Users Guide
サーバー管理用 USB ポートの使用
Dell PowerEdge 第 12
世代のサーバでは、すべての USB ポートがサーバ専用です。第 13
世代のサーバでは、前面パネルの USB
ポートの 1 つが、事前プロビジョニングやトラブルシューティングなどの管理目的で iDRAC によって使用されます。このポー
トには、管理用ポートであることを示すアイコンが付いています。LCD パネルを装備した第 13
世代のサーバは、すべてこの
機能をサポートします。パネルを装備していない 200 ~ 500 モデルの一部では、このポートを使用できません。そのような
場合、これらのポートはサーバオペレーティングシステム用に使用できます。
メモ: この機能は、 poweredge R930 サーバではサポートされません。
USB ポートが iDRAC によって使用されている場合は、以下の状態になります。
● iDRAC に接続された USB タイプ A/A ケーブルを使用すると、USB ネットワークインタフェースにより、ラップトップな
どのポータブルデバイスから既存の帯域外リモート管理ツールを使用できるようになります。iDRAC には IP アドレスとし
て 169.254.0.3 が、管理デバイスには 169.254.0.4 がそれぞれ割り当てられます。
● サーバー設定プロファイルを USB デバイスに保存し、USB デバイスからサーバーの設定をアップデートすることができま
す。
メモ: この機能は以下でサポートされています。
● FAT ファイルシステムと 1 つのパーティションを備えた USB デバイス
● すべての Dell Windows 8 タブレットと Windows RT タブレット(XPS 10 や Venue Pro 8 を含む)XPS 10 や Venue
Pro 8 などの USB ミニポートを備えたデバイスの場合は、On-The-Go(OTG)ドングルとタイプ A/A ケーブルを使用
します。
関連概念
USB デバイスのサーバー設定プロファイルを使用した iDRAC の設定 on page 281
関連タスク
直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへのアクセス on page 280
トピック:
• 直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへのアクセス
• USB デバイスのサーバー設定プロファイルを使用した iDRAC の設定
直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへのアク
セス
IDRAC ダイレクト機能を使用して、ラップトップを直接 iDRAC USB ポートに接続できます。この機能によって、ウェブイン
タフェース、RACADM、WSMan などの iDRAC インタフェースと直接やり取りし、高度なサーバ管理やサービス提供を実現で
きます。
ラップトップをサーバに接続するときは、Type A/A ケーブルを使用します。
iDRAC が USB デバイスとして動作し、管理ポートのモードが Automatic(自動) に設定されている場合、iDRAC は常に USB
ポートを使用します。このポートが自動的に OS に切り替わることはありません。
サポートされているブラウザとオペレーティングシステムのリストについては、『Release Notes(リリースノート)』
(Dell.com/idracmanuals)を参照してください。
メモ
: Windows オペレーティングシステムを使用している場合、この機能を使うために RNDIS ドライバのインストールが
必要になることがあります。
USB ポートを介して iDRAC インタフェースにアクセスするには、次の手順を実行します。
1. ワイヤレスネットワークをすべてオフにし、その他すべての有線ネットワークとの接続を切断します。
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280 サーバー管理用 USB ポートの使用