Users Guide

バージョンアップグレードのみ許可新しい部品のファームウェアバージョンが既存の部品より古いバージョンの
場合にのみ、交換済み部品のファームウェアアップデートが行われます。
交換済み部品のファームウェアを一致させる - 新しい部品のファームウェアバージョンが元の部品と同じバージョ
ンにアップデートされます。
メモ: 交換済み部品のファームウェアを一致させる はデフォルト設定です。
5. 部品設定アップデートのドロップダウンメニューから、次のいずれかを選択します。
無効機能は無効化されており、部品が交換されても現在の設定は適用されません。
常に適用機能が有効化されており、部品が交換されると現在の設定が適用されます。
メモ: 常に適用 はデフォルト設定です。
ファームウェアが一致する場合のみ適用機能が有効になり、現在のファームウェアが交換済み部品のファームウ
ェアに一致する場合にのみ、現在の設定が適用されます。
対応デバイス
次のデバイスの部品ファームウェアと設定をアップデートすることができます。
ファイバチャネルカード
NIC
PERC シリーズ 78、および 9
SAS シリーズ 7 および 8
電源装置ユニット(PSU
メモ: PSU がサポートするのはファームウェアアップデートのみであり、部品交換はサポートされていません。
システムの再利用または廃棄
システム情報は、Lifecycle Controller Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)オプションを使用して
消去することができます。この機能は、サーバーを再利用または廃棄する前に、サーバーの選択されたコンポーネント上に
あるサーバーおよびストレージ関連のデータを恒久的に削除します。この後、選択されたコンポーネントはデフォルトの状
態に戻ります。
メモ: Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)オプションは、インベントリ収集の状態を Enabled
(有効)にリセットしてから、iDRAC および BIOS 設定情報、工場出荷時のインベントリ、設定、Lifecycle ログ情報(履
歴データおよび作業メモ)、バックアップイメージファイル、不揮発(NV)キャッシュ、vFlash カード、オペレーティ
ングシステムドライバパック、および診断を恒久的に削除します。この操作中、システムに関連するハードウェアおよ
びソフトウェアインベントリデータも削除されますが、これらはサーバーの次回再起動時に再度作成されます。
メモ:
Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)機能は、iDRAC および Lifecycle Controller のバージョ
2.10.10.10 以降を搭載する第 12 世代 PowerEdge サーバーでサポートされています。この機能は、選択的なコンポ
ーネント上で使用することができます。これに対し、iDRAC および Lifecycle Controller バージョン 2.05.05.05 以前を
搭載する第
12 世代 PowerEdge サーバーでは、この機能はシステム全体でのみサポートされており、選択的なコン
ポーネントではサポートされません。
Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)機能は、iDRAC 関連のライセンス情報は削除しませ
ん。
PERC NV キャッシュおよび vFlash カード は、そのサーバ上で PERC および vFlash カードが使用可能である場合に
のみ表示されます。
次が必要な場合は、この機能を使って極秘データおよび設定関係の情報を削除します。
管理下システムを破棄する。
管理下システムを別のアプリケーションに再利用する。
73