Users Guide

この図は、A01 A02 2 つの関連オブジェクトを示しています。ユーザー 1 は、両方の関連オブジェクトを介して iDRAC2 に関連付けられていま
す。
拡張スキーマ認証は、このユーザーに関連付けられている異なる権限オブジェクトに割り当てられた権限を考慮し、可能な限り最大の権限セット
を同じユーザーに許可するために権限を蓄積します。
この例では、ユーザー 1 iDRAC2 に対する Priv1 権限と Priv2 権限の両方を所有しており、iDRAC1 に対しては Priv1 権限のみを所有してい
ます。ユーザー 2 iDRAC1 iDRAC2 の両方に対して Priv1 権限を所有しています。さらに、この図は、ユーザー 1 が異なるドメインに属し、グ
ループのメンバーになることができることを示しています。
拡張スキーマ Active Directory の設定
Active Directory を設定して iDRAC にアクセスするには、次の手順を実行します。
1. Active Directory スキーマを拡張します。
2. Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを拡張します。
3. Active Directory iDRAC ユーザーと権限を追加します。
4. iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、iDRAC Active Directory のプロパティを設定します。
関連するリンク
拡張スキーマ Active Directory の概要
Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインへの Dell 拡張のインストール
Active Directory への iDRAC ユーザーと権限の追加
iDRAC ウェブインタフェースを使用した拡張スキーマでの Active Directory の設定
RACADM を使用した拡張スキーマでの Active Directory の設定
Active Directory スキーマの拡張
Active Directory スキーマを拡張すると、Active Directory スキーマに Dell の組織単位、スキーマクラスと属性、および権限例と関連オブジェクト
が追加されます。スキーマを拡張する前に、ドメインフォレストのスキーママスタ
Flexible Single Master OperationFSMO役割所有者におけ
るスキーマ管理者権限を所持していることを確認してください。
メモ: この製品は前の世代の RAC 製品とは異なることから、このスキーマ拡張を使用するようにしてください。以前のスキーマは、本
製品では機能しません。
メモ: 新規スキーマを拡張しても、前のバージョンの製品には何ら影響しません。
スキーマは、次のいずれかの方法を使用して拡張できます
Dell Schema Extender ユーティリティ
LDIF スクリプトファイル
LDIF スクリプトファイルを使用すると、Dell の組織単位はスキーマに追加されません。
LDIF ファイルと Dell Schema Extender はそれぞれ『Dell Systems Management Tools およびマニュアル DVD』の次のディレクトリに入っていま
す。
DVDdrive :\SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirectory_Tools\Remote_Management_Advanced\LDIF_Files
<DVDdrive>: \SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirectory_Tools\Remote_Management_Advanced\Schema
Extender
LDIF ファイルを使用するには、LDIF_Files ディレクトリにある readme の説明を参照してください。
Schema Extender または LDIF ファイルは、任意の場所にコピーして実行することができます。
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