Owners Manual
メモ: 2700 W の電源ユニットモジュールは、AC 電源から 110 ~ 240 V の入力電圧を必要とします。
電源ユニットモジュールを 110 V
のコンセントに接続した場合、
CMC Power Configuration(
電源構
成)画面で Allow 110 VAC Operation(110 VAC の動作を許可する)チェックボックスを選択すると、
電源ユニットは 1350 W で動作します。
1. 障害の発生した電源ユニットモジュールの位置を確認し、インジケータをチェックします。AC 電源が使
用可能な場合、電源ユニットの AC インジケータが緑色に点灯します。電源ユニットに障害がある場合、
電源ユニットの障害インジケータが黄色に点灯します。インジケータがいずれも点灯しない場合は、
PDU から 208 V AC 電力が送られ、電源ケーブルが電源ユニットモジュールに正しく接続されているこ
とを確認します。
2. 新しい電源ユニットを取り付けます。
メモ: 新しい電源ユニットを取り付けたら、システムが電源ユニットを認識するまで数秒待ち、正
常に動作していることを確認します。電源ユニットが正常に機能している場合は、電源ユニットの
DC 電源インジケータが緑色に点灯します。
3. どの電源ユニットの障害 LED も点灯していないにもかかわらず、ブレードに電源が入らない場合は、
LCD ディスプレイまたは CMC にステータスメッセージが表示されていないか確認します。
4. 問題が解決しない場合、「困ったときは」を参照してください。
ファンモジュールのトラブルシューティング
メモ: ファンモジュールはホットスワップ対応です。稼働中のシステムでは、1 度に 1 台のファンモジ
ュールのみを取り外して交換してください。
6 台のファンモジュールをすべて取り外した状態でシス
テムを長時間稼働すると、システムがオーバーヒートする可能性があります。
1. 不良のファンを検出します。各ファンモジュールには不良ファンを識別するインジケータが備わってい
ます。
2. ファンモジュールを取り外します。
3. ブレードに異物がないかどうか点検します。異物がある場合は慎重に取り除きます。
4. 不良のファンを装着しなおします。
5. どのファンの障害 LED も点灯していないにもかかわらず、ブレードに電源が入らない場合は、LCD ディ
スプレイまたは CMC にステータスメッセージが表示されていないか確認します。
6. 問題が解決しない場合は、新しいファンを取り付けます。
7. 新しいファンが動作しない場合は、「困ったときは」を参照してください。
iKVM モジュールのトラブルシューティング
iDRAC ビデオ \ コンソールのリダイレクトを使用していて、Linux のブレードに切り替えた時に iKVM から
ビデオを見ることができない場合、典型的な原因には、解像度の低いモニタまたは KVM アプライアンスが最
近追加されたということが挙げられます。
たとえば、Linux で X Windows を実行しているブレードを取り付けて電源を入れます。iDRAC を使用して
OS GUI モードのブレードに接続すると、ビデオの解像度が検出されそのセッション用に設定されます。モ
ニタまたは KVM アプライアンスが M1000e エンクロージャの前面または背面 iKVM インタフェースに接続
されています。モニタまたは KVM アプライアンスは、Linux ブレードの X-Window セッションで現在設定
されている解像度より低い解像度に設定されています。
iKVM の前面または背面ポートを使用して Linux ブ
レードを選択すると、iDRAC 回路が外部接続デバイスの低い解像度に適応します。低解像度モニタまたは
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