Setup Guide
108 の 192 Dell M8428-k はじめに
MHWKY A01
メモ
Dell
認定の
SFP
、またはアクティブな
Twin-ax
銅線ケーブルのみを、本モジュールの適切な外付け光ポートに使用して
ください。スイッチモジュールの
4
個のファイバチャネルポート(
25
、
26
、
27
、および
0
)に装備された
FC 8G SFP
トランシーバは、イーサネットポート(
17
~
24
)との互換性がありません。イーサネットポートには
Dell
認定の
10GE SFP+
トランシーバ、またはアクティブな
Twin-ax
銅線ケーブル(付属していません)を装着する必要があります。
注意
ケーブルは、全引張負荷状態で直径 5.08 cm 未満、無負荷状態で 直径 3.048 cm 未満に曲げないでください。ケーブ
ルを締め付けすぎてしまうことがよくあるため、光ケーブルには結束バンドは推奨しません。
d. キー形状(コネクタ一方端の隆起部)とトランシーバ側のスロット形状が揃うようにしてケーブルのコネクタの
向きを合わせます。
e. ラッチメカニズムにカチッとはまるまで、ケーブルをトランシーバに挿入します。ケーブル種類別の詳細手順に
ついては、ケーブル製造元のマニュアルを参照してください。
f. 必要に応じて、残りのトランシーバで同じ手順を繰り返します。
3. ケーブルをトランシーバに接続します。
トランシーバは、取り付け方向の間違いを防止する形状をしています。トランシーバの取り付けが難しい場合は、正
しい方向になっているか、およびエンドキャップを取り外しているかを確認します。
4. LED をチェックして、すべてのコンポーネントが機能していることを確認します。
LED パターンに関する情報に関しては、『Dell M8428-k ハードウェアリファレンスマニュアル』の「集合ネットワー
クスイッチの操作」の章を参照してください。
メモ
次のコマンドは FOS CLI から実行されるので、必要に応じて CEE CLI を終了するか、ターミナルエミュレータのセッ
ションでスイッチにログインし FOS プロンプト
M8428-k:Admin>
にアクセスをします。
5. スイッチモジュールの FC ポートが FC SAN スイッチに接続されたら、ポートを有効化する必要があります。スイッ
チモジュールの FOS CLI から、使用するポートに対して次のコマンドを入力します(スイッチ GUI から有効化するこ
ともできます)。
M8428-k:admin> portcfgpersistentenable < ポート番号 >、ここで ポート番号 は 25、26、27 または 0 です。
6. ワークステーションで switchShow コマンドを入力して、集合ネットワークスイッチが正常に動作していることを確
認します。このコマンド入力で、スイッチモジュールおよびポートステータスに関する情報が提供されます。
7. ワークステーションから fabricShow コマンドを入力し、ファブリック内で集合ネットワークスイッチが正常に動作
していることを確認します。
8. configUpload コマンドを入力し、表示されるプロンプトにしたがって FTP サーバーへスイッチモジュールの設定の
バックアップを行います。
このコマンドで集合ネットワークスイッチの設定がサーバーにアップロードされ、必要に応じて集合ネットワークス
イッチの交換時にダウンロードして利用することができます。また、交換した スイッチモジュール へ完全な設定情
報をダウンロードできるよう、CEE 設定を定期的にバックアップすることをお勧めします。完全な詳細については
111 ページの
「設定のバックアップ」 を参照してください。
ファイバチャネルの動作モード(NPIV アグリゲータ vs. フルファブリック)
次の項目では、ネイティブ動作モード(フルファブリックモード)で動作する Fabric OS スイッチと、AG 動作モード
(NPIV アグリゲータ)で動作する Fabric OS スイッチの相違点をまとめたものです。
•
ネイティブモードの Fabric OS スイッチはファブリックの一部で、2 ~ 4 倍の物理ポートが必要であり、ファブ
リックのリソースを消費し、Fabric OS のファブリックにのみに接続できます。
•
AG モードのスイッチはファブリック外部にあり、ファブリック内のスイッチの数および必要な物理ポートの数
を削減します。AG スイッチは、Fabric OS、M-EOS、または Cisco ベースのファブリックのいずれかに接続させる
ことができます。