Owners Manual
システム診断プログラムの使用
システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システ
ム診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。
お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助
けを行うことができます。
メモ: OEM 診断イベント メッセージの詳細については、『Event and Error Message Reference Guide for 13th Generation Dell
PowerEdge Servers Version 1.2』を参照してください。
トピック:
• Dell 組み込み型システム診断
Dell 組み込み型システム診断
メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。
組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の
処理が可能です。
● テストを自動的に、または対話モードで実行
● テストの繰り返し
● テスト結果の表示または保存
● 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る
● テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
● テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示
組み込み型システム診断プログラムを使用する状況
お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラム(ePSA)を実行します。
起動マネージャからの組み込み型システム診断プログラムの実行
前提条件
お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラム(ePSA)を実行します。
手順
1. システムの起動中に、F10 を押します。
2. 上矢印キーおよび下矢印キーを使用して、System Utilities(システムユーティリティ) > Launch Diagnostics(Diagnostics
(診断)の起動) を選択します。
ePSA Pre-boot System Assessment(ePSA 起動前システムアセスメント) ウィンドウが表示され、システム内で検知された
全デバイスがリストアップされます。Diagnostics(診断)が検知された全デバイスのテストを開始します。
Dell Lifecycle Controller からの組み込み型システム診断プログラムの実
行
手順
1. システム起動中に F10 を押します。
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