Owners Manual
プロセッサの取り付け
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に
付属しているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
メモ: プロセッサを 1 基だけ取り付ける場合は、CPU1 のソケットに取り付ける必要があります。
メモ: プロセッサをアップグレードする、または故障しているプロセッサを交換するには、プロセッサを取り外す必要がありま
す。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. #2 プラスドライバを準備しておきます。
3. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
4. プロセッサ、またはプロセッサダミー /DIMM ダミーを取り外します。
手順
1. ラッチを外してソケットリースレバーを上方に 90 度起こし、レバーを必ず完全に開いた状態にしておきます。
2. プロセッサシールドのタブを持ち、プロセッサシールドを上方向に回して、プロセッサが取り出せる状態にします。
メモ: プロセッサシールドにソケット保護キャップを取り付ける、または取り外す際には、プロセッサシールドを開いた状
態にしておくことをお勧めします。
3. プロセッサシールドにソケット保護キャップを取り付けてある場合は、取り外します。ソケット保護キャップを取り外すには、
キャップをプロセッサシールドの内側から押して、ソケットピンから離れる方向に動かします。
注意: プロセッサの取り付け位置を間違うと、システム基板またはプロセッサが完全に損傷してしまうおそれがあります。
ソケットのピンを曲げないように注意してください。
注意: プロセッサを無理に押し込まないでください。プロセッサの位置が合っていれば、簡単にソケットに入ります。
4. プロセッサを以下の手順でソケットに取り付けます。
a. プロセッサのピン 1 の角には、金色の小さな三角形の印が付いています。システム基板上の対応する三角形の印のついた
ZIF ソケットの角に、この角を合わせます。
b. プロセッサのピン 1 の角とシステム基板のピン 1 の角を合わせます。
c. プロセッサをソケットに軽く乗せます。
お使いのシステムでは ZIF プロセッサソケットが使用されているので、強く押し込まないでください。プロセッサとソケッ
トの位置が合っていれば、軽く押すだけで自然とソケットに収まります。
d. プロセッサシールドを閉じます。
e. ソケットリリースレバーが所定の位置にロックされるまで、レバー 1 とレバー 2 を同時に回します。
次の手順
1. ヒートシンクを取り付けます。
2. 起動中に <F2> を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新しいシステム構成と一致していることを
確認します。
3. システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作することを確認します。
関連参照文献
安全にお使いいただくために 、p. 56
関連タスク
システム内部の作業を始める前に 、p. 56
冷却用エアフローカバーの取り外し 、p. 72
サーバーモジュールコンポーネントの取り付けと取り外し 97