Users Guide
• Linux システムでは、iDRAC にアクセスし、VMCLI ユーティリティを実行して、ユーザーコマンドをロ
グに記録するために、非管理者は
VMCLI コマンドの先頭に sudo を指定する必要があります。ただし、
VMCLI 管理者グループのユーザーを追加または編集するには、visudo コマンドを使用してください。
VMCLI 構文
VMCLI インタフェースは、Windows システムでも Linux システムでも同じです。VMCLI 構文は次のとおり
です。
VMCLI [parameter] [operating_system_shell_options]
例:vmcli -r iDRAC-IP-address:iDRAC-SSL-port
このパラメータは、VMCLI による指定したサーバーへの接続、iDRAC へのアクセス、指定した仮想メディア
へのマップを可能にします。
メモ: VMCLI 構文では大文字と小文字が区別されます。
セキュリティ確保のため、次の VMCLI パラメータを使用することをお勧めします。
• vmcli -i — VMCLI を開始するためのインタラクティブな方法を有効にします。これにより、別のユー
ザーがプロセスを確認する際にユーザー名とパスワードが表示されないようになります。
• vmcli -r <iDRAC-IP-address[:iDRAC-SSL-port]> -S -u <iDRAC-user-name> -p <iDRAC-
user-password> -c {< device-name > | < image-file >} — iDRAC CA 証明書が有効かどうか
を示します。証明書が有効でない場合は、このコマンドの実行時に警告メッセージが表示されますが、コ
マンドは正常に実行され、VMCLI セッションが確立されます。VMCLI パラメータの詳細については、
『VMCLI
ヘルプ
』または VMCLI Man
ページを
参照してください。
関連リンク
仮想メディアにアクセスするための VMCLI コマンド
VMCLI オペレーティングシステムのシェルオプション
仮想メディアにアクセスするための VMCLI コマンド
次の表に、さまざまな仮想メディアへのアクセスに必要な VMCLI コマンドを示します。
表
30. VMCLI コマンド
仮想メディア コマンド
フロッピードライブ
vmcli -r [RAC IP or hostname] -u
[iDRAC user name] -p [iDRAC user
password] -f [device name]
起動可能なフロッピーまたは USB キーイメージ
vmcli -r [iDRAC IP address] [iDRAC
user name] -p [iDRAC password] -f
[floppy.img]
-f オプションを使用した CD ドライブ
vmcli -r [iDRAC IP address] -u [iDRAC
user name] -p [iDRAC password] -f
[device name]|[image file]-f [cdrom -
dev ]
起動可能な CD/DVD イメージ
vmcli -r [iDRAC IP address] -u [iDRAC
user name] -p [iDRAC password] -c
[DVD.img]
295