Users Guide
メモ: このオプションは、セキュリティ対応コントローラにセキュア化対応仮想ディスクが接続されている場合に使用でき
ます。
● コントローラおよび暗号化されたディスクを、新しいキーで再キーする — 既存のローカルキーを新規キーに置き換えます。
● 暗号化の除去とデータの削除 - コントローラ上の暗号化キー、およびすべてのセキュアな仮想ドライブとそのデータを削除しま
す。削除後は、コントローラ状態が No encryption(非暗号化) モードに変わります。
セキュア化されていない仮想ディスクの暗号化
次の前提条件が満たされていることを確認します。
● 選択したコントローラがセキュリティ対応である。
● セキュリティ対応仮想ドライブが、コントローラに接続されている。
● コントローラがローカルキー暗号化モードになっている。
セキュア化されていない仮想ドライブを暗号化するには、次の手順を実行します。
メモ: 同じ物理ディスクドライブ上で作成された仮想ドライブのいずれかが暗号化されている場合は、すべての仮想ドライブ
が自動的に暗号化されます。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、Hardware Configuration(ハードウェア設定)をクリックします。
3. 右ペインで、Configuration Wizards(設定ウィザード)をクリックします。
4. ストレージ設定ウィザード ページで、 キー暗号化 をクリックします。
5. 暗号化されたコントローラを選択して、次へ をクリックします。
メモ: 選択したコントローラに適用された暗号化モード(ローカルキー暗号化)は、変更されません。
6. セキュア化されていない仮想ディスクの暗号化 を選択して、次へ をクリックします。
7. 暗号化を有効にするには、セキュア化されていない仮想ドライブを選択して、終了 をクリックします。
新しいローカルキーでのコントローラの再キー
新しいローカルキーでコントローラを再キーするには、次の手順を行います。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、Hardware Configuration(ハードウェア設定)をクリックします。
3. 右ペインで、Configuration Wizards(設定ウィザード)をクリックします。
4. ストレージ設定ウィザード ページで、 キー暗号化 をクリックします。
5. コントローラの選択 でローカルキーを適用するコントローラを選択し、次へ をクリックします。
6. 既存のパスフレーズ フィールドに、表示されている暗号化キー識別子に関連付けられた既存のパスフレーズを入力します。
7. New Encryption Key Identifier(新しい暗号化キー識別子) フィールドに、新しい識別子を入力します。暗号化キー識別子 は
パスフレーズのヒントです。Lifecycle Controller でこのヒントが表示されたらパスフレーズを入力する必要があります。
8. 新しいパスフレーズ フィールドに、新しい暗号化キー識別子に関連付けられたパスフレーズを入力します。
暗号化の除去とデータの削除
暗号化を除去して仮想ディスク上のデータを消去するには、次の手順を行います。
注意: 既存の暗号化、仮想ドライブ、およびすべてのデータが恒久的に削除されます。
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2. 左ペインで、Hardware Configuration(ハードウェア設定)をクリックします。
3. 右ペインで、設定ウィザード をクリックし、キー暗号化 をクリックします。
4. 適用されているキーを削除する必要のあるコントローラを選択して、次へ をクリックします。
5. 右ペインで、暗号化の除去とデータの削除 を選択して、次へ をクリックします。
6. 暗号化キーとすべてのセキュア仮想ディスクの削除 を選択して、終了 をクリックします。
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