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物理ディスク
メモ: 仮想ディスク内の物理ディスクは、同じドライブ タイプ(HDD、SSD、NVMe PCIe SSD)である必要があります。たと
えば、同じ仮想ディスク内に HDD と NVMe PCIe SSD を混在させることはできません。
メモ: ディスク上でバックグラウンド タスクが実行されている間、ドライブ アクティビティ LED が連続的に点滅します。
トピック:
• 物理ディスクの機能
物理ディスクの機能
物理ディスクローミング
物理ディスクローミングとは、物理ディスクをあるケーブル接続またはバックプレーンスロットから、同じコントローラ上の別の
ケーブル接続またはバックプレーンスロットに移動することです。コントローラは、位置が変更された物理ディスクを自動的に認識
し、ディスクグループの一部である仮想ディスク内に論理的に配置します。ディスクローミングは、システムの電源がオフの場合
にのみ実行できます。
注意: オンライン容量拡張(OCE)の実行中にディスクローミングを行わないでください。仮想ディスクの損失の原因となり
ます。
物理ディスクのホットスワップ
メモ: バックプレーンがホットスワップをサポートしているかどうかを確認するには、システムのマニュアルを参照してくださ
い。
ホットスワップとは、PERC S140 がオンラインで通常の機能を実行している間にディスクを手動で交換することです。物理ディス
クをホットスワップする前に、次の要件が満たされているか確認してください。
● システム バックプレーンまたはエンクロージャで PERC S140 のホット スワップがサポートされている必要があります。
● 交換ディスクは、プロトコルおよびディスクのテクノロジーが同じものである必要があります。例えば、SATA ハード ドライブ
は SATA ハード ドライブ、SATA SSD は SATA SSD と交換します。
メモ: UEFI HII ではディスクのホットスワップがサポートされておらず、OS モードでのみサポートされています。
メモ: 物理ディスクをホットスワップするとき、交換される物理ディスクと同等またはそれ以上の容量が新しいディスクにあ
ることを確認してください。
物理ディスク電源管理
電源管理は、PERC S140 の省電力機能です。この機能は、拡張電源状態(EPC)を使用して、SATA ハードドライブ(HDD)の電源
管理をサポートします。EPC 機能セットは、ホストがデバイスの電源状態を管理する追加手段となります。
物理ディスクの障害検出
物理ディスクの障害が検出されると、コントローラがホットスペアとして割り当てられる新しい物理ディスクを自動的に再構築し
ます。
メモ: 再構築するためのドライブ混在の制限を参照してください。
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