Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド システムの概要 『Dell OpenManage Server Assistant CD』の使い方 セットアップユーティリティの使い方 仕様 I/Oポートおよびコネクタ SCSIドライバのインストールと設定 コンソールリダイレクションの使い方 用語集 メモ、注意、警告 メ モ:システムの操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。 注 意 : ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も示されています。 警 告 : 物 的 損 害 、け が ま た は死 亡の原 因と な る可 能 性があることを示し ま す こ の マ ニ ュ ア ル の内容 は 予 告な し に変 更さ れ る こ と が あ り ま す。 © 2 0 0 1 す べ て の著 作権 は Dell Computer Corporationに あ り ま す。 Dell Computer Corporationからの書面による許可なしには、いかなる方法においても本書の複写、転載を禁じます。 本書に使用さ
目次ページに戻る 仕様 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド マイクロプロセッサ 拡張バス メモリ ドライブ ポートおよびコネクタ ビデオ 電源 サイズと重量 環境 マイクロプロセッサ マイクロプロセッサのタイプ 最小内部動作周波数が1.
ビデオのタイプ ATI Rage XL PCIビデオコントローラ、 VGAコネクタ ビデオメモリ 8 MB 電源 電源装置: ワット数 500 W(AC) 電圧 100~240 VAC、50/60 Hz、5.0 A 200~240 VAC、50/60 Hz、5.0 A 熱散逸 180 Wまたは614.3 BTU/時 最大流入電流 通常のラインコンディションのもと、システムの操作可能範囲を越え て、入電量が電源装置に1台につき10 ms以下で55 Aに達すること があります。 システムバッテリ CR2032 3.0 Vリチウムコインセル サ イ ズ と重 量 高さ 8.56 cm 幅 48.26 cm 奥行き 69.85 cm 重さ 最大で25 kg 環境 温度: 動作時 10°~35℃ 保管時 -40°~65℃ 相対 湿度 : 動作時 1時間当たり最大10%の湿度変化で、20%から80%(結露しないこと) 保管時 1時間当たり最大10%の湿度変化で、5%から95%(結露しないこと) 最大振動: 動作時 15分間に3~200 Hzで0.
目次ページに戻る I/Oポートおよびコネクタ Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド シリアルポート キーボードとマウスコネクタ ビデオコネクタ USBコネクタ 内蔵NICコネクタ システムは、システムのI/Oポートおよびコネクタを介して、キーボード、マウス、モニタなどの外付けデバイスと通信します。図B-1には背面パネルのI/Oポートおよびコネクタを、図B-2には正面パネル I/Oポートおよびコネクタを示します。 図B- 1 . 背 面パ ネ ル のI / Oポートおよびコネクタ 図B- 2 .
のピン番号割り当ておよびインタフェースシグナルを定義します。 図B- 3 . シリアルポートのピン番号 表B- 1 .
. 表B- 2 . キーボードコネクタのピン番号 の割り 当て( 背 面パ ネ ル) ピン シグナル I/O 定 義 1 KBDATA I/O キーボードデータ 2 NC ― 接続なし 3 GND ― シグナルアース 4 FVcc ― ヒューズ供給電圧 5 KBCLK I/O キーボードクロック 6 NC ― 接続なし ― シャーシアース シェル ― 表B- 3 .
ガイドライン メ モ: モニタが正面パネルに接続されると、背面パネルのキーボード、マウス、およびビデオコネクタはすべて無効になります。 l このシステムには2つのビデオコネクタ(背面パネルに1つ、正面パネルに1つ)が装備されています。モニタが正面パネルのビデオコネクタに接続されている場合、背面パネルのビデオコネクタ は無効です。 l キーボードとマウスは、モニタの同じパネルに接続する必要があります。例えば、モニタが正面パネルのビデオコネクタに接続されている場合、キーボードとマウスも正面パネルのキーボード/ マウスコネクタに接続しなければなりません。このコネクタはPS/2コネクタであり、キーボード接続はデフォルトです。正面パネルコネクタからのキーボードとマウスの両方を使うには、Yケーブル を使用する必要があります。 ハードウェアを再構成する場合、ビデオコネクタのピン番号およびシグナル情報が必要となります。図B-6に、ビデオコネクタのピン番号を示し、表B-5では、ビデオコネクタのピン割り当ておよびインタフェ ースシグナルを定義します。 図B- 6 . ビデオコネクタのピン番号 表B- 5 .
3 DATA+ I/O データ 4 GND ― シグナルアース 内蔵NICコネクタ お使いのシステムには内臓10/100/1000 Mbps NICが2つ搭載されています。10/100/1000 Mbps NICは、サーバとワークステーション間の高速通信を提供します。また、その他のアプリケーション用の システムリソースを解放してホストリソースを効率的に活用できるようにします。両方のNICは、10 Base-T、100 Base-TX、および1000 Base-T Ethernet標準に対応しています。 両方のNICは、システム管理コンソールから、特別なLAN信号を使って、システムを起動することができるWake On LAN機能を装備しています。Wake On LAN機能を使って、LANのトラフィックが通常は 最小になる勤務時間後や週末に、リモートシステムセットアップ、ソフトウェアのダウンロードとインストール、ファイルの更新、および管理トラッキングができます。 ネットワークケーブル要件 お使いのシステムのRJ45NICコネクタは、UTP Ethernetケーブル用に設計されており、RJ45互換
目次ページに戻る SCSIドライバのインストールと設定 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド SCSISelectユーティリティ この付録では、システムに付属のSCSIデバイスドライバのインストール方法と設定方法について説明します。このSCSIデバイスドライバは、システム基板上のAIC 7899W U160 SCSIコントローラと連携 して動作するように設計されています。両方のチャネルは、バックプレーンに接続されます。どちらのチャネルも、外部接続には使用できません。 オプションのRAIDコントローラを使用している場合、SCSIデバイスドライバのインストールについては、RAIDコントローラのマニュアルを参照してください。 ディスケットドライブ、CDドライブ、テープドライブなどのハードウェアデバイスの取り付け手順については、『インストール&トラブルシューティング』の「ドライブの取り付け」を参照してください。SCSIデバイ スを取り付けたら、SCSIデバイスドライバをインストールして設定し、オペレーティングシステムと通信できるようにします。 次のオペレーティングシステムに対応した
Send Start Unit Command Yes(Enabled) Enable Write Back Cache Yes、No、またはN/C BIOS Multiple LUN Support No(Enabled) Include in BIOS Scan Yes(Enabled) 詳細設定: Reset SCSI Bus at IC Initialization Enabled Display Message During BIOS Initialization Enabled Extended BIOS Translation for MS-DOS® Drivers > 1 GB Enabled Silent/Verbose Mode Verbose Host Adapter BIOS Enabled Domain Validation Enabled Support Removable Disks Under BIOS as Fixed Disks Boot Only、 Enabled、 Disabled(デフォルト) BIOS Su
l Include in BIOS Scan(BIOS Scanの実行) ― システム起動時に、システムBIOSがこのデバイスを走査するかどうかを設定できます。デフォルトはY e sです。 Advanced Configuration Settings(詳細設定) ホストアダプタの詳細設定は、どうしても必要な場合を除いて変更しないでください。ホストアダプタの詳細設定のデフォルト値はDellによって設定されており、これらの値を変更すると、SCSIデバイス間で コンフリクトが発生する可能性があります。 l Reset SCSI Bus at IC Initialization(IC初期化時のでのSCSIバスのリセット) ― コントローラが初期化されたときに、SCSIバスをリセットします。デフォルトはE n a b l e dです。 l Display Message During BIOS Initialization(BIOS初期化時のメッセージの表示) ― システム起動時に「Press for SCSISelect (TM) Utility!
目次ページに戻る コンソールリダイレクションの使い方 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド 最低ハードウェアおよび接続要件 ソフトウェア要件 システムでのコンソールリダイレクションの設定 クライアントシステムでのコンソールリダイレクションの設定 システムの再起動 特殊キーの設定 コンソールリダイレクションを使用すると、シリアルポートを介してキーボード入力とテキスト出力をリダイレクトすることによって、リモートロケーションからシステムを保全することができます。グラフィック 出力はリダイレクトされません。コンソールリダイレクションはBIOS設定やRAID設定のセットアップなどのタスク用に、MS-DOS® 環境下で使用することができます。通常の取り付けでは、システムは共 有モデムを使用して複数のシステムに接続できるポートコンセントレータに接続されます。モデムまたは他のリモート接続を使ってポートコンセントレータにログインした場合、コンソールリダイレクション でどのシステムを管理するかを選ぶことができます。本項では、ヌルモデムケーブルを使ってシステムを接続するという最も簡単な接続につい
メ モ: 本書の例は、HilgraeveのHyperTerminal Private Edition 6.1以降にアップグレードしたことを前提にしています。他のターミナルエミュレーンソフトウェアをお使いの場合、そのソフトウェア のへプルファイルを参照してください。 ポートの設定 1. ス タ ー トボタンをクリックし、プ ロ グ ラ ム→ア ク セ サ リ→通 信とポイントしてから、H y p e r T e r m i n a lをクリックします。 2. 新しい接続用の名前を入力し、アイコンを選びます。 3. O Kをクリックします。 4. Connect toプルダウンメニューからクライアントシステムで利用できるCOMポートを選び、OKをクリックします。 利用できるCOMポートがなく、Dellシステムをお持ちでない場合、クライアントシステムについてテクニカルサポートに連絡する必要があります。 利用可能なCOMポートを選ぶと、COMポートのプロパティウィンドウが表示されます。 5.
キー 対 応シ ー ケ ン ス ターミナルエミュレーション 上矢印 [ a VT100/220 下矢印 [ b VT100/220 右矢印 [ c VT100/220 左矢印 [ d VT100/220 F1 op VT100/220 F2 oq VT100/220 F3 or VT100/220 F4 os VT100/220 F5 ot VT100 F6 ou [ 1 7 ~ VT100 VT100/220 F7 ov [ 1 8 ~ VT100 VT100/220 F8 ow [ 1 9 ~ VT100 VT100/220 F9 ox [ 2 0
i i j j h h m m 2 2 目次ページに戻る
目次ページに戻る システムの概要 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド システム状態インジケータ システム識別インジケータ 正面パネルの機能 背面パネルの機能 システムの機能 サポートされているオペレーティングシステム 電源保護デバイス その他のマニュアル テクニカルサポートを受けるには お使いのシステムは、2つのIntel® Xeon™ マイクロプロセッサを搭載した、多目的、高可用性のラック積載型のサーバです。 本章では、主要なハードウェアとソフトウェアの機能、システム状態インジケータに関する情報、およびシステムの正面パネルと背面パネルにあるインジケータについて説明します。また、システムをセッ トアップする際に必要なその他のマニュアルの情報やテクニカルサポートへの連絡方法についても説明します。 システム状態インジケータ システムのベゼルには、ベゼルが取り付けられている際にシステムの状態を示すインジケータが組み込まれています(図1-1参照)。インジケータは、システムが適正に動作していること、システムが注 意を必要としていること、またはシステムが識別中(「システム識別インジ
メ モ: サーバ管理ソフトウェアによって、インジケータが点滅し、固有のシステムが識別されます。 システム識別インジケータ 正面パネルと背面パネルの識別ボタンは、ラック内の特定のシステムの位置を確認するために使用できます。これらのボタンのいずれかを押すと、背面の識別インジケータおよび前面ベゼルの状態イン ジケータは、ボタンをもう一度押すまで点滅します。ベゼルが取り外されると、LCDディスプレイは青色に点滅します。 正面パネルのシステム識別ボタンの位置は、図1-2を参照してください。背面パネルのシステム識別ボタンおよびインジケータの位置は、「背面パネルの機能」を参照してください。 正面パネルの機能 システム電源とドライブ用の追加のインジケータがベゼルの後にあります。正面パネル状態LCDには、英数字ディスプレイの使い方が説明されています(「状態LCD」を参照)。 図1-2に、システムの正面パネルの機能を示します。表1-3では、正面パネルの機能を説明します。 図1 - 2 . 正 面パ ネ ル の機 能 表1 - 3 .
電源ボタンは、システム電源装置へのAC電源の入力をコントロールします。電源ボタンインジケータは、電源の状態に関する情報を提供します。 表1-4に、電源ボタンインジケータコードを一覧表示します。 表1 - 4 . 電 源インジケータコード イ ン ジ ケ ー タ インジケータコード オン システムに電力が供給されており、システムが操作可能であることを示します。 オフ 電力がシステムに供給されていないことを示します。 点滅 システムに電力が供給されているが、システムがスタンバイ状態であることを示します。スタンバイ状態の詳細は、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 SCSIハードドライブインジケータ 各SCSIハードドライブキャリアには2つのインジケータがあります。ビジーインジケータおよび状態インジケータです(図1-3参照)。インジケータは、それぞれのハードドライブの状態に関する情報を示しま す。表1-5に、ドライブインジケータコードを一覧表示します。 図1 - 3 .
図1-4に、システムの背面パネルの機能を示します。表1-6では、背面パネルの機能を説明します。 図1 - 4 . 背 面パ ネ ル の機 能 表1 - 6 . 背 面パ ネ ル の機 能 コンポーネント 説明 電源装置インジケータ 電源の状態に関する情報を提供します(「電源装置インジケータコード」を参照)。 NICインジケータ NICの状態に関する情報を提供します(「NICインジケータコード」を参照)。 システム状態インジケータコネク インジケータへ接続すると、システムが適正に動作していること、またはシステムが注意を必要としていることが示されます(「ベゼルシステム状態インジケータコー タ ド」を参照)。 システム識別ボタン 特定のシステムを識別するために使用されます(詳細は、『インストール&トラブルシューティング』を参照)。 電 源装置インジケータ 各ホットプラグ対応電源装置にはインジケータがあり、電源状態、障害、およびAC電源の有無に関する情報を提供します(図1-5参照)。表1-7に、電源装置インジケータコードを一覧表示します。 図1 - 5 .
障害 赤色は、電源装置の問題(ファン障害、電圧エラーなど)を示します。 AC接続 緑色は、AC電力が電源装置に供給されており、システムがAC電源に接続されていることを示します。 NICインジケータ 背面パネルの各NICには1つのインジケータがあり、ネットワーク動作およびリンク状態を示します(図1-6参照)。表1-8に、背面パネルのNICインジケータコードを一覧表示します。 正面パネルには各NIC用のリンクインジケータが付いています(図1-2参照)。各インジケータは、対応するNICがネットワーク上の有効なリンクパートナーに接続されているかどうかを示します。 図1 - 6 . N I Cインジケータ 表1 - 8 . N I Cインジケータコード リンクインジケータ 動 作イ ン ジ ケ ー タ インジケータコード オフ オフ 緑色 NICがネットワークに接続されていません。 NICがネットワーク上の有効なリンクパートナーに接続されています。 橙色の点滅 ネットワークデータが送信または受信されています。 システムの機能 l 内部動作速度が1.
l オペレーティングシステムと内蔵SCSIサブシステムに接続されたデバイスとの通信を可能にするSCSIデバイスドライバ。ドライバの詳細は、「SCSIドライバのインストールと設定」を参照してくださ い。 l システム管理ソフトウェアおよびマニュアル。 l ウェブホスティング、キャッシング、ロードバランシング用のオプションのソリューションソフトウェア。詳細は、ソリューションソフトウェアのマニュアルを参照してください。 サポートされているオペレーティングシステム l Microsoft Windows 2000 ServerおよびAdvanced Server l Windows NT® 4.0 Server,Enterprise Edition l Red Hat Linux 7.
目次ページに戻る 『Dell OpenManage Server Assistant CD』の使い方 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド 『Dell OpenManage Server Assistant CD』の起動 CDの操作 システムのセットアップ ユーティリティパーティション 管理タグ設定ユーティリティ 『Dell OpenManage Server Assistant CD』には、お使いのシステムを最適に設定するために役立つユーティリティ、診断プログラム、ドライバが含まれています。『Dell OpenManage Server Assistant CD』で利用できるいくつかの機能は、ハードドライブにインストールされている起動ユーティリティパーティションでも利用できます。この章では、『Dell OpenManage Server Assistant CD』の使い方を説明 します。また、ユーティリティパーティションおよびそのオプション、パーティションの再インストール手順(必要な場合)についても説明しています。 『Dell OpenManage Server Ass
実行環境が用意されます。ユーティリティパーティションが起動しない場合、非MS-DOS パーティションとして指定されます。 メ モ: ユーティリティパーティションで用意されているMS-DOS®機能は限られており、汎用のMS-DOSパーティションとして使うことはできません。 ユーティリティパーティションを起動するには、システムの電源を入れるか、再起動します。POSTの間、次の画面が表示されます。 = Utility Mode ユーティリティパーティションでは、テキストベースのインタフェースによってパーティションのユーティリティを実行します。矢印キーを使ってオプションをハイライト表示してからを押しても、また、 メニューオプション番号を入力しても、メニューオプションを選択できます。ユーティリティパーティションを終了するには、Utility Partitionメインメニューからを押します。 表2-1に、『Dell OpenManage Server Assistant CD』がCDドライブに挿入されていない場合の、ユーティリティパーティションメニューに表示されるサンプル一覧およびオ
表2 - 2 .
目次ページに戻る セットアップユーティリティの使い方 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド セットアップユーティリティの起動 セットアップオプション システムパスワード機能の使い方 セットアップパスワード機能の使い方 パスワードを忘れたとき システムの電源を入れる度に、システム基板のNVRAMに格納されているシステム設定情報のハードウェアリストに対して、現在コンピュータに取り付けられているハードウェアの構成が比較されます。 システムによって不一致が検出されると、不適切な設定があることを知らせるエラーメッセージが生成されます。次に、設定を修正するために、セットアップユーティリティを起動するように尋ねるプロンプ トが表示されます。 セットアップユーティリティは次のような場合に使用できます。 l システムに対してハードウェアの追加、変更、または取り外しを実行した後に、システム設定情報を変更する場合 l システムの時刻または日付の変更など、ユーザーが選択可能な項目を設定または変更する場合 l システムの内蔵デバイスを有効または無効にする場合 システムのセットアップが終了
次の項では、セットアップユーティリティ画面上の各オプションの概要について説明します。 メイン画面 セットアップユーティリティが実行されると、メインプログラム画面が表示されます(図3-1参照)。 図3 - 1 .
ホストシステムに適用すると便利です。こうした条件では、Do Not Reportを選択すると、POST実行中に検出されたキーボードまたはキーボードコントローラに関連するエラーのすべてのメッセ ージが省略されます。キーボードがシステムに取り付けられている場合、この設定はキーボード自体の処理に対する影響はありません。 l A s s e t T a g ― 管理タグ番号が指定されている場合、ユーザーがシステムに対して指定可能な管理タグ番号を表示します。10文字までの管理タグ番号をNVRAMに割り当てるには、「管理タグ 設定ユーティリティの使い方」の「『Dell OpenManage Server Assistant CD』の使い方」を参照してください。 Boot Sequence画面 Boot Sequence画面オプションは、システムが起動時にロードする必要がある起動デバイスを探す順序を決定します。利用可能なオプションは、ディスケットドライブ、CDドライブ、ネットワーク、および ハードドライブです。デバイスを選んでスペースバーを押し、そのデバイスを有効または無効にできます。デバイスを検索する順序を変更するに
Exit画面 を押してセットアップユーティリティを終了すると、E x i t画面が次のオプションを表示します。 l S a v e C h a n g e s a n d E x i t(変更を保存して終了) l D i s c a r d C h a n g e s a n d E x i t(変更を保存せずに終了) l Return to Setup(セットアップへ戻る) システムパスワード機能の使い方 注 意 : パスワード機能は、システム内のデータに対して基本的なセキュリティを提供しますが、決して万全ではありません。より強固なセキュリティが必要なデータについては、データ暗号化プ ログラムなどの保護機能をご自身でご用意ください。 ご使用のシステムは、出荷時にはシステムパスワードが設定されていません。システムのセキュリティが必要な場合、必ずシステムパスワード保護機能を有効にした状態でシステムを操作してくださ い。 セットアップユーティリティを使用すると、いつでもシステムパスワードを設定できます。システムパスワードを設定すると、パスワードを知っているユーザーだけがシステムを完全に使用で
入力したシステムパスワードが間違っていると、次のメッセージが表示されます。 ** Incorrect password. ** Enter password: (** 間違ったパスワード** パスワードを入力してください。) 2回目も誤ったシステムパスワードまたは不完全なシステムパスワードを入力すると、同じメッセージが表示されます。 システムパスワードを3回間違えると、それ以降は以下のメッセージが表示されます。 ** Incorrect password. ** Number of unsuccessful password attempts: 3 System halted! Must power down.
設定はN o t E n a b l e dに変わります。 3.
目次ページに戻る 用語集 Dell™ PowerEdge™ 2650 システム ユーザーズガイド 次のリストでは、システムのマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示します。 A ampere(アンペア) AC alternating current(交流) ACPI Advanced Configuration and Power Interface(電源管理規格の1つ) ANSI American National Standards Institute (米国規格協会) ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード) BIOS basic input/output system(基本入出力システム)。システムのBIOSは、フラッシュメモリチップに格納された複数のプログラムからなります。BIOSは、下記の事項を制御します。 l キーボードやビデオアダプタなど、マイクロプロセッサと周辺機器との間のコミュニケーション l システムメッセージなどの付属機能 bps bits per seco
Desktop Management Interface(デスクトップ管理インタフェース)。DMIは、システムのソフトウェアとハードウェアの管理を可能にします。DMIは、オペレーティングシステム、メモリ、周辺機器、拡張カー ド、および管理タグなどのシステムコンポーネントに関する情報を修正します。システムコンポーネントに関する情報は、MIFファイルとして表示されます。 DRAM dynamic random-access memory(ダイナミックランダムアクセスメモリ)。通常、システムのRAMはDRAMチップだけから構成されます。DRAMチップは電荷を長くは保持できないため、システムの各 DRAMマイクロプロセッサは定期的にリフレッシュされます。 DVD digital versatile disk(デジタル汎用ディスク) ECC error checking and correction (エラーチェックおよび訂正) EEPROM electrically erasable programmable read-only memory (電気的に消去/書き込み可能なROM) EISA Extende
GB gigabyte(ギガバイト)。1 GBは1,024MB(1,073,741,824バイト)です。 h hexadecimal(16進法)。システムのRAMのアドレスやI/Oメモリのデバイス用アドレスを指定するために使われる、16を基数とする記数法です。例えば、0から16までの10進数は16進法では、0、1、2、3、 4、5、6、7、8、9、A、B、C、D、E、F、10のように表されます。テキスト内では、数字の後にhを付けます。 Hz hertz(ヘルツ) I/O input/output(入出力)。キーボードは入力デバイスであり、プリンタは出力デバイスです。一般に、I/O動作はコンピュータ計算とは区別することができます。例えば、プログラムがドキュメントをプリンタに 送るときが出力動作、用語のリストをソートするときがコンピュータ計算です。 ID identification(識別) IDE integrated drive electronics IRQ interrupt request(割り込み要求)。周辺機器からデータを送受信するときの信号は、IRQを介してマイクロプロセッサに送られま
milliampere(ミリアンペア) MAC Media Access Control(メディアアクセス制御) mAh milliampere-hour(ミリアンペア時) Mb megabit(メガビット) MB megabyte(メガバイト)。1メガバイトは、1,024キロバイトまたは1,048,576バイトです。ただし、ハードドライブの容量を表す場合は、通常、概数にして100万バイトとします。 M B/ 秒 megabytes per second (1秒あたりのメガバイト数) Mbps megabits per second (1秒あたりのメガビット数) MBR master boot record(マスタブートレコード) MHz megahertz(メガヘルツ) mm millimeter(ミリメートル) MPEG Motion Picture Experts Group MPEGはデジタルビデオファイルフォーマットです。 ms millisecond(ミリ秒) M S- DOS Microsoft Disk Operating System(マイクロソフトディスクオペレーテ
PGA pin grid array(ピングリッドアレイ)。マイクロプロセッサチップの取り外しが可能なマイクロプロセッサソケット。 POST power-on self-test(電源投入時の自己診断)。システムの電源が入ると、オペレーティングシステムをロードする前に、POSTがRAM、ディスクドライブ、キーボードなどのデバイスをテストします。 PS/2 Personal System/2 PXE Preboot Execution Environment (プリブート実行環境) RAID redundant array of independent disks RAM random-access memory(ランダムアクセスメモリ)。プログラムの命令やデータを保存するシステムの主要な一次記憶領域。RAM内部の各領域は、メモリアドレスと呼ばれる数値によって識別されます。 RAMに保存されている情報は、システムの電源が切れると失われます。 r e a d m eファイル ソフトウェアパッケージまたはハードウェア製品に付属するテキストファイル。ソフトウェアまたはハードウェアのマニュアルの補助およびア
SNMP Simple Network Management Protocol SNMPによって、ネットワーク管理者はリモートでワークステーションを監視したり管理することができます。 SRAM static random-access memory(スタティックRAM)。SRAMチップは、リフレッシュが必要ないため、DRAMチップよりも数倍高速です。 SVGA super video graphics array(スーパービデオグラフィックスアレイ)。VGAとSVGAは、従来の規格よりも高解像度の色表示機能を持つ,ビデオアダプタに関するビデオ規格です。 特定の解像度でプログラムを表示するには、ディスプレイが解像度をサポートし、適切なビデオドライバをインストールしなければなりません。また、プログラムで表示できるカラーの数は、モニタやビデ オドライバの機能と、システムにインストールされたビデオメモリ容量に応じて異なります。 s y s t e m . i n iファイル Windowsオペレーティングシステム用の起動ファイル。Windowsを起動すると、Windowsはs y s t e m .
watt(ワット) WH watt-hour(s)(ワット時) w i n . i n iファイル Windowsオペレーティングシステム用の起動ファイル。Windowsを起動すると、Windowsはw i n . i n iファイルを調べ、動作環境に関する各種オプションを決定します。w i n . i n iファイルに記録されている情報 には、どのようなプリンタやフォントがWindowsにインストールされているかなどが含まれます。また、win.iniファイルには、ハードドライブにインストールされているWindowsアプリケーションプログラムのオ プションを設定するセクションも含まれています。 コントロールパネルまたは、Windowsのセットアッププログラムを実行すると、w i n . i n iファイルのオプションを変更できます。それ以外の場合は、メモ帳などのテキストエディタを使用して、手作業で w i n .
キャッシュ データを高速検索できるように、データまたは命令のコピーを保持するための記憶領域。例えば、システムのBIOSでは高速RAMにROMコードがキャッシュ(保持)されます。あるいは、ディスクキャッシュ ユーティリティでは、頻繁にアクセスされる情報がシステムのディスクドライブからRAMに保持されます。キャッシュ内にあるデータについて、プログラムからディスクドライブに対して取り出し要求が発行 されると、ディスクキャッシュユーティリティはRAMからデータを取り出すので、ディスクドライブから取り出す場合よりも検索時間が短縮されます。 グラフィックコプロセッサ コ プ ロ セ ッ サを参照。 グラフィックモード 「x個の横ピクセル×y個の縦ピクセル×z種類のカラー」で定義されるビデオモード。 グループ (DMIに関連した用語として)グループは、管理可能コンポーネントについての、一般情報または属性を定義するデータ構造です。 コプロセッサ システムのマイクロプロセッサを特定の処理タスクから解放するチップ。例えば、数値演算コプロセッサは数値演算処理を制御します。グラフィックコプロセッサはビデオレンダリングを処理し
シリアルポート 一般的には、モデムをシステムに接続するのに使用されるI/Oポート。システムのシリアルポートには、通常、9ピンのコネクタが使われます。 診断プログラム システム用の総合テストセット。診断プログラムの使用方法についての詳細は、『インストール&トラブルシューティング』を参照してください。 スイッチ システム基板上で、スイッチはシステムのさまざまな回路や機能を制御します。これらのスイッチはDIPスイッチとして知られており、通常、2つまたはそれ以上の組でプラスチックケース内にパッケージさ れています。2つの一般的なDIPスイッチがシステム基板に使用されています。スライドスイッチとロッカスイッチです。スイッチの名前は、スイッチの設定(オンとオフ)がどのように変更されるかに由来しま す。 数値演 算コプロセッサ コ プ ロ セ ッ サを参照。 セットアップユーティリティ BIOSベースのプログラム。システムのハードウェアを構成したり、パスワードによる保護や電源管理などの機能を設定することによって、システムの動作をカスタマイズすることができます。セットアップ ユーティリティのオプションの中には、システ
モニタと連携してシステムのビデオ機能を実現するための論理回路。ビデオアダプタが持つ機能の種類は、特定のモニタが持つ機能とは異なる場合があります。通常、ビデオアダプタには、一般的なア プリケーションプログラムやオペレーティングシステムを、様々なビデオモードで表示するためのビデオドライバが付属しています。 いくつかのDellシステムでは、システム基板にビデオアダプタが組み込まれています。また、拡張カードコネクタに差し込む数多くのビデオアダプタカードが利用できます。 ビデオアダプタには、システム基板のRAMから独立したメモリがしばしば組み込まれています。ビデオメモリの量と、アダプタに付いてくるビデオドライバによって、同時に表示できる色の数が決まります。 高速のグラフィック描画を実現するために、ビデオアダプタには独自のコプロセッサが内蔵される場合もあります。 ビデオ解 像 度 例えば、800×600というビデオ解像度は、横方向に800個のピクセル、縦方向に600個のピクセルが並んだ行列として表されます。特定の解像度でプログラムを表示するには、ディスプレイが解像度をサ ポートし、適切なビデオドライバをインストールしな
読み取り専用ファイルとは、編集や消去が禁止されているファイルのことを言います。ファイルは、下記の場合に読み取り専用になります。 l 読み取り専用アトリビュートがOnになっている場合。 l 物理的に書き込みが禁止されているディスケット、または書き込み禁止ドライブ内のディスケット上にファイルが存在する場合。 l ファイルがディレクトリの中のネットワーク上にあり、システム管理者が読み取り権だけを許可している場合。 リアルモード 80286以降のマイクロプロセッサによってサポートされる動作モード。リアルモードは、8086マイクロプロセッサのアーキテクチャをシュミレートする動作モードです。 ローカルバス ローカルバス拡張機能を持つシステムは特定の周辺機器(ビデオアダプタ回路など)が従来の拡張バスを持つシステムよりも高速に動作するよう設計されています。ローカルバスには、システムのマイ クロプロセッサと同じ幅のデータパスおよび同じ速度で周辺装置を動作させるものもあります。 目次ページに戻る