Users Guide
1. 適切な診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。
テストが失敗した場合、次の手順に進みます。
2. NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。「インジケータ、メッセージ、およびコード」の表 2-2を参照してください。
l リンクインジケータが点灯しない場合、すべてのケーブル接続を確認します。
l 動作インジケータが点灯しない場合、ネットワークドライバファイルが損傷しているか、削除された可能性があります。
該当するドライバを削除してから、再インストールします。ネットワークアダプタのマニュアルを参照してください。
l 可能であれば、オートネゴシエーション設定を変更します。
l スイッチまたはハブの別のコネクタを使用します。
内蔵ネットワークアダプタの代わりにネットワークアダプタカードを使っている場合は、ネットワークアダプタカードのマニュアルを参照してください。
3. 適切なドライバがインストールされ、プロトコルが組み込まれているか確認します。ネットワークアダプタのマニュアルを参照してください。
4. セットアップユーティリティを起動し、ネットワークアダプタが有効になっていることを確認します。『ユーザーズガイド』の「セットアップユーティリティの使い方」
を参照してください。
5. ネットワーク上のネットワークアダプタ、ハブ、およびスイッチが、すべて同じデータ転送速度に設定されていることを確認します。ネットワーク装置のマニュア
ルを参照してください。
6. すべてのネットワークケーブルの種類が適切で、最大長を超えていないか確認します。『ユーザーズガイド』の「ネットワークケーブル要件」を参照してくださ
い。
システム管理ソフトウェアアラートメッセージへの応答
システム管理ソフトウェアは、システムの限界電圧と限界温度、ファン、およびシステム内のハードドライブの状態を監視します。アラートメッセージがアラートログ
ウィンドウに表 示されます。アラートログウィンドウについては、システム管理ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
システムの内部
図 5-1 は、システムカバーおよびベゼルが取り外された状態のシステムの内部配置図 です。
図 5-1. システムの内部
システム基板には、システムの制御回路やその他の電子部品が搭載されています。プロセッサやメモリなど、いくつかのハードウェアオプションは、直接システム
基板に取り付けてあります。ライザボードを使用する場合、システムは拡張カードを2枚まで搭載できます。上部スロットはPCI 32ビット、33 MHz(5.0 V)拡張カー
ド、下部スロットはPCI-X 64ビット、66 MHz(3.3 V)拡張カードをサポートします。