Dell™ PowerEdge™ M905/M805/M600/M605 ハードウェアオーナーズマニュアル w w w. d e l l . c o m | s u p p o r t . d e l l .
メモ、注意、警告 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明してい ます。 注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し ています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2007 ~ 2008 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられて います。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerEdge および Dell OpenManage は Dell Inc. の商標です。AMD および AMD Opteron は、Advanced Micro Devices, Inc.
目次 1 システムについて その他の情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 システムの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . システムコントロールパネルの機能 LCD モジュール . . . . . . . . 15 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17 LCD モジュールの機能 . . . . . . . LCD モジュールメニューの使い方 ブレードの機能 . . . . . . . . . . . . . . 18 18 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 USB ディスケットまたは USB DVD/CD ドライブの使い方 . . . . . . . . . . . . . . . . 24 . . . . . . . . . . . . . . . . 24 . . . . . .
PowerConnect M6220 イーサネットスイ ッチモジュール . . . . . . . . . . . . . . Cisco イーサネットスイッチ . . . . . . ファイバーチャネルパススルー モジュール . . . . . . . . . . . . . . . . Brocade M4424 SAN I/O モジュール . . . イーサネットパススルーモジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 警告メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83 診断メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83 アラートメッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . セットアップユーティリ ティの使い方 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
システムパスワードとセットアップパ スワードの機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98 システムパスワードの使い方 . . . セットアップパスワードの使い方 . . . . . . . . . . . . . 99 102 . . . . . . . . . . . . . . . 104 パスワードを忘れたとき asset.com ユーティリティの入手方法 3 ブレードコンポーネントのイン ストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . ブレードの取り外しと取り付け ブレードの取り外し ブレードの取り付け . . . . . . . . . . . . . 105 . . . . . . . . . . . 106 . . . . . . . . . . . . . . . 106 109 . . . . . . . . . . . . . . . ブレードの取り外しと取り付け . . . . . . . . . . .
プロセッサ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . プロセッサのインストー ルガイドライン . . . . . . . . . プロセッサの取り外し . . . . . プロセッサの取り付け . . . . . HT ブリッジカード (サービス技術者専用の手順) . . . . . . . . . 142 143 150 . . . . . . . . . 152 . . . . . . . . . . 155 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 157 ブレードシステム基板の NVRAM バックアップバッテリー . . . . . ハードドライブ . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハードドライブ取り付けのガ イドライン . . . . . . . . . . . . ハードドライブの取り付け . . . ハードドライブの取り外し . . . 起動ドライブの設定 . . . . . . . ハードドライブをハードドライ ブキャリアから取り外す方法 .
4 エンクロージャコンポー ネントの取り付け . . . . . . 電源ユニットモジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . システム電源のガイドライン . . . . 電源ユニットダミー . . . . . . . . . . 電源ユニットモジュールの取り外し 電源ユニットモジュールの取り付け ファンモジュール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 177 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 177 178 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 179 CMC モジュールの取り外し . CMC モジュールへの SD カー ドの取り付け . . . . . . . . . . CMC モジュールの取り付け . iKVM モジュール . . . . . . . . . . 179 . . . . . . . . . . . . . . .
エンクロージャのコントロールパネル アセンブリ(サービス技術者専用の手順). . . . . 189 . . . . . . . 189 . . . . . . . 191 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 191 エンクロージャのコントロールパ ネルの取り外し . . . . . . . . . . . エンクロージャのコントロールパ ネルの取り付け . . . . . . . . . . . LCD モジュール . LCD モジュールの取り外し LCD モジュールの取り付け 5 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . システムのトラブルシューテ ィング . . . . . . . . . . . . . . . . . . 作業にあたっての注意 起動ルーチン . . . . . . . . 195 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 195 . . . . . . . . . . . . . . . . .
エンクロージャコンポーネントに関する トラブルシューティング . . . . . . . . . . . . . . . 202 . . . . . 203 . . . . . 204 . . . . . 204 . . . . . 206 . . . . . 207 . . . . . . . . 209 電源ユニットモジュールのトラブル シューティング . . . . . . . . . . . . ファンモジュールのトラブルシュ ーティング . . . . . . . . . . . . . . . CMC モジュールのトラブルシュ ーティング . . . . . . . . . . . . . . . iKVM モジュールのトラブルシュ ーティング . . . . . . . . . . . . . . . ネットワークスイッチモジュー ルのトラブルシューティング . . . . ブレードコンポーネントのトラブル シューティング . . . . . . . . . . . . ブレードメモリのトラブルシュ ーティング . . . . . . . . . . . . .
システム診断プログラムの実行 ユーティリティパーティシ ョンからの実行 . . . . . . . USB フラッシュドライブか らの実行 . . . . . . . . . . . システム診断プログラムのテス トオプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 218 . . . . . . . . . . . 218 . . . . . . . . . . . 219 . . . . . . . . . . . 220 Advanced Testing(詳細テスト) オプションの使い方 . . . . . . . . エラーメッセージ 7 . . . . . . . . . . 221 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 222 システム基板情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . ブレードシステム基板のジャンパ設定 . . . . . . . 223 . . . . . . . . . . . . . . . .
システムについて その他の情報 警告:システムに付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」 には、安全および認可機関に関する重要な情報が記載されています。保証 情報については、本書に含まれている場合と、別のマニュアルが付属する 場合があります。 • システムをラックに取り付ける方法については、ラックに付属の 『ラック取り付けガイド』に説明があります。 • 『はじめに』では、システムの機能、システムのセットアップ、およ び技術仕様の概要を説明しています。 • 『Configuration Guide』(設定ガイド)では、ブレードとお使いの システムのその他のモジュラーコンポーネントの初期設定につい て説明します。 • Dell Chassis Management Controller の『ユーザーズガイド』と Integrated Dell Remote Access Controller の『ユーザーズガイド』 では、CMC、iDRAC、iKVM など、お使いのシステムのリモート管 理機能の使い方を詳しく説明しています。 • システムと一緒に購入されたイーサネット、ファイバーチャネル、 In
• システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更について記載さ れたアップデート情報がシステムに付属していることがあります。 メモ:アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれ ている場合がよくありますので、support.dell.
図 1-1. ブレードの番号 – ハーフハイトブレード 1 2 3 4 5 6 7 9 10 11 12 13 14 15 8 16 図 1-2.
図 1-3.
システムコントロールパネルの機能 図 1-4.
表 1-1.
LCD モジュール LCD モジュールには、初期設定 / 導入ウィザードが備わっています。 また、インフラとブレードの情報、およびエラー報告に簡単にアクセスで きます。図 1-5 を参照してください。 図 1-5.
LCD モジュールの機能 LCD モジュールの主な機能は、エンクロージャ内のモジュールの稼働状 況に関する情報をリアルタイムで提供することです。 LCD モジュールの機能は、以下のとおりです。 • システムの初期設定中に CMC モジュールのネットワーク設定ができ る導入セットアップウィザード。 • 各ブレードの iDRAC を設定するためのメニュー。 • 各ブレードのステータス情報画面。 • IO モジュール、ファン、CMC、iKVM、および電源ユニットなど、 エンクロージャ背面に取り付けられているモジュールのステータス 情報画面。 • システム内のすべてのコンポーネントの IP アドレスを一覧表示する ネットワークサマリ画面。 • リアルタイムの消費電力統計(高 / 低 / 平均)。 • 周囲温度の値。 • AC 電源の情報。 • 重大なエラーに関するアラートと警告。 LCD モジュールメニューの使い方 LCD モジュール画面に情報を表示したり、その情報を変更するために使 用するキーを 表 1-2 に示します。 表 1-2.
設定ウィザード システムを初めて起動すると、CMC ネットワークの設定を行うように画 面で指示されます。また、設定ウィザードは各ブレードの iDRAC 内部 ネットワークインタフェースを自動的に設定します。iDRAC IP アドレ スは、CMC IP アドレスを元に数字を増やして設定されます。 メモ:設定ウィザードを実行すると、LCD メニューからこのオプションを 使用することはできなくなります。 1 ダイアログボックスに表示されるオプションの中から言語を選択し ます。 2 設定ウィザードを起動します。 3 ネットワーク環境に合わせて CMC ネットワークを設定します。 • ネットワーク速度 • 二重モード • ネットワークモード(DHCP または静的) • • 静的 IP アドレス、サブネットマスク、およびゲートウェイの値 (静的モードを選択した場合) DNS 設定 4 必要に応じて、iDRAC ネットワークを設定します。 iDRAC の詳細については、CMC の『ユーザーズガイド』を参照して ください。 メモ:iDRAC を手動で設定しない場合は、各ブレードの iDRAC 内部 ネットワ
Main Menu(メインメニュー) Main Menu(メインメニュー)オプションには、Server Menu(サー バーメニュー)、Enclosure Menu(エンクロージャメニュー)、および LCD Setup Menu(LCD セットアップメニュー)へのリンクがあり ます。 LCD Setup Menu(LCD セットアップメニュー) このメニューを使って、デフォルト言語および LCD メニュー画面用の起 動画面を変更できます。 Server Menu(サーバーメニュー) Server Menu(サーバーメニュー)ダイアログボックスで、矢印キーを 使ってエンクロージャ内の各ブレードをハイライト表示し、そのステータ スを表示することができます。 • 電源がオフか、または起動中のブレードは、灰色の四角形で示され ます。アクティブなブレードは緑色の四角形で示されます。ブレー ドにエラーが発生している場合は、黄色の四角形で示されます。 • ブレードを選択するには、ハイライト表示し、中央ボタンを押し ます。エラーがある場合はエラー、およびブレードの iDRAC IP アド レスが、ダイアログボックスに表
ブレードの機能 図 1-6.
図 1-7.
表 1-3.
USB ディスケットまたは USB DVD/CD ドライブの使い方 各ブレードの前面には USB ポートがあり、USB ディスケットドライブ、 USB フラッシュドライブ、USB DVD/CD ドライブ、キーボード、または マウスを接続できます (PowerEdge M905/M805 ブレードには USB ポー トが 3 個、PowerEdge M605/M600 ブレードには 2 個あります)。ブレー ドの構成に USB ドライブを使用できます。 注意:お使いのシステムでは、デルブランドの USB 2.
ハードドライブインジケータの詳細については、図 1-8 および 表 1-4 を 参照してください。システムでドライブイベントが発生すると、さまざま なパターンで表示されます。 注意:ブレードには、各ハードドライブベイにハードドライブまたは ハードドライブのダミーを取り付けておく必要があります。 メモ:ハードドライブステータスインジケータは、RAID ハードドライブ 構成の場合にのみ機能します。非 RAID 構成では、ドライブ動作インジ ケータのみがアクティブになります。RAID ボリュームの保守、アレイの リビルド、または RAID メンバーの交換については、Dell RAID コントロー ラのマニュアルを参照してください。 図 1-8.
表 1-4.
背面パネルの機能 図 1-9.
図 1-10.
図 1-11.
表 1-5. 電源ユニットインジケータ インジケータ アイコン インジ 説明 ケータ の色 DC 電力出力は 良好 緑色 電源ユニットは機能しており、DC 電力を供 給しています。 障害インジケ ータ 黄色 電源ユニットに障害が発生しています。 原因としては、電源ユニットそのものの 障害、または電源ユニット内のファンの障 害が考えられます。174 ページの「電源ユ ニットモジュール」を参照してください。 AC 電源接続イ ンジケータ 緑色 電源ユニットが 208VAC AC 電源に接続され ています。 メモ:電源ユニットが 110 VAC 電源に接続 されている場合、このインジケータは点灯 しません。 ファンモジュールインジケータ 図 1-12.
表 1-6.
– Dell および Avocent のアナログ KVM と ARI ポートを備えた KVM over IP スイッチを階層にするための RJ-45 ACI ポート。 メモ:ACI ポートは RJ-45 コネクタであり、Cat5(またはこれ以上の) 配線を使用しますが、イーサネットネットワークインタフェース ポートではありません。アナログラックインタフェース(ARI)ポー トを備えた外付け KVM スイッチへの接続に使用されるだけで、ネイ ティブの KVM over IP はサポートしていません。 • iKVM にはエンクロージャの前面からもアクセスできるので、前面 または背面パネルの KVM 機能が提供されています。ただし、前面 / 背面パネルの両方で同時に使用することはできません。セキュリ ティを強化するために、前面パネルからのアクセスは CMC のインタ フェースを使用して無効にすることができます。 メモ:エンクロージャの前面パネルにキーボード、ビデオ、および マウスを接続すると、iKVM の背面パネルポートへのビデオ出力が無 効になります。iDRAC ビデオおよびコンソールリダイレクションは中
図 1-13.
表 1-7.
iKVM スイッチをサポートされているアナログスイッチに接続する前に、 iKVM スイッチがスロット番号順に表示されるように設定し、Screen Delay Time(画面表示待ち時間)を 1 秒以上に設定する必要があり ます。 1 を押して iKVM スイッチの OSCAR を起動します。 2 Setup(セットアップ)> Menu(メニュー)の順にクリックし ます。Menu(メニュー)ダイアログボックスが表示されます。 3 Slot(スロット)を選択し、サーバーをスロット番号順に表示し ます。 4 画面表示待ち時間に 1 秒以上の数値を入力します。 5 OK をクリックします。 画面表示待ち時間を 1 秒に設定すると、OSCAR を起動せずにソフトス イッチでサーバーに切り替えることができます。 メモ:ソフトスイッチを使用すると、ホットキーの組み合わせによって サーバーを切り替えることができます。 を押して、サーバー の名前や数字を先頭から何文字か入力すると、ソフトスイッチでサーバー に切り替えることができます。設定した待ち時間が経過する前にキーシ
1 スイッチが iKVM への接続に SIP を必要としない場合は(表 1-8 を 参照)、Cat5(またはより新しい)ケーブルを iKVM モジュールの RJ-45 ACI ポートに接続します。図 1-13 を参照してください。 このケーブルのもう一方の端を外付けスイッチの ARI ポートに接続 します。 アナログスイッチが USB SIP を必要とする場合は(表 1-8 を参照)、 USB SIP を iKVM に接続し、次に Cat5(またはより新しい)ケーブ ルを SIP に接続します。このケーブルのもう一方の端を外付けス イッチの ARI ポートに接続します。 2 アナログスイッチとシステムの両方を適切な電源に接続します。 3 システムの電源を入れます。 4 外付けアナログスイッチの電源を入れます。 メモ:システムより先にアナログスイッチの電源を入れた場合は、アナ ログスイッチ OSCAR にブレードが 16 台ではなく 1 台しか表示されない場 合があります。その場合は、すべてのブレードが認識されるように、 スイッチをシャットダウンして再起動します。 メモ:また、外付けアナログスイッチによっては、
Dell 2161DS、180AS、または 2160AS コンソールスイッチから iKVM ス イッチモジュールを階層にするには、次の手順を実行します。 • スイッチが iKVM への接続に SIP を必要としない場合は(表 1-9 を 参照)、Cat5(またはより新しい)ケーブルを iKVM モジュールの RJ-45 ACI ポートに接続します。図 1-13 を参照してください。 このケーブルのもう一方の端を外付けスイッチの ARI ポートに接続 します。 • スイッチが USB SIP を必要とする場合は(表 1-8 を参照)、USB SIP を iKVM に接続し、次に Cat5(またはより新しい)ケーブルを SIP に接続します。このケーブルのもう一方の端を外付けスイッチの ARI ポートに接続します。 KVM スイッチを接続すると、サーバーモジュールが OSCAR に表示され ます。 メモ:ブレードのリストを表示するには、ローカルシステムをセット アップしたら、リモートコンソールスイッチのソフトウェアからサーバー リストを再同期化することも必要です。リモートのクライアントワークス テーション
サーバーのリストを同期化するには、以下の手順を実行します。 1 管理パネル(MP)の Server(サーバー)カテゴリで Resync (再同期化)をクリックします。 Resync ウィザードが起動します。 2 Next(次へ)をクリックします。 コンソールスイッチの現在の構成に合わせてデータベースがアップ デートされることを示す警告メッセージが表示されます。現在の ローカルデータベース名は、スイッチ名によって無効にされます。 電源の入っていない SIP を再同期化に含めるには、Include Offline SIPs(オフラインの SIP を含める)チェックボックスをクリックし て有効にします。 3 Next(次へ)をクリックします。 Polling Remote Console Switch(リモートコンソールスイッチ をポーリング中)メッセージボックスが表示され、スイッチの情報 が読み出し中であることがプログレスバーに示されます。 4 デバイス内に変更が検出されなかった場合は、この情報と共に完了 を示すダイアログボックスが表示されます。 サーバーの変更が検出された場合は、Detected Changes
CMC モジュール 図 1-14.
表 1-10.
• – CMC は、実際の周囲温度と内部温度を測定して、冷却ファンの 監視と自動制御を行います。 – CMC は総合的なエンクロージャのインベントリを提供し、 ステータス / エラーを報告します。 CMC には、以下の設定を集中的に行うメカニズムが備わってい ます。 – M1000e エンクロージャのネットワークおよびセキュリティの 設定 – 電源の冗長性とパワーシーリングの設定 – I/O スイッチと iDRAC ネットワークの設定 – サーバーブレード上の最初の起動デバイス – CMC は I/O モジュールとブレードの間の I/O ファブリックの一 貫性をチェックし、システムのハードウェアを保護するために、 必要に応じてコンポーネントを無効にします。 – ユーザーアクセスセキュリティ。 CMC にはイーサネットポートが 2 個あります。Gb1 は外部管理ネット ワークへの接続に使用します。STK(「スタック」)と表示されたコネク タは、隣接するエンクロージャ内の CMC をデイジーチェーン接続するた めに使用できます。24 ポートのイーサネットスイッチにより、各ブレー
図 1-15.
I/O 接続性 M1000e エンクロージャは、イーサネット、Infiniband およびファイ バーチャネルモジュールの組み合わせを選択できる 3 層の I/O ファブリッ クをサポートしています (10 Gb イーサネットを含む追加のファブリッ クも将来サポートされる予定)。エンクロージャには、ファイバーチャネ ルスイッチ、ファイバーチャネルパススルー、Infiniband スイッチ、 イーサネットスイッチ、およびイーサネットパススルーモジュールの中 から、ホット交換対応の I/O モジュールを 6 台まで取り付けることができ ます。 I/O モジュール取り付けのガイドライン I/O モジュールの取り付けの際には、次のガイドラインに従います。 I/O ベイの位置については、図 1-9 を参照してください。 一般的な I/O モジュール構成のガイドライン • ファブリック B またはファブリック C に I/O モジュールが取り付け られている場合、その I/O モジュールのデータフローをサポートす るには、少なくとも 1 台のブレードに一致するメザニンカードが取 り付けられている必要があります。
• スロット A、B、C はイーサネットファブリックタイプモジュールを サポートできます。 • ブレードのイメージングの前にスイッチの構成を有効にするために、 ブレードをエンクロージャに挿入する前に I/O モジュールに電源を 入れることができるようになっています。 ファブリック A ファブリック A は、I/O モジュールスロット A1 と A2 をサポートする冗 長 Gb イーサネットファブリックです。各ブレード内の内蔵イーサネット コントローラは、ファブリック A をイーサネット専用のファブリックに 指定します。 注意:ファブリック B またはファブリック C 用のモジュールは、スロッ ト A1 または A2 に取り付けることができません。 ファブリック B ファブリック B は 1 ~ 10 Gb/ 秒のデュアルポート、クアッドレーン冗長 ファブリックで、I/O モジュールのスロット B1 と B2 をサポートします。 ファブリック B は現在、Gb イーサネット、Infiniband およびファイバー チャネルモジュールをサポートしています。10 Gb イーサネットを含む追 加のファブリ
メザニンカード PowerEdge M905/M805 フルハイトの PowerEdge M905/M805 ブレードには、メザニンカードを 4 枚取り付けることができます。 • スロット Mezz1_Fabric_C とスロット Mezz3_Fabric_C はファブ リック C をサポートしています。両方のスロットにカードを取り付 ける場合は、同一のカードである必要があります。また、I/O モ ジュールベイ C1 と C2 に取り付けられている I/O モジュールのファ ブリックタイプと一致している必要があります。 • スロット Mezz2_Fabric_B とスロット Mezz4_Fabric_B はファブ リック B をサポートしています。両方のスロットにカードを取り付 ける場合は、同一のカードである必要があります。また、I/O モ ジュールベイ B1 と B2 に取り付けられている I/O モジュールのファ ブリックタイプと一致している必要があります。 PowerEdge M600/M605 ハーフハイトの PowerEdge M600/M605 ブレードには、メザニンカード を 2 枚
表 1-11.
表 1-11.
I/O モジュールポートのマッピング 内蔵 LOM とオプションのメザニンカードは、以下の規則に基づいて I/O モジュールポートにマップされます。 フルハイトブレード(PowerEdge M905/M805) 各 LOM またはメザニンカードには、ポート接続が 2 つあります。ベイ n にフルハイトブレードを取り付ける場合は、以下のとおりです。 • 内蔵 NIC LOM1、接続 1 は I/O モジュール A1、ポート n に接続し ます。内蔵 NIC LOM1、接続 2 は I/O モジュール A2、ポート n に接 続します。 • 内蔵 NIC LOM2、接続 1 は I/O モジュール A1、ポート n+8 に接続し ます。内蔵 NIC LOM2、接続 2 は I/O モジュール A2、ポート n+8 に 接続します。 • メザニンカード 1、接続 1 は I/O モジュール C1、ポート n に接続し ます。メザニンカード 1、接続 2 は I/O モジュール C2、ポート n に 接続します。 • メザニンカード 2、接続 1 は I/O モジュール B1、ポート n に接続し ま
表 1-12.
ブレード 4 I/O モジュール A1 A1 A1 C2 C2 C2 内蔵 LOM1 ポート 4 ポート 4 内蔵 LOM2 ポート 12 ポート 12 ポート 4 Mezz1_Fab_C ポート 4 ポート 4 Mezz2_Fab_B ポート 4 ポート 12 ポート 12 Mezz3_Fab_C ポート 12 Mezz4_Fab_B ブレード 5 ポート 12 I/O モジュール A1 B1 C1 C2 B2 A2 内蔵 LOM1 ポート 5 ポート 5 内蔵 LOM2 ポート 13 ポート 13 ポート 5 Mezz1_Fab_C ポート 5 ポート 5 Mezz2_Fab_B ポート 5 ポート 13 ポート 13 Mezz3_Fab_C ポート 13 Mezz4_Fab_B ブレード 6 ポート 13 I/O モジュール A1 B1 A1 C2 B2 A2 内蔵 LOM1 ポート 6 ポート 6 内蔵 LOM2 ポート 14 ポート 14 ポート 6 Mezz1_Fab_C Mezz2_Fa
ブレード 7 I/O モジュール A1 B1 C1 C2 B2 A2 内蔵 LOM1 ポート 7 ポート 7 内蔵 LOM2 ポート 15 ポート 15 ポート 7 Mezz1_Fab_C ポート 7 ポート 7 Mezz2_Fab_B ポート 7 ポート 15 ポート 15 Mezz3_Fab_C ポート 15 Mezz4_Fab_B ブレード 8 A1 A1 ポート 15 I/O モジュール V A1 B2 C2 A2 内蔵 LOM1 ポート 8 ポート 8 内蔵 LOM2 ポート 16 ポート 16 ポート 8 Mezz1_Fab_C Mezz2_Fab_B ポート 8 ポート 8 ポート 16 ポート 16 Mezz3_Fab_C Mezz4_Fab_B ポート 8 ポート 16 ポート 16 メザニンカードを 4 枚使用してベイ 3 にフルハイトブレードを取り付け る場合のポート接続を 図 1-16 に示します。 システムについて 51
図 1-16.
ハーフハイトブレード(PowerEdge M600/M605) ベイ n にハーフハイトブレードを取り付ける場合は、以下のとおりです。 • 内蔵 NIC は I/O モジュール A1、ポート n、および I/O モジュ ール A2、ポート n に接続します。 • メザニンカード B は I/O モジュール B1、ポート n および I/O モ ジュール B2、ポート n に接続します。 • メザニンカード C は I/O モジュール C1、ポート n および I/O モ ジュール C2、ポート n に接続します。 たとえば、スロット 12 に取り付けるブレードの場合、内蔵 NIC は I/O モ ジュール A1、ポート 12 および I/O モジュール A2、ポート 12 に接続し ます。 表 1-13.
図 1-17.
Cisco SFS M7000e Infiniband スイッチモジュール Cisco SFS M7000e Infiniband スイッチモジュールには、4x DDR Infiniband ポートが 24 個あります。8 個が外部アップリンクポートで、 16 個の内部ポートが、エンクロージャ内のブレードに対する接続を提供 します。このスイッチモジュールはホットプラグ対応で、ファブリック B またはファブリック C に取り付けることができます。このモジュールの 取り付けの一般情報については、182 ページの「I/O モジュール」を参照 してください。 図 1-18.
表 1-14.
PowerConnect M6220 イーサネットスイッチモジュール PowerConnect M6220 イーサネットスイッチモジュールには、外部 10/100/1000 Mbps イーサネットコネクタ 4 個と USB タイプ A フォーム ファクターシリアルコネクタ 1 個が装備されています。図 1-19 を参照し てください。 2 つのオプションベイには、次の 3 種類のモジュールから選んで取り付け ることができます。 • 2 x 24 Gb スタッキングポートを備えた障害許容力のあるスタッキン グモジュール • 10 Gb オプティカル XFP コネクタ 2 個を備えた 10 Gb イーサネット モジュール • 2 つの銅線 CX4 アップリンクを備えた 10 Gb イーサネットモジュ ール オプションモジュールを 2 台取り付けると、スタッキングと冗長性のサ ポートが強化されます。16 個の内部 Gb イーサネットコネクタは、エン クロージャ内のブレードにリンクしています。 PowerConnect M6220 イーサネットスイッチモジュールの詳細について は、モジュールに付属のマニュ
図 1-19.
Cisco イーサネットスイッチ お使いのシステムは、Cisco Catalyst Blade Switch(CBS)の 3 種類の バージョンをサポートしています。 • Cisco 3130G-S スイッチには、10/100/1000 Mb イーサネットアップ リンクポート 4 個と Stackwise Plus ポート 2 個が装備されてい ます。 • Cisco CBS 3130X-S スイッチには、10/100/1000 Mb イーサネット アップリンクポート 4 個、10 Gb アップリンクポート 2 個、および Stackwise Plus ポート 2 個が装備されています。 • Cisco CBS 3032 スイッチには、10/100/1000 Mb イーサネットアッ プリンクポート 4 個が装備されています。 2 つのオプションベイには、次のモジュールから選んで取り付けることが できます。 • Cisco X2 10 Gb トランシーバモジュール(CBS 3130X-S のみ) • Cisco TwinGig コンバータモジュール 3 種類のスイッチにはいずれも、スイッチの
図 1-20.
ファイバーチャネルパススルーモジュール ファイバーチャネルパススルーモジュールは、ファイバーチャネルスイッ チまたはストレージアレイへの直接接続のために、ブレードのファイバー チャネルメザニンカードとオプティカルトランシーバの間にバイパス接続 を提供します(図 1-21 を参照)。このモジュールの 16 個のパススルー ポートは、1/2/4 Gbps の速度をネゴシエートできます。ファイバーチャ ネルパススルーモジュールはホットプラグ対応で、ファブリック B また はファブリック C に取り付けることができます。個々のファイバーチャ ネルコネクタ上のインジケータの機能を 表 1-15 に示します。このモ ジュールの取り付けの一般情報については、182 ページの「I/O モジュー ル」を参照してください。 メモ:正常な動作を確保するために、このモジュールに付属の短波 SFP (Small Form Factor Pluggable)トランシーバのみを使用してください。 システムについて 61
図 1-21.
表 1-15.
表 1-15.
Brocade M4424 SAN I/O モジュール Brocade M4424 SAN I/O モジュールには、外部自動認識ファイバーチャ ネルポート 8 個(4 個は標準構成で有効になっており、4 個の追加ポー トはオプションのアップグレードとして有効にできます)、内部ポート 16 個、および RJ-45 コネクタ付きのシリアルポート 1 個が装備されてい ます。外部ファイバーチャネルポートは、1Gb/ 秒、2Gb/ 秒、または 4Gb/ 秒で動作します。ファイバーチャネルスイッチモジュールはホット プラグ対応で、ファブリック B またはファブリック C に取り付けること ができます。このモジュールの取り付けの一般情報については、182 ペー ジの「I/O モジュール」を参照してください。 メモ:ファイバーチャネルスイッチモジュールには、短波 SFP(Small Form Factor Pluggable)オプティカルトランシーバが搭載されています。 正常な動作を確保するために、このモジュールに付属の SFP のみを使用し てください。 システムについて 65
図 1-22.
表 1-16.
イーサネットパススルーモジュール イーサネットパススルーモジュールは 10/100/1000 Mb の接続をサポー トし、ブレード内のオプションの内部イーサネットメザニンカードと外付 けイーサネットデバイスの間に直接接続を提供します(図 1-23 を参照)。 イーサネットパススルーモジュールはホットプラグ対応で、3 つのファブ リックのいずれにも取り付けることができます。イーサネットパススルー モジュールインジケータの機能のリストを 表 1-17 に示します。このモ ジュールの取り付けの詳細については、182 ページの「I/O モジュール」 を参照してください。 68 システムについて
図 1-23.
表 1-17.
表 1-18. ブレードメッセージ メッセージ 原因 対応処置 Alert: DIMM_n 取り付けられているメモ 取り付けられたペアのメ and DIMM_n must リの構成が無効です。 モリモジュールの仕様が be populated with 一致しているか確認し a matched set of ます。115 ページの「シ DIMMs if more ステムメモリ」を参照し than 1 DIMM is てください。 present.The follow ing memory DIMMs have been disabled. Alert!Node Interleaving disabled!Memory configuration does not support Node Interleaving.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Alert!Unsupported 取り付けられているメモ メモリモジュールの取り memory, incomplete リの構成が無効です。 付け、移動、または取り sets, or unmatched 外しを行って、システム sets.The following がサポートしている構成 memory DIMMs have にしてください。 been disabled: 115 ページの「システム メモリ」を参照してくだ さい。 Caution!NVRAM_CLR jumper is installed on system board. NVRAM_CLR ジャンパ が ON に設定されてい ます。 CPUs with different cache sizes detected.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 DIMMs should be installed in pairs.Pairs must be matched in size, speed, and technology. 取り付けられている メモリモジュールのペア DIMM の仕様が一致し の種類とサイズがすべて ていません。メモリモ 同一で、正しく装着され ジュールに障害があ ていることを確認します。 るか、または正しく装着 115 ページの「システム されていません。システ メモリ」を参照してくだ ムは ECC 保護が抑制さ さい。問題が解決しない れた低下モードで動作し 場合は、209 ページの ます。チャネル 0 に取り「ブレードメモリのトラブ 付けたメモリのみがアク ルシューティング」を参 セス可能となります。 照してください。 DIMMs must be populated in sequential order beginning with slot 1.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 Error: Incorrect memory configuration. DIMMs must be installed in pairs of matched memory size, speed, and technology. 取り付けられている DIMM の仕様が一致し ていません。メモリモ ジュールに障害があ るか、または正しく 装着されていません。 対応処置 メモリモジュールのペア の種類とサイズがすべて 同一で、正しく装着され ていることを確認します。 115 ページの「システム メモリ」を参照してくだ さい。問題が解決しない 場合は、209 ページの 「ブレードメモリのトラブ ルシューティング」を参 照してください。 Error: Incorrect 取り付けられているメモ メモリモジュールを追加 memory リが 512 MB 未満です。 して、システムがサポー configuration.Syst トしている構成にしてく em halted.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Error resetting NIC after programming flexAddress for バス , デバイス , 機能 . 指定したデバイスで FlexAddress(仮想 MAC)がサポートされ ていません。 情報表示のみです。 FBD training error: The following branch has been disabled: Branch x. 表示されているブランチ (チャネルペア)には、 相互に互換性のない DIMM が含まれてい ます。 デル認定のメモリのみが 使用されていることを確 認します。互換性を保つ には、メモリアップグ レードキットを http://www.dell.com か ら直接、またはデルの販 売代理店から購入される ことをお勧めします。 Gate A20 failure. キーボードコントローラ 237 ページの「困ったと に障害があります(ブ きは」を参照してくだ レードボードに障害があ さい。 ります)。 General failure.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Keyboard failure. キーボードケーブルが緩 キーボードが正しく取り んでいるか、または正し 付けられていることを確 く接続されていません。 認します。問題が解決し ない場合は、キーボード を交換します。 Manufacturing mode システムの設定が正しく NVRAM_CLR ジャンパを detected. ありません。 ON に設定し、ブレードを 再起動します。ジャンパ の位置については、 図 7-1、図 7-2、図 7-3、 または 図 7-4 を参照して ください。 メモリモジュールに障害 があるか、または正し く取り付けられていま せん。またはブレード Memory double word ボードに障害があり ます。 logic failure at アドレス , read 値 expecting 値 . Memory address line failure at アドレス , read 値 expecting 値 .
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 No boot device available. ディスケットドライブ、 オプティカルドライブ、 またはハードドライブに 障害があるか、または取 り付けられていません。 セットアップユーティリ ティで Integrated Devices(内蔵デバイス) の構成をチェックし、起 動デバイスのコントロー ラが有効になっているこ とを確認します。85 ペー ジの「セットアップユー ティリティの使い方」を 参照してください。起動 デバイスのコントローラ が有効になっていること を確認します。 問題が解決しない場合は、 ドライブを交換します。 157 ページの「ハードド ライブ」を参照してくだ さい。 No boot sector on hard-disk drive. ハードドライブに OS が セットアップユーティリ 存在しません。 ティでハードドライブの 設定を確認します。 85 ページの「セットアッ プユーティリティの使い 方」を参照してください。 No timer tick interrupt.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Plug & Play Configuration Error. PCI デバイスの初期化 中にエラーが発生しま した。ブレードボードに 障害があります。 NVRAM_CLR ジャンパを ON に設定し、ブレードを 再起動します。ジャンパ の位置については、 図 7-1、図 7-2、図 7-3、 または 図 7-4 を参照して ください。 BIOS のアップデートを確 認します。問題が解決し ない場合は、237 ページ の「困ったときは」を参 照してください。 Read fault. ディスケット、ディス ケットドライブ、または オプティカルドライブに 障害があります。 Remote Configuration update attempt failed. ブレードが Remote リモート設定を再試行し Configuration(リモー ます。 ト構成)リクエストを実 行できませんでした。 Sector not found.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Shutdown failure. シャットダウンテストエ すべてのメモリモジュー ラーです。 ルが正しく取り付けられ ていることを確認します。 209 ページの「ブレード メモリのトラブルシュー ティング」を参照してく ださい。問題が解決しな い場合は、237 ページの 「困ったときは」を参照し てください。 Spare bank enabled. メモリスペアリングが有 情報表示のみです。 効になっています。 The amount of system memory has changed.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Time-of-day clock stopped. バッテリーに障害があり 209 ページの「ブレード ます。ブレードボードに メモリのトラブルシュー 障害があります。 ティング」を参照してく ださい。問題が解決しな い場合は、237 ページの 「困ったときは」を参照し てください。 Time-of-day not set — please run SETUP program. Time(時刻)または Date(日付)が正しく 設定されていません。ブ レードボードのバッテ リーに障害があります。 時刻と日付の設定を確認し ます。85 ページの「セッ トアップユーティリティ の使い方」を参照してく ださい。問題が解決しな い場合は、214 ページの 「NVRAM バックアップ バッテリーのトラブル シューティング」を参照 してください。 Timer chip counter ブレードボードに障害が 237 ページの「困ったと 2 failed.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Unsupported CPU プロセッサがブレードに デルのサポートウェブサ stepping detected. よってサポートされてい イト、support.dell.com から BIOS アップデートプ ません。 ログラムをダウンロード して、BIOS をアップデー トします。問題が解決し ない場合は、サポートさ れているプロセッサを取 り付けます。142 ページ の「プロセッサ」を参照 してください。 Warning!A fatal error has caused system reset. Please check the event log for details. 特定できないエラー です。 エラーに関する情報がな いか、システムイベント ログで確認します。 Warning!Following faulty DIMMs are disabled: DIMMxx, DIMMyy.
表 1-18. ブレードメッセージ (続き) メッセージ 原因 Warning: The current memory configuration is not optimal. For more information on valid memory configurations, please see the Hardware OwnerÅf Manual on the technical support site. メモリ構成にエラーはあ 115 ページの「システム りませんが、デルが推奨 メモリ」を参照してくだ する構成ではありま さい。 せん。 Write fault. ディスケット、ディス ケットドライブ、または オプティカルドライブに 障害があります。 Write fault on selected drive.
警告メッセージ 警告メッセージは、問題発生の可能性があることを知らせ、作業を続行す る前に対応策をとるように求めます。たとえば、ディスケットをフォー マットする前に、ディスケット上のすべてのデータが失われるおそれがあ ることを警告するメッセージが表示されることがあります。警告メッセー ジは、通常、処理を中断して、y(はい)または n(いいえ)を入力して 応答することを要求します。 メモ:警告メッセージは、アプリケーションプログラムまたは OS によっ て生成されます。詳細については、OS またはアプリケーションプログラ ムに付属のマニュアルを参照してください。 診断メッセージ システム診断プログラムを実行すると、エラーメッセージが表示されるこ とがあります。診断エラーメッセージは、本項には記載されていません。 237 ページの「困ったときは」の Diagnostics(診断)チェックリストの コピーにメッセージを記録してから、該当する項を参照して、テクニカル サポートにお問い合わせください。 アラートメッセージ システム管理ソフトウェアは、システムのアラートメッセージを生成し ます。アラートメッセージには
システムについて
セットアップユーティリティの 使い方 システムのセットアップを完了したら、セットアップユーティリティを起 動して、システム設定およびオプション設定を確認します。表示された情 報を将来の参考のために記録しておきます。 セットアップユーティリティは、次のような場合に使用します。 • ハードウェアを追加、変更、または取り外した後に、NVRAM に保 存されたシステム設定を変更する。 • 時刻や日付などのユーザーが選択可能なオプションを設定または変 更する。 • 内蔵デバイスを有効または無効にする。 • 取り付けたハードウェアと設定との間の不一致を修正する。 メモ:ブレードをエンクロージャに挿入すると、ブレードはシステムと して機能します。各ブレードにはセットアップユーティリティがあり、 ブレードの設定ができるほか、パスワード保護などの機能が実行でき ます。 セットアップユーティリティの起動 1 ブレードの電源を入れるか、再起動します。 2 次のメッセージが表示されたら、すぐに を押します。 = Setup を押す前に OS のロードが開始された場合は、システムの起動 が
エラーメッセージへの対応 特定のエラーメッセージに対応することによって、セットアップユーティ リティを起動できます。システムの起動中にエラーメッセージが表示され た場合は、メッセージをメモしてください。セットアップユーティリティ を起動する前に、70 ページの「システムメッセージ」および 83 ページ の「警告メッセージ」でメッセージとエラーの修正方法に関する説明を参 照してください。 メモ:メモリのアップグレード後、最初にシステムを起動する際に、 システムメッセージが表示されるのは正常です。 セットアップユーティリティの使い方 セットアップユーティリティ画面で情報の表示や変更、プログラムの終了 などに使用するキーのリストを 表 2-1 に示します。 表 2-1.
セットアップユーティリティのオプション メイン画面 セットアップユーティリティを起動すると、セットアップユーティリティ のメイン画面が表示されます(図 2-1 を参照)。 図 2-1.
表 2-2. セットアップユーティリティのオプション オプション 説明 Asset Tag Asset Tag ナンバーが割り当てられている場合、ユー ザーがプログラム可能なシステムの Asset Tag ナンバー が表示されます。10 文字までの Asset Tag ナンバーを NVRAM に割り当てるには、104 ページの「asset.
表 2-2.
Memory Information(メモリ情報)画面 Memory Information(メモリ情報)画面の情報フィールドに表示され るオプションのリストおよび説明を 表 2-3 に示します。 表 2-3.
表 2-3. Memory Information(メモリ情報)画面 (続き) オプション 説明 Redundant Memory (PowerEdge M905/M805/M605) 有効な構成のメモリが取り付けられていれば、スペア メモリを有効にできます。オプションは、Spare Mode(スペアモード)、および Disabled(無効) です。115 ページの「システムメモリ」を参照してく ださい。 Low Power Mode (デフォルトは Disabled) Disabled(無効)に設定すると、メモリは最大速度で 動作します。Enabled(有効)に設定すると、メモリ は節電のために低速で動作します。 CPU Information(CPU 情報)画面 CPU Information(CPU 情報)画面の情報フィールドに表示されるオプ ションのリストおよび説明を 表 2-4 に示します。 表 2-4.
表 2-4.
表 2-5.
Serial Communication(シリアル通信)画面 ブレードにはシリアルポート(COM1)が 1 個あり、IMC を介してコン ソールリダイレクション用に有効にできます。Serial Communication (シリアル通信)画面の情報フィールドに表示されるオプションのリスト および説明を 表 2-6 に示します。 表 2-6.
Embedded Server Management(組み込みサーバー管理)画面 Embedded Server Management(組み込みサーバー管理)画面の情報 フィールドに表示されるオプションのリストおよび説明を 表 2-7 に示し ます。 表 2-7. Embedded Server Management(組み込みサーバー管理)画面のオ プション オプション Front Panel LCD Options (デフォルトは Default) Use-Defined LCD String 説明 オプションは、User Defined LCD String(ユーザー 定義 LCD ストリング)、Default(システムのモデル名 と番号)、または None(なし)です。 LCD モジュール画面に表示されるシステムの名前また はその他の識別子をここに入力できます。 System Security(システムセキュリティ)画面 System Security(システムセキュリティ)画面の情報フィールドに表 示されるオプションのリストおよび説明を 表 2-8 に示します。 表 2-8.
表 2-8.
表 2-8.
表 2-8.
システムパスワードの使い方 システムパスワードを設定すると、パスワードを知っているユーザー でなければ、システムの全機能を使用することはできません。System Password(システムパスワード)オプションが Enabled(有効)に設 定されている場合、システムパスワード要求のプロンプトがシステムの起 動後に表示されます。 システムパスワードの設定 システムパスワードを設定する前に、まずセットアップユーティリティを 起動して、System Password(システムパスワード)オプションを確認 します。 システムパスワードが設定されている場合、System Password(システ ムパスワード)オプションの設定は Enabled(有効)です。Password Status(パスワードステータス)が Unlocked(ロック解除)に設定さ れている場合、システムパスワードは変更できます。Password Status (パスワードステータス)オプションが Locked(ロック)に設定されて いる場合、システムパスワードは変更できません。ジャンパ設定によって システムパスワード機能が無効になっている場合
パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし 無効なキーの組み合わせもあります。パスワードの入力時に文字を 削除するには、 または左矢印キーを押します。 メモ:システムパスワードの設定を途中で中止する場合は、手順 5 を終了する前に を押して別のフィールドに移動するか を押します。 4 を押します。 5 パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、 を押します。 System Password(システムパスワード)の設定表示が Enabled (有効)に変わります。セットアップユーティリティを終了して、シ ステムを使用します。 6 ここでシステムを再起動してパスワード保護機能を有効にするか、 作業を続けます。 メモ:システムを再起動するまでパスワード保護機能は有効になり ません。 システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 メモ:セットアップパスワードを設定している場合(102 ページの「セッ トアップパスワードの使い方」を参照)、システムはセットアップパス ワードをシステムパス
パスワードセキュリティを無効にするには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または を押してシス テムを再起動します。 2 を押します。 システムの電源を入れたり を押してシステムを再起動 したりするたびに Password Status(パスワードステータス)オプショ ンが Locked(ロック)に設定される場合は、プロンプト画面でパスワー ドを入力し、 を押します。 正しいシステムパスワードを入力して を押すと、システムは通 常どおりに動作します。 間違ったシステムパスワードを入力すると、パスワードの再入力を求める メッセージが表示されます。3 回目までに正しいパスワードを入力してく ださい。間違ったパスワードを 3 回入力すると、間違ったパスワードの 入力回数とシステムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システム が停止し、シャットダウンします。このメッセージは、何者かが無許可で システムの使用を試みたことを示す警告となります。 システムをシャットダウンして
5 System Password(システムパスワード)オプションに Not Enabled(無効)と表示されていることを確認します。 System Password(システムパスワード)オプションに Not Enabled(無効)と表示されている場合、システムパスワードは削 除されています。System Password(システムパスワード)オプ ションに Enabled(有効)が表示されている場合は、 を押してシステムを再起動し、手順 2 ~ 手順 5 を繰り返します。 セットアップパスワードの使い方 セットアップパスワードの設定 セットアップパスワードは、Setup Password(セットアップパスワ ード)オプションが Not Enabled(無効)に設定されている場合に のみ、設定(または変更)できます。セットアップパスワードを設定する には、Setup Password(セットアップパスワード)オプションをハイ ライト表示して、<+> または <–> キーを押します。パスワードの入力と 確認を求めるプロンプトが表示されます。 メモ:セットアップパスワードとシステムパスワードを
セットアップパスワード使用中の操作 Setup Password(セットアップパスワード)が Enabled(有効)に設 定されている場合、正しいセットアップパスワードを入力しないと、ほと んどのセットアップオプションは変更できません。セットアップユーティ リティを起動すると、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示され ます。 3 回目までに正しいパスワードを入力しないと、セットアップ画面は表示 されますが、変更することはできません。ただし例外として、System Password(システムパスワード)が Enabled(有効)に設定されてお らず、また Password Status(パスワードステータス)オプションを 使ってロックされていない場合、システムパスワードを設定できます (ただし、既存のシステムパスワードを無効にしたり変更することはでき ません)。 メモ:Setup Password(セットアップパスワード)オプションと Password Status(パスワードステータス)オプションを併用すると、 無許可の変更からシステムパスワードを保護することができます。 既存のセットアップパスワードの
パスワードを忘れたとき 233 ページの「パスワードを忘れたとき」を参照してください。 asset.com ユーティリティの入手方法 asset.com ユーティリティは、 『Dell OpenManage Server Assistant CD』 の Service Mode(サービスモード)の項にありません。このユーティリ ティを入手するには、『Server Assistant CD』を使用して起動用ディス ケットを作成してください。ユーティリティはそのディスケットに自動的 に作成されます。asset.
ブレードコンポーネントのイン ストール 本項の手順では、ブレード内の以下のコンポーネントの取り外しと取り付 けの方法について説明します。 • メモリモジュール • I/O モジュールのメザニンカード • NIC TOE および iSCSI のライセンス認証キー • プロセッサ • HyperTransport(HT)ブリッジカード(サービス技術者専用の 手順) • ブレードシステム基板の NVRAM バックアップバッテリー (CMOS バッテリー) • ハードドライブ • ビデオコントローラのドーターカードまたはライザーカード • ハードドライブバックプレーン • システム基板(サービス技術者専用の手順) • ストレージコントローラカード(サービス技術者専用の手順) ブレードコンポーネントのインストール 105
ブレードの取り外しと取り付け ブレードの取り外し 1 OS のコマンドまたは CMC を使用してブレードの電源を切り、 ブレードの電源がオフになっていることを確認します。 ブレードの電源がオフのときには、前面パネルの電源インジケータ が消灯しています。図 1-6 を参照してください。 2 フルハイトブレード 1 または 2、あるいはハーフハイトブレード 12 または 13 を取り外す前に、LCD 画面を偶発的な損傷から守るために LCD パネルを保管時の位置へ倒します。 3 ハンドルのリリースボタンを押し込みます。図 3-1 または 図 3-2 を 参照してください。 4 ハンドルを引き出し、ブレードのエンクロージャへのロックを解除 します。 5 ブレードをエンクロージャから引き出します。 6 I/O コネクタカバーを I/O コネクタの上に取り付けます。 注意:I/O コネクタピンを保護するために、エンクロージャからブレード を取り外した場合は必ず、I/O コネクタカバーを取り付けてください。 フルハイトブレードの場合はコネクタカバーが 2 つ必要です。 注意:ブレードを取り外したままにする場合は、ブレード
図 3-1.
図 3-2.
ブレードの取り付け 1 新しいブレードを取り付ける場合は、I/O コネクタからプラスチック 製のカバーを取り外し、将来使用するために取っておきます。図 3-3 を参照してください。 2 ハンドルがブレードの左側に来る向きにブレードを置きます。 3 ブレードを上段の 8 つのベイのいずれかに取り付ける場合は、ガイ ドレールがエンクロージャのプラスチック製のガイドの間にはまる ように、レールをブレードの上端に合わせます。 ハーフハイトブレードを下段の 8 つのベイのいずれかに取り付ける 場合は、ブレードの端を M1000e エンクロージャの底面のガイド レールに合わせます。 フルハイトブレードをベイ 1 または 2 に、あるいはハーフハイトブ レードをベイ 12 または 13 に取り付ける場合は、LCD 画面を偶発的 な損傷から守るために LCD モジュールを保管時の位置(水平)へ倒 します。 4 ハンドルが固定され、ブレードが所定の位置にロックされるまで、 ブレードをエンクロージャに挿入します。 ブレードの取り外しと取り付け 注意:ブレードを取り外したままにする場合は、ブレードのダミーを取 り付けます。ブレー
ブレードのダミーの取り付け 1 ガイドレールを上向きにしてダミーを持ちます(詳細は 図 3-1 を 参照)。 2 次の手順でダミーをエンクロージャに取り付けます。 • ブレードのダミーを上段の 8 つのベイのいずれかに取り付ける場 合は、金属性のガイドレールがエンクロージャのプラスチック製 のガイドの間にはまるように、ガイドレールをブレードのダミー の上端に合わせます(詳細は 図 3-1 を参照)。 • ブレードのダミーを下段の 8 つのベイのいずれかに取り付ける場 合は、ダミーの端を M1000e エンクロージャの底面のプラスチッ ク製のガイドレールに合わせ、下部ラッチが固定されるまで、 ダミーをエンクロージャに挿入します。 ブレードカバーの取り外しと取り付け ブレードカバーの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 エンクロージャからブレードを取り外します。106 ページの「ブ レードの取り外し」
図 3-3.
ブレード内部のコンポーネントを 図 3-4、図 3-5 および 図 3-6 に示 します。 図 3-4.
図 3-5.
図 3-6.
ブレードカバーの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ブレード内部に工具や部品が残っていないことを確認します。 2 エンクロージャ側面の切り込みを、カバー内側のカバー位置合わせ ピンに合わせます。 3 これらのカバーリリースラッチが完全に開いていることを確認し、 カバーをエンクロージャに被せます。 4 カバーリリースラッチがカバーの面と揃うまで、カバーを閉じます。 システムメモリ システムメモリ - PowerEdge M905 667 MHz の DDR2 レジスタメモリモジュールを 1 GB、2 GB、4 GB、 または 8 GB のメモリモジュールのセットで最大 24 枚取り付けることで、 システムメモリを最大 192 GB までアップグレードできます。デュアルラ ンク 8 GB モジュールはサポートされていますが、クアッドランク 8 GB モジュールはサポートされていません。各プロセッサには 4
図 3-7.
• サイズの異なるメモリモジュールのペアを取り付ける場合は、容量 の大きいペアを若い番号のスロットに取り付ける必要があります。 • メモリスペアリングは、メモリモジュールが 8 枚または 16 枚取り付 けられている場合にサポートされます (メモリミラーリングはサ ポートされません)。 サポートされているメモリ構成の例を 表 3-1 に示します。 注意:適切な通気による冷却効果を維持するために、未使用のメモリソ ケットにはメモリモジュールのダミーカードを取り付ける必要があり ます。 表 3-1.
最適でないメモリ構成 メモリ構成が上述の取り付けガイドラインに準拠していないと、システム のパフォーマンスが影響を受ける場合があります。システムの起動時にメ モリ構成が最適でないというエラーメッセージが表示されることがあり ます。 メモリスペアリングのサポート - PowerEdge M905 表 3-2 に示したメモリ構成のシステムでは、メモリスペアリング(スペア バンク)がサポートされています。セットアップユーティリティの Memory Information(メモリ情報)画面でも、メモリスペアリング の機能を有効に設定する必要があります。90 ページの「Memory Information(メモリ情報)画面」を参照してください。メモリスペア リングを使うには、ノードのインタリービングを無効にする必要があり ます。 表 3-2.
システムメモリ - PowerEdge M805 667 MHz の DDR2 レジスタメモリモジュールを 1 GB、2 GB、4 GB、 または 8 GB のメモリモジュールのセットで取り付けることで、システ ムメモリを最大 128 GB までアップグレードできます。デュアルランク 8 GB モジュールはサポートされていますが、クアッドランク 8 GB モ ジュールはサポートされていません。各プロセッサには 4 つのメモリ チャネルがあり、チャネル 2 つずつのセットに分かれています。 注意:各プロセッサに対して 4 枚を超えるメモリモジュールが取り付け られている場合、メモリモジュールの動作速度は 533 MHz にダウンクロッ クされます。 図 3-8.
メモリモジュール取り付けの一般的ガイドライン - PowerEdge M805 システムの最適なパフォーマンスを実現するには、システムメモリを取り 付ける際に以下のガイドラインに従ってください。 • メモリモジュールは、スロット A1 と A2(プロセッサ 1)、および B1 と B2 から順に、サイズの等しい DIMM をペアにして取り付けて ください。これらのスロットは、白色のイジェクタタブでマークさ れています。 • ブレード内のメモリモジュールはすべて、速度とテクノロジが同一 のもので統一する必要があります。各ペアのメモリモジュールは同 じサイズにしてください。 • 両方のプロセッサに対して同じ構成で(対称的に)メモリを取り付 ける必要があります。 • サイズの異なるメモリモジュールのペアを取り付ける場合は、容量 の大きいペアを若い番号のスロットに取り付ける必要があります。 • メモリスペアリングは、メモリモジュールが 8 枚または 16 枚取り付 けられている場合にサポートされます (メモリミラーリングはサ ポートされません)。 サポートされているメモリ構成の例を 表 3-3
表 3-3.
表 3-4.
図 3-9.
サポートされているメモリ構成の例を 表 3-5 に示します。 注意:適切な通気による冷却効果を維持するために、未使用のメモリソ ケットにはメモリモジュールのダミーカードを取り付ける必要があり ます。 表 3-5.
表 3-6.
図 3-10.
• メモリモジュールが 4 枚(シングルプロセッサシステム)または 8 枚(デュアルプロセッサシステム)取り付けられている場合は、 メモリスペアリングがサポートされます。 サポートされているシングルおよびデュアルプロセッサのメモリ構成の例 を 表 3-7 および 表 3-8 に示します。 シングルプロセッサのメモリ構成 注意:適切な通気による冷却効果を維持するために、未使用のメモリソ ケットにはメモリモジュールのダミーカードを取り付ける必要があり ます。 表 3-7.
デュアルプロセッサのメモリ構成 注意:適切な通気による冷却効果を維持するために、未使用のメモリソ ケットにはメモリモジュールのダミーカードを取り付ける必要があり ます。 表 3-8.
メモリスペアリングのサポート - PowerEdge M605 表 3-9 に示したメモリ構成のうち、すべてのソケットに DIMM を装着し た構成のシングルプロセッサまたはデュアルプロセッサシステムでは、 メモリスペアリングがサポートされています。セットアップユーティリ ティの Memory Information(メモリ情報)画面でメモリスペアリン グの機能を有効に設定する必要があります。90 ページの「Memory Information(メモリ情報)画面」を参照してください。メモリスペア リングを使うには、ノードのインタリービングを無効にする必要があり ます。 メモリスペアリングによって割り当てられるのは、1 枚の DIMM のメモ リの第 1 ランクのみです。シングルランク DIMM の場合は、メモリチャ ネルのスペアとするために、DIMM の全容量が、隣接するシングルラン ク DIMM と共にスペアリングに割り当てられる必要があります。デュア ルランク DIMM の場合は、スペアリング用に 2 枚の DIMM が必要で すが、各 DIMM の第 1 ランクのみが割り当てられるため、デュアルラン
表 3-9.
メモリモジュールの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 警告:メモリモジュールは、ブレードの電源を切った後もしばらくは高 温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから作業してください。 メモリモジュールはカードの両端を持ちます。コンポーネントには指を触 れないでください。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 3 メモリモジュールソケットの位置を確認します。図 7-3 または 図 7-4 を参照してください。 4 PowerEdge 905 システムのみ - メモリソケット C1 ~ C4 と D1 ~ D4 へのメモリの着脱を可能にするには、ブレードシャ ーシ内でシステム基板を後方にスライドさせる必要があります。 165 ページの「システム基板の取り外し」の
図 3-11.
10 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 11 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 12 (オプション) を押してセットアップユーティリティを起動し、 メインの System Setup(システムセットアップ)画面の System Memory(システムメモリ)設定を確認します。 システムは新しく増設したメモリを認識して値を変更済みです。 13 値が正しくない場合、1 枚または複数のメモリモジュールが正しく 取り付けられていない可能性があります。手順 1 ~ 手順 12 を繰り 返し、メモリモジュールがソケットにしっかり装着されていること を確認します。 14 システム診断プログラムでシステムメモリのテストを実行します。 217 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照してくだ さい。 メモリモジュールの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくた
5 メモリモジュールがソケットから飛び出して外れるまで、ソケット の両側にあるイジェクタを押し開きます。図 3-11 を参照してくだ さい。 6 PowerEdge 905 システムのみ - メモリモジュールの着脱のためにシ ステム基板を取り外した場合は、元どおりに取り付けます。 7 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 8 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 I/O モジュールのメザニンカード ブレードは、さまざまなオプションのメザニンカードをサポートしてい ます。メザニンカードを取り付ける場合は、一致する適切な I/O モジュー ルと組み合わせて使用する必要があります。(I/O モジュールの詳細につ いては、43 ページの「I/O モジュール取り付けのガイドライン」を参照し てください)。 メザニンカードの取り付けガイドライン PowerEdge M905/M805 フルハイトの PowerEdge M905/M805 ブレードには、メザニンカード を 4 枚まで取り付けることができます。 •
• スロット 2 とスロット 4 はファブリック B をサポートしています。 両方のスロットにカードを取り付ける場合は、同一のカードである 必要があります。また、I/O モジュールベイ B1 と B2 に取り付けら れている I/O モジュールのファブリックタイプと一致している必要 があります。 メモ:4 個のメザニンカードスロットすべてにカードを取り付ける必要は ありません。 ブレードが特定のファブリックによるサポートを必要としていても、 必要な外部 I/O ポート接続が 2 つだけの場合、メザニンカードは 1 枚で十 分です。たとえば、I/O ベイ C1 または C2 内のファイバーチャネル I/O モ ジュールの場合、ブレードのスロット 1 またはスロット 3 にファイバー チャネルメザニンカードが 1 枚あれば十分です。 特定のファブリックからのサポートを必要としないブレードの場合は、 対応するメザニンカードスロットのどちらにもメザニンカードを取り付け る必要はありません。 PowerEdge M600/M605 ハーフハイトの PowerEdge M600/M605 ブレードには、メザニンカー
メザニンカードの取り付け 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことがで きます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品の マニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによって オンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品 に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意をお 読みになり、指示に従ってください。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 3 ラッチの背の部分を親指で押し、ラッチの端を持ち上げて、メザニ ンカードラッチを開きます。図 3-12 または 図 3-13 を参照してくだ さい。 136 ブレードコンポーネントのインストール
図 3-12.
図 3-13.
6 カードが完全に装着され、カードの外側の縁にあるプラスチック製 のクリップがブレードシャーシの側面に固定されるまで、カードを 挿入します。 7 固定ラッチを閉じてメザニンカードを固定します。 8 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 9 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 メザニンカードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 3 ラッチの背の部分を親指で押し、ラッチの端を持ち上げて、メザニ ンカードラッチを開きます。図 3-13 を参照してください。 注意:メザニンカードは両端の部分だけを持つようにしてください。 4
SD カードの取り付け (PowerEdge M905/M805) システム基板上にある SD カードスロットの位置を確認します。カードの ラベルを上に向けて、接続ピン側をスロットに挿入します。図 3-14 を参 照してください。 図 3-14.
内蔵 NIC ハードウェアキー ブレードの内蔵 NIC 用の TOE、iSCSI その他の将来の機能は、システム基 板の TOE_KEY ソケットに NIC ハードウェアキーを取り付けることによっ て有効になります(図 7-3 または 図 7-4 を参照)。 メモ:TOE 機能を使用するには、TOE OS のサポートと Microsoft スケーラ ブルネットワークパックが必要です。 図 3-15.
プロセッサ メモ:以下の取り外しと取り付けの手順は、PowerEdge M905/M805/ M605/M600 の各ブレードに適用されます。各種のプロセッサの図を示して あります。 プロセッサのインストールガイドライン PowerEdge 905 システム • PowerEdge 905 は、デュアルコア / クアッドコア AMD™ Opteron™ 8xxxx シリーズのプロセッサのみをサポートしています。 • プロセッサは 4 個取り付ける必要があります。デュアルプロセッサ 構成はサポートされていません。 • AMD 8xxxx MP シリーズのプロセッサのみサポートされています。 PowerEdge 805 システム • PowerEdge 805 は、デュアルコア / クアッドコア AMD Opteron 2xxxx シリーズのプロセッサのみをサポートしています。 • PowerEdge 805 システムの場合は、プロセッサを 2 個取り付ける必 要があります。シングルプロセッサ構成はサポートされていません。 • HyperTransport(HT)ブリッジカードは、ソケ
プロセッサの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」を 参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 警告:プロセッサとヒートシンクは高温になることがあります。プロ セッサが充分に冷えるのを待ってから作業してください。 注意:プロセッサを取り外すこと以外の目的で、ヒートシンクをプロ セッサから取り外さないでください。ヒートシンクは適切な温度条件を保 つために必要な部品です。 3 ヒートシンクをシステム基板に固定している 4 本のネジをゆるめ ます。図 3-16(PowerEdge M905)、図 3-17(PowerEdge M805)、 図 3-18(PowerEdge M600)または 図 3-19(PowerEdge M605) を参照してください。 ブレードコンポー
図 3-16.
図 3-17.
図 3-18.
図 3-19.
図 3-20.
図 3-21.
プロセッサの取り付け 1 空のソケットにプロセッサを取り付ける場合は、最初に次の手順を 行います。 メモ:プロセッサを 1 個だけ取り付ける場合は、CPU1 のソケットに 取り付ける必要があります。図 7-3 または 図 7-4 を参照してくだ さい。 a プロセッサフィラーブランクを取り外します。 b プラスチック製のプロセッサソケットカバーをソケットから持ち 上げて外します。 c ソケットリリースレバーのラッチを外し、上方に 90 度起こし ます。 d プロセッサシールドを開きます。 2 プロセッサをソケットに取り付けます。図 3-20(PowerEdge M600)または 図 3-21(PowerEdge M905/M805/M605)を参照し てください。 メモ:プロセッサの取り付けが間違っていると、電源を入れたとき にプロセッサとシステム基板が完全に損傷してしまう可能性があり ます。LGA ソケットのピンを曲げないように注意してください。 a プロセッサのピン 1 の角には、金色の小さな三角形の印が付い ています。システム基板上の対応する三角形の印のついた ZIF ソケットの角
3 ヒートシンクを取り付けます。図 3-18(PowerEdge M600)または 図 3-19(PowerEdge M905/M805/M605)を参照してください。 a ヒートシンクを取り付けなおす場合は、糸くずの出ない清潔な布 を使って、ヒートシンクからサーマルグリースを拭き取ります。 プロセッサをアップグレードする際に、プロセッサに新しいヒー トシンクが付属していた場合は、新しいヒートシンクを取り付け ます。 プロセッサを取り付けなおす場合も、プロセッサに残っている サーマルグリースを拭き取ります。 b プロセッサを取り付けなおす場合も、プロセッサに残っている サーマルグリースを拭き取ります。 c ヒートシンクをプロセッサの上に置きます。 ヒートシンクは、図 3-16(PowerEdge M905)、図 3-17 (PowerEdge M805)、図 3-18(PowerEdge M600)または 図 3-19(PowerEdge M605)に示す向きで取り付けてください。 メモ:ヒートシンクを取り付ける際に、ヒートシンク固定ネジを締 めすぎないでください。固定ネジの締めすぎを防ぐには、引っ
7 システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作 することを確認します。 診断プログラムの実行、およびプロセッサの問題のトラブルシュー ティングについては、217 ページの「システム診断プログラムの実 行」を参照してください。 8 システム BIOS をアップデートします。 HT ブリッジカード(サービス技術者専用の手順) HT(HyperTransport)ブリッジカードは、PowerEdge M805 のシステム 基板の 3 番目と 4 番目の CPU ソケットに取り付ける必要があります。 そのため、システム基板を交換する場合は、HT ブリッジカードを交換先 のボードに付け替える必要があります。 HT ブリッジカードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」を参 照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ペー
図 3-22.
2 ブリッジカードをソケットに取り付けます。図 3-22 を参照してくだ さい。 メモ:カードの取り付けが間違っていると、システムに電源を入れ たときにカードとシステム基板が完全に損傷してしまうおそれがあ ります。LGA ソケットのピンを曲げないように注意してください。 a カードのピン 1 の角には、金色の小さな三角形の印が付いてい ます。システム基板上の対応する三角形の印のついた ZIF ソケッ トの角に、この角を合わせます。 b ソケットリリースレバーが完全に開いていることを確認します。 c カードの 1 番ピンの角とソケットの位置を合わせ、カードをソ ケットに軽く載せます。 お使いのシステムでは ZIF プロセッサソケットが使用されている ので、強く押し込まないでください。カードとソケットの位置が 合っていれば、軽く押すだけで自然とソケットに収まります。 d プロセッサシールドを閉じます。 e 所定の位置にカチッと収まるまでソケットリリースレバーを倒 して、カードを固定します。 3 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 4
ブレードシステム基板の NVRAM バックアッ プバッテリー NVRAM バックアップバッテリーは 3.
図 3-23.
ハードドライブ • PowerEdge M805/M905 のブレードでは、ホットプラグ対応 2.5 イ ンチ SAS ハードドライブを 2 台まで使用できます。 • PowerEdge M600/M605 のブレードでは、ホットプラグ対応 2.5 イ ンチ SATA ハードドライブを 2 台まで、または 2.
図 3-24.
ハードドライブの取り外し 注意:ホットプラグ対応ドライブの取り付けをサポートしていない OS も あります。OS に付属のマニュアルを参照してください。 1 ハードドライブをオフラインにして、ドライブキャリアのハードド ライブインジケータコードが、ドライブを取り外しても安全である という信号を発するまで待ちます。図 1-8 を参照してください。 すべてのインジケータが消えたら、ドライブを安全に取り外すこと ができます。 ハードドライブをオフラインにする作業の詳細については、OS のマ ニュアルを参照してください。 2 ハードドライブキャリアのハンドルを開いて、ドライブを取り出せ るようにします。図 3-24 を参照してください。 3 ドライブベイから外れるまで、ハードドライブを手前に引き出し ます。 ハードドライブを取り外したままにする場合は、ブランクカバーを 取り付けます。 ハードドライブの保守のためのシャットダウン手順 メモ:本項は、ハードドライブの保守のためにブレードの電源を切る必 要がある場合にのみ適用されます。多くの場合は、ブレードの電源がオン の状態でハードドライブの保守が可能です。 ハードドラ
ハードドライブをハードドライブキャリアから取り外す方法 ハードドライブキャリアのスライドレールから 4 本のネジを取り外し、 ハードドライブをキャリアから離します。図 3-24 を参照してください。 ハードドライブをドライブキャリアに取り付ける方法 1 ドライブのコネクタの端がキャリアの後部に来るようにして、 ハードドライブをハードドライブキャリアに挿入します。図 3-24 を参照してください。 2 ハードドライブのネジ穴をハードドライブキャリアの穴に合わせ ます。 3 4 本のネジを取り付けて、ハードドライブをハードドライブキャリ アに固定します。 図 3-25.
ビデオコントローラ ビデオコントローラの交換は以下の手順で行います。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」を 参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 3 ビデオコントローラを取り外します。 • PowerEdge M600 からビデオコントローラを取り外す場合は、 ビデオライザーカードの上端のラッチを押して、カードをブレー ドから持ち上げます。図 3-26 を参照してください。 • PowerEdge M605/M805/M905 からビデオコントローラを取り外す 場合は、ドーターカードを固定している 2 本の Torx ネジを外し、 カードをブレードから持ち上げます。図 3-27 を参照してくだ さい。 図 3-26.
図 3-27.
ハードドライブバックプレーン 次の手順でハードドライブバックプレーンの取り外しと取り付けを行い ます。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 注意:2 台のハードドライブを取り外す場合は、元の場所に取り付けるこ とができるようにラベルを貼ってください。 注意:バックプレーンを取り外す前にハードドライブを取り外す必要が あります。 3 ハードドライブを取り外します。159 ページの「ハードドライブの 取り外し」を参照してください。 4 バックプレーンの両端のラッチを持ち上げ、バックプレーンをブ レードシャーシから外します。図 3-28 を参照してください。 ブレードコンポーネントのインストール 163
図 3-28.
7 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 8 ブレードをシステムに取り付けます。109 ページの「ブレードの取 り付け」を参照してください。 ブレードシステム基板(サービス技術者専用 の手順) システム基板の取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 2 I/O コネクタカバーをシステム基板後端の I/O コネクタに取り付け ます。 3 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 警告:プロセッサとヒートシンクは高温になることがあります。 プロセッサが十分に冷えるのを待ってから作業してください。 警告:メモリモジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高 温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから作業してくださ
6 PowerEdge M905/M805 ブレードの場合は、メザニンカード 1 と 4 (外側の 2 枚)を取り外します。 PowerEdge M605/M600 ブレードの場合は、(取り付けてあれば)両 方のメザニンカードを取り外します。 注意:複数のメザニンカードを取り外す場合は、元の場所に取り付ける ことができるようにラベルを貼ってください。 7 フルハイトブレードのシステム基板を取り外す手順は、次のとおり です。 166 a 右手の親指と人差し指で、システム基板保持ピンを持ち上げ ます。図 3-29 を参照してください。 b 人差し指で保持ピンを持ち上げた状態で、親指を使ってブレード シャーシの角を押し、システム基板をシャーシの開口部から引き 出します。 ブレードコンポーネントのインストール
図 3-29.
ハーフハイトブレードのシステム基板を取り外すには、片方の手で ブレードシャーシを持ち、もう片方の手でシステム基板の固定ラッ チを引き上げて、システム基板をシャーシの開口部から引き出し ます。図 3-30 を参照してください。 図 3-30.
8 I/O コネクタカバーがシステム基板後端の I/O コネクタにまだ装着さ れたままであることを確認してください。図 3-29 または 図 3-30 を 参照してください。 9 ビデオライザーカードまたはビデオドーターカードを取り外します。 161 ページの「ビデオコントローラ」を参照してください。 10 メモリモジュールとメモリモジュールのダミーカードを取り外し ます。133 ページの「メモリモジュールの取り外し」を参照してく ださい。 11 プロセッサを取り外します。143 ページの「プロセッサの取り外し」 を参照してください。 12 ストレージコントローラボードを取り外します。171 ページの 「ストレージコントローラボードの取り外し」を参照してくだ さい。 13 TOE または iSCSI のアクティベーションキーを取り外します。キー の位置については、226 ページの「システム基板のコネクタ」を参照 してください。 システム基板の取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全
2 固定ラッチまたは保持ピンで固定されるまで、新しいシステム基板 をブレードシャーシの開口部に挿入します。 メモ:システム基板プレートがシャーシと平行になっていることを確認 します。 ボードアセンブリが正しく取り付けられると、システム基板パンの タブがブレードシャーシ底部の対応する開口部に挿入されています。 図 3-29 または 図 3-30 を参照してください。 3 ビデオドーターカードまたはビデオライザーカードを取り付けます。 161 ページの「ビデオコントローラ」を参照してください。 4 メザニンカードを元の位置に取り付けます。136 ページの「メザニ ンカードの取り付け」を参照してください。 5 ハードドライブバックプレーンを取り付けます。163 ページの「ハー ドドライブバックプレーン」を参照してください。 6 ハードドライブを取り付けます。 • ドライブが 2 台ある場合は、必ずそれぞれ元の場所に取り付けて ください。 • 取り付けるハードドライブが 1 台のみの場合は、ベイ 0 に取り付 けます。 7 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してくだ
ストレージコントローラカード(サービス技 術者専用の手順) ストレージコントローラボードはドライブベイの下にあります。 ストレージコントローラボードの取り外し 1 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 3 システム基板を取り外し、作業面に置きます。165 ページの「シス テム基板の取り外し」を参照してください。 4 リリースレバーを開いて、コントローラボードエッジコネクタをシ ステム基板コネクタから外します。 5 コントローラボードをまっすぐに持ち上げてシステム基板から取り 外します。 ブレードコンポーネントのインストール 171
図 3-31.
エンクロージャコンポーネント の取り付け 本項の手順では、M1000e エンクロージャ内の以下のコンポーネントの取 り外しと取り付けの方法について説明します。 • 電源ユニットモジュール • ファンモジュール • シャーシ管理コントローラ(CMC)モジュール • iKVM モジュール • I/O モジュール • ブレード • エンクロージャ内ミッドプレーン(サービス技術者専用の手順) • エンクロージャのコントロールパネルアセンブリ(サービス技術者 専用の手順) • LCD パネル(サービス技術者専用の手順) エンクロージャコンポーネントの取り付け 173
電源ユニットモジュール M1000e エンクロージャには、ホットプラグ対応電源ユニットモジュール を 6 台まで取り付けることができます。電源ユニットモジュールには、 エンクロージャの背面パネルからアクセスできます。 メモ:2360 W の電源ユニットモジュールには、PDU からの 200 ~ 240 V の 入力が必要です。電源ユニットモジュールを 110 V の電源コンセントに接 続しても、システムの電源は入りません。 メモ:システムに電力を供給する電源ユニットモジュールには、ブレー ドを冷却する内蔵ファンも備わっています。内蔵ファンが故障した場合 には、電源ユニットモジュールを交換する必要があります。 システム電源のガイドライン お使いのシステムの電源ユニットの構成は、以下のいずれかです。 • 2360 W の電源ユニットモジュール 3 台。電源ユニットモジュール の 1 台が故障した場合に冗長性は提供されません。電源ユニットは ベイ 1 ~ 3 に取り付けます。 • 2360 W の電源ユニットモジュール 6 台。電源ユニットモジュール が 3 台まで故障しても冗長性が保たれます。 CMC
電源ユニットダミー M1000e エンクロージャに電源ユニットを 3 台のみ取り付けて使用して いる場合は、エンクロージャ内に適切な通気による冷却効果を維持するた めに、3 つの空の電源ユニットベイ(4 ~ 6)に電源ユニットダミーを取 り付ける必要があります。 電源ユニットモジュールの取り外し 注意:電源ユニットモジュールはホットプラグ対応です。電源が入った システムで一度に取り外し、取り付けができる電源ユニットモジュー ルは、1 つだけです。 1 電源コード固定クリップを外し、電源ユニットモジュールから電源 コードを外します。図 4-1 を参照してください。 図 4-1.
2 ハンドルに付いている電源ユニットモジュールのリリースボタンを 押します。図 4-2 を参照してください。 図 4-2.
電源ユニットモジュールの取り付け 1 電源ユニットモジュールのハンドルが完全に開いていることを確 認し、電源ユニットモジュールをエンクロージャに挿入します。 図 4-2 を参照してください。 2 電源ユニットモジュールのハンドルを固定される位置まで上げます。 3 電源ケーブルを電源ユニットモジュールに接続します。 4 固定クリップをケーブルに被せ、固定クリップつなぎを電源ユニッ トハンドルの切り込みに合わせることで、ケーブルを電源ユニット に固定します。図 4-1 を参照してください。 ファンモジュール M1000e エンクロージャには、ホットプラグ対応のファンモジュールが 9 台搭載されています。冷却効果を確実にするには、常時 9 台のファンモ ジュールをすべて取り付けておく必要があります。 ファンモジュールの取り外し 注意:システムからファンモジュールを取り外した場合は、すぐに取り 付けなおしてください。 1 背面パネルのファンモジュールインジケータを使って、故障したシ ステムファンモジュールを識別します。図 1-12 を参照してくだ さい。 2 次の手順でファンモジュールを取り外します。 a ファ
図 4-3.
CMC モジュール CMC モジュールの取り外し 1 CMC モジュールに接続されているケーブルを外します。 2 ハンドルのリリースラッチを押し込み、ハンドルをモジュールの前 面パネルと反対の方向へ動かします。 3 CMC モジュールをエンクロージャから引き出します。 4 I/O コネクタカバーを取り付けます。図 4-4 を参照してください。 図 4-4.
CMC モジュールへの SD カードの取り付け CMC モジュールの SD カードスロットは、オプションの WWN/MAC 機能 をサポートしています。この機能により、ブレードでスロットベースの WWN/MAC が可能になり、ブレードの取り付けと交換が容易になります。 メモ:冗長 CMC モジュールシステムの場合は、パッシブモジュールに SD カードを取り付けます。パッシブモジュール上の青色のステータスインジ ケータが消灯します。 1 CMC モジュールを M1000e エンクロージャから取り外します。 179 ページの「CMC モジュールの取り外し」を参照してくだ さい。 メモ:書き込み保護ラッチがアンロック位置にあることを確認し ます。 2 CMC モジュールの底部にある SD カードスロットの位置を確認し ます。カードのラベルを上に向けて、接続ピン側をスロットに挿入 します。図 4-5 を参照してください。 図 4-5.
3 CMC モジュールを取り付け、外したケーブルをすべて接続します。 181 ページの「CMC モジュールの取り付け」を参照してくだ さい。 単一の CMC システムでは、SD カードが自動的にアクティブになります。 冗長 CMC モジュールシステムの場合は、以下の手順でパッシブモジュー ルをアクティブに切り替えます。 1 シャーシのページに移動します。 2 Power Management(電力の管理)タブをクリックします。 3 Control(制御)サブタブをクリックします。 4 Reset CMC(CMC のリセット)(ウォームブート)ボタンを選択し ます。 5 Apply(適用)をクリックします。 CMC は自動的に冗長モジュールにフェイルオーバーし、そのモ ジュールがアクティブになり、青色のステータス LED が点灯します。 SD カードが自動的にアクティブになります。 FlexAddress 機能の設定と使い方の詳細については、CMC の『ユーザー ズガイド』を参照してください。 CMC モジュールの取り付け 1 I/O コネクタカバーを取り外します。図 4-4 を参照してください。 2 CMC
iKVM モジュール iKVM モジュールの取り外し 1 iKVM モジュールに接続されているケーブルを外します。 2 ハンドルのリリースラッチを押し込み、ハンドルをモジュールの前 面パネルと反対の方向へ動かします。図 4-4 を参照してください。 3 モジュールをエンクロージャから引き出します。 iKVM モジュールの取り付け 1 モジュールのハンドルが完全に開いていることを確認します。 図 4-4 を参照してください。 2 ハンドルがエンクロージャに接触するまで、モジュールをエンク ロージャに挿入します。 3 モジュールを完全に固定するために、リリースラッチがカチッと所 定の位置に収まるまでハンドルを閉じます。 4 必要に応じて、キーボード、モニター、およびマウスをモジュール に接続します。 I/O モジュール 注意:I/O モジュールを取り外した場合は、システムエンクロージャ内の 通気による冷却効果を保つために、別の I/O モジュールを代わりに取り付 けるか、またはフィラーブランクを取り付ける必要があります。 I/O モジュールの取り外し 1 ケーブル連番クリップを取り付けると、I/O モジュー
図 4-6.
2 モジュールの背面から I/O コネクタカバーを外します。図 4-6 を参 照してください。 3 M1000e エンクロージャに I/O モジュールを取り付けます。 a ハンドルのリリースラッチを引き上げて、I/O モジュールハンド ルを開きます。 b モジュールをエンクロージャに挿入します。 c 所定の位置にしっかり収まり、モジュールが完全に固定される まで、ハンドルを閉じます。 4 I/O モジュールに取り付ける必要のあるケーブルをすべて接続し ます。 ケーブル接続については、I/O モジュールに付属のマニュアルを参照 してください。ケーブルを組織的に管理するためのケーブル連番ク リップの使い方については、『ラック取り付けガイド』を参照してく ださい。 5 新しい I/O モジュールをサポートするには、少なくとも 1 台のブ レードに一致するファブリックメザニンカードを取り付ける必要が あります。必要な場合は、ここでメザニンカードを取り付けます。 134 ページの「I/O モジュールのメザニンカード」を参照してくだ さい。 エンクロージャベゼル エンクロージャベゼルの取り外し 1 システム
図 4-7.
エンクロージャ内ミッドプレーン(サービス 技術者専用の手順) 前面モジュールケージアセンブリとミッドプレーンの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 注意:この手順には、Torx T15 ドライバが必要です。 1 システムの電源スイッチを押してシステムの電源を切ります。 15 ページの「システムコントロールパネルの機能」を参照してくだ さい。 注意:モジュールの損傷を防ぐために、前面モジュールケージアセンブ リとミッドプレーンを取り外す前に、エンクロージャに取り付けられてい るすべてのモジュールを取り外す必要があります。 注意:ラックからシャーシを取り外す場合は、シャーシを取り外す前に すべてのモジュールを取り外す必要があります。シャーシを動かす際に LCD ディスプレイを持たないでください。 2 すべてのブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り 外し」を参照してください。 3 電源ユニット
図 4-8.
図 4-9.
5 I/O モジュールを取り付けます。183 ページの「I/O モジュールの取 り付け」を参照してください。 6 iKVM モジュールを取り付けます。182 ページの「iKVM モジュール の取り付け」を参照してください。 7 CMC モジュールを取り付けます。181 ページの「CMC モジュールの 取り付け」を参照してください。 8 ファンモジュールを取り付けます。178 ページの「ファンモジュー ルの取り付け」を参照してください。 9 電源ユニットモジュールを取り付けます。177 ページの「電源ユ ニットモジュールの取り付け」を参照してください。 10 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 エンクロージャのコントロールパネルアセン ブリ(サービス技術者専用の手順) エンクロージャのコントロールパネルの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムの
図 4-10.
エンクロージャのコントロールパネルの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 新しいコントロールパネルに LCD パネルケーブルを接続します。 2 コントロールパネルケーブルを新しいコントロールパネルの下側に 接続します。 3 2 本のネジを使用してコントロールパネルを取り付けます。 4 ベゼルを取り付けます。185 ページの「エンクロージャベゼルの取 り付け」を参照してください。 5 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 LCD モジュール LCD モジュールの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 LCD モジュールの下側が上を向くようにモジュー
図 4-11.
LCD モジュールの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 2 本のネジを使用して新しい LCD モジュールをヒンジに取り付け ます。図 4-11 を参照してください。 2 リボンケーブルをモジュールに接続し、カバープレートを取り付け ます。 エンクロージャコンポーネントの取り付け 193
エンクロージャコンポーネントの取り付け
システムのトラブルシューテ ィング 作業にあたっての注意 本書に記載されている手順の一部では、システムカバーを取り外してシス テム内部の作業を行う必要があります。システム内部の作業中は、本書お よびシステムマニュアルで説明されている以外の作業を行わないでくだ さい。 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことがで きます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品の マニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによって オンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品 に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意をお 読みになり、指示に従ってください。 起動ルーチン システムの起動ルーチン中に目と耳を使って確認する事項を表 5-1 に示し ます。 表 5-1.
表 5-1.
対応処置 1 iKVM モジュールへの接続を確認します。 別のモニターケーブルがある場合は、ケーブルを取り替えてみます。 2 iKVM ファームウェアのリビジョンが正しいことを確認します。 3 ブレードの前面パネルコネクタまたは背面パネルの iKVM モジュー ルへのモニターの接続を確認します。 4 CMC または別のポートへのリダイレクションによってポートが無効 になっていないことを確認します。 5 エンクロージャに 2 台以上のブレードが取り付けられている場合は、 別のブレードを選択します。 モニターが背面パネルの iKVM モジュールに接続されていて、別の ブレードとの間では機能する場合は、最初のブレードを接続しなお します。106 ページの「ブレードの取り外しと取り付け」を参照し てください。ブレードを接続しなおしても問題が解決しない場合は、 ブレードが故障している可能性があります。237 ページの「困った ときは」を参照してください。 6 モニターを動作確認済みのモニターと取り替えます。 モニターをブレードの前面パネルコネクタに接続して正常に機能し ない場合は、ブレードが故障している可能性がありま
対応処置 1 ブレードの電源が入っていることを確認します。 2 iKVM ファームウェアのリビジョンが正しいことを確認します。 3 ブレードの前面パネルコネクタまたは背面パネルの iKVM モジュー ルへのキーボードの接続を確認します。 4 キーボードが SIP を使用して外付け KVM に接続されている場合は、 SIP が KVM に対応しているかどうかを確認します。 5 エンクロージャに 2 台以上のブレードが取り付けられている場合は、 別のブレードを選択します。 キーボードが背面パネルの iKVM モジュールに接続されていて、 別のブレードとの間では機能する場合は、最初のブレードを接続し なおします。106 ページの「ブレードの取り外しと取り付け」を参 照してください。ブレードを接続しなおしても問題が解決しない場 合は、ブレードが故障している可能性があります。237 ページの 「困ったときは」を参照してください。 6 キーボードを動作確認済みのキーボードと交換し、手順 3 および 手 順 5 を繰り返します。どのブレードに接続してもキーボードが機能 しない場合は、237 ページの「困ったときは」を参照
4 キーボードが SIP を使用して外付け KVM に接続されている場合は、 SIP が KVM に対応しているかどうかを確認します。 5 エンクロージャに 2 台以上のブレードが取り付けられている場合は、 別のブレードを選択します。 マウスが背面パネルの iKVM モジュールに接続されていて、別のブ レードとの間では機能する場合は、最初のブレードを接続しなおし ます。106 ページの「ブレードの取り外しと取り付け」を参照して ください。ブレードを接続しなおしても問題が解決しない場合は、 ブレードが故障している可能性があります。237 ページの「困った ときは」を参照してください。 6 マウスを動作確認済みのマウスと交換し、手順 3 および 手順 5 を繰 り返します。どのブレードに接続してもマウスが機能しない場合は、 237 ページの「困ったときは」を参照してください。 USB デバイスのトラブルシューティング メモ:USB デバイスはブレードの前面パネルにのみ接続できます。 USB ケーブルは全長が 3 m を超えないようにしてください。 問題 • USB デバイスまたは USB デバイスケーブル
システム管理アラートメッセージへの応答 CMC 管理アプリケーションは、システムの重大な電圧と温度の変化、 およびシステム内の冷却ファンを監視します。CMC アラートメッセージ については、『Configuration Guide』(設定ガイド)を参照してくだ さい。 エンクロージャが濡れた場合のトラブル シューティング 問題 • 液こぼれ。 • 液はね。 • 高湿度。 対応処置 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことが できます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品 のマニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによっ てオンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認めら れていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。 製品に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意 をお読みになり、指示に従ってください。 1 システムの電源を切ります。 2 電源ユニットの電源プラグを PDU から外します。 警告:電源ユニットのすべてのインジケータがオフになるのを待って から、次の手順に進みます。
6 システムに取り付けられているすべての I/O モジュールを取り外し ます。182 ページの「I/O モジュールの取り外し」を参照してくだ さい。 7 ファンモジュールをすべて取り外します。177 ページの「ファンモ ジュールの取り外し」を参照してください。 8 電源ユニットモジュールをすべて取り外します。175 ページの 「電源ユニットモジュールの取り外し」を参照してください。 9 システムを完全に乾燥させます(少なくとも 24 時間)。 10 電源ユニットモジュールをすべて取り付けます。177 ページの 「電源ユニットモジュールの取り付け」を参照してください。 11 ファンモジュールをすべて取り付けます。178 ページの「ファンモ ジュールの取り付け」を参照してください。 12 I/O モジュールをすべて取り付けます。183 ページの「I/O モジュー ルの取り付け」を参照してください。 13 CMC モジュールを取り付けます。181 ページの「CMC モジュールの 取り付け」を参照してください。 14 iKVM モジュールを取り付けます。182 ページの「iKVM モジュール の取り付け」を参照してく
エンクロージャが損傷した場合のトラブル シューティング 問題 • システムを落下させた、または損傷を与えた。 対応処置 1 以下のコンポーネントが正しく取り付けられ、接続されていること を確認します。 • CMC モジュール • iKVM モジュール • I/O モジュール • 電源ユニットモジュール • ファンモジュール • ブレード 2 すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認します。 3 すべてのコンポーネントが正しく取り付けられていて、損傷を受け ていないことを確認します。 4 オンライン診断プログラムを実行します。217 ページの「システム 診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが失敗した場合は、237 ページの「困ったときは」を参照し てください。 エンクロージャコンポーネントに関するトラ ブルシューティング 次の手順では、以下のコンポーネントのトラブルシューティングの方法に ついて説明します。 • 電源ユニットモジュール • ファンモジュール • CMC モジュール • ネットワークスイッチモジュール 202 システムのトラ
電源ユニットモジュールのトラブルシューティング 問題 • 電源ユニットモジュールが正しく動作していない。 対応処置 注意:電源ユニットモジュールはホットプラグ対応です。電源が入っ たシステムで一度に取り外し、取り付けができる電源ユニットモジュー ルは、1 台だけです。故障した電源ユニットモジュールは、交換の準備が 整うまではエンクロージャに取り付けたままにしておきます。電源ユニッ トモジュールを 1 台取り外した状態でシステムを長時間使用すると、シス テムがオーバーヒートするおそれがあります。 メモ:2360 W の電源ユニットモジュールを使用するには、200 ~ 240 V の 電源が必要です。電源ユニットモジュールを 110 V の電源コンセントに接 続しても、電源は入りません。 1 故障した電源ユニットモジュールの位置を確認し、インジケータを チェックします。図 1-11 を参照してください。AC 電源が使用可能 な場合、電源ユニットの AC インジケータが緑色に点灯します。 電源ユニットに障害がある場合、電源ユニットの障害インジケータ が黄色に点灯します。インジケータがいずれも点灯しない場
ファンモジュールのトラブルシューティング 問題 • ファンが正しく動作していない。 対応処置 注意:ファンモジュールはホットプラグ対応です。電源が入ったシステ ムで一度に取り外し、取り付けができるファンモジュールは、1 台だけ です。6 台のファンモジュールをすべて取り外した状態でシステムを長時 間使用すると、システムがオーバーヒートするおそれがあります。 1 障害が発生したファンの位置を確認します。 各ファンモジュールには、ファンの不良を識別できるインジケータ がついています。図 1-12 を参照してください。 2 ファンモジュールを取り外します。177 ページの「ファンモジュー ルの取り外し」を参照してください。 3 ブレードに異物が入っていないか確認します。異物が見つかったら、 慎重に取り除きます。 4 不良のファンを装着しなおします。178 ページの「ファンモジュー ルの取り付け」を参照してください。 5 どのファンの障害 LED も点灯していないにもかかわらず、ブレード に電源が入らない場合は、LCD ディスプレイまたは CMC にステータ スメッセージが表示されていないか確認します。 6
対応処置 メモ:モジュールまたはその接続デバイスにハードウェアの問題がないこ とを確認するために、モジュールが正しく初期化され、設定されているこ とを最初に確認します。次の手順を実行する前に、『Configuration Guide』 (設定ガイド)、およびモジュールに付属のマニュアルを参照してくだ さい。 1 CMC モジュールに最新のファームウェアがインストールされている ことを確認します。 最新のファームウェアについては、support.dell.
10 動作確認済みのネットワークケーブルを CMC モジュールとネット ワークデバイスの間に接続します。 メモ:CMC を隣接するエンクロージャ内の別の CMC に接続しても フェイルオーバーが行われない場合は、ポート Gb2 に接続されてい るネットワークケーブルを確認します。CMC に対する外部管理接続 が存在しない場合は、ポート Gb1 に接続されているケーブルを確認 します。図 1-14 を参照してください。 11 動作確認済みのネットワークデバイスを CMC モジュールに接続し ます。 それでもネットワークデバイスと CMC モジュールが互いに通信でき ない場合は、237 ページの「困ったときは」を参照してください。 iKVM モジュールのトラブルシューティング 問題 iDRAC ビデオ / コンソールリダイレクションの使用中に、Linux を実行し ているブレードに切り替えると、iKVM を通じてビデオを表示することが できない。 可能性の高い原因と解決方法 解像度の低いモニターまたは KVM 機器が最近追加された。 例: Linux の下で X Windows が使用されているブレー
解決方法 1 iDRAC セッションを終了し、再び GUI モードに入ります。低い解像 度が通信され、使用されます。 2 M1000e エンクロージャに接続されているすべてのモニターまたは KVM 機器を、GUI モードの Linux ブレードに設定されているのと同 一またはそれ以上の解像度に設定します。 3 解像度の低いモニター(ビデオが表示されていない)で を押し、非 GUI ログイン画面に変更します。 4 X Windows を再起動し、低い解像度を検出して使用します。 ネットワークスイッチモジュールのトラブルシューティング 問題 • システムがネットワークと通信できない。 • ネットワークケーブルの接続。 • ネットワークスイッチモジュールおよびハブ構成の設定。 対応処置 メモ:モジュールまたはその接続デバイスにハードウェアの問題がないこ とを確認するために、モジュールが正しく初期化され、設定されているこ とを最初に確認します。次の手順を実行する前に、『Configuration Guide』 (設定ガイド)、およびモジュールに付属のマニュアルを
4 スイッチモジュールに、そのサブネット用の有効な IP アドレスが設 定されていることを確認します。ICMP の ping コマンドを使用して 確認します。 5 ネットワークスイッチモジュールのネットワークコネクタインジ ケータを確認します。 • リンクインジケータがエラー状態を表示する場合は、すべての ケーブル接続を確認します。 特定のネットワークスイッチモジュールに関するリンクインジ ケータのエラー状態については、43 ページの「I/O 接続性」を参 照してください。 • 外部スイッチまたはハブの別のコネクタを試してみます。 • アクティビティインジケータが点灯しない場合は、ネットワーク スイッチモジュールを交換します。182 ページの「I/O モジュー ル」を参照してください。 6 スイッチ管理インタフェースを使用して、スイッチポートのプロパ ティを確認します。スイッチが正しく設定されている場合は、ス イッチの設定をバックアップし、スイッチを交換します。詳細につ いては、スイッチモジュールのマニュアルを参照してください。 7 ブレードに特定のネットワークスイッチモジュール用のメザニン カー
ブレードコンポーネントのトラブルシュー ティング 次の手順では、以下のコンポーネントのトラブルシューティングの方法に ついて説明します。ブレード内部のコンポーネントの位置については、 図 3-4 を参照してください。 • メモリ • ハードドライブ • マイクロプロセッサ • ブレードシステム基板 • バッテリー ブレードメモリのトラブルシューティング 問題 • メモリモジュールに障害がある。 • ブレードボードに障害がある。 対応処置 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことが できます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品 のマニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによっ てオンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認めら れていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。 製品に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意 をお読みになり、指示に従ってください。 メモ:次の手順を実行する前に、ブレードのメモリの取り付けガイドライ ンに従ってメモリモジュールを取り付けた
2 セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を 確認します。85 ページの「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 取り付けられたメモリの容量とシステムメモリの設定値とが一致し ている場合は、手順 8 に進みます。 3 ブレードを取り外します。106 ページの「ブレードの取り外し」 を参照してください。 4 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 警告:メモリモジュールは、ブレードの電源を切った後もしばらくは高 温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから作業してください。 メモリモジュールはカードの両端を持ちます。コンポーネントには指を触 れないでください。 5 各メモリモジュールをソケットに装着しなおします。131 ページの 「メモリモジュールの取り付け」を参照してください。 6 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 7 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 8 システム診断プログラムでシステムメモリのテストを
対応処置 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことが できます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品 のマニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによっ てオンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認めら れていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。 製品に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意 をお読みになり、指示に従ってください。 注意:このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブ に保存されたデータが損傷するおそれがあります。以下の手順に進む前 に、可能であればハードドライブ上のすべてのファイルをバックアップし てください。RAID アレイのリビルドと保守については、RAID コントロー ラのマニュアルを参照してください。 1 システム診断プログラムで適切なコントローラのテストとハードド ライブのテストを実行します。217 ページの「システム診断プログ ラムの実行」を参照してください。 テストが失敗した場合は、手順 3 に進みます。 2 ハードドライブをオフラインにして、ド
6 問題が解決した場合は、ハードドライブを元のベイに取り付けなお します。 元のベイでハードドライブが正常に機能する場合は、ドライブキャ リアに断続的な問題があることが想定されます。ドライブキャリア を交換します。 7 ハードドライブが起動ドライブの場合は、ドライブの接続と設定が 正しいことを確認します。159 ページの「起動ドライブの設定」 を参照してください。 8 ハードドライブのパーティション分割と論理フォーマットを行い ます。 9 可能な場合は、ファイルをドライブに復元します。 問題が解決しない場合は、237 ページの「困ったときは」を参照し てください。 マイクロプロセッサのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージがマイクロプロセッサまたは HyperTransport (HT)ブリッジカードに問題があることを示している。 • マイクロプロセッサ用のヒートシンクが取り付けられていない。 • (PowerEdge M805 システムのみ)– ソケット CPU3 と CPU4 に HT カードがないか、または正しく取り付けられていない。 対応処置 警告:修理作業の多くは、認定さ
2 ブレードカバーを開きます。110 ページの「ブレードカバーの取り 外し」を参照してください。 警告:プロセッサとヒートシンクは高温になることがあります。プロ セッサが充分に冷えるのを待ってから作業してください。 3 マイクロプロセッサとヒートシンクが正しく取り付けられているこ とを確認します。142 ページの「プロセッサ」を参照してください。 4 システムにマイクロプロセッサが 1 個だけ取り付けられている場 合は、プライマリプロセッサソケットに取り付けられていることを 確認します。図 7-3 または 図 7-4 を参照してください。 5 PowerEdge M805 システムの場合は、HyperTransport(HT)ブ リッジカードがソケット CPU3 と CPU4 に取り付けられていて、 どちらのカードもプロセッサソケットに完全に装着されていること を確認します。152 ページの「HT ブリッジカード(サービス技術者 専用の手順)」を参照してください。 6 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 7 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブ
対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ブレードの電源を切ります。 2 ブレード NVRAM をクリアします。 NVRAM_CLR ジャンパの位置については、223 ページの「ブレード システム基板のジャンパ設定」を参照してください。 3 それでもブレードの問題が解決しない場合は、ブレードを取り外し て取り付けなおします。109 ページの「ブレードの取り付け」を参 照してください。 4 ブレードの電源を入れます。 5 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。 217 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照してくだ さい。 テストが失敗した場合は、237 ページの「困ったときは」を参照し てください。 NVRAM バックアップバッテリーのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージがバッテリーに問題があることを示している。 • セットアップユーティリティからシステ
対応処置 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことが できます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品 のマニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによっ てオンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認めら れていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。 製品に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意 をお読みになり、指示に従ってください。 1 セットアップユーティリティで時刻と日付を再入力します。85 ペー ジの「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2 ブレードを 1 時間以上取り外しておきます。106 ページの「ブレー ドの取り外し」を参照してください。 3 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 4 セットアップユーティリティを起動します。 セットアップユーティリティの日付と時刻が正しくない場合は、 バッテリーを交換します。155 ページの「ブレードシステム基板の NVRAM バックアップバッテリー」を参照してください。 バッ
システムのトラブルシューテ ィング
システム診断プログラムの実行 ブレードに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診 断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置 を使用せずにブレードのハードウェアをテストでき、データが失われる心 配もありません。ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよび サポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助け を行うことができます。 Server Administrator 診断プログラムの使い方 ブレードの問題を分析するには、オンライン Server Administrator 診断 プログラムを最初に使用します。問題を識別できない場合は、システム診 断プログラムを使用します。 オンラインの Diagnostics(診断)にアクセスするには、Server Administrator のホームページへログインし、Diagnostics(診断)タブ をクリックします。Diagnostics(診断)の使い方については、オンライ ンヘルプを参照してください。詳細については、『Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
• 各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを 表示 • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセー ジを表示 • テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示 システム診断プログラムの実行が必要な場合 ブレード内の主要コンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない 場合、コンポーネントの故障が表示されることがあります。マイクロプロ セッサとブレードの I/O デバイス(モニター、キーボード、およびディス ケットドライブ)が動作していれば、問題の識別にシステム診断プログラ ムを使用することができます。 システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティ ションまたは USB フラッシュドライブから実行されます。 注意:システム診断プログラムは、お使いのブレードをテストする場合 にのみ使用してください。このプログラムを他のブレードで使用すると、 無効な結果やエラーメッセージが表示される場合があります。また、お使 いのブレードに付属のプログラム(またはそのプログラムのアップデート バージョン)のみを使用してく
USB フラッシュドライブからの実行 1 ハードドライブをエミュレートするように USB フラッシュドライブ をフォーマットします。 手順については、USB フラッシュドライブに付属のマニュアルを参 照してください。 2 USB フラッシュドライブが起動デバイスとなるように設定します。 手順については、USB フラッシュドライブに付属のマニュアルを参 照してください。USB メモリキー起動ユーティリティを support.dell.
9 ブレードを再起動します。 ブレードが起動しない場合は、237 ページの「困ったときは」を参 照してください。 システム診断プログラムを起動すると、診断プログラムの初期化中である ことを知らせるメッセージが表示されます。次に、Diagnostics(診断) メニューが表示されます。このメニューは、特定の診断テストまたはすべ ての診断テストの実行や、システム診断プログラムの終了の際に使用し ます。 メモ:以下の説明は、実際にシステム診断プログラムを起動し、内容を 画面で確認しながらお読みください。 システム診断プログラムのテストオプション Diagnostics(診断)メニューからオプションを選択するには、そのオプ ションをハイライト表示して を押すか、または選択するオプ ションのハイライト表示されている文字に対応するキーを押します。 テストオプションの簡単な説明を 表 6-1 に示します。 表 6-1.
表 6-1.
エラーメッセージ システム診断プログラムのテストを実行すると、エラーメッセージが表示 される場合があります。その場合は、Diagnostics(診断)チェックリス トのコピーにメッセージを記録します。Diagnostics(診断)チェックリ ストの書式およびテクニカルサポートへのお問い合わせ方法については、 237 ページの「困ったときは」を参照してください。 222 システム診断プログラムの実行
システム基板情報 ブレードシステム基板のジャンパ設定 警告:修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことが できます。ユーザーが実行できるのは、トラブルシューティングと、製品 のマニュアルで指示されているか、サービスおよびサポートチームによっ てオンラインまたは電話で指示された簡単な修理だけです。デルで認めら れていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。 製品に付属のマニュアルに書かれている安全にお使いいただくための注意 をお読みになり、指示に従ってください。 PowerEdge M905 のジャンパ設定 ブレードのシステム基板上の設定ジャンパの位置を 図 7-1 に示します。 また、 表 7-1 にはジャンパ設定のリストを示します。 メモ:図 7-1 は、ブレードのシステム基板の前端を右に向けた図です。 表 7-1.
PowerEdge M805 のジャンパ設定 ブレードのシステム基板上の設定ジャンパの位置を 図 7-2 に示します。 また、 表 7-2 にはジャンパ設定のリストを示します。 メモ:図 7-2 は、ブレードのシステム基板の前端を右に向けた図です。 表 7-2. PowerEdge M805 のジャンパ設定 PSWD_EN (デフォルト)パスワード機能は有効です。 パスワード機能は無効です。 NVRAM_CLR (デフォルト)設定がシステム起動時に保持されます。 設定は、次回のシステム起動時にクリアさ れます。(設定が壊れてシステムが起動し ない場合は、ジャンパを取り付けてシステ ムを起動します。ジャンパプラグを取り外 してから設定情報を復元してください。) PowerEdge M600 のジャンパ設定 ブレードのシステム基板上の設定ジャンパの位置を 図 7-3 に示します。 また、 表 7-3 にはジャンパ設定のリストを示します。 メモ:図 7-3 は、ブレードのシステム基板の前端を右に向けた図です。 表 7-3.
PowerEdge M605 のジャンパ設定 ブレードのシステム基板上の設定ジャンパの位置を 図 7-4 に示します。 また、 表 7-4 にはジャンパ設定のリストを示します。 メモ:図 7-4 は、ブレードのシステム基板の前端を右に向けた図です。 表 7-4.
システム基板のコネクタ PowerEdge M905 のシステム基板 図 7-1. PowerEdge M905 のシステム基板のコネクタ 4 3 2 6 5 7 1 20 8 9 19 10 18 11 18 17 16 15 14 13 12 表 7-5.
表 7-5. PowerEdge M905 のシステム基板のコネクタ (続き) コネクタ 説明 7 CPU4 プロセッサ 4 ソケット 8 C1 ~ C4 メモリモジュール(C1 ~ C4) 9 PSWD_EN、 NVRAM_CLR システム設定ジャンパ メモ:手が届くようにするには、システム基板を取 り外す必要があります。165 ページの「システム基板 の取り外し」を参照してください。 10 3.
PowerEdge M805 のシステム基板 図 7-2. PowerEdge M805 のシステム基板のコネクタ 4 3 2 5 1 16 6 15 7 14 8 18 13 12 11 10 9 表 7-6.
表 7-6. PowerEdge M805 のシステム基板のコネクタ (続き) コネクタ 3.
PowerEdge M600 のシステム基板 図 7-3. PowerEdge M600 のシステム基板のコネクタ 1 3 2 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 18 17 16 15 表 7-7. PowerEdge M600 のシステム基板のコネクタ コネクタ 説明 1 メザニンカードコネクタ - ファブリック C 2 メザニンカードコネクタ - ファブリック B 3 BATTERY 3.
表 7-7.
PowerEdge M605 のシステム基板 図 7-4. PowerEdge M605 のシステム基板のコネクタ 2 1 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 18 17 15 16 表 7-8.
表 7-8. PowerEdge M605 のシステム基板のコネクタ (続き) コネクタ 説明 12 BATTERY 3.
4 ジャンパプラグをパスワード機能を無効にする位置に移動します。 ブレードボード上のパスワードジャンパの位置を確認するには、 図 7-1(PowerEdge M905)、図 7-2(PowerEdge M805)、図 7-3 (PowerEdge M600)または 図 7-4(PowerEdge M605)を参照して ください。 5 PowerEdge M905/M805 ブレードのジャンパ設定を変更する場合は、 システム基板を取り付けなおします。169 ページの「システム基板 の取り付け」を参照してください。 6 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 7 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 ブレードがオンになっている場合、電源インジケータが緑色に点灯 しています。ブレードが起動を完了するまで待ちます。 既存のパスワードは、パスワードジャンパを取り外してシステムを 起動するまで無効になりません(消去されません)。ただし、新しい システムパスワードとセットアップパスワードの両方またはどちら か一方を設定する
12 PowerEdge M905/M805 ブレードのジャンパ設定を変更する場合は、 システム基板を取り付けなおします。169 ページの「システム基板 の取り付け」を参照してください。 13 ブレードカバーを閉じます。115 ページの「ブレードカバーの取り 付け」を参照してください。 14 ブレードを取り付けます。109 ページの「ブレードの取り付け」 を参照してください。 15 新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方または そのどちらか一方を設定します。98 ページの「システムパスワード とセットアップパスワードの機能」を参照してください。 システム基板情報 235
システム基板情報
困ったときは デルへのお問い合わせ 米国のお客様は、800-WWW-DELL(800-999-3355)までお電話くだ さい。 メモ:お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場 合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの製品カタログで 連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプション を複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに 異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。 デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、 次の手順でお問い合わせいただけます。 1 support.dell.
困ったときは
用語集 本項ではシステムマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示し ます。 A — Ampere(アンペア)。 AC — Alternating current(交流電流)。 ACPI — Advanced Configuration and Power Interface。OS で設定と電力管 理を実行するための標準インタフェースです。 ANSI — American National Standards Institute(米国規格協会)。米国の主要 技術標準開発機関です。 ASCII — American Standard Code for Information Interchange(情報交換用 米国標準コード) 。 Asset Tag — 通常はシステム管理者がセキュリティやトラッキングのためにコ ンピュータごとに割り当てるコード。 BIOS — Basic input/output system(基本入出力システム)。システムの BIOS は、フラッシュメモリチップに格納された複数のプログラムから成り ます。BIOS は、次の事項を制御します。 • プロセッサと周辺機器との間の通信 • シ
DC — Direct current(直流)。 DDR — Double-data rate(ダブルデータ速度) 。出力を 2 倍にできるメモリモ ジュールの技術です。 DHCP — Dynamic Host Configuration Protocol(ダイナミックホスト設定プロ トコル)。クライアントシステムに自動的に IP アドレスを割り当てるための方 法です。 Diagnostics(診断)— システム用の総合テストセット。 DIMM — Dual in-line Memory Module(デュアルインラインメモリモ ジュール)。 「メモリモジュール」も参照してください。 DIN — Deutsche Industrie Norm(ドイツ工業規格)。 DMA — Direct memory access(ダイレクトメモリアクセス)。DMA チャネル を使用すると、RAM とデバイス間で特定のタイプのデータ転送を、プロセッサ を介さずに直接行うことができます。 DMI — Desktop Management Interface(デスクトップ管理インタフェース) 。 DMI を使えば、OS、メモリ、
F — Fahrenheit(ファーレンハイト、華氏)。 FAT — File allocation table(ファイルアロケーションテーブル) 。FAT はファ イル保存の記録と管理のために MS-DOS で使用されるファイルシステム構造 です。Microsoft? Windows? OS では、オプションとして FAT ファイルシステ ムを使用できます。 FSB — Front-Side Bus(フロントサイドバス) 。プロセッサとメインメモリ (RAM)間のデータ伝送路および物理インタフェースです。 ft — Feet(フィート)。 FTP — File transfer protocol(ファイル転送プロトコル)。 g — Gram(グラム)。 G — Gravity(重力加速度)。 Gb — Gigabit(ギガビット)。1 Gb = 1024 Mb = 1,073,741,824 ビット。 GB — Gigabyte(ギガバイト) 。1 GB = 1024 MB = 1,073,741,824 バイト。 ただし、ハードドライブの容量を表すときには、1000 MB(10 億バイト)を意 味する場合
K — Kilo(キロ)。1000 を表します。 Kb — Kilobit(キロビット) 。1 Kb = 1024 ビット。 KB — Kilobyte(キロバイト)。1 KB = 1024 バイト。 Kbps — Kilobits per second(キロビット / 秒)。 KBps — Kilobytes per second(キロバイト / 秒)。 kg — Kilogram(キログラム)。1 kg = 1000 グラム。 kHz — Kilohertz(キロヘルツ)。 KMM — Keyboard/monitor/mouse(キーボード / モニター / マウス)。 KVM — Keyboard/video/mouse(キーボード / ビデオ / マウス) 。KVM は、 キーボード、マウス、ディスプレイを共有する複数のコンピュータを切り替え て使用するための装置です。 iKVM — Integrated keyboard/video/mouse module(内蔵キーボード / ビデオ / マウスモジュール) 。 LAN — Local area network (ローカルエリアネットワーク)。通
Mb — Megabit(メガビット)。1 Mb = 1,048,576 ビット。 MB — Megabyte(メガバイト)。1 MB = 1,048,576 バイト。ただし、ハードド ライブの容量を表すときには、1 MB = 1,000,000 バイトを意味する場合もあり ます。 Mbps — Megabits per second(メガビット / 秒)。 MBps — Megabytes per second(メガバイト / 秒)。 MBR — Master boot record(マスターブートレコード)。 MHz — Megahertz(メガヘルツ)。 mm — Millimeter(ミリメートル)。 MP — 管理パネル。 ms — Millisecond(ミリ秒)。 MS-DOS® — Microsoft Disk Operating System(マイクロソフトディスクオペ レーティングシステム)。 NAS — Network Attached Storage(ネットワーク接続ストレージ)。ネット ワーク上に共有ストレージを実現するのに使用される概念です。NAS システム には、ファイルサーバー
PGA — Pin grid array(ピングリッドアレイ)。プロセッサチップの取り外しが 可能なプロセッサソケットです。 POST — Power-on self-test(電源投入時の自己診断) 。コンピュータの電源を 入れると、OS がロードされる前に、RAM やハードドライブなどのさまざまな システムコンポーネントがテストされます。 PS/2 — Personal System/2。 PXE — Preboot eXecution Environment。ハードドライブや起動用ディスケッ トを使用せずに、LAN を介してシステムを起動する方法です。 RAC — Remote access controller(リモートアクセスコントローラ)。 RAID — Redundant array of independent disks。データの冗長性を提供 する方法です。一般的に実装される RAID には、RAID 0、RAID 1、RAID 5、 RAID 10、および RAID 50 があります。「ガーディング」、「ミラーリング」、 「ストライピング」も参照してください。 RAM — Random-a
SCSI — Small computer system interface。通常のポートよりも速いデータ転 送レートを持つ I/O バスインタフェース。 SDRAM — Synchronous dynamic random-access memory(同期ダイナミック ランダムアクセスメモリ)。 sec — Second(秒)。 SIP — Server Interface Pod。 SMART — Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology(システムの 自己監視分析および報告テクノロジ)。システム BIOS にエラーや障害があった 場合に、ハードドライブが報告し、画面にエラーメッセージを表示するための 技術です。 SMP — Symmetric multiprocessing(対称型マルチプロセッシング)。高帯域 幅のリンクを介して複数のプロセッサを接続し、各プロセッサが同等な立場で I/O 処理を行うように OS によって管理する技法です。 SNMP — Simple Network Management Protocol。ネットワーク管理者がリ
UTP — Unshielded twisted pair(シールドなしのツイストペア)。職場や家庭 でシステムを電話回線に接続するために使用するケーブルです。 V — Volt(ボルト)。 VAC — Volts alternating current(交流電圧)。 VDC — Volt direct current(直流電圧)。 VGA — Video graphics array(ビデオグラフィックスアレイ) 。VGA と SVGA は、従来の規格よりも高解像度の色表示機能を持つビデオアダプタに関 するビデオ規格です。 W — Watt(ワット)。 WH — Watt-hour(ワット時)。 win.ini ファイル — Windows OS 用の起動ファイル。Windows を起動すると、 win.ini ファイルが参照されて、Windows 動作環境の各種オプションが設定さ れます。また、win.
アプリケーション — ユーザーによる特定のタスクまたは一連のタスクの実行を 助けるためのソフトウェア。アプリケーションは、OS の機能を利用して実行さ れます。 拡張カード — NIC や SCSI アダプタなどの、システム基板上の拡張カードコネ クタに差し込むアドインカード。拡張カードは、拡張バスと周辺機器間のイン タフェースとして、システムに特別な機能を追加します。 拡張カードコネクタ — 拡張カードを差し込むシステム基板またはライザーボー ド上のコネクタ。 拡張バス — お使いのシステムには、プロセッサがネットワークカードなどの周 辺機器のコントローラと通信できるようにするための拡張バスがあります。 ガーディング — 複数の物理ドライブを一組にしてデータを格納し、さらにもう 1 台のドライブにパリティデータを格納するデータ冗長化の手法です。「ミラー リング」、 「ストライピング」 、「RAID」も参照してください。 起動用ディスケット — ハードドライブから起動できない場合に、OS の起動に 使用します。 起動ルーチン — システム起動時に、すべてのメモリのクリア、デバイスの初 期化、および OS のロ
コントロールパネル — 電源ボタン、電源インジケータなどの、ボタンやインジ ケータを収めたシステムの部品。 コンベンショナルメモリ — RAM の最初の 640 KB。コンベンショナルメモリは すべてのコンピュータに存在します。MS-DOS? プログラムは、特別に設計され ていない限り、コンベンショナルメモリ内でのみ実行されます。 コンポーネント — DMI 関連では、管理可能なコンポーネントには、OS、コン ピュータシステム、拡張カード、および DMI 対応の周辺機器が含まれます。各 コンポーネントは、そのコンポーネントに関連したものとして定義されるグ ループおよび属性で構成されます。 サービスタグ — 弊社カスタマーサポートまたはテクニカルサポートにお問い合 わせになる際に、コンピュータを識別するためのバーコードラベル。 システム基板 — コンピュータの主要な回路ボードであるシステム基板には、プ ロセッサ、RAM、周辺機器用コントローラ、各種 ROM チップなど、大部分の 重要なコンポーネントが搭載されています。 システム設定情報 — メモリに保存されたデータで、取り付けられているハード ウェアの種類およ
ストライピング — 3 台以上のハードディスクドライブを並べて 1 台のディスク ドライブ(= アレイ)のように使用して書き込みを行いますが、各ディスクの 一部のスペースしか使用しません。ストライピングに使用される各ディスク内 のスペース(ストライプ)は、各ディスクとも同じ容量です。仮想ディスク では、ディスクアレイ内の一組のディスクのセットに対して複数のストライプ を設定することもできます。 「ガーディング」、「ミラーリング」、「RAID」も参 照してください。 スパニング — ディスクボリュームをスパニング、つまり連結して、複数のディ スク上の未割り当てスペースを単一の論理ボリュームにまとめる技法。複数 ディスクを装備したシステム上のすべてのディスク容量およびすべてのドライ ブ文字をより効率的に使用できます。 セットアップユーティリティ — コンピュータのハードウェア構成やパスワード 保護などの機能を設定して、システムの動作をカスタマイズするための BIOS プログラム。セットアップユーティリティは NVRAM に保存されるため、設定 は再度変更しない限り有効に維持されます。 ターミネータ — 一部のデバ
バス — コンピュータ内部の各コンポーネント間のデータ伝送経路。たとえば、 拡張バスは、プロセッサがコンピュータに接続された周辺機器用のコントロー ラと通信するための経路です。また、アドレスバスとデータバスは、プロセッ サと RAM 間の通信に使用されます。 バックアップ — プログラムやデータファイルのコピー。安全対策として、コン ピュータのハードディスクドライブは定期的にバックアップしてください。 また、システム設定を変更する場合は、前もって重要な起動ファイルを OS か らバックアップしておきます。 バックアップバッテリー — コンピュータに電源が入っていないとき、メモリの 特別なセクションに保存された日付、時刻、システム設定情報を保持するため に使用されます。 パーティション — fdisk コマンドを使用すると、ハードドライブをパーティ ションと呼ばれる複数の物理セクションに分割できます。各パーティション には、複数の論理ドライブを設定することができます。各論理ドライブは format コマンドを使用してフォーマットする必要があります。 パリティ — データブロックに関連付けられた冗長情報。 ピクセ
ビープコード — システムのスピーカーから聞こえるビープ音のパターンによる 診断メッセージ。たとえば、1 回鳴った後にもう 1 回鳴ってから連続して 3 回 鳴った場合、ビープコードは 1-1-3 です。 フォーマット — ファイルを格納できるように、ハードドライブやディスケット を設定すること。無条件でフォーマットを行うと、ディスクに保存された全 データが削除されます。 フラッシュメモリ — コンピュータに取り付けたまま、ディスケット内のユー ティリティを使用して再プログラミングできる EEPROM チップ。一般の EEPROM チップは、特別なプログラミング用の装置を使用しなければ書き換え はできません。 ブレード — プロセッサ、メモリ、ハードドライブを組み込んだモジュール。こ のモジュールは、電源ユニットとファンを搭載したシャーシに取り付けます。 プロセッサ — 演算機能と論理機能の解釈と実行を制御する、コンピュータ内部 の主要な演算チップ。通常、特定のプロセッサ用に書かれたソフトウェアを別 のプロセッサ上で実行するには、ソフトウェアの改訂が必要です。 「CPU」はプ ロセッサの同義語です。 プロテク
メモリ — 基本的なシステムデータを記憶するハードドライブ以外の装置。コン ピュータには、複数の異なるタイプのメモリを搭載できます。たとえば、内蔵 メモリ(ROM と RAM)、増設メモリモジュール(DIMM)などです。 メモリアドレス — コンピュータの RAM 内部にある特定の位置。通常、メモリ アドレスは 16 進数で表します。 メモリモジュール — システム基板に接続されている、DRAM チップを搭載し た小型回路基板。 ユーティリティ — メモリ、ディスクドライブ、プリンタなどのシステム資源を 管理するためのプログラム。 読み取り専用ファイル — 編集や削除が禁止されているファイルのことをいい ます。 ローカルバス — ローカルバス拡張機能を持つコンピュータでは、特定の周辺デ バイス(ビデオアダプタ回路など)を従来の拡張バスを使用する場合よりもか なり高速に動作するように設定できます。 「バス」も参照してください。 252 用語集
索引 A G AC 電源接続インジケータ , 30 Gb イーサネットパススルーモ ジュール , 68 Asset Tag 設定ユーティリ ティ , 104 I C CMC モジュール , 39, 179 障害インジケータ , 40 ステータスインジケータ , 40 トラブルシューティング , 204 取り付け , 181-182 取り外し , 179, 182 リンクインジケータ , 40 リンク動作インジケータ , 40 I/O ベイ 装着 , 43 I/O モジュール , 182 取り付け , 183 取り外し , 182 iKVM モジュール , 182 階層 , 34 機能 , 32 取り付け , 182 取り外し , 182 D Diagnostics(診断) Advanced Testing オプシ ョン , 221 エラーメッセージ , 222 テストオプション , 220 ユーティリティパーティション からの実行 , 218 N NVRAM バックアップ , 155 P PowerConnect イーサネットス イッチモジュール , 55, 57 索引 253
U お USB デバイス、トラブルシューティ ング , 199 オプション セットアップユーティリ ティ , 87 あ か 安全について , 195 カバーの取り付け ブレード , 115 カバーの取り外し ブレード , 110 い インジケータ AC 電源接続 , 30 CMC 障害 , 40 CMC ステータス , 40 CMC リンク , 40 CMC リンク動作 , 40 サーバーモジュールの電源の 選択 , 23 システム電源 , 16 電源ユニット , 28 電源ユニットの障害 , 30-31 ファイバーチャネルパススルー モジュール , 56, 63, 67 ファンモジュール , 30 え エラーメッセージ , 86 254 索引 ガイドライン メモリの取り付け , 116, 120, 126 き 起動ドライブ 設定 , 159 機能 CMC モジュール , 39 Gb イーサネットパススルーモ ジュール , 68 I/O 接続性 , 43 PowerConnect イーサネットス イッチ , 55, 57 システム , 12 背面パネル , 27 ハードドライブ ,
機能 (続き) ブレード電源ボタン , 23 キーボード トラブルシューティング , 197 システムパスワード 削除 , 101 設定 , 99 使い方 , 99 変更 , 101 システムパスワード機能 , 98 こ システムファン , 177 コネクタ システム基板 , 226 周辺機器のチェック , 196 困ったときは , 237 利用法 , 237 さ せ 設定 起動ドライブ , 159 サーバーモジュールコンポーネ ント トラブルシューティング , 209 セットアップパスワード 設定 , 102 使い方 , 102 変更 , 103 サポート デルへのお問い合わせ , 237 セットアップパスワードが有効 操作 , 103 し システム基板 コネクタ , 226 システムコントロールパ ネル , 15 システム電源インジケータ , 16 システム電源ボタン , 16 システムの機能 , 12 システムの保護 , 100 セットアップパスワード 機能 , 98 セットアップユーティリティ オプション , 87 起動 , 85 使い方 , 86 セットアップユーティリテ
セットアップユーティリティの 使い方 , 86 て テクニカルサポート 利用法 , 237 デル お問い合わせ , 237 デルへのお問い合わせ , 237 電源ユニット , 174 トラブルシューティング , 203 取り付け , 177 取り外し , 175 電話番号 調べ方 , 237 取り付け CMC モジュール , 181-182 I/O モジュール , 183 電源ユニット , 177 バッテリー , 155 ハードドライブ , 157 ハードドライブをドライブキャ リアに , 160 ファン , 178 ブレード , 109 メザニンカード , 134 メモリ , 131 メモリのガイドライン , 116, 120, 126 ドライブキャリア ハードドライブ , 160 と トラブルシューティング CMC モジュール , 204 USB デバイス , 199 外部接続 , 196 起動ルーチン , 195 キーボード , 197 サーバーモジュールコンポーネ ント , 209 電源ユニット , 203 ネットワークスイッチモジュ ール , 207 バッテリー , 214 ハードドライブ ,
ね ひ ネットワークスイッチモジュ ール トラブルシューティング , 207 ビデオコントローラ 取り付け , 162 は ハードドライブ , 157 機能 , 24 トラブルシューティング , 210 取り付け , 157 取り外し , 159 ドライブキャリアからの取り 外し , 160 ドライブキャリアへの取り 付け , 160 ハードドライブバックプレーン 取り付け , 163 取り外し , 163 バッテリー , 155 トラブルシューティング , 214 取り付け , 155 取り外し , 155 パスワード システム , 99 セットアップ , 102 忘れたとき , 104, 233 パスワード機能 システム , 98 セットアップ , 98 ふ ファイバーチャネルスイッチモ ジュール , 65-67 ファイバーチャネルパススルー モジュール , 61 ファン トラブルシューティング , 204 取り付け , 178 取り外し , 177 ファンモジュールインジケ ータ , 30 ブレード カバーの取り付け , 115 カバーの取り外し , 110 取り付け , 109 取り外し ,
ほ 保証 , 11 ま マイクロプロセッサ トラブルシューティング , 212 マウス トラブルシューティング , 198 め メザニンカード 取り付け , 134 メッセージ アラート , 83 エラーメッセージ , 86 警告 , 83 システム管理 , 200 システム診断 , 83 ブレード , 70 メモリ トラブルシューティング , 209 取り付け , 131 メモリモジュール 取り外し , 133 258 索引