Users Guide
メモ: [すべてのディスク]オプションと[エンクロージャ]オプションでは、構成する物理ディスクを選択した後でスパ
ンを編集できます。先に進む前に、スパンを削除し、別の物理ディスクを使用してもう一度スパンを指定できます。
● [スパンあたりのディスク数]-各スパンのディスクの数(デフォルト = 2)を選択できます。このオプションはファームウ
ェア バージョン 6.1 以降を搭載した SAS コントローラでのみ使用できます。
メモ: このオプションは、[仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード]ページで[インテリジェント ミラーリング]を選
択した場合にのみ使用できます。
メモ: ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラでは、RAID 10 はスパンごとに偶数のディスク数のみ、お
よび 32 台のディスクがあるスパンを最大 8 個サポートします。
それぞれ 6 台の物理ディスクを搭載した 3 台のエンクロージャがあるコントローラ(使用可能なディスクの総数 = 3 x 6 = 18
台)について検討してみましょう。スパンあたり 4 台のディスクを選択すると、コントローラは 4 個のスパンを作成します
(18 ディスク/スパン当たり 4 ディスク = 4 スパン)。最後のエンクロージャの最後の 2 台のディスクは RAID 10 の一部では
ありません。
● [単一のスパン仮想ディスクを作成するディスクの数]リスト ボックスを選択-PERC コントローラ用の 22 台または 26 台の
物理ドライブで単一スパンの仮想ディスクを作成できます。このリスト ボックス オプションは、手順 1 で RAID 10 を選択
し、システムに 22 台以上の物理ドライブがある場合にのみ表示されます。
メモ: 仮想ディスクの作成ウィザード ページで選択された、仮想ディスクパラメータに適合した物理ディスクのみが表示
されます。
11. 必要なコネクタと、対応する物理ディスクを選択し、続行 をクリックします。
12. 名前 フィールドに、仮想ディスクの名前を入力します。
仮想ディスク名に使用できるのは、英数字、スペース、ダッシュ、下線のみです。最大長はコントローラによって異なります。
ほとんどの場合、最大文字数は 15 文字です。
名前をスペースで開始すること、およびスペースで終了することはできません。同じ名前の仮想ディスクがあると、生成された
アラートを区別しにくくなるため、仮想ディスクごとに固有の名前を指定することをお勧めします。
13. サイズ フィールドに、仮想ディスクのサイズを入力します。
仮想ディスクのサイズは、サイズ フィールドの近くに表示されている最小値と最大値の範囲内である必要があります。
場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク
容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディスクのサイズを調節します。
メモ:
● 物理ディスクが SMART アラートを受けている場合、仮想ディスクには使用できません。
● 複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することが可能な場合があります。
選択した RAID レベルと仮想ディスクのサイズに応じて、このページに仮想ディスクの設定に使用できるディスクとコネクタ
(チャネルまたはポート)が表示されます。
メモ: [サイズ]フィールドに、選択した RAID 構成に応じた仮想ディスクのデフォルト サイズが表示されます。ただし、
要件に応じて他のサイズを指定することもできます。仮想ディスクのサイズは、[サイズ]フィールドに対して表示されて
いる最小値と最大値の範囲内である必要があります。場合によっては、仮想ディスクは指定したサイズより若干大きくな
ります。仮想ディスクの作成ウィザード は、物理ディスク容量の一部を使用不可状態することを避けるため、仮想ディス
クのサイズを調節します。
14.[ストライプ エレメント サイズ]ドロップ ダウン リスト ボックスからストライプ サイズを選択します。ストライプサイズは、
各ストライプが単一ディスク上で消費する容量を表します。
15. 必要な読み取り、書き込み、ディスク キャッシュのポリシーをそれぞれのドロップ ダウン リスト ボックスから選択します。こ
れらの選択肢は、コントローラによって異なることがあります。
メモ:
● バッテリを搭載していないコントローラの書き込みポリシーのサポートは限定されています。バッテリが搭載されてい
ないコントローラでは、キャッシュ ポリシーはサポートされていません。
● 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザードで[暗号化仮想ディスクの作成]オプションを選択した場合は、[仮想ディス
クの属性のサマリー]の[暗号化仮想ディスク]値に[はい]が表示されます。
16. スパン編集 をクリックして、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード で作成したスパンを編集します。
注意: スパン編集 をクリックすると、すでに適用されているインテリジェントミラーリングは無効になります。
ハードウェアの問題のトラブルシューティング 73