Users Guide
解決策:
OS をインストールする前に、システムにインストールされているアドオン デバイスがないことを確認します。また、ハードウェア
を手動で取り外すことを避けるため、BIOS 設定ユーティリティで PCIe スロットを無効することもできます。
Windows Server 2008 R2 SP 1 のインストール後に UEFI モードで空白画面が表示
される
UEFI モードで Windows Server 2008 R2 SP1 をインストールした後、LC(Lifecycle Controller)を使用するか、または手動での OS の
起動時に空白画面が表示されることがあります。
原因
この問題は、Windows Server 2008 R2 が GOP(Graphics Output Protocol)をサポートしないために発生します。
解決策
BIOS 設定ユーティリティで、[その他の設定]画面の[レガシー オプション ROM のロード]が[有効]になっていることを確認し
ます。
システムをリスタートし、オペレーティング システムを起動します。
症状
iSCSI または FCoE からの起動が失敗する
説明
iSCSI または FCoE LUN で Windows Server 2012 R2 オペレーティングシステムをインストールしようとすると、オペレーティングシ
ステムのインストール中、または初回起動時に失敗する場合があります。
解決策
これは既知の問題です。この問題は、デルによってプリインストールされているオペレーティング システムおよびシステムに付属
しているリカバリ メディアでは修正されています。詳細については、support.microsoft.com でナレッジベース記事 KB2894179
を参照してください。
ウォッチドッグ エラー違反による cng.sys でのシステム クラッシュのト
ラブルシューティング
問題:システムに「ウォッチドッグ エラー違反」エラーにより cng.sys でのブルー スクリーンが発生しました。
cng.sys ブルー スクリーン エラーはハードウェア、ファームウェア、ドライバ、またはソフトウェアのさまざまな問題によって発生
します。これらは Microsoft Windows ソフトウェアか、またはハードウェアの問題に関連していることがあります。「cng.sys」エラー
は次のものが原因となっている可能性があります。
1. Microsoft Windows デバイス ドライバが不適切に設定されている、または古くなっている、あるいは破損している
2. 最近の cng.sys 関連のソフトウェアの変更による Microsoft Windows のレジストリでの破損
3. ウィルス感染またはマルウェア感染による cng.sys ファイルの破損
4. 新しいハードウェアまたは cng.sys に関連するハードウェアのインストール後のハードウェア競合
5. Microsoft Windows に関連するソフトウェアまたはドライバのインストール後のシステム ファイルの損傷または削除
6. 損傷したハード ディスクによって発生した cng.sys ブルー スクリーン
7. メモリ(RAM)破損による cng.sys STOP エラー
問題を修正するには、次の手順を実行します。
1. 最新の cng.sys バージョンでシステムがアップデートされていることを確認します。
2. BIOS またはファームウェアをアップデートする前に、すべての設定とデータがバックアップされていることを確認します。
3. 最新の BIOS、ファームウェア、関連ドライバをアップデートします。
118 オペレーティング システムの問題のトラブルシューティング