Users Guide

この設定の変更は、システムの電源リセット後にのみ有効になります。分割モードから統合モードに変更すると、次回起動時に 2 台目のコントロ
ーラがドライブを認識しないことを示すエラーメッセージが表示されます。また、
1 台目のコントローラは外部設定を認識します。エラーを無視する
と、既存の仮想ディスクが失われます。
ウェブインタフェースを使用したバックプレーンモードの設定
iDRAC ウェブインタフェースを使用してバックプレーンモードを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC のウェブインタフェースで、概要ストレージエンクロージャセットアップ と移動します。
エンクロージャのセットアップ ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューで設定するコントローラを選択して、関連するエンクロージャを設定します。
3. 列で、必要なバックプレーンまたはエンクロージャに対して必要なモードを選択します。
統合モード
分割モード
分割モード 4:20
分割 8:16
分割モード 16:8
分割モード 20:4
情報が利用不可
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから 今すぐ適用 を選択してただちに処置を適用し、次に 適用 をクリックします。
ジョブ ID が作成されます。
5. ジョブキュー ページに移動して、ジョブのステータスが完了になっていることを確認します。
6. システムのパワーサイクルを実行して設定を有効にします。
RACADM を使用したエンクロージャの設定
エンクロージャまたはバックプレーンを設定するには、BackplaneMode のオブジェクトで set コマンドを使用します。
たとえば、スプリットモードに BackplaneMode 属性を設定するには、次の手順を実行します。
1. 現在のバックプレーンモードを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm get storage.enclosure.1.backplanecurrentmode
出力は次のとおりです。
BackplaneCurrentMode=UnifiedMode
2. 要求されたモードを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm get storage.enclosure.1.backplanerequestedmode
出力は次のとおりです。
BackplaneRequestedMode=None
3. 要求されたバックプレーンモードをスプリットモードに設定するには、次のコマンドを実行します。
racadm set storage.enclosure.1.backplanerequestedmode "splitmode"
コマンドが成功したことを示すメッセージが表示されます。
4. 次のコマンドを実行して、backplanerequestedmode 属性がスプリットモードに設定されていることを確認します。
racadm get storage.enclosure.1.backplanerequestedmode
出力は次のとおりです。
BackplaneRequestedMode=None (Pending=SplitMode)
5. storage get controllers コマンドを実行して、コントローラのインスタンス ID を書き留めます。
6. ジョブを作成するには、次のコマンドを実行します。
racadm jobqueue create <controller instance ID> -s TIME_NOW --realtime
ジョブ ID が返されます。
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