Reference Guide
一般システム設定 109
シリアルまたは Telnet コンソールのインタフェース
DRAC/MC
はコマンドラインインタフェース(
CLI
)用のシリアルおよび
Telnet
インタ
フェースをサポートしており、このインタフェースをシステムエンクロージャ内のどの
サーバーモジュールやスイッチモジュールにでも切り替えることができます。以下の項で
は、
DRAC/MC
上でシリアル
/ Telnet
コンソールを有効にし、設定する方法について説明し
ます。
サーバーモジュールのセットアップユーティリティの設定
テキストコンソールをサーバーモジュールから
DRAC/MC
のシリアルポートまたは
Telnet
インタフェースにリダイレクトするようにセットアップユーティリティを設定するには、
以下の手順を実行します。
メモ: 以下の一連のコマンドをローカルで実行する必要があります。これらの手順が完了し
たら、サーバーコンソールをリモートで DRAC/MC にリダイレクトできます。
1
サーバーモジュールの電源を入れるか、再起動します。
2
次のメッセージが表示されたら、ただちに
<F2>
を押します。
<F2> = System Setup
3
スクロールダウンして
Integrated Devices
(内蔵デバイス)を選択します。
4
Integrated Devices
(内蔵デバイス)のオプションを次のように設定します。
Remote Terminal Type
(リモートターミナルの種類)―
ANSI
または
VT100/VT200
Redirection After Boot
(起動後のリダイレクト)―
Enabled
(有効)
メモ: お使いのターミナルが VT100 モードに設定されていて、適切な選択項目が表示さ
れない場合は、Properties(プロパティ)メニューに進み、ターミナルモードを VT200 に
変更します。これで選択項目が表示されるはずです。カーソルの移動によって選択項目
の表示が消える場合があります。選択項目の表示が消えた場合は、元の VT100 に切り替
えると再び表示されます。
5
<Esc>
キーを押して、サーバーモジュールのセットアップユーティリティを終了
します。