Owners Manual
メモリモジュールの取り付け
前提条件
警告: メモリモジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから作業
してください。メモリモジュールはカードの両端を持ちます。メモリモジュール本体の部品には指を触れないでください。
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属してい
るマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
3. シャーシからスレッドを取り外します。
4. エアフローカバーを取り外します。
手順
1. 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。
2. メモリモジュールソケットの両端にあるイジェクタを押し出します。
3. メモリモジュールをメモリモジュールソケットの位置合わせキーに正しく合わせます。
4. メモリモジュールが所定の位置に収まるまで、親指でメモリモジュールの両端を同時にしっかりと押し下げます。
注意: ソケットの損傷を防ぐため、取り付け中はモジュールの両端に同じ圧力を同時にかけるようにします。モジュールの
中心に圧力をかけないようにしてください。
5. ソケットのイジェクタに内側から圧力をかけ、ソケットにモジュールのラッチを完全に掛けて、イジェクタがロック位置にくる
ようにします。メモリモジュールがソケットに正しく取り付けられると、メモリモジュールソケットのイジェクタが、メモリモ
ジュールが装着されている別のソケットのイジェクタと同じ位置に揃います。
図 28. メモリモジュールの取り付け
次の手順
1. エアフローカバーを取り付けます。
2. スレッドをシャーシに取り付けます。
3. 「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。
4. セットアップユーティリティを起動するには、<F2> を押してシステムメモリ設定を確認します。
5. 値が正しくない場合、1 つ、または複数のメモリモジュールが適切に取り付けられていない可能性があります。メモリモジュー
ルをしっかりとソケットに装着します。
6. システム診断プログラムでシステムメモリのテストを実行します。
78 スレッドコンポーネントの取り付けと取り外し