Owners Manual
174 | システム部品の取り付け
1. 未使用の場合は、プロセッサをパッケージから取り出します。
プロセッサが新品でない場合は、糸くずの出ない布を使って、サーマル
グリースをプロセッサの上面から拭き取ります。
2. プロセッ サを CPU ソケット のソ ケットキーに合 わせ ます。図 3-12 を参照
してください。
注意:プロセッサの取り付け位置が間違っていると、システム基板また
はプロセッサを恒久的にに損傷する場合があります。CPU ソケットのピン
を曲げないように注意してください。
3. プロセッサソケットのリリースレバーを開いた状態にして、プロセッサをソケ
ットキーに合わせて、ソケットに軽く置きます。図 3-12 を参照 してく ださい。
注意:プロセッサを無理に押し込まないでください。プロセッサの位置
が合っていれば、簡単にソケットに入ります。
4. プロセッサシールドを閉じます。
5. 所定の位置に収まるまで、ソケットリリースレバーを下ろします。
6. 糸くずの出ないきれいな布で、ヒートシ ンクからサーマルグリースを拭き
取ります。
7. サーマルグリースを新しいプロセッサの上面中央に均等に塗布します。
注意:塗布するサーマルグリースの量が多すぎるとグリースがプロセッサ
シールドまで流出し、プロセッサソケットが汚損するおそれがあります。
8. ヒートシンク をプロセッ サの上に置きます。図 3-11 を参照してください。
9. プラスドライバを使用して、ヒートシンク固定ネジを締めます。図 3-11 を
参照してください。
10. システム基板アセンブリを取り付けます。「システム基板アセンブリの取り
付け」(167 ページ)を参照してください。
11. システムおよびシステムに接続されている周辺機器をコンセントに接続
し、電源を入れます。
12. <F2> を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が
新しいシステム構成と一致していることを確認します。「起動時のセットア
ップユーティリティ のオプシ ョン」(63 ページ)を参照してください。