Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド はじめに インジケータ、メッセージ、およびコード ソフトウェアの問題解決 システム診断プログラムの実行 システムのトラブルシューティング システム部品の取り付け ドライブの取り付け 困ったときは ジャンパ、スイッチ、コネクタ I/O コネクタ 略語一覧 メ モ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注 意 : 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、 その危険を回避するための方法を説明しています。 警 告 : 警 告は、物的損害、け が、または死 亡の原 因と な る可能 性があることを示します。 こ こ に記 載されている内容は予 告な く変更されることがあります。 ©2 0 0 3 す べ て の著 作権は D e l l I n c . に あ り ま す。 Dell Inc.
メモ、注意および警告 ジャンパ、スイッチ、コネクタ Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド ジャンパ ― 概要 システム基板のジャンパ システム基板のコネクタ ライザボードコネクタ パスワードを忘れたとき この付録では、システムジャンパについて説明します。また、ジャンパとスイッチについての基本的な情報を提供するとともに、システム内のさまざまな基板上のコ ネクタについても説明します。 ジャンパ ― 概要 ジャンパを使って、プリント回路基板の回路構成を簡単に変更できます。システムを再構成する場合、回路基板またはドライブのジャンパ設定の変更が必要になる ことがあります。 ジャンパ ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2 本以上のピンが出ています。ピンにはワイヤを格納したプラスチック製プラグが被せてあります。ワイヤはピン同士を 接続して、回路を形成します。ジャンパの設定を変更するには、ピンから抜いたプラグを、指定のピンに注意深く押し込みます。図 A-1 に、ジャンパの例を示しま す。 図 A-1 .
表 A-1 . システム基 板のジャンパ設 定 ジャンパ 設定 説明 PASSWD (デフォルト) パスワード機能は有効です。 パスワード機能は無効です。 NVRAM_CLR (デフォルト) NVRAM の設定がシステム起動時に保持されます。 NVRAM の設定は、次のシステム起動時にクリアされます。 ジャンパあり ジャンパなし システム基板のコネクタ システム基板のコネクタの位置と説明については、図 A-3 および表 A-2 を参照してください。 図 A-3 . システム基 板のコネクタ 表 A-2 . システム基 板のコネクタ コネクタ 説明 BT1 3.
CN2 システム基板用の12 Vおよび3.3 V電源コネクタ CN3 システム基板用の+5 Vおよび-12 V電源コネクタ CN4 ドータカードコネクタ(サポートされていません) DIMMn_ x メモリモジュール(4) J7 コントロールパネルインタフェースコネクタ Sys_Mgmt リモートアクセスコントローラ(RAC)のコネクタ ファン ファンアセンブリの電源コネクタ Pri-IDE CD ドライブインタフェースコネクタ SATA_PORT_n SATAハードドライブのコネクタ SLT1 ライザボードインタフェースコネクタ ライザボードコネクタ バックプレーンボードコネクタの位置と説明については、図 A-4 および表 A-3 を参照してください。 図 A-4 . ライザボードコネクタ 表 A-3 . ライザボードコネクタ コネクタ 上部スロットPCI 32ビット、33 MHz(5V) 下部スロットPCI-X 64ビット、66 MHz (3.
. システムを電源コンセントに接続してシステムの電源を入れます。 既存のパスワードは、パスワードジャンパプラグを取り外した状態でシステムを再起動するまで無効化(消去)できません。ただし、新しいシステムパスワード とセットアップパスワードの両方またはどちらか一方を設定する前に、ジャンパプラグを取り付ける必要があります。 メ モ: ジャンパプラグを取り外した状態のままシステムパスワードとセットアップパスワードの両方またはどちらか一方を設定すると、システムは次回の 起動時に新しいパスワードを無効にします。 6. システムの電源を切り、システムに接続されているすべての周辺機器の電源を切って、システムを電源コンセントから取り外します。 7. システムを開きます。 8. パスワードジャンパプラグを取り付けます。 システム基板上のパスワードジャンパの位置は、図 A-2を参照してください。 9. 10.
メモ、注意および警告 I/O コネクタ Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド I/O コネクタ シリアルコネクタ PS/2互換キーボードおよびマウスコネクタ ビデオコネクタ USB コネクタ 内蔵ネットワークアダプタコネクタ ネットワークで必要な配線 I/O コネクタ I/O コネクタとは、キーボード、マウス、プリンタ、モニタなどの外付けデバイスとの通信にシステムが使用するゲートウェイです。この付録では、お使いのシステム に搭載されている各種コネクタについて説明します。システムに接続しているハードウェアを再設定した場合、コネクタのピン番号や信号に関する情報が必要な場 合があります。図 B-1 に、システムの各コネクタを示します。 図 B-1 .
シリアルコネクタの自動設定 内蔵シリアルコネクタに割り当てられているデフォルト指定は COM1 です。内蔵コネクタと同じ指定を持つシリアルコネクタを含む拡張カードを増設した場合、シス テムの自動設定機能が、内蔵シリアルコネクタを次に利用可能な指定に再マップ(再割り当て)します。新しい COM ポートおよび再マップされた COM コネクタは、 同じ IRQ 設定を共有します。COM1 と COM3 は IRQ4 を共有し、COM2 と COM4 は IRQ3 を共有します。 メ モ: 2 つの COM コネクタが 1 つの IRQ 設定を共有している場合、2 つのポートを同時に使用することはできません。また、COM1 および COM3 に割り 当てられているシリアルコネクタを搭載する 1 つまたは複数の拡張カードを取り付けた場合、内蔵シリアルコネクタは無効になります。 COM コネクタを再マップするカードを追加する前に、ソフトウェアに付属のマニュアルを参照して、ソフトウェアに新しい COM コネクタ指定を組み込めることを確認し てください。 図 B-2 に、シリアルコネクタのピン番号を示します。また、表
4 FVcc 利用不可 ヒューズ付き供給電圧 5 KBCLK または MFCLK I/O 6 NC 利用不可 接続なし シェル 利用不可 利用不可 シャーシアース キーボードクロックまたはマウスクロック ビデオコネクタ 15 ピン高集積 D サブミニコネクタを使って、VGA 互換モニタをシステムに内蔵のビデオコントローラに接続することができます。図 B-4 はビデオコネクタのピンナ ンバーを示し、表 B-4 はコネクタのピン割り当てを定義します。 メ モ: ビデオカードを取り付けると、システムの内蔵ビデオコントローラが自動的に無効になります。 図 B-4 .
ピ ン 信号 I/O 定義 1 Vcc 利用不可 電圧供給 2 DATA I データ入力 3 +DATA O データ出力 4 GND 利用不可 信号アース 内蔵ネットワークアダプタコネクタ システムに内蔵のネットワークアダプタはサーバーとワークステーション間の高速通信を提供し、別のネットワーク拡張カードとして機能します。図 B-6はネットワー クコネクタのピン番号を示し、表 B-6はコネクタのピン割り当てを示します。 図 B-6 .
メモ、注意および警告 略語一覧 Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド A ampere(アンペア) AC alternating current(交流) ANSI American National Standards Institute (米国規格協会) BIOS basic input/output system(基本入出力システム) C Celsius(摂氏) CD compact disc(コンパクトディスク) cm centimeter(s)(センチメートル) CMOS Complementary Metal-Oxide Semiconductor (相補型金属酸化膜半導体) CPU Central Processing Unit (中央演算処理装置、プロセッサ) DC direct current(直流) DHCP Dynamic Host Configuration Protocol
(インターネットに一時的に接続するコンピュータに必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル) DIMM Dual In-line Memory Module (デュアルインラインメモリモジュール) DMA Direct Memory Access(ダイレクトメモリアクセス) DMI Desktop Management Interface (デスクトップ管理インタフェース) dpi dots per inch(1 インチあたりのドット数) DRAM Dynamic Random-Access Memory (ダイナミックランダムアクセスメモリ) DRAC III/XT Dell Remote Access Card III/XT ECC Error Checking and Correction (エラーチェックおよび訂正) EDO Extended-Data Out(拡張データ出力) EMI ElectroMagnetic Interference(電磁波障害) EEPROM Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory (電気的消
Enhanced Small-Device Interface (拡張小型デバイスインタフェース) ESM Embedded Server Management (組み込み型サーバ管理) F Fahrenheit(華氏) FAT File Allocation Table(ファイル割り当てテーブル) FCC Federal Communications Commission ft feet(フィート) g gram(グラム) GB gigabyte(ギガバイト) GUI graphical user interface (グラフィカルユーザーインタフェース) Hz hertz(ヘルツ) I/O input/output(入出力) ID identification(識別番号、ID) IDE Integrated Drive Electronics
(ハードドライブ接続用インタフェースの規格) IPX Internet packet exchange (インターネットパケット交換) IRQ Interrupt request(割り込み要求) KB kilobyte(キロバイト) KB/sec kilobyte per second(1 秒あたりのキロバイト数) kg kilogram(キログラム) kHz kilohertz(キロヘルツ) L2 レベル 2 LAN local area network lb pound(s)(ポンド) LED light-emitting diode(発光ダイオード) LVD Low Voltage Differential(低電圧差動) m meter(メートル)
mA milliampere(ミリアンペア) mAh milliampere-hour (ミリアンペア時) MB megabyte(s)(メガバイト) MHz megahertz(メガヘルツ) mm millimeter(ミリメートル) ms millisecond(ミリ秒) M S-DOS® Microsoft® Disk Operating System (マイクロソフトディスクオペレーティングシステム) mV millivolt(ミリボルト) NAS Network Attached Storage (ネットワーク接続ストレージ) NIC network interface controller (ネットワークインタフェースコントローラ) NIS Network Information Service (ネットワーク情報サービス) NiCad Nickel Cadmium(ニッケルカドミウム)
NMI Nonmaskable interrupt(マスク不能型割り込み) ns nanosecond(ナノ秒) NTFS NT File System(NT ファイルシステム) NVRAM NonVolatile Random-Access Memory (不揮発性ランダムアクセスメモリ) PCI Peripheral Component Interconnect (周辺機器内部接続) PDU power distribution unit(電源配分装置) PGA Pin Grid Array(ピングリッドアレイ) POST power-on self-test(パワーオンセルフテスト) RAID redundant array of independent disks (新磁気ディスク制御機構) RAM Random-Access Memory(ランダムアクセスメモリ) RAS remote access services (リモートアクセスサービス) ROM Read-Only Memory(読み取り専用メモリ) rpm
revolutions per minute(1 分間あたりの回転数) RTC Real-Time Clock(リアルタイムクロック) SATA シリアルATA sec second(s)(秒) SDRAM Synchronous Dynamic Random-Access Memory (同期ダイナミックランダムアクセスメモリ) SMBus System Management Bus(システム管理バス) SNMP Simple Network Management Protocol (シンプルネットワーク管理プロトコル) SDRAM Synchronous Dynamic Random-Access Memory (同期ダイナミックランダムアクセスメモリ) TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet Protocol (伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル) UART Universal Asynchronous Receiver-Transmitter (汎用非同期受信送信装置) UPS uninterruptible power
volt(ボルト) VAC Volt Alternating Current(交流電圧) VDC Volt Direct Current(直流電圧) VGA Video Graphics Array (ビデオグラフィックスアレイ) VRAM Video Random-Access Memory (ビデオランダムアクセスメモリ) W Watt(ワット) WH Watt-Hour(ワット時) ZIF Zero Insertion Force (ゼロ挿入圧力、CPU のソケット) メモ、注意および警告
メモ、注意および警告 はじめに Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド その他必要なマニュアル テクニカルサポートの利用方法 お使いのシステムは、以下のサービスとアップグレード機能を備えています。 l システム診断プログラムは、ハードウェアの問題を検査します (システムが起動可能な場合)。 以下のシステムアップグレードオプションが用意されています。 l プロセッサ l メモリ l PCI 拡張カード その他必要なマニュアル 『システム情報ガイド』では、安全および認可機関に関する情報を説明しています。保証に関する情報については、この『システム情報ガイド』または別のマ ニュアルに記載されています。 l システムをラックに取り付ける方法については、ラックに付属のラック取り付けガイドに説明があります。 l Getting Started Guide(はじめにお読みください)には、最初にシステムをセットアップする場合の概要が説明されています。 l 『ユーザーズガイド』では、システムの機能および仕様について説明しています。 l
メモ、注意および警告
メモ、注意および警告 インジケータ、メッセージ、およびコード Dell™ PowerEdge™ 750 システムインストール & トラブルシューティングガイド 正面パネルインジケータおよびその機能 背面パネルインジケータおよびその機能 システムメッセージ システムビープコード 警告メッセージ 診断メッセージ アラートメッセージ お使いのシステム、アプリケーション、およびオペレーティングシステムには、問題を識別して警告を通知する機能があります。システムが正常に機能していない場 合、以下のいずれかの方法で通知されます。 l システムインジケータ l システムメッセージ l ビープコード l 警告メッセージ l 診断プログラムのメッセージ l アラートメッセージ この章では、上記の各タイプのメッセージについて説明するとともに、これらのメッセージが示す問題に対する考えられる原因と解決のための処置について説明し ます。システムインジケータおよびそれらの機能を以下の図 に示します。 正面パネルインジケータおよびその機能 図 2-1は、システム状態およびハードドライブ動作を示す前面パネルイ
表 2-1 正 面パネルインジケータコード インジケータの種 類 動 作インジケータ インジケータコード 電源 青色 / 橙色のシス テム状態 消灯 システムがオフで、AC 電源がシステムに接続されていません。 緑色の点滅 AC 電源はシステムに接続されていますが、システムの電源が入っていません。 緑色 システムの電源が入っています。 消灯 システムはオフです。 Blue システムは正常に動作しています。 青色の点滅 識別ボタンを押したことにより、システムは自己識別しています。 メ モ: システム管理ソフトウェアによって、インジケータが点滅し、システムが識別されます。 ハードドライブ l l 橙色の点滅 システムの問題を示します。 緑色の点滅 ハードドライブの動作を示します。 電源ボタンによって、システムへの電源サイクルのソフトスイッチを実行できます。 正面パネルと背面パネルの 2 つのシステム識別ボタンは、ラック内の特定のシステムの位置を確認するために使用されます。ボタンのうちの 1 つが押さ れた場合、またはシステムを識別するためにシステム管理ソフトウェアをお使いの
図 2-3 .
メ モ: 表 2-3に表 示されていないシステムメッセージを受け取った場合、メッセージが表 示されたときに実行していたアプリケーションのマニュアルを調べ るか、メッセージおよび推奨されている処置について説明しているオペレーティングシステムのマニュアルを調べてください。 表 2-3 システムメッセージ メッセージ Address mark not found 原因 対 応処置 ディスケット、CD、またはハー ディスケット、CD、およびハードドライブケーブルが適切に取り付けられていることを確 ドドライブサブシステムが不良で 認します。取り付けたドライブの種類に応じて、「システムのトラブルシューティング」の す(システム基板の欠陥)。 「ディスケットドライブのトラブルシューティング」、「CDドライブのトラブルシューティング」、 「SATAハードドライブのトラブルシューティング」、または「SCSIハードドライブのトラブル シューティング」を参照してください。問題が解決しない場合は、システム基板が不良の 可能性があります。「システム基板のトラブルシューティング」を参照してください。 シャーシが開けられました。
Amount of available memory limited to 256 MB! Auxiliary device failure OS Install Mode がセットア ップユーティリティで有効になっ ています。 マウスまたはキーボードケーブ ルに緩みがあるか、正しく接続 されていません。マウスまたは キーボードの不良です。 リモート BIOS のアップデート に失敗しました。 セットアップユーティリティの OSInstall Mode を無効にします。『ユーザーズガイド』の 「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 マウスを交換します。問題が解決しない場合、キーボードを交換します。 BIOS のアップデートをもう一度試みます。問題が解決しない場合、「困ったときは」を 参照してください。 BIOS Update Attempt Failed! Caution! NVRAM_CLR jumper is installed on system board.
けられています。 Error: RAC cannot be used with an add-in video card in this slot.
Memory bank population error! モジュールが不良です。 場合、「システムのトラブルシューティング」の「システムメモリのトラブルシューティング」 を参照してください。 メモリモジュールが不良か、適 切に取り付けられていません。 すべてのメモリモジュールが適切に取り付けられていることを確認します。「システム部 品の取り付け」の「メモリモジュール取り付けガイドライン」を参照してください。問題が解 決しない場合、「システムのトラブルシューティング」の「システムメモリのトラブルシュー ティング」を参照してください。 Memory parity interrupt at address Memory tests terminated by keystroke No boot device available POST 中にスペースバーが押 されてメモリテストが終了しまし た。 ディスケットまたはCDドライブ サブシステム、ハードドライブ、 またはハードドライブサブシステ ムが不良か、または取り付けら れていません。 情報のみです。 セットアップユーティリティの Integr
SATA port n hard disk drive configuration error SATA port n hard disk drive failure SATA port n hard drive not found Sector not found セットアップユーティリティの設 セットアップユーティリティを実行し、設定を修正します。『ユーザーズガイド』の「セットア 定が間違っています。ドライブが ップユーティリティの使い方」を参照してください。 Autoに設定されていますが、ド ライブが取り付けられていませ ん。 ディスケットまたはハードドライ ディスケットを交換します。問題が解決しない場合は、システムに取り付けたドライブの ブの不良です。 種類に応じて、「システムのトラブルシューティング」の「SATAハードドライブのトラブルシ ューティング」または「SCSIハードドライブのトラブルシューティング」を参照してください。 Seek error Seek operation failed シャットダウンテストエラーで す。 すべてのメモリモジュールが適切に取り付けられていること
システムビープコード POST 実行中に、画面に表 示できないエラーが発生すると、システムが問題を識別するための連続ビープ音を鳴らすことがあります。 メ モ: システムにキーボード、マウス、またはモニタを取り付けないで起動すると、システムはこれらの周辺機器に関連したビープ音を鳴らしません。 連続してビープ音が鳴った場合は、そのビープコードを書き留め、表 2-4を参照して、その意味を確認します。ビープコードの意味を調べても問題を解決できない 場合、システム診断プログラムを使って、原因を識別してください。それでも問題を解決できない場合は、「困ったときは」を参照してください。 表 2-4 サーバモジュールのビープコード コー 原因 ド 1-12 1-13 1-14 1-21 CPU レジスタテストエラー CMOS の読み取り/書き込みエラー、システム基 板の不良 BIOS エラー 「システムのトラブルシューティング」の「プロセッサのトラブルシューティング」を参照してください。 システム基板の不良です。「システムのトラブルシューティング」の「システム基板のトラブルシューテ ィング」を参照してください。 B
3 3-34 ビデオメモリテストエラー 3-41 画面初期化エラー 3-42 画面リトレーステストエラー 3-43 ビデオ ROM 検索エラー 4-21 タイマが作動していない 4-22 シャットダウンテストエラー 4-23 Gate A20 failure ゲート A20 エラーです。 4-2- Unexpected interrupt in protected mode プロテ 4 クトモード時に予期しない割り込みが発生しまし た。 「システムのトラブルシューティング」の「拡張カードのトラブルシューティング」を参照してください。 4-3- メモリモジュールの不適切な取り付け、またはメモ 「システムのトラブルシューティング」の「システムメモリのトラブルシューティング」を参照してくださ 1 リモジュールの不良 い。 4-3- 最初のメモリモジュールコネクタにメモリモジュー 2 ルが取り付けられていない メモリモジュールを最初のメモリモジュールコネクタに取り付けます。「システムコンポーネントの取り 付け」の「メモリモジュールの取り付け」および「メモリモジュール取り付けガイドライ
メモ、注意および警告 ソフトウェアの問題解決 Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド はじめに エラーおよびコンフリクトのトラブルシューティング ソフトウェアの問題は、以下の原因によって発生する可能性があります。 l アプリケーションのインストールミス、または設定ミス l アプリケーションのコンフリクト l 入力エラー l 割り込み要求割り当てコンフリクト 必ず、ソフトウェアの製造元が推奨する手順に従ってソフトウェアアプリケーションをインストールします。ソフトウェアをインストールした後に問題が発生する場合、ソ フトウェアアプリケーションおよびお使いのシステムのトラブルシューティングを行う必要があります。 トラブルシューティングの詳細については、ソフトウェアに付属のマニュアルを参照するか、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。 メ モ: システム診断プログラムのテストがすべて問題なく完了する場合、問題はハードウェアではなくソフトウェアが原因で発生していると考えられます。 はじめに l アンチウイルスソフトウェアを使っ
アプリケーションを実行するためにオペレーティングシステムが適切に設定されていることを確認します。オペレーティングシステムのパラメータを変更する場合はい つでも、その変更がアプリケーションの動作要件とコンフリクトする可能性があることを忘れないでください。オペレーティングシステムを設定した後、新しい環境で ソフトウェアアプリケーションを正しく実行できるように、ソフトウェアアプリケーションの再インストールまたは再設定が必要になることがあります。 アプリケーションのコンフリクト アプリケーションによっては、システムから削除された後も不要なファイルやデータが残っていることがあります。デバイスドライバもアプリケーションエラーの原因に なります。アプリケーションエラーが発生する場合のトラブルシューティングについては、アプリケーションのデバイスドライバやオペレーティングシステムのマニュア ルを参照してください。 IRQ 割り当てコンフリクト ほとんどの PCI デバイスは IRQ を他のデバイスと共有できますが、同じ IRQ を同時に使用することはできません。このようなコンフリクトを回避するには、特定の IRQ要件に
メモ、注意および警告 システム診断プログラムの実行 Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド Server Administrator 診断プログラムの使い方 システム診断プログラムの機能 システム診断プログラムを使用する状況 システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムテストオプション Advanced Testing オプションの使い方 エラーメッセージ システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話する前に診断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用したりデータを 失ったりすることなく、システムのハードウェアをテストすることができます。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診 断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Server Administrator 診断プログラムの使い方 システムの問題にアクセスするには、オンライン Server Administrator 診断プログラムを最初に使用します。問題を識別できない場合、
システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティションから、または『Dell OpenManage Server Assistant CD』で作成したディスケットから実行で きます。 注 意 : システム診断プログラムは、お使いのシステムをテストする場合にのみ使用してください。このプログラムを他のシステムで使用すると、無効な結果 やエラーメッセージが発生する場合があります。また、お使いのシステムに付属のプログラム(またはそのプログラムのアップデートバージョン)のみを使用し てください。 ユーティリティパーティションからの実行 1. システム起動時の POST 実行中に を押します。 2. ユーティリティパーティションのメインメニューで、Run System Utilities から Run System Diagnostics オプションを選びます。 診断ディスケットから実行 1.
Advanced Testing オプションの使い方 Diagnostics メニューから Advanced Testing を選ぶと、診断プログラムのメイン画面が表 示され、以下の情報が表 示されます。 l l l l 画面の一番上の 2 行には、診断プログラムの名前、バージョン番号およびシステムのサービスタグナンバーが表 示されます。 Run Tests サブメニューで All を選んだ場合、Device Groups の画面左側には診断プログラムデバイスグループが実行順に表 示されます。上下矢印 キーを押して特定のデバイスグループをハイライト表 示します。メニューのオプションを選ぶには、左右矢印キーを使います。別のメニューオプションに移動す ると、ハイライト表 示されているオプションの簡単な説明が画面の下に表 示されます。 Devices for Highlighted Group の画面右側には、特定のテストグループ内の固有のデバイスが一覧表 示されます。 メニュー領域には、画面の下部に 2 つの行があります。1 行目には、選択できるメニューオプションが表 示されます。左右矢印キーを押してオ
メモ、注意および警告 システムのトラブルシューティング Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド 作業にあたっての注意 外部接続 基本的な電源の問題のチェック 起動ルーチン 周辺機器のチェック 基本的な I/O 機能のトラブルシューティング ネットワークアダプタのトラブルシューティング システム管理ソフトウェアアラートメッセージへの応答 システムの内部 システムカバーを開く システムカバーを閉じる システムが濡れた場合のトラブルシューティング システムが損傷した場合のトラブルシューティング システムバッテリのトラブルシューティング 電源装置のトラブルシューティング システム冷却問題のトラブルシューティング ディスケットドライブのトラブルシューティング CDドライブのトラブルシューティング SATAハードドライブのトラブルシューティング SCSIハードドライブのトラブルシューティング 拡張カードのトラブルシューティング システムメモリのトラブルシューティング プロセッサのトラブルシューティング システム基板のトラブルシューティング 作業にあたっての
起動ルーチン システムの起動ルーチン中の目と耳での確認事項について、表 5-1に示します。 表 5-1 起 動ルーチンインジケータ 目と耳による確 認内容 操作 エラーメッセージがモニタに表 示される 「インジケータ、メッセージ、およびコード」の「システムメッセージ」を参照してください。 システムが鳴らす一連のビープ音 「インジケータ、メッセージ、およびコード」の「システムビープコード」を参照してください。 システム管理ソフトウェアからのアラートメッセージ システム管理ソフトウェアのマニュアルを参照してください。 モニタの電源インジケータ 「ビデオサブシステムのトラブルシューティング」を参照してください。 キーボードインジケータ 「キーボードのトラブルシューティング」を参照してください。 ディスケットドライブ動作インジケータ 「ディスケットドライブのトラブルシューティング」を参照してください。 CD ドライブ動作インジケータ 「CDドライブのトラブルシューティング」を参照してください。 ハードドライブ動作インジケータ ドライブアクセス中に聞こえる聞き慣れない一定したこす る
キーボードのトラブルシューティング 問題 l l システムメッセージがキーボードに問題があることを示している。 キーボードが正常に機能していない。 操作 1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合は、次の手順に進みます。 2. システムの前面と背面の両方のビデオコネクタにモニタが接続されていないことを確認します。 システムには、前面と背面のどちらかのビデオコネクタに1台のモニタしか接続できません。前面パネルにモニタを接続している場合は、背面パネルのビデオ コネクタは無効になります。 2台のモニタがシステムに接続されている場合、1台のモニタを取り外します。問題が解決しない場合、次の手順に進みます。 3. キーボードおよびキーボードケーブルに損傷がないか調べます。 キーボードに損傷がない場合は、Schritt5に進みます。 キーボードに損傷がある場合は、次の手順に進みます。 4.
システムには、前面と背面のどちらかのビデオコネクタに1台のモニタしか接続できません。2台のモニタが接続されている場合は、背面パネルのビデオコネ クタが無効になっています。 2台のモニタがシステムに接続されている場合、1台のモニタを取り外します。問題が解決しない場合、次の手順に進みます。 3. マウスおよびマウスケーブルに損傷がないか調べます。 USBマウスを使用している場合で、損傷がない場合は、Schritt5に進みます。 PS/2マウスを使用している場合で、損傷がない場合は、Schritt6に進みます。 マウスに損傷がある場合は、次の手順に進みます。 4. 障害のあるマウスを正常なマウスと交換します。 これで問題が解決した場合は、問題のあるマウスを交換します。「困ったときは」を参照してください。 5. セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になっていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照し てください。 問題が解決しない場合、次の手順に進みます。 6.
操作 1. 2. システムおよびシリアルポートに接続された周辺機器の電源を切ります。 シリアルインタフェースケーブルを正常なケーブルと交換し、システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合、インタフェースケーブルを交換します。「困ったときは」を参照してください。 3. 4. システムとシリアルデバイスの電源を切り、デバイスを同じタイプののデバイスと交換します。 システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、シリアルデバイスを交換します。「困ったときは」を参照してください。 問題が解消しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 USBデバイスのトラブルシューティング 問題 l l システムメッセージが USB デバイスの問題を示している。 USB ポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 操作 1. セットアップユーティリティを起動し、USB ポートが有効になっていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照し てください。 2.
1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合、次の手順に進みます。 2. NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。「インジケータ、メッセージ、およびコード」の表 2-2を参照してください。 l リンクインジケータが点灯しない場合、すべてのケーブル接続を確認します。 l 動作インジケータが点灯しない場合、ネットワークドライバファイルが損傷しているか、削除された可能性があります。 該当するドライバを削除してから、再インストールします。ネットワークアダプタのマニュアルを参照してください。 l l 可能であれば、オートネゴシエーション設定を変更します。 スイッチまたはハブの別のコネクタを使用します。 内蔵ネットワークアダプタの代わりにネットワークアダプタカードを使っている場合は、ネットワークアダプタカードのマニュアルを参照してください。 3. 4.
ハードドライブベイには、SATAまたはSCSIドライブを2台までと、オプションでCDドライブを1台、およびオプションでディスケットドライブを1台取り付けることができま す。SCSIハードドライブはコントローラカードに接続する必要があります。電力は、単一の非冗長電源装置を介して、システム基板、ハードドライブ、および内蔵周辺 機器へ供給されます。 システムカバーを開く システムは、オプションのベゼルとカバーで囲われています。システムをアップグレードしたりトラブルシューティングする場合には、ベゼルとカバーを取り外し CD や ディスケットドライブ、ハードドライブ、電源装置、およびシステム内部の他のコンポーネントにアクセスする必要があります。 1. ベゼルを取り付けている場合は、ベゼルを取り外します。図 5-2を参照してください。 a. 必要に応じて、ベゼルのロックを解除します。 b. ベゼルをつかんだまま、キーロックの方へスライドさせます。 c. ベゼルの右側を正面パネルと反対の方向へ動かします。 d. ベゼルを引っ張り、システムから取り外します。 図 5-2 . ベゼルの取り付けと取り外し 2. 3.
システムカバーを閉じる 1. 2. 3. 4. 5. システム内部に工具や部品が残っていないか確認します。 シャーシの側面にカバーを置き、カチッと音がして固定されるまで、カバーを前にスライドさせます。図 5-3を参照してください。 カバーを取り付けるには、システムの後部にある2本のネジを締めます。 ベゼルを取り付けます。図 5-2を参照してください。 a. ベゼル左側の固定タブの穴を正面パネルのタブと合わせます。 b. ベゼルを正面パネルの方向へ動かしながら、所定の位置にカチッと収まるまでベゼルをキーロックの方へスライドさせます。 システムを電源コンセントに接続してシステムの電源を入れます。 システムが濡れた場合のトラブルシューティング 問題 l l システムに液体をこぼした。 湿度が高すぎる。 操作 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. 2. 3. 4. 5. 6.
3. 4. 5. l ハードドライブ接続 すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認します。 システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが失敗する場合、「システム基板のトラブルシューティング」を参照してください。 システムバッテリのトラブルシューティング 問題 l l l システムメッセージがバッテリに問題があることを示している。 セットアップユーティリティからシステム設定情報が消える。 システムの日時が正しくない。 メ モ: 長い期間(数週間または数ヶ月)システムの電源が切られていた場合、NVRAM からシステム設定情報が失われる可能性があります。これはバッテ リの消耗が原因です。 操作 1. 2. 3. 4.
システム冷却問題のトラブルシューティング 問題 l システム管理ソフトウェアが、ファンに関連したエラーメッセージを発している。 操作 以下のことを確認してください。 l l l l 室温が高すぎないこと。 周辺の空気の流れが遮断されていないこと。 システム内部のケーブルが空気の流れを遮断していないこと。 冷却ファンが故障していないこと。「ファンのトラブルシューティング」を参照してください。 ファンのトラブルシューティング 問題 l l システム状態インジケータが橙色になっている。 システム管理ソフトウェアが、ファンに関連したエラーメッセージを発している。 操作 1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 2. 3.
1. セットアップユーティリティを起動し、ディスケットドライブが正しく設定されていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーテリティの使い方」 を参照してください。 2. ベゼルを取り外します。「システムカバーを開く」を参照してください。 3. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 4. ディスケットドライブのテストを実行して、ディスケットドライブが正常に動作していることを確認します。「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが失敗した場合、次の手順に進みます。 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12.
問題が解決しない場合、「困ったときは」を参照してください。 SATAハードドライブのトラブルシューティング 問題 l l ハードドライブの不良。 ハードドライブケーブルが損傷しているか、正しく接続されていない。 操作 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 注 意 : このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブに保存されたデータが破壊されることがあります。以下の手順を実施する前に、ハードド ライブ上のすべてのファイルをバックアップしてください。 1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合は、次の手順に進みます。 2. セットアップユーティリティを起動し、システムが正しく設定されているか確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」を参照して ください。 3.
注 意 : 以下の手順を実行すると、ハードドライブに保存されたデータが破壊されることがあります。手順を実施する前に、ハードドライブ上のすべてのファイ ルをバックアップしてください。 1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合は、次の手順に進みます。 2. システム診断プログラムで SCSI コントローラのテストとハードドライブのテストを実行します。「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 コントローラのテストについては、SCSIまたはRAIDコントローラのマニュアルを参照してください。 テストが失敗した場合、次の手順に進みます。 3. システムを再起動し、SCSI 設定ユーティリティを起動します。 メ モ: 設定ユーティリティを起動するには、使用するユーティリティに応じて 、、または を押します。設定ユーティリティ の詳細については、コントローラに付属のマニュアルを参照してください。 4.
問題が解決しない場合、次の手順に進みます。 6. 7. 8. 9. システムを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。「システム部品の取り付け」の「拡張カードの取り外し」を参照してください。 システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 システム診断プログラムの Quick Tests を実行します。 テストが失敗する場合、「困ったときは」を参照してください。 10. Schritt7で取り外した各拡張カードについて、次の手順を実行します。 a. システムを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 b. 拡張カードの 1 つを取り付け直します。 c. システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 d.
b. システムを開きます。「システムカバーを開く」を参照してください。 メ モ: メモリモジュールには複数の構成方法があります。「システム部品の取り付け」の「メモリモジュール取り付けガイドライン」を参照してください。 c. 9. 10. 11. ソケットDIMM1_Aのメモリモジュールを同じ容量のものと交換します。「システム部品の取り付け」の「メモリモジュールの取り付け」を参照してくださ い。 d. システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。 システムの再起動中は、モニタ画面およびキーボードのインジケータを観察します。 手順 Schritt8~Schritt10を繰り返し、各メモリモジュールを取り付けます。 問題が解決しない場合、「困ったときは」を参照してください。 12.
3. 4. システムを閉じます。「システムカバーを閉じる」を参照してください。 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが正常に実行されない場合、「困ったときは」を参照してください。 5. 6. 7. 8.
メモ、注意および警告 システム部品の取り付け Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド システム基板のコンポーネント 冷却カバー システムバッテリ ファンアセンブリ 電源装置 拡張カード ライザボード システムメモリ プロセッサ この章では、以下のシステム部品を取り付ける方法について説明します。 l 冷却カバー l システムバッテリ l ファンアセンブリ l 電源装置 l 拡張カード l ライザボード l システムメモリ l プロセッサ システム基板のコンポーネント システム基板のコンポーネントを取り外したり取り付ける際は、図 6-1 を使ってコンポーネントの位置を確認します。 図 6-1 .
冷却カバー 冷却カバーはプロセッサとシステムバッテリを覆います。また、カバーによって拡張カードとシステムメモリのほうに空気が流れます。 冷却カバーの取り外し 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 2. 冷却カバーを持ちながらリリースラッチを押し、ファンアセンブリを外します。 図 6-2を参照してください。 3. 冷却カバーを取り外します。 図 6-2 . 冷却カバーの取り付けと取り外し 冷却カバーの取り付け 1. 冷却カバーの2つのタブを背面パネルに挿入します。図 6-2を参照してください。 2. リリースラッチが所定の位置にカチッと収まるまで冷却カバーを下ろし、カバーをファンアセンブリに固定します。 3.
2. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 3. 冷却カバーを取り外します。「冷却カバーの取り外し」を参照してください。 4. システム基板のバッテリの位置を確認します。バッテリの位置は、図 A-3 を参照してください。 5. バッテリソケットリリースタブを指で持ち、バッテリから静かに引き離して、バッテリソケットからバッテリを外します。図 6-3を参照してください。 6. 図 6-3に示すようにして、バッテリソケットに新しいバッテリを入れます。 メ モ: バッテリの「+」の側がバッテリソケットの開いている方に向くように入れてください。 図 6-3 . バッテリの交 換 7. バッテリをソケットに押し込み、カチッと所定の位置に収めます。 8. 冷却カバーを取り付けます。「冷却カバーの取り付け」を参照してください。 9. システムを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 10.
ファンアセンブリの取り付け 1. ファンアセンブリの穴を2つのファンアセンブリ固定ポストに合わせます。 2. ファンアセンブリを下ろし、リリースレバーを固定ポストにカチッとはめます。 3. ハードドライブ1のデータケーブルをファンアセンブリのケーブルトレイに通します。 4. ハードドライブ1のデータケーブルをハードドライブに再接続します。 5. ファンアセンブリの電源ケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 図 6-4を参照してください。 6. 冷却カバーを取り付けます。「冷却カバーの取り付け」を参照してください。 7. システムを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 電源装置 システムは単一の非冗長電源装置をサポートします。 電 源装置の取り外し 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1.
電 源装置の取り付け 1. 電源装置をシャーシ側に押し下げ、電源装置の4つのピンが固定ブラケットに収まるまで後方にスライドします。 2. 電源装置をシャーシに固定している、電源装置の前面のネジを締めます。 3. 次の電源ケーブルを接続します。 4. a. P3をハードドライブケーブルハーネスに接続します。 b. P2をシステム基板のコネクタCN2に接続します。 c. P1をシステム基板のコネクタCN3に接続します。 システムを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 拡張カード システムは 2 枚までの PCI 拡張カードをサポートします。カードはライザボード上のコネクタに装着します。上部スロットはPCI 32ビット、33 MHz(5.0 V)拡張カー ド、下部スロットはPCI-X 64ビット、66 MHz(3.
メ モ: 拡張ブラケットがシャーシの背面パネルの固定スロットに挿入されていることも確認します。 5. 拡張カードリテイナを取り外します。図 6-6を参照してください。 6. すべての内部および外部ケーブルを拡張カードに接続します。 7. システムを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 図 6-6 . 拡張カードの取り付けおよび取り外し 拡張カードの取り外し 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 2. 拡張カードに接続されているすべての内部および外部ケーブルを外します。 3. PCI スロットに隣接する拡張カードリテイナを取り外します。図 6-6を参照して ください。 4.
2. 拡張カードを取り外します。「拡張カードの取り外し」を参照してください。 3. ライザボードをシステムボードに固定している2本のネジを緩めます。図 6-7 を参照してください。 4. システムの後部から、ライザボードを右側にスライドさせて、システム基板からライザボードを抜き取り、シャーシから外します。 図 6-7 . ライザボードの取り付けと取り外し ライザボードの取り付け 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. ライザボードをシステムボードに差し込みます。図 6-7を参照してください。 2. ライザボードをシステムボードに固定する2本のネジを締めます。 図 6-7を参照してください。 3. 拡張カードを取り付けます。「拡張カードの取り付け」を参照してください。 4.
バンク2:DIMM2_AおよびDIMM2_B たとえば、ソケットDIMM1_Aに256 MBのメモリモジュールを取り付けた場合は、 ソケットDIMM1_Bにも256 MBのメモリモジュールを取り付ける必要があります。 表 6-1に、メモリ構成例を示します。 l メモリモジュールを1つだけ取り付ける場合は、DIMM1_Aソケットに取り付ける必要があります。 l 各バンクには同一メモリモジュールを取り付ける必要があります。 l バンク2(DIMM2_x)にメモリモジュールを取り付ける前に、バンク1(DIMM1_x)にメモリモジュールを取り付けてください。 l メモリモジュールを3つ取り付けることはできません。 表 6-1 メモリモジュール構 成の例 メモリ合 計 DIMM1_A DIMM2_A DIMM1_B DIMM2_B 256 MB 256 MB なし なし なし 512 MB 256 MB なし 256 MB なし 1 GB 256 MB 256 MB 256 MB 256 MB 1 GB 512 MB なし 512 MB なし 1.
メモリモジュールの取り外し 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 2. メモリモジュールソケットの位置を確認します。図 6-1を参照してください。 3. メモリモジュールがソケットから飛び出して外れるまで、ソケットの両側にあるイジェクタを押し開きます。図 6-8を参照してください。 4.
図 6-9 . 固 定クリップの取り付けと取り外し メ モ: ヒートシンクを取り外す際、プロセッサがヒートシンクに接着していたためにソケットから外れる場合があります。ヒートシンクは、プロセッサがまだ温か いうちに取り外してください。 6. ヒートシンクを取り外します。 a. b. c. プロセッサからヒートシンクを持ち上げる前に、ヒートシンクを水平方向に静かに回転させます。 プロセッサがヒートシンクと一緒にソケットから外れた場合は、プロセッサを水平方向に回転させてヒートシンクから外します。プロセッサをヒートシンク から無理に外そうとしないでください。 サーマルグリースを汚さないように、ヒートシンクを裏返しに置きます。 7. ソケットリリースレバーをまっすぐに引き上げて、プロセッサをソケットから取り外します。図 6-10を参照してください。 8.
注 意 : プロセッサの取り付け位置が間違っていると、電源を入れたときにプロセッサとシステムが完全に損傷してしまう可能性があります。プロセッサをソケ ットにはめ込む場合は、プロセッサのピンすべてを対応する穴に正しく挿入してください。ピンを曲げないように注意してください。 プロセッサのソケットのリリースレバーが完全に立っていない場合は、 完全に立てます。 プロセッサの 1 番ピンの角とソケットの位置を合わせ、プロセッサをソケットに軽く載せて、プロセッサのすべてのピンがソケットの穴と揃っているか確認しま す。システムは ZIF プロセッサソケットを使用しているので、強く押し込まないでください(プロセッサの位置がずれている場合、無理に押し込むとピンを曲げ てしまうことがあります)。プロセッサが所定の位置に設置されていれば、軽く押すと自然とソケットに収まります。 ソケットにプロセッサを正しく置き、ソケットリリースレバーを元の位置にカチッとはまるまで下ろしてマイクロプロセッサを固定します。 12. ヒートシンクを取り付けます。 a.
診断プログラムの実行、およびプロセッサの問題のトラブルシューティングについては、「システム診断プログラムの実行」を参照してください。 メモ、注意および警告
メモ、注意および警告 ドライブの取り付け Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド CDおよびディスケットドライブ(オプション) SCSI 設定情報 起動ドライブの設定 ハードドライブ RAID または SCSI コントローラカードの取り付け ハードドライブベイには、SATAまたはSCSIドライブを2台までと、オプションでCDドライブを1台、およびオプションでディスケットドライブを1台取り付けることができま す。SCSIハードドライブはコントローラカードに接続する必要があります。ハードドライブのインタフェースケーブルと電源ケーブルは、ファンアセンブリの一部である ケーブルトレイを通ります。 C Dおよびディスケットドライブ(オプション) オプションのCDドライブは、ハードドライブ0の上にある2つの位置合わせピンとスプリングクリップを使用してブラケットに取り付けます。インターポーザーカードは、 CDドライブの後部に接続し、ドライブをシステム基板のPri-IDEコネクタに接続できるようにします。 オプションのディスケットドライブは、ハードドライ
オプションのC Dドライブの取り付け 1. CDドライブの取り付け穴をハードドライブ0のブラケットの保持ピンと合わせます。 図 7-1を参照してください。 2. 所定の位置に収まるまで、ドライブを下ろします。 3. インタポーザカードを CD ドライブに取り付けます。 4. 拘束留め具にプランジャをカチッと収まるまで押し込みます。 5. CDドライブのインタポーザカードにインタフェースケーブルと電源ケーブルを接続します。 6. システムを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを閉じる」を参照してください。 オプションのディスケットドライブの取り外し 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 2. インタフェースケーブルをディスケットドライブから外します。 3.
3. インタフェースケーブルをディスケットドライブに接続します。 4.
SATA または SCSI ハードドライブの取り付けおよび取り外しの手順は同じです。 ハードドライブの取り外し 警 告 : 安 全上の注 意 、コンピュータ内部の作 業 、および静電気障 害へ の対 処の詳 細については、 『システム情 報ガ イ ド』を参照してください。 1. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムカバーを開く」を参照してください。 2. 該当する場合は、オプションのCDドライブまたはオプションのディスケットドライブを取り外します。 ハードドライブ0を取り外す場合は、CDドライブを取り外してください。「オプションのCDドライブの取り外し」を参照してください。 ハードドライブ1を取り外す場合は、オプションのディスケットドライブを取り外してください。「オプションのディスケットドライブの取り外し」を参照してください。 3.
ハードドライブの取り付け 1. ハードドライブの取り付け用の穴とドライブキャリアの穴を合わせます。 2. 2 番のプラスドライバを使って、ハードドライブをキャリアに固定する 4 本のネジを取り付けます。図 7-4を参照してください。 3. シャーシのタブがハードドライブキャリアの切り込みにはまるようにキャリアを合わせます。図 7-3を参照してください。 4. キャリアが止まるまで前方にスライドします。 5. ハードドライブキャリアをシャーシに固定しているネジを締めます。 6. 電源ケーブルとインタフェースケーブルを新しいドライブに接続します。 SATAハードドライブ用のインタフェースケーブルはシステム基板に接続されています。システム基板のコネクタの位置は、図 A-3を参照してください。 SCSI ハードドライブ用のインタフェースケーブルはコントローラカードに接続されています。 7.
メモ、注意および警告 困ったときは Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド テクニカルサポート Dell 企業向けトレーニングおよび資格認証 製品情報 お問い合わせになる前に Dell の連絡先 テクニカルサポート 技術上の問題でサポートが必要なときは、以下の手順に従ってください。 1. 「システムのトラブルシューティング」の手順を完了します。 2. システム診断プログラムを実行して、表 示された情報を記録します。 3. 診断チェックリストを印刷し、それに記入します。 4. インストールとトラブルシューティングに対するヘルプについては、デルサポートウェブサイト(support.jp.dell.com)をご覧ください。 詳細については、「オンラインサービス」を参照してください。 5.
www.dell.com/ap/(アジア/太平洋諸国のみ) www.euro.dell.com.(ヨーロッパのみ) www.dell.com/la (ラテンアメリカ諸国) www.dell.ca (カナダのみ) l オンライン見積りサービス sales@dell.com apmarketing@dell.com(アジア/太平洋諸国のみ) sales_canada@dell.com(カナダのみ) l オンライン情報サービス info@dell.
Dell 企業向けトレーニングおよび資格認証 Dell では、企業向けのトレーニングと資格認証を実施しております。詳細については、 http://www.dell.com/training を参照してください。このサービスは、ご 利用いただけない地域があります。 製品情報 Dellのその他の製品に関する情報や、ご注文に関しては、Dellのウェブサイトのwww.dell.
インターネット上でのデルへのアクセスには、次のアドレスをご利用ください。 l www.dell.com l support.jp.dell.com (テクニカルサポート) デルへお問い合わせになる場合、次の表 の電子アドレス、電話番号、およびコードをご利用ください。国際電話のかけ方については、国内または国際電話会社 にお問い合わせください。 国 (市) 国際 電 話アクセスコード 国番号 市外局番 日本 (川崎) 国際電話アクセスコード: 0 0 1 国番号: 8 1 市外局番: 4 4 部署名またはサービス内容 、 ウェブサイトおよび電 子メールアドレス ウェブサイト: support.jp.dell.
メモ、注意および警告 Dell™ PowerEdge™ 750 システム インストール & トラブルシューティングガイド メモ、注意、および警告 略語について メモ、注意、および警告 メ モ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注 意 : 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、 その危険を回避するための方法を説明しています。 警 告 : 警 告は、物的損害、け が、または死 亡の原 因と な る可能 性があることを示します。 略語について 略語の詳しい説明は、「略語一覧」を参照してください。 こ こ に記 載されている内容は予 告な く変更されることがあります。 ©2 0 0 3 す べ て の著 作権は D e l l I n c . に あ り ま す。 Dell Inc.