Owners Manual
ハードドライブバックプレーン
サーバは、ホットスワップ対応ハードドライブの取り付けにバックプレーンを使用します。バックプレーンには、ケーブルなしで
ハードドライブソケット内に直接挿入するピンがあります。これらには、1 台のディスクアレイコントローラを接続する単一のコネ
クタ、もしくは 1 台または複数台のコントローラを接続する複数のコネクタがある場合があります。
図 113. 2.5 インチバックプレーンの背面図
1. SATA コネクタ(24) 2. システム基板 1 用の SGPIO コネクタ B
3. システム基板 1 用の SGPIO コネクタ A 4. システム基板 2 用の SGPIO コネクタ A
5. システム基板 2 用の SGPIO コネクタ B 6. システム基板 3 用の SGPIO コネクタ B
7. システム基板 3 用の SGPIO コネクタ A 8. システム基板 4 用の SGPIO コネクタ A
9. システム基板 4 用の SGPIO コネクタ B 10. 電源装置ユニット 2 用のバックプレーン電源コネクタ
11. 電源装置ユニット 1 用のバックプレーン電源コネクタ 12. システム基板コネクタ
ハードドライブバックプレーンの取り外し
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属してい
るマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
注意: ドライブおよびバックプレーンの損傷を防ぐため、バックプレーンを取り外す前にハードドライブをシステムから取り外
す必要があります。
注意: 後で同じ場所に取り付けることができるように、取り外す前に各ハードドライブの番号を書き留め、一時的にラベルを
貼っておく必要があります。
メモ: システムから取り外す際、シャーシ上のケーブルの配線を確認しておいてください。ケーブルを再び取り付ける際に、挟
まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線する必要があります。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
3. すべてのハードドライブを取り外します。
4. バックプレーンからすべてのケーブルを外します。
5. 配電基板からコントロールパネルケーブルを外します。
6. #2 プラスドライバを準備しておきます。
手順
1. ハードドライブケージをシャーシに固定しているネジを外します。
2. コントロールパネルをシャーシに固定しているネジを外します。
3. ハードドライブケージをシャーシから取り外します。
エンクロージャコンポーネントの取り付けと取り外し 169