4 .
目次ページへ戻る I/O コネクタ Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド I/O コネクタ シリアルコネクタ PS/2 互換キーボードおよびマウスコネクタ ビデオコネクタ USB コネクタ RAC Ethernet コネクタ 内蔵 NIC コネクタ ネットワークケーブル要件 I/O コネクタ I/O コネクタとは、キーボード、マウス、プリンタ、またはモニタなどの外付けデバイスとの通信にシステムが使用するゲートウェイです。 この付録では、お使いのシステムに搭載されている各種コネクタ について説明します。 システムに接続しているハードウェアを再設定する場合、コネクタのピン番号や信号に関する情報が必要な場合があります。図 B-1 に、システムの背面パネルのコネクタを示し、 図 B-2 に、正面パネルの I/O コネクタを示します。 図 B- 1 . 背 面パネルの I / O コネクタ 図 B- 2 .
表 B-1 に、システムのコネクタを表示するために貼付されているアイコンについて示します。 表 B- 1 .
PS/2 互換キーボードおよびマウスケーブルは、6 ピンミニ DIN コネクタに接続します。図 B-4 に、これらのコネクタのピン番号を示し、表 B-3 に、これらのコネクタのピン番号の割り当てを示します。 図 B- 4 . P S / 2 互 換キーボードおよびマウスコネクタのピン番号 表 B- 3 .
注 意 : チャネル 1 つ当たりの最大電流 500 mA、または +5 V を消費する USB デバイスおよび USB デバイスの組み合わせは接続しないでください。この限界値を超えるデバイスを接続する と、USB コネクタがシャットダウンすることがあります。 USB デバイスの最大電流値については、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。 図 B- 6 . USB コネクタのピン番号 表 B- 5 .
表 B- 7 . NIC コネクタのピン番号の割り 当て ピン シグナル I/O 定義 1 TP0+ I/O Data0 (+) 2 TP0- I/O Data0 (-) 3 TP1+ I/O Data1 (+) 4 TP2+ I/O Data2 (+) 5 TP2- I/O Data2 (-) 6 TP1- I/O Data1 (-) 7 TP3+ I/O Data3 (+) 8 TP3- I/O Data3 (-) ネットワークケーブル要件 NIC は、標準の RJ45 互換プラグが付いた UTP Ethernet ケーブルをサポートします。 以下のケーブル接続に関する制限を守ってください。 注 意 : 回線妨害を防ぐため、音声およびデータ回線は別のシースで保護する必要があります。 l カテゴリ 5 以上のワイヤおよびコネクタを使用します。 l ケーブルは (ワークステーションからハブまで) 100 m を超えないようにします。 ネットワーク操作の詳細なガイドラインについては、IEEE 802.
目次ページへ戻る 略語一覧 Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド 以下の一覧では、ユーザーマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示します。 A ampere (アンペア) AC alternating current (交流) ACPI Advanced Configuration and Power Interface (電源管理規格の 1 つ) ADC analog-to-digital converter (AD 変換器) ANSI American National Standards Institute (米国規格協会) APIC Advanced Peripheral Interrupt Controller (節電制御機構に準拠した入出力システム) ASIC application-specific integrated circuit (特定用途向け集積回路) BIOS basic input/output system (基本入出力システム) bpi bits per inch (1 インチあたりのビット
DAT digital audio tape (デジタルオーディオテープ) dB decibel (デシベル) dBA adjusted decibel (補正デシベル) DC direct current (直流) DDR 二倍速データ転送速度 DIMM dual in-line memory module (デュアルインラインメモリモジュール) DIN Deutsche Industrie Norm (ドイツ工業規格) DIP dual in-line package(デュアルインラインパッケージ) DMA direct memory access (ダイレクトメモリアクセス) DOC Department of Communications (カナダ) dpi dots per inch (1 インチあたりのドット数) DRAC Dell remote access card (Dell リモートアクセスカード) DRAM dynamic random-access memory (ダイナミックランダムアクセスメモリ) DS/DD double-sided double-den
EMM expanded memory manager (拡張メモリマネージャ) EMS Expanded Memory Specification (拡張メモリ仕様) EPP Enhanced Parallel Port (拡張パラレルポート) EPROM erasable programmable read-only memory (消去可能なプログラム可能読み込み専用メモリ) ESD electrostatic discharge (静電気放出) ESDI enhanced small-device interface (拡張小型デバイスインタフェース) ESM embedded server management (組み込み型サーバ管理) F Fahrenheit (華氏) FAT file allocation table (ファイル割り当てテーブル) FCC Federal Communications Commission (連邦通信委員会) ft feet (フィート) g gram (グラム) G gravities (重力) GB gigabyte (ギガバイト)
KB kilobyte (キロバイト) KB/sec kilobyte per second (1 秒あたりのキロバイト数) Kb kilobit (キロビット) Kbps kilobit per second (1 秒あたりのキロバイト数) kg kilogram (キログラム) kHz kilohertz (キロヘルツ) LAN local area network (ローカルエリアネットワーク) lb pound (ポンド) LCD liquid crystal display (液晶ディスプレイ) LED light-emitting diode (発光ダイオード) LIF low insertion force (低圧力) LN load number (ロード番号) lpi lines per inch (1 インチあたりの線数) LVD low voltage differential (低電圧差動) m meter (メートル) mA milliampere (ミリアンペア) mAh milliampere-hour (ミリアンペア / 時) MB megab
MDA monochrome display adapter (白黒ディスプレイアダプタ) MGA monochrome graphics adapter (白黒グラフィックアダプタ) MHz megahertz (メガヘルツ) mm millimeter (ミリメートル) ms millisecond (ミリ秒) MTBF mean time between failures (平均故障間隔) mV millivolt (ミリボルト) NIC network interface controller (ネットワークインタフェースコントローラ) NiCad nickel cadmium (ニッケルカドミウム) NiMH nickel-metal hydride (ニッケル金属水素化合物) NMI nonmaskable interrupt (マスク不能型割り込み) ns nanosecond (ナノ秒) NTFS NT File System (NT ファイルシステム) NVRAM nonvolatile random-access memory (不揮発性ランダムアクセスメモリ)
ppm pages per minute (1 分間あたりのページ数) PQFP plastic quad flat pack (プラスチッククワッドフラットパック) PS/2 Personal System/2 PXE preboot execution environment (プリブート実行環境) RAC remote access controller (リモートアクセスコントローラ) RAID redundant arrays of independent disks RAM random-access memory (ランダムアクセスメモリ) REN ringer equivalence number (リンガ等価番号) RFI radio frequency interference (ラジオ周波数障害) RGB red/green/blue (赤 / 緑 / 青) ROM read-only memory (読み取り専用メモリ) ROMB RAID on motherboard (システム基板上の RAID) rpm revolutions per minute (1
SRAM static random-access memory (スタティックランダムアクセスメモリ) SVGA super video graphics array (スーパービデオグラフィックスアレイ) TFT thin film transistor (薄膜トランジスタ) tpi tracks per inch (1 インチあたりのトラック数) UMB upper memory block (アッパーメモリブロック) UPS uninterruptible power supply (無停電電源装置) USB universal serial bus (ユニバーサルシリアルバス) V volt (ボルト) VAC volt alternating current (ボルト交流) VDC volt direct current (ボルト直流) VGA video graphics array (ビデオグラフィックアレイ) VLSI very-large-scale integration (超大規模集積回路) VRAM video random-access memory (ビデ
目次ページへ戻る はじめに Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド その他のマニュアル お使いのシステムは、1 つまたは 2 つの Intel® Xeon™ マイクロプロセッサを搭載した、薄型、フル機能、高可用性のラック設置型システムです。 このシステムは、トラブルシューティングおよび修理を 容易かつ効果的にする、以下の機能を備えています。 l l システム管理ハードウェアは、システム全体の温度と電圧を監視し、システムが過熱している場合、システム冷却ファンが誤動作している場合、または電源装置に障害がある場合に通知しま す。 ハードウェアの問題をチェックする広範囲にわたるシステム診断プログラム (システムが起動可能な場合) 以下のシステムアップグレードオプションが用意されています。 l 追加の Intel Xeon マイクロプロセッサ l 2 台目のホットプラグ対応 320 W 電源装置 l 128 MB、256 MB、512 MB、1 GB、および 2 GB の DDR SDRAM メモリモジュールの組み合わせによる 8 GB までの
目次ページへ戻る インジケータ、メッセージ、およびコード Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド オプションのベゼルインジケータ 正面パネルの機能 背面パネルの機能 電源装置の機能 システムメッセージ システムビープコード 警告メッセージ 診断メッセージ アラートメッセージ アプリケーション、オペレーティングシステム、およびシステムには、問題を識別してユーザーに警告する機能があります。 問題が発生すると、メッセージがモニタ画面上に表示されたり、ビープ音が鳴 ります。 システムが正しく機能していない場合には、以下のような方法で通知されます。 l 前面ベゼルのインジケータ l 正面パネルインジケータ l SCSI ハードドライブインジケータ l 電源装置インジケータ l システムメッセージ l システムビープコード l 警告メッセージ l 診断プログラムのメッセージ l アラートメッセージ システムインジケータおよび正面 / 背面パネルの機能を、次の図を使って説明します。 また、各タイプのメッセージを説明し、考えられる
オフ 点滅 システムがエラーを検出しました。 オン オフ 電源がオンで、システムは動作状態です。 点滅 オフ インジケータは動作状態で、ラック内のシステムを識別しています。 メ モ: システムが識別されている間は、エラーが検出された場合でも青色のインジケータは点滅します。 システムが識別されると、青色のインジケータは点滅を停止し、橙色のインジケータが再び点 滅し始めます。 正面パネルの機能 図 2-2 に、システムの正面パネルのオプションのベゼル背面にあるボタン、インジケータ、およびコネクタを示します。表 2-2 に、各機能について説明します。 図 2-2 . 正 面パ ネ ル の機 能 表 2-2 .
識別ボタン 正面パネルと背面パネルの識別ボタンは、ラック内の特定のシステムの位置を確認するために使用されます。 ボタンの 1 つが押されると、正面と背面の青色 のシステム状態インジケータはボタンのうちの 1 つが再度押されるまで点滅します。 USB コネクタ USB 1.1 対応のデバイスをシステムに接続します。 ビデオコネクタ モニタをシステムに接続します。 SCSI ハードドライブインジケータコード オプションの ROMB カードが動作している場合、各ハードドライブキャリアの 2 つのインジケータは、ハードドライブの状態についての情報を示します。 図 2-3 および表 2-3 を参照してください。 SCSI バックプレーンファームウェアは、ドライブの電源オン / 障害インジケータを制御します。 図 2-3 .
メ モ: お使いのシステムに電源装置が 1 つしか搭載されていない場合、電源ケーブルを PS1 コネクタに接続します。 図 2-4 を参照してください。 図 2-4 . 背 面パ ネ ル の機 能およびインジケータ 電源装置の機能 各ホットプラグ対応電源装置には 3 つのインジケータがあり、システムカバーが開いている場合に見ることができます。これらのインジケータは、電力が供給されているか、または電源障害が発生した かどうかを示します。 インジケータの詳細については、表 2-4 を参照してください。 システムの内部へのアクセスについては、「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを開く」 を参照し てください。 図 2-5 . 電 源装置の機 能 表 2-4 .
システムメッセージは、起こり得る動作上の問題またはソフトウェアとハードウェアとのコンフリクトを警告します。表 2-5 に、システムエラーメッセージとその考えられる原因を一覧表示します。 メ モ: 表示されたシステムメッセージが 表 2-5 に記載されていない場合、メッセージが表示された際に実行していたアプリケーションのマニュアル、またはオペレーティングシステムのマニュア ルを参照して、メッセージの説明と推奨される処置を確認してください。 表 2-5 .
General failure アプリケーションプログラムまたはオペレーティ 再起動します。 メッセージが再度表示される場合、ソフトウェアのマニュア ングシステムのエラーです。 ルを参照してください。 Hard disk controller failure セットアップユーティリティの設定が間違ってい るか、ハードドライブの接続が適切でないか、 またはハードドライブコントローラサブシステム の不良です (システム基板の不良)。 Hard disk read failure セットアップユーティリティで、ハードドライブの設定を確認します。 『ユーザ ーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 ハードドライブを取り付けなおします。「ドライブの取り付け」 の 「SCSI ハー ドドライブの取り付け」 を参照してください。 Invalid configuration information - please run SETUP program.
Plug & Play Configuration Error PCI_n PCI アダプタの初期化中にエラーが発生しまし た。 NVRAM_CLR ジャンパを取り付け、システムを再起動します。 問題が解決 しない場合、特定の拡張カードを交換します。「システムオプションの取り付 け」 の 「拡張カードの取り付け」 を参照してください。 問題が解決しない場 合、システム基板を交換します。 「困ったときは」 を参照してください。 Primary backplane error バックプレーンが適切に装着されていないか、 取り付けられていません。 SCSI バックプレーンボードがしっかり装着されているか確認します。 「シス テムのトラブルシューティング」 の 「SCSI ハードドライブのトラブルシューテ ィング」 を参照してください。 Primary IDE device 0 not found IDE デバイスが正しく接続されていないか、取 り付けられていません。 デバイスのインタフェースケーブルが SCSI バックプレーンボードにしっかり 接続されているか確認します。 デバイスを交換します。 問
Warning: Detected mode change from RAID to SCSI on 前回のシステム起動後に、コントローラの種類 が変更されました。 channel x of the embedded RAID subsystem. ドライブで使用しているコントローラの種類を変更する前に、ハードドライブ 上の情報をバックアップします。 Warning: Detected missing RAID hardware for the embedded RAID subsystem. Data loss will occur! Press Y to switch mode to SCSI, press any other key to disable both channels. Press Y to confirm the change; press any other key to cancel.
3-3-2 システム設定検査障害 3-3-3 キーボードコントローラが検出されない 3-3-4 スクリーンの初期化障害 3-4-2 画面リトレーステスト障害 3-4-3 ビデオ ROM の検索に失敗しました。 4-2-1 タイマが時間を計らない 4-2-2 シャットダウンテスト障害 4-2-3 ゲート A20 障害 4-2-4 保護モードで、予期しない割り込み すべての拡張カードが適切に装着されているか確認して、システムを再起動します。 4-3-1 メモリモジュールが適切に取り付けられてない か不良です。 メモリモジュールを取り外して、装着しなおします。 「システムオプションの取り付け」 の 「メモリモジュールの取り付け」 を参照し てください。 問題が解決しない場合、メモリモジュールを交換します。 問題が解決しない場合、「困ったときは」 を参照してくださ い。 4-3-3 システム基板の不良 システム基板を交換します。 「困ったときは」 を参照してください。 4-3-4 時刻機構の停止 バッテリを交換します。 「システムオプションの取り付け」 の 「シス
目次ページへ戻る ソフトウェアの問題解決 Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド はじめに エラーおよびコンフリクトのトラブルシューティング ソフトウェアの問題は、以下の原因によって発生すると考えられます。 l アプリケーションのインストールミス、または設定ミス l アプリケーションのコンフリクト l 入力エラー l 割り込み要求コンフリクト 必ず、ソフトウェアの製造元が推奨する手順に従ってソフトウェアアプリケーションをインストールします。 ソフトウェアをインストールした後に問題が発生する場合、ソフトウェアアプリケーションおよびお 使いのシステムのトラブルシューティングをおこなう必要があります。 トラブルシューティングの詳細については、ソフトウェアに付属のマニュアルを参照するか、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。 メ モ: システム診断プログラムテストがすべて問題なく完了する場合、問題はハードウェアではなくソフトウェアが原因で発生していると考えられます。 はじめに l アンチウイルスソフトウェアを使って、ソフトウェアメ
IRQ8 リアルタイムクロック / システム CMOS IRQ9 ACPI 機能 (電源管理に使用) IRQ10 ESM ハードウェアが使用 IRQ11 使用可能 IRQ12 PS/2 マウスポート (セットアップユーティリティでマウスが無効になっている場合を除く) IRQ13 数値演算コプロセッサ IRQ14 取り付けられている場合、RAC。RAC が取り付けられていない場合、使用可能 IRQ15 セカンド IDE コントローラ 目次ページへ戻る
目次ページへ戻る システム診断プログラムの実行 Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド Server Administrator 診断プログラムの使い方 システム診断プログラムの機能 システム診断プログラムが必要な場合 システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムテストオプション Advanced Testing オプションの使い方 エラーメッセージ システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートにお問い合わせになる前に診断プログラムを実行してください。 診断プログラムテストを使うと、専用装置を使用したりデータを破壊する心配もなく、 システムのハードウェアを調べることができます。 お客様がご自身で問題を解決できない場合、サービスおよびサポート担当者は診断プログラムテストの結果を使用して問題解決の手助けをおこなうこ とができます。 Server Administrator 診断プログラムの使い方 システムの問題にアクセスするには、オンラインの Server Administrator 診断プログラムを最初に使用します。 問題を識別できない場
システム診断プログラムを起動すると、診断プログラムの初期化中であることを知らせるメッセージが表示されます。 次に、D i a g n o s t i c s メニューが表示されます。 このメニューを使用して、すべての または特定の診断テストを実行したり、システム診断プログラムを終了することができます。 メ モ: 実際にシステム診断プログラムを起動し、ユーティリティの内容を画面上で確認しながら以下の説明をお読みください。 システム診断プログラムテストオプション D i a g n o s t i c s メニューからオプションを選ぶには、そのオプションをハイライト表示させて を押すか、または選択するオプションのハイライト表示されている文字に対応するキーを押します。 表 4-1 で、テストオプションについて簡単に説明します。 表 4-1 .
目次ページへ戻る システムのトラブルシューティング Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド 作業にあたっての注意 システムバッテリのトラブルシューティング 周辺機器のチェック 電源装置のトラブルシューティング 起動ルーチン システム冷却の問題のトラブルシューティング 外部接続のトラブルシューティング システムメモリのトラブルシューティング システム管理ソフトウェアのアラートメッセージへの応答 ディスケットドライブのトラブルシューティング システムの内部 CD ドライブのトラブルシューティング オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け SCSI ハードドライブのトラブルシューティング システムカバーを開く オプションの内蔵 RAID コントローラ (ROMB カード) のトラブルシューティング システムカバーを閉じる RAID コントローラカードのトラブルシューティング システムが濡れた場合のトラブルシューティング 拡張カードのトラブルシューティング システムが損傷した場合のトラブルシューティング マイクロプ
問題 l モニタが適切に動作していない l ビデオメモリが不良 処置 1. システムおよびモニタへの電源接続を確認します。 2. システムの正面と背面の両方のビデオコネクタにモニタが接続されていないか確認します。 システムには、正面と背面のどちらかのビデオコネクタに 1 台のモニタしか接続できません。 モニタが正面パネルに接続されている場合、背面パネルのビデオコネクタ、および PS/2 キーボー ド / マウスコネクタは無効です。 2 台のモニタがシステムに接続されている場合、1 台のモニタを取り外します。 問題が解決しない場合、次の手順に進みます。 3. システムおよびモニタへの電源接続を確認します。 4.
問題 l エラーメッセージがシリアルポートの問題を示している l シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない 処置 1. セットアップユーティリティを起動し、シリアルポートが有効になっているか確認します。『ユーザーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 2. 問題が特定のアプリケーションだけで発生する場合、そのアプリケーションのマニュアルを参照して、そのプログラムに必要な特定のポート設定を確認します。 3. 適切なオンラインの診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 の 「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 テストが正常に実行されるのに、問題が解決しない場合、「シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング」 を参照してください。 シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング 問題 l シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない 処置 1. システムおよびシリアルポートに接続された周辺機器の電源を切ります。 2.
l 可能であれば、自動ネゴシエーション設定を変更します。 l スイッチまたはハブ上の別のコネクタを使用します。 内蔵 NIC の代わりに NIC カードを使用している場合、NIC カードのマニュアルを参照してください。 3. 適切なドライバがインストールされ、プロトコルが組み込まれているか確認します。 NIC のマニュアルを参照してください。 4. セットアップユーティリティを起動して、NIC が有効になっているか確認します。 『ユーザーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 5. ネットワーク上の NIC、ハブ、スイッチが、すべて同じデータ転送速度に設定されているか確認します。 ネットワーク機器のマニュアルを参照してください。 6.
システムカバーを開く システム上面の 2 枚のカバーは、システム基板および内蔵コンポーネントへのアクセスを可能にします。 システムカバーを開くには、次の手順を実行します。 1. 「作業にあたっての注意」 の注意事項に従ってください。 また、『システム情報ガイド』 の安全にお使いいただくための注意事項にも従ってください。 2. システムをラックから引き出します。 3. 前面ベゼルが取り付けられている場合、前面ベゼルを取り外します。「オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け」 を参照してください。 4. システムカバーにオプションの安全保護ネジが取り付けられている場合 (図 5-3 参照)、ここで取り外します。 図 5-3 . システムカバーを開く 5. システムの正面パネルのラッチを押し、左側のカバーを持ち上げます。 6.
l 高湿度 処置 警 告 : シ ス テ ム カ バ ー を取り外し て、シ ス テ ム内部に手を触れるといった作 業は、 訓 練を受けたサービス技 術 者の方だけがおこなってください。 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部 の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処については、 『シ ス テ ム情 報ガ イ ド』 を参照してください。 1. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 2. システムを開きます。「システムカバーを開く」 を参照してください。 3. システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。「システムオプションの取り付け」 の 「拡張カードの取り外し」 を参照してください。 4. システムを 24 時間以上乾かします。 5. システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 6. システムをコンセントに接続しなおし、システムと周辺機器の電源を入れます。 システムが正常に起動しない場合、「困ったときは」 を参照してください。 7.
メ モ: 長い期間 (数週間または数ヶ月) システムの電源が切られていた場合、NVRAM はシステム設定情報を喪失している可能性があります。 これは、バッテリの不良によるものです。 電源装置のトラブルシューティング 問題 l システム状態インジケータが橙色 l 電源装置障害インジケータが橙色 処置 警 告 : シ ス テ ム カ バ ー を取り外し て、シ ス テ ム内部に手を触れるといった作 業は、 訓 練を受けたサービス技 術 者の方だけがおこなってください。 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部 の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処については、 『シ ス テ ム情 報ガ イ ド』 を参照してください。 1. 適切なオンラインの診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 の 「Server Administrator 診断プログラムの使い方」 を参照してください。 2. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 3. システムを開きます。「システムカバーを開く」 を参照してください。 4.
警 告 : 冷却ファンはホットプラグ対 応で す。 シ ス テ ム が オ ン の間 適 切な温度を維 持す る た め に、フ ァ ン は一 度に 1 台だ け交 換し ま す。 3. 橙色に点滅しているインジケータを探します。 メ モ: ファンインジケータは、各ファンの電源コネクタの隣の小さい LED です。 緑色の LED の点灯は、ファンが正常に動作していることを示し、橙色の LED の点滅は、 問題があることを 示します。 4. 問題のあるファンの電源ケーブルが、ファンの電源コネクタにしっかり接続されているか確認します。「システムオプションの取り付け」 の 「システムファンの取り外しと取り付け」 を参照してくださ い。 メ モ: システムがファンを認識し、正常に動作しているか確認するために 30 秒待ちます。 5.
a. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 b. システムを開きます。「システムカバーを開く」 を参照してください。 c. 手順 11 の手順 c ~ 手順 f を搭載されている各メモリモジュールで繰り返します。 問題が解決しない場合、「困ったときは」 を参照してください。 13. システム診断プログラムのシステムメモリのテストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 テストが失敗する場合、「困ったときは」 を参照してください。 ディスケットドライブのトラブルシューティング 問題 l エラーメッセージがディスケットドライブの問題を示している 処置 1. セットアップユーティリティを起動し、ディスケットドライブが正しく設定されているか確認します。『ユーザーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 2. 適切なオンラインの診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 の 「Server Administrator 診断プログラムの使い方」 を参照してください。 3.
1. 2. 3. 4. 正常に動作することが確認された CD を使用します。 セットアップユーティリティを起動して、ドライブの IDE または SCSI コントロー ラが有効になっているか確認します。『ユーザーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してく ださい。 適切なオンラインの診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 の 「Server Administrator 診断プログラムの使い方」 を参照してください。 システム診断プログラムの IDE または SCSI デバイスのテストを実行して、ドライブが正常に動作するか確認します。「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 テストが失敗する場合、次の手順に進みます。 5. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 6. ベゼルがある場合、ベゼルを取り外します。「オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け」 を参照してください。 7.
問題 l エラーメッセージが内蔵 RAID コントローラの問題を示している 処置 警 告 : シ ス テ ム カ バ ー を取り外し て、シ ス テ ム内部に手を触れるといった作 業は、 訓 練を受けたサービス技 術 者の方だけがおこなってください。 安 全 上の注 意 、コ ン ピ ュ ー タ内部 の作 業 、お よ び静電気障 害へ の対 処については、 『シ ス テ ム情 報ガ イ ド』 を参照してください。 1. 適切なオンラインの診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 の 「Server Administrator 診断プログラムの使い方」 を参照してください。 テストが失敗する場合、次の手順に進みます。 2. セットアップユーティリティを起動して、内蔵 RAID コントローラが有効になっているか確認します。『ユーザーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 3.
問題が解決しない場合、トラブルシューティングの詳細については、RAID コントローラのマニュアルを参照してください。 拡張カードのトラブルシューティング メ モ: 拡張カードをトラブルシューティングする際は、オペレーティングシステムや拡張カードのマニュアルを参照してください。 問題 l エラーメッセージが拡張カードの問題を示している l 拡張カードが正常に動作しない、またはまったく動作しない 処置 1. 適切なオンラインの診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」 の 「Server Administrator 診断プログラムの使い方」 を参照してください。 2. ベゼルがある場合、ベゼルを取り外します。「オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け」 を参照してください。 3.
4. 各プロセッサとヒートシンクが適切に取り付けられているか確認します。 「システムオプションの取り付け」 の 「マイクロプロセッサの取り付け」 を参照してく ださい。 5. システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 6. システムをコンセントに接続しなおし、システムと周辺機器の電源を入れます。 7. システム診断プログラムの Q u i c k T e s t s を実行します。 「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 テストが失敗する場合、または問題が解決されない場合、次の手順に進みます。 8. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 9. システムを開きます。 「システムカバーを開く」 を参照してください。 10.
目次ページへ戻る システムオプションの取り付け Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド 拡張カードの取り付け メモリモジュールの取り付け マイクロプロセッサの取り付け ROMB カードの取り付け システムファンの取り外しと取り付け 電源装置の取り外しと取り付け システムバッテリの交換 この章では、以下のオプションを取り付ける方法について説明します。 l 拡張カード l メモリモジュール l マイクロプロセッサ l ROMB カード この章では、システムファン、電源装置、およびシステムバッテリの交換方法についても説明します。 拡張カードの取り付け お使いのシステムには、ライザボードアセンブリの両側に 1 枚ずつ、2 枚までのハーフレングスの PCI-X 拡張カードを取り付けることができます。 図 6-1 を参照してください。 ライザボードアセンブリ は、プラスチック製のスタンドオフで互いに固定された 2 枚のライザボードで構成されています。 ライザボードアセンブリはシステム基板上の 2 つのライザコネクタに接続され、システム基板の拡張
4. シャーシ壁面にあるプラスチック製の拡張カードラッチをリリース位置まで引き上げます。 5. 新しい拡張カードを取り付けます。 a. b. 6. 7. カードをシステムに下ろします。 カードエッジコネクタをライザボードの拡張カードコネクタにしっかり押し込みます。 カードのフィラーブラケットが拡張カードスロットの開口部に正しく収まるの確認しながら、カードが完全 に装着されるまで押します。 図 6-2 を参照してください。 カードがコネクタに装着されたら、拡張カードラッチをしっかり下に押します。 カードに取り付ける必要のあるケーブルを接続します。 ケーブルの接続については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 8. システムカバーを閉じます。「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 9.
メモリモジュールアップグレードキット お使いのシステムでは、128 MB、256 MB、512 MB、1 GB、または 2 GB のメモリモジュールを組み合わせて取り付けることにより、8 GB までアップグレードすることが可能です。 メモリアップグレード キットは必要に応じてご購入いただけます。 メ モ: メモリモジュールは、定格動作が 266 MHz である必要があります。 メモリモジュールの取り付けガイドライン メモリモジュールソケットは、システム基板の端に近い方から DIMM_1A および DIMM_1B (バンク 1)、DIMM_2A および DIMM_2B (バンク 2) とラベルされています。 図 6-3 を参照してください。 メモリ モジュールを取り付ける際は、以下のガイドラインに従ってください。 l メモリモジュールは同一のペアで取り付ける必要があります (バンク 1 のDIMM が同一、バンク 2 のDIMM が同一である必要があります)。 l バンク 1 にメモリモジュールをペアで取り付けてから、2 つ目のペアをバンク 2 に取り付けます。 図 6-3 .
システムは POST ルーチンを終了するとメモリテストを実行します。 システムは、新しいメモリがシステム設定情報と一致しないことを検出すると、エラーメッセージを表示します。 6. を押してセットアップユーティリティを起動して、セットアップユーティリティ画面の System Memory の設定を確認します。 System Memory の設定値には、新たに取り付けたメモリがすでに反映されています。 7. 8. System Memory の値が正しくない場合、1 つまたは複数のメモリモジュールが正しく取り付けられていない可能性があります。 手順 1 ~ 6 を繰り返し、メモリモジュールがソケットにしっかり 装着されているか確認します。 システム診断プログラムのシステムメモリのテストを実行します。 メモリモジュールの取り付け メモリモジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。 1. メモリモジュールソケットを開くには、ソケットラッチを外側に押し開きます。 図 6-4 を参照してください。 図 6-4 . 2.
マイクロプロセッサの取り付け 今後、オプションを利用して速度と機能を向上させるため、セカンドマイクロプロセッサを追加したり、プライマリまたはセカンドマイクロプロセッサを交換することができます。 注 意 : セカンドマイクロプロセッサの種類と速度は、1 つ目と同じでなければなりません。 警 告 : お使い の シ ス テ ム に対 応したデルのマイクロプロセッサのみを取り付けてください。 他 社のマイクロプロセッサをご使 用になると、デ ー タ の損 失 、シ ス テ ム の損 傷 、ま た は け が の原 因になることがあります。 各マイクロプロセッサおよび関連する L2 (レベル 2) キャッシュメモリは、それぞれシステム基板の ZIF ソケットに取り付けられた FC-PGA2 パッケージに格納されています。 セカンドマイクロプロセッ サは、動作周波数およびキャッシュサイズがプライマリマイクロプロセッサと同じである必要があります。 マイクロプロセッサアップグレードキットには、以下のアイテムが含まれています。 l マイクロプロセッサ l ヒートシンク l 保持クリップが 2 つ 次項では、マ
マイクロプロセッサの取り付け 警 告 : こ の手 順を実行す る前に、シ ス テ ム の電 源を切り、コ ン セ ン ト か ら外してください。 詳 細については、 「シ ス テ ム の ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ」 の 「作 業にあたっての注 意」 を 参照してください。 1. システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 2. システムカバーを開きます。 「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを開く」 を参照してください。 注 意 : マイクロプロセッサを取り外す際は、ピンを曲げないよう注意してください。 ピンが曲がると、マイクロプロセッサに修復できない損傷を与える恐れがあります。 3. 新しいマイクロプロセッサを箱から出します。 マイクロプロセッサのピンが曲がっている場合、「困ったときは」 を参照してください。 注 意 : プロセッサを正しい位置に置くには、1 番ピンの位置を確認することが重要です。 4.
6. マイクロプロセッサをソケットに取り付けます。 図 6-9 を参照してください。 a. マイクロプロセッサソケットのリリースレバーが完全に開いていない場合、 ここで解放位置まで動かします。 図 6-9 を参照してください。 注 意 : マイクロプロセッサをソケットに設置する場合、プロセッサ上のすべてのピンがソケットの対応する穴に入ることを確認してください。 ピンを曲げないよう注意してください。 b. プロセッサの 1 番ピンの角とソケットの位置を合わせ、プロセッサをソケットに軽く載せてから、すべてのピンがソケットの穴と合っていることを確認します。 システムは ZIF マイクロプロセッサソケットを使用しているので、強く押し込む必要はありません (無理に押し込むと、マイクロプロセッサの位置が合っていない場合、ピンを曲げてしまう ことがあります)。 マイクロプロセッサが所定の位置に設置されている場合、軽く押すと自然とソケットに収まります。 c. プロセッサをソケットに完全に装着できたら、ソケットのリリースレバーを所定の位置にカチッと収まるまで後ろ側へ押し下げ、プロセッサを固定します。 7.
9. 10. システムカバーを閉じます。 「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 システムおよび周辺機器をコンセントに接続して、電源を入れます。 システムは起動すると、新しいマイクロプロセッサを認識し、セットアップユーティリティのシステム設定情報を自動的に変更します。 11. 12.
7. ROMB バックアップバッテリを取り付けます。 a. 図 6-11 のようにバッテリボードを置き、所定の位置に収まるまで 2 つのスタンドオフに押し込みます。 b. バッテリケーブルをシステム基板上の RAID BATTERY コネクタに接続します。 8. 手順 4 で PCI カードを取り外した場合、取り付けなおします。 「拡張カードの取り付け」 を参照してください。 9. システムカバーを閉じます。 「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 10. 11. 12.
図 6-1 2 . 冷却ファン 4. システム基板またはコントロールパネルボードからファン電源ケーブルを取り外します。 5. 故障しているファンを電源装置ベイまたはファンブラケットから真っ直ぐ持ち上げます。 図 6-12 を参照してください。 6. 新しいファンを電源装置ベイまたはファンブラケットに真っ直ぐ挿入します。 ファンは正しく取り付けられるように設計されています。 l ファンブラケットにファンを取り付ける場合、ファン上の指ガードはシステムの正面を向きます。 l 電源装置ベイ上の 2 つのファンを取り付ける場合、指ガードはシステムの背面を向きます。 7. ファン電源ケーブルを関連するシステム基板またはコントロールパネルボードのファン電源コネクタに接続します。 8.
電 源装置の取り付け 1. 交換用の電源装置を取り付けるには、電源装置の側面にあるスタッドをシャーシ壁面の対応する切り込みに合わせて、電源装置をシャーシに下ろします。 図 6-13 を参照してください。 2. 電源装置コネクタが PDB コネクタに完全に装着されるまで、電源装置を PDB の方へスライドします。 システムバッテリの交換 システムバッテリは 3.
注 意 : バッテリコネクタへの損傷を防ぐため、取り付けや取り外しの際にコネクタをしっかり支える必要があります。 5. 新しいシステムバッテリを取り付けます。 図 6-14 を参照してください。 a. バッテリコネクタのプラス側をしっかり押さえて、バッテリコネクタを支えます。 b. 「+」 が上になるようにバッテリを持ち、コネクタのプラス側の固定タブの下へスライドします。 c. 所定の位置にカチッと収まるまで、バッテリをコネクタに真っ直ぐ押し下げます。 6. システムカバーを閉じます。 「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 7. システムおよび周辺機器をコンセントに接続して、電源を入れます。 8. セットアップユーティリティを起動して、バッテリが正常に動作していることを確認します。 『ユーザーズガイド』 の 「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 9. セットアップユーティリティの T i m e および D a t e の設定で正しい時刻と日付を入力します。 10.
目次ページへ戻る ドライブの取り付け Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド SCSI ハードドライブの取り付け CD ドライブの取り付け ディスケットドライブの取り付け 外付け SCSI ハードドライブの接続 外付け SCSI テープドライブの接続 起動デバイスの設定 お使いのシステムには、3 台までの SCSI ハードドライブを搭載できる 3 つの内蔵ハードドライブベイがあります。 また、システムには、オプションの CD ドライブと 3.
4. ハードドライブをドライブベイに挿入します。 図 7-1 を参照してください。 5. ハードドライブハンドルを閉じて、ドライブを所定の位置にロックします。 6. 手順 3 で前面ベゼルを取り外した場合、前面ベゼルを取り付けます。 7. ハードライブが新しいドライブの場合、システム診断プログラムの SCSI Controllers テストを実行します。 SCSI ハードドライブの取り外し 注 意 : オプションの ROMB カードが付いていないシステムでは、ホットプラグによるドライブの取り付けはサポートされていません。 1. システムに ROMB が取り付けられていない場合、システムをシャットダウンします。 2. 前面ベゼルが取り付けられている場合、前面ベゼルを取り外します。 「システムのトラブルシューティング」 の 「オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け」 を参照してください。 3.
7. CD ドライブデータケーブルを CD ドライブおよび SCSI バックプレーン上の CD ドライブコネクタに接続します。 図 A-4 を参照してください。 8. システムカバーを閉じます。「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 9. 手順 2 で前面ベゼルを取り外した場合、前面ベゼルを取り付けます。「システムのトラブルシューティング」 の 「オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け」 を参照してください。 10.
7. リボンケーブルのもう片方の端を SCSI バックプレーンのディスケットドライブコネクタに接続します。 図 A-4 を参照してください。 8. システムカバーを閉じます。「システムのトラブルシューティング」 の 「システムカバーを閉じる」 を参照してください。 9. 手順 2 で前面ベゼルを取り外した場合、前面ベゼルを取り付けます。「システムのトラブルシューティング」 の 「オプションの前面ベゼルの取り外しと取り付け」 を参照してください。 10.
b. SCSI 規格では、SCSI チェーンの両端にあるデバイスを終端処理し、その間のデバイスは終端処理しないでおく必要があります。 このため、テープドライブが SCSI コントローラに接続 されたデバイスのチェーンにおいて最後のデバイスである場合 (または唯一のデバイスである場合)、テープドライブのターミネータを有効にする必要があります。 4. コントローラカードを拡張スロットに取り付けます。「システムオプションの取り付け」 の 「拡張カードの取り付け」 を参照してください。 5. テープドライブのインタフェース / DC 電源ケーブルを、テープドライブに付属のコントローラカードに接続します。 6. システムおよび周辺機器をコンセントに接続して、電源を入れます。 7.
目次ページへ戻る 困ったときは Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド テクニカルサポート ご注文に関する問題 製品情報 保証期間中の修理もしくは返品について お問い合わせになる前に Dellへのお問い合わせ テクニカルサポート 技術上の問題のサポートを受けなければならないときは、次の手順に従ってください。 1. 「システムのトラブルシューティング」 の手順を完了します。 2. システム診断プログラムを実行して、すべての情報を記録します。 3. 診断チェックリストを印刷して、それに記入します。 4. インストールとトラブルシューティングの手順については、デルサポート (support.jp.dell.com) をご覧ください。 詳細については、「オンラインサービス」 を参照してください。 5.
テクニカルサポートにお問い合わせになる場合は、まず 「お問い合わせになる前に」 を参照してから、お住まいの地域のお問い合わせ情報を参照してください。 ご注文に関する問題 欠品、誤った部品、間違った請求書などの注文に関する問題がある場合、デルカスタマーケアにお問い合わせください。お電話の際は、納品書または出荷伝票をご用意ください。電話番号については、 お住まいの地域のお問い合わせ情報を参照してください。 製品情報 デルが提供しているその他の製品に関する情報が必要な場合や、ご注文になりたい場合は、デルのウェブサイト (www.dell.com/jp/) をご覧ください。電話で販売担当者と話をしたいときは、お住ま いの地域のお問い合わせ情報を参照してください。 保証期間中の修理もしくは返品について 製 品を修 理す る場合(引き取り修 理対 応機 種の み) デルテクニカルサポートの担当者は、お使いのシステムに関する問題の解決にあたりますが、修理が必要と判断された場合は修理のためにシステムやその備品の返送をお願いすることがあります。 1.
拡張カード: ネットワークに接続されていますか? はい いいえ ネットワーク、バージョン、ネットワークカード: プログラムとバージョン: システムのスタートアップファイルの内容を確認するときは、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。可能であれば、各ファイルを印刷します。印刷できない場合、各ファイルの内容 を記録してデルにお問い合わせください。 エラーメッセージ、ビープコード、または診断コード: 問題点の説明と実行したトラブルシューティング手順: デルへのお問い合わせ インターネットでのデルへのアクセスは、次のアドレスをご利用ください。 l www.dell.com/jp l suport.jp.dell.
優先アカウント / 法人カスタマーケア Home/Small Business テクニカルサポート 優先アカウント / 法人テクニカルサポート 代表 0660 8056 01 795 67604 0660 8779 01 491 04 0 バハマ 一般サポート フリーコール:1-866-278-6818 バルバドス 一般サポート 1-800-534-3066 ベ ル ギ ー(ブ リ ュ ッ セ ル) ウェブサイト:support.euro.dell.com 国際電話アクセスコード:0 0 電子メール:tech_be@dell.com 電子メール(フランス語用):support.euro.dell.
チ ェ コ共 和国(プ ラ ハ) 国際電話アクセスコード:0 0 ウェブサイト:support.euro.dell.com 電子メール:czech_dell@dell.com テクニカルサポート 02 22 83 27 27 国番号:4 2 0 カスタマーケア 02 22 83 27 11 市外局番:2 Fax 02 22 83 27 14 TechFax 02 22 83 27 28 代表 02 22 83 27 11 デ ン マ ー ク(コ ペ ン ハ ー ゲ ン) 国際電話アクセスコード:0 0 ウェブサイト:support.euro.dell.com 電子メールサポート (ノートブックコンピュータ):den_nbk_support@dell.com 電子メールサポート (デスクトップコンピュータ):den_support@dell.com 国番号:4 5 電子メールサポート (サーバ):Nordic_server_support@dell.
国番号:8 5 2 インド アイルランド(チェリーウッド) 国際電話アクセスコード:1 6 Dimension/Inspiron セールス フリーコール:800 96 4109 大口法人アカウント (香港) フリーコール:800 96 4108 大口法人アカウント (GCP香港) フリーコール:800 90 3708 テクニカルサポート 1600 33 8045 セールス 1600 33 8044 ウェブサイト:support.euro.dell.com 電子メール:dell_direct_support@dell.
国際電話アクセスコード:0 0 国番号:5 2 または001-877-269-3383 セールス 50-81-8800 または01-800-888-3355 カスタマーサービス 001-877-384-8979 または001-877-269-3383 代表 50-81-8800 または01-800-888-3355 モントセラト 一般サポート フリーコール:1-866-278-6822 オ ラ ン ダ領ア ン テ ィ ル諸 島 一般サポート 001-800-882-1519 オ ラ ン ダ(ア ム ス テ ル ダ ム) ウェブサイト:support.euro.dell.com 国際電話アクセスコード:0 0 電子メール:support.euro.dell.
国際電話アクセスコード:09/091 電子メール:dell_za_support@dell.com テクニカルサポート 011 709 7710 国番号:2 7 カスタマーケア 011 709 7707 市外局番:1 1 セールス 011 709 7700 Fax 011 706 0495 代表 011 709 7700 東 南ア ジ ア / 太平洋沿岸諸国 カスタマーテクニカルサポート、カスタマーサービス、セールス (マレーシア、ペナン) 604 633 4810 スペイン(マドリード) ウェブサイト:support.euro.dell.com 国際電話アクセスコード:0 0 電子メール:support.euro.dell.
Home/Small Business カスタマーケア 0870 906 0010 法人カスタマーケア 0870 908 0500 優先アカウントカスタマーケア (従業員 500-5000 名) 01344 373 196 中央政府カスタマーケア 01344 373 193 地方政府および教育機関カスタマーケア 01344 373 199 保険機関カスタマーケア 01344 373 194 Home/Small Business セールス 0870 907 4000 法人 / 公共機関セクタセールス 01344 860 456 ウルグアイ 一般サポート 米国(テ キ サ ス州オ ー ス チ ン) 自動オーダステータスサービス フリーコール:1-800-433-9014 AutoTech (ノートブックおよびデスクトップコンピュータ) フリーコール:1-800-247-9362 国際電話アクセスコード:0 1 1 フリーコール:000-413-5982521 一 般 消 費 者 (Home/Home Office) 国番号:1 カスタマーテクニカルサポート