Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI v2.40.40.40 ユーザーズガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
関連タスク
オペレーティングシステムのインストール 、p. 20
オプションの RAID 設定の使用 、p. 22
UEFI セキュア起動
UEFI セキュア起動は、ドライバとオペレーティングシステムローダーがファームウェアによって承認されたキーによって署名されて
いるかどうかを検証することによって、起動プロセスをセキュア化するテクノロジです。この機能が有効になっている場合、セキ
ュア起動は次を確認します。
● BIOS 起動オプションが無効になっている。
● すべての管理アプリケーションで、UEFI ベースのオペレーティングシステムのみがオペレーティングシステム導入に対してサポ
ートされている。
● 認証済み EFI イメージとオペレーティングシステムローダーのみが UEFI ファームウェアから起動される。
セキュア起動の属性は、デルの管理アプリケーションを使用してローカルまたはリモートで有効化または無効化することができま
す。Lifecycle Controller は、UEFI 起動モードでのみ、セキュア起動オプションを使用したオペレーティングシステムの導入をサポー
トします。
セキュア起動に関連付けられている BIOS 属性には、次の 2 つがあります。
● [セキュア起動] — [セキュア起動] が有効化されている、または無効化されていることを表示します。
● [セキュア起動ポリシー] — BOIS が認証に使用するポリシーまたはデジタル署名を指定することができます。ポリシーは次の
ように分類されます。
○ [標準] — BIOS は、デフォルトの証明書セットを使用して起動プロセス中にドライバとオペレーティングシステムローダー
を検証します。
○ [カスタム] — BIOS は、標準証明書からのインポートまたは削除が可能な特定の証明書セットを使用して起動プロセス中
にドライバとオペレーティングシステムローダーを検証します。
メモ: [セキュア起動ポリシー] は、Lifecycle Controller では読み取り専用です。この設定は BIOS のみで変更できます。
BIOS セットアップユーティリティを起動するには、POST 中に <F2> を押します。
メモ: セキュア起動 機能は、Dell PowerEdge 第 12 世代サーバーの BIOS によってサポートされる場合に限り、このサーバーでサ
ポートされています。セキュア起動オプションを使用してオペレーティングシステムを導入するには、「オペレーティングシス
テムのインストール」を参照してください。
メモ: UEFI の詳細に関しては、uefi.org を参照してください。
関連タスク
オペレーティングシステムのインストール 、p. 20
オプションの RAID 設定の使用 、p. 22
ドライバアクセス
Lifecycle Controller は、オペレーティングシステムのインストールに必要なドライバのローカルリポジトリを提供します。インスト
ールするオペレーティングシステムに基づいて、[OS Deployment](OS 導入)ウィザードがこれらのドライバを抽出し、管理下シ
ステムの一時ディレクトリ(OEMDRV)にコピーします。これらのファイルは、18 時間経過するか、次を行った場合に削除されま
す。
● AC パワーサイクルを更新する。これにより、iDRAC がリセットされます。
● Lifecycle Controller 処置をキャンセルするために <F2> を押して iDRAC 設定 または Lifecycle Controller を選択する。
メモ: オペレーティングシステムをインストールする前に、Lifecycle Controller が最新のドライバパックでアップデートされてい
ることを確認してください。最新の Lifecycle Controller のドライバは、dell.com/support からダウンロードできます。
オペレーティングシステムの導入 23