Owners Manual
Table Of Contents
- Dell PowerEdge FX2 および FX2s エンクロージャ オーナーズマニュアル
- Dell PowerEdge FX2/FX2s について
- 初期システム設定
- PowerEdge FX2/FX2s のマッピング設定
- PowerEdge FX2/FX2s エンクロージャコンポーネントの取り付けと取り外し
- システムのトラブルシューティング
- 技術仕様 — PowerEdge FX2/FX2s
- ヘルプ
メモ: このポートは、CMC NIC のフェイルオーバー用にも
使用できます。
CMC インジケータ
エンクロージャの背面パネルにある CMC インジケータは、次の情報を提供します。
インジケータ 説明
システム識別ボタ
ン
前面および背面パネルの識別ボタンは、ラック内の特定のシステムを見つけるために使用できます。これら
のボタンの 1 つを押すと、他の識別ボタンが押されるまで、背面のシステムステータスインジケータが青色
に点滅します。システム ID のオンおよびオフを切り替えるにはこのボタンを押してください。
ステータスインジ
ケータ
青色 CMC がアクティブで正常に動作しています。
橙色 シャーシに障害があります。
CMC 機能
CMC は、次の複数のシステム管理機能を提供します。
● エンクロージャレベルのリアルタイム自動電源 / 温度管理:
○ システム電力要件を監視します。
○ CMC はリアルタイムの電力消費を報告します(タイムスタンプ付きの高低ポイントも記録されます)。
○ オプションのエンクロージャの最大電力限度の設定をサポートしています。このオプションは、エンクロージャが定義され
た最大電力限度を超えないようにするため、アラートを発したり、コンピュートスレッドの調整および / または新しいコン
ピュートスレッドへの電源投入の防止などの処置を実行します。
○ CMC は、実際の周囲温度と内部温度を測定して、冷却ファンの監視と自動制御を行います。
○ 総合的なエンクロージャのインベントリ、およびステータスまたはエラーレポートを提供します。
● 次に関する一元化された設定:
○ エンクロージャのネットワークおよびセキュリティ設定。
○ 電源冗長性と電力上限値設定。
メモ: モジュラー エンクロージャの電源をオフにしている間に、モジュラー エンクロージャの冗長性ポリシーを変更して
ください。
○ I/O モジュールおよび iDRAC ネットワーク設定。
○ コンピュートスレッド上の最初の起動デバイス。
○ I/O モジュール、PCIe スロット、スレッドの I/O パスの整合性のチェック、およびシステムハードウェアを保護するための
必要に応じたコンポーネントの無効化。
○ ユーザーアクセスセキュリティ。
CMC モジュールはホットスワップ対応です。CMC モジュールが取り外されている間、次のようになります。
● 新たに取り付けたコンピュートスレッドの電源を入れることができない
● 既存のコンピュートスレッドにリモートアクセスできない
● エンクロージャ冷却ファンは、コンポーネントの熱保護用の最大速度で動作する
デイジーチェーン CMC ネットワーク接続
CMC には 2 つの RJ-45 イーサネットポートがあり、Gb1(アップリンクポート)および STK/Gb2(スタッキングまたはケーブル統
合ポート)とラベル表示されています。基本的なケーブル配線では、Gb ポートを管理ネットワークに接続し、STK/Gb2 ポートは使
用しません。
注意: NIC のフェールオーバーを実装するために CMC の設定がデフォルトの Stacking( スタッキング) から Redundant(冗
長)に変更されていない場合に、STK/Gb2 ポートを管理ネットワークに接続すると、予想できない結果になります。デフォル
トの Stacking(スタッキング)モードで、Gb1 および STK/Gb2 ポートを同じネットワーク(ブロードキャストドメイン)に
ケーブル配線すると、ブロードキャストストームを引き起こす可能性があります。CMC 設定が Redundant(冗長)モードに変
更されているが、Stacking(スタッキング)モードでケーブルがシャーシ間をデイジーチェーンで配線されている場合にも、
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