Users Guide

メモ:
証明書の検証が有効な場合、ドメインコントローラサーバーのアドレスおよび FQDN を指定します。DNS が正しく設定されている
ことを 概要iDRAC 設定ネットワーク で確認してください。
ユーザーと iDRAC オブジェクトが異なるドメイン内に存在する場合は、ログインからのユーザードメイン オプションを選択しないで
ください。代わりに、
ドメインの指定 オプションを選択し、iDRAC オブジェクトが利用可能なドメイン名を入力します。
6. 次へ をクリックします。Active Directory 設定と管理手順 4 3 ページが開きます。
7. 拡張スキーマ を選択して、次へ をクリックします。
Active Directory 設定と管理手順 4 4 ページが開きます。
8. Active DirectoryADにある iDRAC デバイスオブジェクトの名前と場所を入力して、終了 をクリックします。
拡張スキーマモード用の Active Directory 設定が設定されます。
RACADM を使用した拡張スキーマでの Active Directory の設定
RACADM を使用して Active Directory を拡張スキーマで設定するには、次の手順を実行します。
1. 次のコマンドを使用します。
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.Enable 1
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.Schema 2
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.RacName <RAC common name>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.RacDomain <fully qualified rac domain name>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.DomainController1 <fully qualified domain name or IP
address of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.DomainController2 <fully qualified domain name or IP
address of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.DomainController3 <fully qualified domain name or IP
address of the domain controller>
ドメインの完全修飾ドメイン名FQDNではなく、ドメインコントローラの FQDN を入力します。たとえば、dell.com ではなく
servername.dell.com と入力します。
3 つのアドレスのうち少なくとも 1 つを入力する必要があります。iDRAC は、正常に接続できるまで、設定された各アドレスに対して 1
ずつ接続を試みます。拡張スキーマでは、これらはこの
iDRAC デバイスが位置するドメインコントローラの FQDN または IP アドレスです。
SSL ハンドシェイク中に証明書の検証を無効にするには、次のコマンドを使用します。
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.CertValidationEnable 0
この場合、CA 証明書をアップロードする必要はありません。
SSL ハンドシェイク中に証明書の検証を実施する場合は、次のコマンドを実行しますオプション
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.CertValidationEnable 1
この場合、次のコマンドを実行して CA 証明書をアップロードする必要があります。
racadm sslcertupload -t 0x2 -f <ADS root CA certificate>
メモ: 証明書の検証が有効な場合は、ドメインコントローラサーバのアドレスおよび FQDN を指定します。DNS が正しく設定
されていることを概要iDRAC 設定ネットワークで確認してください。
次の RACADM コマンドの使用はオプションです。
racadm sslcertdownload -t 0x1 -f <RAC SSL certificate>
2. iDRAC DHCP が有効で、DHCP サーバが提供する DNS を使用する場合は、次のコマンドを入力します。
racadm set iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP 1
3. iDRAC DHCP が無効な場合、または手動で DNS IP アドレスを入力する場合は、次のコマンドを入力します。
racadm set iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP 0
racadm set iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP.DNS1 <primary DNS IP address>
racadm set iDRAC.IPv4.DNSFromDHCP.DNS2 <secondary DNS IP address>
4. iDRAC ウェブインタフェースにログインするときにユーザー名の入力だけで済むように、ユーザードメインのリストを設定しておく場合は、次のコマ
ンドを使用します。
racadm set iDRAC.UserDomain.<index>.Name <fully qualified domain name or IP Address of
the domain controller>
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