Owners Manual
注意: メモリモジュールは、ブレードの電源を切った後もしばらくは高温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから
作業してください。メモリモジュールはカードの両端を持って取り扱い、コンポーネントには触らないようにしてくださ
い。
5. ソケットに装着されている各メモリモジュールを抜き差しします。
6. ブレードを閉じます。
7. エンクロージャにブレードを取り付けます。
8. 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」の項を参照してください。
テストに失敗した場合は、「困ったときは」の項を参照してください。
関連参照文献
ヘルプ 、p. 139
システム診断プログラムの使用 、p. 128
ハードドライブのトラブルシューティング
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属してい
るマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
注意: このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブに保存されたデータが損傷するおそれがあります。以下
の手順に進む前に、可能であればハードドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてください。
手順
1. システム診断プログラムで適切なコントローラのテストとハードドライブのテストを実行します。
テストが失敗した場合は、手順 3 に進みます。
2. ハードドライブをオフラインにして、ドライブキャリアのハードドライブインジケータが、ドライブを取り外しても安全である
という信号を発するまで待ちます。次に、ブレード内のドライブキャリアを取り外して装着しなおします。
3. ブレードを再起動し、セットアップユーティリティを起動して、ドライブコントローラが有効であることを確認します。
4. 必要なデバイスドライバがインストールされ、正しく設定されていることを確認します。
メモ: ミラー状態が最適である場合、別のベイにハードドライブを取り付けると、ミラーが解除される場合があります。
5. ハードドライブを取り外し、もう 1 つのドライブベイに取り付けます。
6. 問題が解決した場合は、ハードドライブを元のベイに取り付けなおします。
元のベイでハードドライブが正常に機能する場合は、ドライブキャリアに断続的な問題があることが想定されます。ドライブキ
ャリアを交換します。
7. ハードドライブが起動ドライブの場合は、ドライブの接続と設定が正しいことを確認します。
8. ハードドライブのパーティション分割と論理フォーマットを行います。
9. 可能な場合は、ファイルをドライブに復元します。
問題が解決しない場合は、「困ったときは」の項を参照してください。
関連参照文献
ヘルプ 、p. 139
ハードドライブまたは SSD インジケータのパターン 、p. 12
関連タスク
ハードドライブまたは SSD の取り外し 、p. 99
ハードドライブまたは SSD の取り付け 、p. 100
134 システムのトラブルシューティング