Owners Manual
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ジャンパおよびコネクタ
Dell™ PowerEdge™ 1750 システム インストール&トラブルシューティングガイド
ジャンパ ― 概要
システム基板のジャンパ
システム基板のコネクタ
SCSI バックプレーンボードのコネクタ
パスワードを忘れたとき
この章では、システム基板上のジャンパについて説明します。 また、ジャンパとスイッチについての基本的な情報を提供するとともに、システム内のさまざまな基板上のコネクタおよびソケットについて
も説明します。
ジャンパ ― 概要
ジャンパを使って、プリント回路基板の回路構成を簡単に変更できます。 システムを再構成する場合、システム基板上のジャンパ設定を変更する必要がある場合があります。 また、拡張カードやドライ
ブ上のジャンパ設定を変更する必要がある場合があります。
ジャンパ
ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2 本以上のピンが出ています。 ワイヤを格納しているプラスチック製のプラグが、ピンに被せられています。 ワイヤは、ピン同士を接続して回路を形成しま
す。 ジャンパの設定を変更するには、ピンから抜いたプラグを、指定のピンに注意深く押し込みます。図 A-1 に、ジャンパの例を示します。
図 A-1. ジャンパの例
1 本のピンだけにプラグが被せてある場合や、プラグを被せていない場合、ジャンパはオープン状態またはジャンパなしといいます。 2 本のピンにまたがってプラグが被せてある場合は、ジャンパありと
いいます。 ジャンパ設定は、通常、1-2 のように 2 つの数字で示されています。 番号 1 は回路基板に印刷されているので、ピン 1 の位置を基準にして各ピンの番号を識別できます。
システム基板のジャンパ
図 A-2 に、システム基板上のジャンパブロックの位置とデフォルトの設定値を示します。 システムのジャンパの割り当て、デフォルト設定、および機能については、表 A-1 を参照してください。
図 A-2. システム基板のジャンパ
表 A-1. システム基板のジャンパ設定
警告: 必ずシステムの電源を切ってから、ジャンパ設定を変更してください。 電源が入ったまま変更すると、システムを破損したり予期できない結果を招いたりする恐れがありま
す 。