Owners Manual
Dell 2161DS、180AS、または 2160AS コンソールスイッチから iKVM モジュールを階層化するには、次の手
順を実行します。
• スイッチが iKVM への接続に SIP を必要としない場合は、Cat 5 以降のケーブルを iKVM モジュールの
RJ-45 ACI ポートに接続します。このケーブルのもう一方の端を外付けスイッチの ARI ポートに接続し
ます。
• スイッチが USB SIP を必要とする場合は、Avocent USB SIP を iKVM に接続し、次に Cat 5 以降のケーブ
ルを SIP に接続します。このケーブルのもう一方の端を外付けスイッチの ARI ポートに接続します。
KVM スイッチを接続すると、サーバーモジュールが OSCAR に表示されます。
メモ: ブレードのリストを表示するには、リモートコンソールスイッチのソフトウェアからサーバーリ
ストを再同期化することも必要です。
アナログ KVM スイッチからの Avocent iKVM スイッチの階層化
Avocent iKVM スイッチは、Dell 2160AS および 180AS などのアナログ KVM スイッチの他、多数の Avocent
アナログ KVM スイッチからの階層化が可能です。多くのスイッチは、SIP を必要とすることなく階層化する
ことができます。
特定の外付けスイッチのケーブル接続要件は次のとおりです。
• Dell PowerConnect 180AS、2160AS(バージョン 1.0.3.2 以降)または Avocent Autoview 2020、2030
(バージョン 1.6.0.4 以降):ACI ポートと Cat 5 ケーブルを使用したシームレスな階層化
• Avocent Autoview 1400、1500、2000、1415、1515、2015u:Cat 5 ケーブルと共に Avocent USB SIP
(DSRIQ-USB)必須
iKVM スイッチをサポートされているアナログスイッチに接続する前に、ディスプレイをスロット番号順に設
定し、Screen Delay Time(画面表示待ち時間)を 1 秒以上に設定する必要があります。
1. <Prnt Scrn> を押して iKVM スイッチの OSCAR を起動します。
2. Setup → Menu(設定 → メニュー)の順にクリックします。Menu(メニュー)ダイアログボックスが
表示されます。
3. Slot(スロット)を選択し、サーバーをスロット番号順に表示します。
4. 画面表示待ち時間に 1 秒以上の数値を設定します。
5. OK をクリックします。
画面表示待ち時間を 1 秒に設定すると、OSCAR を起動せずにソフトスイッチでサーバーに切り替えることが
できます。
メモ: ソフトスイッチではホットキーシーケンスを使用してサーバーを切り替えることができます。ソ
フトスイッチでサーバーに切り替えるには、<Prnt Scrn> を押してサーバーの名前または番号の最初の
数文字を入力します。待ち時間を設定しており、その時間が経過する前にキーシーケンスを押すと、
OSCAR は表示されません。
アナログスイッチの設定
1. <Prnt Scrn> を押して iKVM スイッチの OSCAR を起動します。
2. Setup → Devices → Device Modify(セットアップ → デバイス → デバイスの変更)の順にクリックし
ます。
3. お使いのシステムのブレード数に合わせて、16 ポートのオプションを選択します。
4. OK をクリックして OSCAR を終了します。
5. <Prnt Scrn> を押して、設定が有効になったことを確認します。iKVM が接続されているブレードのスロ
ット数が拡張され、システムのブレードの各スロット位置を示している必要があります。たとえば、
iKVM スイッチがスロット 1 に接続されている場合は、01-01 から 01-16 と表示されます。
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