Users Guide
オプションの RAID 設定の使用
オペレーティングシステムをインストールするときは、次を行うことができます。
● RAID を設定せずにオペレーティングシステムを導入する。
● オプションの RAID 設定ウィザードを使用してハードディスクドライブを設定し、オペレーティングシステムを導入する。
この代わりに、Hardware Configuration(ハードウェア設定) > Configuration(設定) ウィザード > RAID Configuration(RAID
設定) から RAID 設定ページを開き、RAID を設定することもできます。
オペレーティングシステム導入ウィザードを使用した
RAID の設定
OS 導入 ページを使用して RAID を設定するには、次の手順を実行します。
メモ: システムに RAID コントローラがある場合、仮想ディスクをブートデバイスとして設定できます。起動仮想ディスクは、
システムの 0 ~ 3 に配置されたディスクドライブでのみ作成します。スロットの情報については、https://www.dell.com/
support でシステムのオーナーズマニュアルを参照してください。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、OS Deployment(OS 導入)をクリックします。
3. OS 導入 ページで OS の導入 をクリックします。
4. OS 導入 ページで 最初に RAID を設定 をクリックしてから、 次へ をクリックします。
設定可能なストレージコントローラが RAID 設定 ページに表示されます。
メモ: 選択したコントローラが、非 RAID モードではないことを確認してください。
5. ストレージコントローラを選択します。
RAID 設定のオプションが表示されます。
6. 画面の指示に従って RAID 設定タスクを完了し、終了 をクリックします。
RAID 設定が仮想ディスクに適用され、オペレーティングシステムの選択 ページが表示されます。オペレーティングシステムの
インストールに進みます。オペレーティングシステムのインストールの詳細については「オペレーティングシステムのインスト
ール」を参照してください。
無人インストール
無人インストールとは、スクリプト形式のオペレーティングシステムインストールプロセスであり、最小限のユーザー介入で設定フ
ァイルを使用したオペレーティングシステムのインストールを行うことができます。このオプションには、目的のオペレーティング
システムの設定情報が含まれたスクリプト形式の設定ファイルが必要です。Unattended Install(無人インストール)オプション
は、インストール用に選択したオペレーティングシステムが無人インストールに対応している場合に限り、使用することができま
す。無人モードを使用してオペレーティングシステムを導入するには、「オペレーティングシステムのインストール」を参照してくだ
さい。
Dell TechCenter にあるホワイトペーパー『Unattended Installation of Operating Systems from Lifecycle Controller on PowerEdge
Servers』(PowerEdge サーバー上の Lifecycle Controller からのオペレーティングシステムの無人インストール)も、合わせてご覧く
ださい。
メモ: 無人インストール機能は、Microsoft Windows および Red Hat Enterprise Linux 6.9 と 7 以降のオペレーティングシステムで
サポートされています。その他のオペレーティングシステムを選択した場合は、Unattended Install(無人インストール) オプ
ションがグレー表示されます。
UEFI セキュア起動
UEFI セキュア起動は、ドライバとオペレーティングシステムローダーがファームウェアによって承認されたキーによって署名されて
いるかどうかを検証することによって、起動プロセスをセキュア化するテクノロジです。この機能が有効になっている場合、セキ
ュア起動は次を確認します。
● BIOS 起動オプションが無効になっている。
20 オペレーティングシステムの導入