Concept Guide
Table Of Contents
- Dell EMC システム管理概要ガイド バージョン22.0
- Dell EMCシステム管理
- システム管理製品概要
- シャーシおよびサーバマネージャ
- Dell EMC コンソール
- 自動化イネーブラ
- サードパーティコンソールとの統合
- System Center Operations Manager(SCOM)向けDell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center(OMIMSSC)
- System Center Configuration Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center
- Microsoft System Center Configuration Manager 向け Dell EMC Server Deployment Pack
- System Center Virtual Machine Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center
- Microsoft System Center Virtual Machine Manager 向け Dell EMC Server PRO System Center Management Pack
- Dell EMC OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center
- Dell EMC OpenManage Integration for VMware vCenter
- OpenManage Integration with ServiceNow
- BMC Software
- サードパーティシステム管理コンソールとの接続
- Dell EMC アップデートユーティリティ
- レガシー - Dell EMC ハードウェア管理ツール
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- Dell EMC へのお問い合わせ
表 1. OpenManage Enterprise の特長と利点 (続き)
特長 説明 利点
MX シリーズのサポート スタンドアロン シャーシおよびマルチシャーシ管理
(MCM)グループのリード シャーシとしての MX7000 シ
ャーシの検出、インベントリー、構成適合、修復をサポ
ートします。
お客様が選択した 1 台のコンソールからラ
ック、ブレード、シャーシを統合的にサポー
ト
ステートレスな展開と仮
想 ID 管理
仮想 ID をサーバに割り当て、ステートレスな展開を実行
することができます。
ステートレスな展開では、仮想 ID 属性を自
動生成してサーバの I/O インタフェースに
割り当てることで、ダイナミックかつ柔軟
なサーバ環境を構築できます。
新プラットフォームのサ
ポート
MX7000 シャーシの新しいブレードサーバなど、最新の
第 14 世代 PowerEdge サーバをサポートします。
お客様が選択した 1 台のコンソールから多
世代ラック、ブレード、シャーシを統合的に
サポートします。
OpenManage Enterprise
RESTful API
ネットワーク設定、ID プールの作成、デバイステンプ
レートの設定、プロファイル管理に対応した REST API
拡張機能
データ センター環境での自動化の拡張を実
現するための、大まかなフレームワークから
の顧客スクリプトを支援します。
構成の修復 定義されているベースラインからずれているサーバー構
成を修復します。
データ センターの構成基準への適合を維持
できます。
詳細については、https://www.dell.com/support/article/en-us/sln310714/openmanage-enterprise%E3%81%AE
%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88?lang=ja を参照してください。
Dell EMC OpenManage Enterprise Power Manager
Dell EMC OpenManage Enterprise Power Manager は、OpenManage Enterprise バージョン 3.2 以降のプラグインです。Power Manager
は、1 対多レベルで電源および温度の監視と管理を行います。Power Manager の特長は以下のとおりです。
● 電力消費を測定して管理し、温度の測定値を監視 - OME Power Manager を使用すると、データ センター全体のエネルギー消費
を詳細に測定することにより、データ センターのエネルギー使用を詳しく理解することができます。Power Manager を使用する
ことで管理者は、最大 6,000 台のサーバーの電力消費を測定して管理し、短期、長期双方の履歴データを追跡できます。
● 多目的に使用可能なポリシーの作成と実装 - Power Manager は、データ センター全体での電力ポリシーの実装を簡素化します。
PowerEdge サーバー、OpenManage Enterprise Advanced ライセンス、および iDRAC Enterprise ライセンスの第 12 世代以降のバー
ジョンで Power Manager が使用されている場合、管理者は、列ごと、ラックごと、または PE サーバーのグループごとに対する
電力消費を制御できます。さらに、管理者はグループ単位でのエネルギー使用率と温度の読み取りに関するレポートを作成でき
ます。
● 低負荷時の電力消費の削減 - Power Manager は、業務の必要性に応じたサーバー ルームの管理を可能にすることで、管理者によ
る電力消費の削減に役立ちます。Power Manager によって、管理者はシステムでの需要が低いときに電力消費を削減するポリ
シーを実装できます。また、最も重要なアプリケーションを実行するサーバには、最大限の電力を割り当てることもできます。
詳細については、https://www.delltechnologies.com/ja-jp/solutions/openmanage/power-management.htm にある『OpenManage
Power Center
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』を参照してください。
Dell EMC OpenManage Enterprise SupportAssist プラグイン
OpenManage Enterprise SupportAssist は、OpenManage Enterprise バージョン 3.5 以降に対応したプラグインです。プラグインとし
て OpenManage と統合され、サービス環境を効率化します。Dell の自動ケース作成およびリモート監視技術により、お客様のチーム
が最小限の労力で問題を解決できるように Dell Technologies がサポートできるようになり、手作業のルーチンやダウンタイムが自動
化されたサポートに置き換えられます。
接続した時点で、SupportAssist によって次のことができるようになります。
● 安全なリモート監視による機能停止の回避:問題解決の最良のタイミングは、問題が発生する前です。SupportAssist は、将来
の障害を検出することで、システムの正常性をプロアクティブに監視します。ヘルプ システムは、予定外のダウンタイムなし
で稼働し続けます。
● アクティブなトラブルシューティング:SupportAssist ではケース作成が自動化されており、診断情報が Dell Technologies サポー
トに送信されます。これにより、サポートは最小限の労力で問題を解決できます。
● 実行可能な推奨事項によって最適なパフォーマンスを実現:データ センターは、リモート ワーカーをサポートするため効率的に
稼働している必要があります。オンデマンドのレポートと推奨事項をチームに提供し、データに基づく意思決定ができるように
サポートします。
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