Users Guide

デフォルト値は デフォルト、70°C158°Fです。
このオプションを使用すると、排気温度が選択した排気温度制限を超過しないように、システムのファン速度を変更させることが可能に
なります。この機能はシステム負荷およびシステム冷却能力に依存するため、すべてのシステム稼動条件下で常に保証されるとは限りま
せん。
ファン速度オフセット - このオプションを選択することにより、サーバーに冷却機能を追加することができます。ハードウェアたとえば新規
PCIe カードなどを追加した場合、冷却が追加で必要になることがあります。ファン速度オフセットにより、ファン速度がオフセット % 値に
従って、温度制御アルゴリズムによって計算されたベースラインファン速度を超過する速度に上昇します。可能な値は次のとおりです。
低ファン速度 - ファン速度を緩やかなファン速度まで上昇させます。
中ファン速度 - ファン速度を中程度近くまで上昇させます。
高ファン速度 - ファンの速度を最大速度近くまで上昇させます。
ファン最大速 - ファンの速度を最大速度まで上昇させます。
オフ - ファン速度オフセットはオフに設定されます。これはデフォルト値です。オフに設定されると、パーセントは表示されません。デフォ
ルトのファン速度はオフセットなしで適用されます。それとは異なり、最大設定の場合は、すべてのファンが最大速度で稼働します。
ファン速度オフセットは動的で、システムに基づきます。各オフセットのファン速度上昇率%は、各オプションの横に表示されます。
ファン速度オフセットは、すべてのファンの速度を同じ割合で上昇させます。ファン速度は、個々のコンポーネントの冷却の必要性に応じ
てオフセット速度を超える速度に上昇する場合があります。全体的なシステム電力消費量の上昇が予測されます。
ファン速度オフセットでは、システムファン速度を 4 つの段階で上昇させることができます。これらの 4 段階は、サーバーシステムファンの標
準的なベースライン速度と最大速度の間で均等に分割されています。一部のハードウェア構成ではベースラインファン速度が高くなるた
め、最大オフセット以外のオフセット値で最大速度を達成することになります。
最も一般的な使用シナリオは、非標準の PCIe アダプタの冷却です。ただし、この機能は、他の目的のためにシステムの冷却機能を向
上させるために使用することもできます。
最小ファン速度PWM 単位最大速度の % - ファン速度を調整する場合はこのオプションを選択します。他のカスタムファン速度
オプションの場合に必要なファン速度に到達しないときは、高いベースラインシステムファン速度を設定するか、システム速度を増加させる
ことができます。
デフォルト - デフォルト値によって決定されます。最小ファン速度を、システム冷却アルゴリズムによって決定されたデフォルト値に設定
します。
カスタム - 割合値%を入力します。
最小ファン速度PWMの許容範囲は、システム設定に基づいて変化します。最初の値がアイドル時の速度であり、2 番目の値は、
設定最大速度ですシステム設定に 100 % 基づかないことがあります
システムファンは、システムの温度要件に基いてこの速度より高い速度で稼働できますが、定義された最小速度よりも低い速度で稼働
することはできません。たとえば、最小ファン速度を 35 % で設定すると、ファン速度は 35 % PWM よりも低くなりません。
メモ: 0 % PWM は、ファンはオフ状態であることを示しません。これは、ファンが実現可能な最小ファン速度です。
この設定は保持されます。つまり、設定され、適用されると、システム再起動、パワーサイクル、iDRAC アップデート、または BIOS アップデー
トのときにデフォルトの設定に自動的に変更されません。一部の Dell サーバーでは、これらのカスタムユーザー冷却オプションの一部またはす
べてがサポートされることがあります。これらのオプションがサポートされない場合、オプションは表示されないか、またはカスタム値を指定するこ
とができません。
3. 設定を適用するには、適用 をクリックします。
次のメッセージが表示されます。
It is recommended to reboot the system when a thermal profile change has been made. This
is to ensure all power and thermal settings are activated.
後で再起動 または 今すぐ再起動 をクリックします。
メモ: 設定を反映にするには、システムを再起動する必要があります。
54