Users Guide
12. 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。
13. 問題が解決しない場合は、テープドライブのマニュアルを参照して、その他のトラブルシューティングの指示がないか確認します。
14. それでも問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照して、テクニカルサポートにお問い合わせください。
SCSI ハードドライブのトラブルシューティング
ホットプラグ対応または EasyExchange(ホットプラグ非対応)の SCSI ハードドライブのトラブルシューティング
問題
l デバイスドライバのエラー。
l システムがハードドライブを認識しない。
対応処置
1. 適切なオンライン診断テストを実行します。「システム診断プログラムの実行」の「Server Administrator 診断プログラムの使い方」を参照してください。
テストが失敗した場合は、次の手順に進みます。
2. システム診断プログラムで SCSI コントローラのテストとハードドライブのテストを実行します。「システム診断プログラムの実行」を参照してください。
コントローラのテストについては、コントローラのマニュアルを参照してください。
テストが失敗した場合は、次の手順に進みます。
3. SCSI ハードドライブが RAID アレイで設定されている場合は、システムを再起動し、 RAID 設定ユーティリティを起動します。
4. プライマリ SCSI チャネルが有効に設定されていることを確認し、システムを再起動します。
5. デバイスドライバのインストールと設定が正しく行われていることを確認します。オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
6. ベゼルを取り外します。「ベゼルの取り外し」を参照してください。
7. ハードドライブを取り外します。
¡ ハードドライブが RAID アレイで設定されていない場合は、システムをシャットダウンし、ハードドライブを取り外して別のドライブベイに取り付けます。「ドライブの取り付け」の
「EasyExchange SCSI ハードドライブ (ホットプラグ非対応)」を参照してください。
¡ ハードドライブがハードドライブ 4 台の RAID アレイで設定されている場合は、新しいハードドライブを取り付けます。「ドライブの取り付け」の「ホットプラグ対応 SCSI ハードドライブ」を
参照してください。
¡ ハードドライブがハードドライブ 3 台までの RAID アレイで設定されている場合は、ハードドライブを取り外して空のドライブベイに取り付けます。「ドライブの取り付け」の「ホットプラグ対
応 SCSI ハードドライブ」を参照してください。
8. システムがハードドライブを認識する場合、ハードドライブを元のベイに再度取り付けます。「ドライブの取り付け」の「ホットプラグ対応 SCSI ハードドライブ」または「EasyExchange SCSI ハ
ードドライブ (ホットプラグ非対応)」を参照してください。
元のベイでハードドライブが正常に機能する場合は、ドライブキャリアに断続的な問題があることが想定されます。ドライブキャリアを交換します。「ドライブの取り付け」の「ホットプラグ対応 SCSI
ハードドライブ」または「EasyExchange SCSI ハードドライブ (ホットプラグ非対応)」を参照してください。
問題が解決しない場合は、SCSI バックプレーンボードのコネクタに欠陥があります。「困ったときは」を参照してください。
注意: 以下の手順を実行すると、ハードドライブに保存されたデータが損傷する場合があります。手順を行う前に、ハードドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてください。
メモ: ユーティリティを起動するには、使用するユーティリティに応じて <Ctrl><h>、<Ctrl><a>、または <Ctrl><m> を押します。設定ユーティリティの詳細については、コントロー
ラに付属のマニュアルを参照してください。
注意: ハードドライブ 4 台の RAID 構成に使用されているハードドライブを入れ替えないでください。入れ替えると、両方のハードドライブのデータが破損する可能性があります。
警告: システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。安全上の注意、コンピュータ内部の作業、お
よび静電気障害への対処の詳細については、手順を実行する前に『製品情報ガイド』 を参照してください。