Owners Manual
Table Of Contents
- Dell EMC PowerEdge C6420 設置およびサービス マニュアル
- Dell EMC PowerEdge C6420の概要
- システムの初期セットアップと構成
- エンクロージャ コンポーネントの取り付けと取り外し
- システム診断
- ジャンパとコネクタ
- 困ったときは
- マニュアルリソース
表 7. メモリー チャネル
プロセッサー チャネル 0 チャネル 1 チャネル 2 チャネル 3 チャネル 4 チャネル 5
プロセッサー 1 スロット A1 と
A7
スロット A2 スロット A3 スロット A8 と
A4
スロット A5 スロット A6
プロセッサー 2 スロット B1 と
B7
スロット B2 スロット B3 スロット B8 と
B4
スロット B5 スロット B6
メモリー モジュール取り付けガイドライン
システムの最適なパフォーマンスを実現するには、システムメモリーを構成する際に次の一般的なガイドラインに従ってくださ
い。これらのガイドラインに従わずにシステムのメモリーを構成すると、システムが起動しなかったり、メモリー構成時に応答し
なくなったり、少ないメモリーで作動したりする場合があります。
メモリー バスは、次の要因に応じて、2933 MT/s、2666 MT/s、2400 MT/s、または 2133 MT/s のいずれかの周波数で動作します。
● 選択されているシステム プロファイル(たとえば、最適化パフォーマンス、またはカスタム[高速または低速で実行可能])
● プロセッサーでサポートされている DIMM の最大速度。2933 MT/s のメモリー周波数については、チャネルごとに 1 個の DIMM
がサポートされています。
● プロセッサーでサポートされている DIMM の最大速度。
● DIMM のサポートされている最大速度
メモ: MT/s は DIMM の速度単位で、MegaTransfers/ 秒の略語です。
システムではフレキシブル メモリー構成がサポートされているため、あらゆる有効なチップセット アーキテクチャ構成でシステ
ムを構成し実行できます。次に、メモリー モジュールの設定に関する推奨ガイドラインを示します。
● すべての DIMM は DDR4 である必要があります。
● RDIMM と LRDIMM を併用しないでください。
● DDP(Dual Die Package)LRDIMM である 64 GB の LRDIMM と、TSV(Through Silicon Via/3DS)LRDIMM である 128 GB の LRDIMM
は併用しないでください。
● x4 および x8 DRAM ベースのメモリー モジュールは併用できます。
● ランク カウントに関係なく、チャネルあたり最大 2 枚の RDIMM を装着できます。
● ランク カウントに関係なく、チャネルあたり最大 2 枚の LRDIMM を装着できます。
● ランク カウントに関係なく、チャネルあたり最大 2 枚の異なるランクの DIMM を装着できます。
● 速度の異なるメモリーモジュールを取り付けた場合は、その中で最も遅いメモリー モジュールの速度で動作します。
● プロセッサーが取り付けられている場合に限り、メモリー モジュールを装着します。
○ シングルプロセッサーシステムの場合は、ソケット A1~A8 が使用できます。
○ デュアルプロセッサーシステムの場合は、ソケット A1~A8 とソケット B1~B8 が使用できます。
● 最初に白のリリースタブが付いたソケットに、次に黒のリリースタブの順に、すべてのソケットに装着します。
● 容量の異なるメモリー モジュールを混在させる場合は、容量が最も多いメモリー モジュールを最初にソケットに装着します。
メモ: たとえば、8 GB と 16 GB のメモリー モジュールを混在させる場合は、16 GB のメモリー モジュールを白いリリース
タブが付いたソケットに装着してから、黒いリリースタブが付いたソケットに 8 GB のメモリー モジュールを装着します。
● その他のメモリー装着ルールに従えば、様々な容量のメモリーモジュールを混在させることができます。
メモ: たとえば、8 GB および 16 GB のメモリー モジュールを混在させることが可能です。
● デュアルプロセッサー構成では、各プロセッサーのメモリー構成は同一でなければなりません。
メモ: たとえば、プロセッサー 1 をソケット A1 に装着した場合、プロセッサー 2 をソケット B1 に(…以下同様)装着する
必要があります。
● 1 台のシステムで 2 種類以上のメモリー モジュール容量を混在させることはできません。
● メモリー構成のバランスが取れていないとパフォーマンスが損なわれるため、最適なパフォーマンスを得るには、常に同一の
DIMM を使用してメモリー チャネルを同じように装着してください。
● パフォーマンスを最大にするには、各プロセッサーにつき同じメモリー モジュール 6 枚(チャネルあたり 1 枚の DIMM)を一
度に装着します。
プロセッサーあたり 4 枚の DIMM と 8 枚の DIMM を使用したパフォーマンス最適化モードでの DIMM 装着アップデート
● プロセッサーあたりの DIMM の枚数が 4 である場合、装着するスロットは 1、2、4、5 です。
● プロセッサーあたりの DIMM の枚数が 8 である場合、装着するスロットは 1、2、3、4、5、6、7、8 です。
エンクロージャ コンポーネントの取り付けと取り外し 31