Reference Guide
110 一般システム設定
シリアルコンソールエミュレーション用に Minicom を使用して DRAC/MC に接続する方法
(Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server)
Minicom
は
Red Hat Enterprise Linux
および
SUSE Linux Enterprise Server
用のシリアル
ポートアクセスユーティリティです。
メモ: テキストが確実に正しく表示されるようにするためには、Telnet コンソールの表示に
デフォルトウィンドウではなく Xterm ウィンドウを使用します。
1
新しい
Xterm
セッションを開始するには、コマンドプロンプトで
xterm &
と入力
します。
2
ウィンドウの右下角をマウスでドラッグして、サイズを
80 x 25
に変更します。
3
Xterm
のコマンドプロンプトで
minicom
と入力します。
4
表
1-2
を参照して、
Minicom
をシリアルコンソールエミュレーション用に設定
します。
5
Save setup as config_name
(セットアップを
config_name
として保存)
を選択し、
<Enter>
を押します。
6
Exit From Minicom
(
Minicom
の終了)を選択し、
<Enter>
を押します。
7
コマンドシェルプロンプトで、
minicom <
Minicom
設定ファイルの名前
>
と入力します。
8
Minicom
ウィンドウを
80 x 25
に拡大するには、ウィンドウの角をドラッグします。
ログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力します。
メモ: シリアルテキストコンソールリダイレクション用に Minicom を使用して DRAC/MC
BIOS の設定を行う場合は、Minicom でカラーをオンにすると役立つことがあります。カラー
をオンにするには、コマンドシェルプロンプトで、
minicom -c on と入力します。
Telnet
コンソールの使い方については、
113
ページの「シリアルまたは
Telnet
コンソール
の使い方」を参照してください。
Minicom
を終了するには、
<Ctrl><a><z><x>
を押
します。
表 1-2 シリアルコンソールエミュレーション用の Minicom の設定
設定の説明 必要な設定
BPS/ パリティ/ ビット
115200 8N1
ハードウェアフロー制御
Yes
ソフトウェアフロー制御
No
ターミナルエミュレーション
ANSI
モデムダイヤリングとパラメー
タの設定
init、reset、connect、および hangup の設定をクリアして、
ブランクにします
Window のサイズ 80 x 25(サイズを変更するには、ウィンドウの右下角をド
ラッグします)