Users Guide
診断プログラムの実行
診断プログラムを実行すると、システムの問題の原因を特定するのに役立ちます。システム診断プログラムは、機器を追加した
り、データ損失のリスクを負うことなく、システムのハードウェアをテストできます。
トピック:
• SupportAssist による自動サポートの利用
• PSA/ePSA 診断
• Windows オペレーティング システムで WinDbg を使用したミニ クラッシュ ダンプ ファイルのデバッグ
SupportAssist による自動サポートの利用
Dell EMC SupportAssist は、Dell EMC のサーバ、ストレージ、ネットワーキング デバイスのテクニカル サポートを自動化するオプシ
ョンの Dell EMC Services です。SupportAssist アプリケーションをインストールしてご利用の IT 環境にセットアップすると、次のよ
うなメリットがあります。
● 自動課題検知—SupportAssist により、ご利用の Dell EMC デバイスを監視し、プロアクティブかつ予測的にハードウェアの課題
を自動検知します。
● ケースの自動作成 — 課題が検知されると、SupportAssist によって Dell EMC テクニカル サポートへのサポート ケースが自動的
に開きます。
● 自動診断収集 — SupportAssist により、ご利用のデバイスからシステム状態に関する情報を自動的に収集し、Dell EMC に安全
にアップロードします。この情報は、Dell EMC テクニカル サポートによる、課題のトラブルシューティングに使用されます。
● プロアクティブな連絡 — Dell EMC テクニカル サポート エージェントがサポート ケースについて連絡し、課題を解決するお手伝
いをします。
使用可能なサービスは、お使いのデバイス用に購入した Dell EMC Service の利用資格に応じて異なります。SupportAssist の詳細に
ついては、www.dell.com/supportassist を参照してください。
PSA/ePSA 診断
お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラム(ePSA)を実行します。
PSA 診断の実行
手順
1. システムの起動中に、<F11>を押して[起動マネージャ]を起動します。または、<F10>を押して Lifecycle Controller を開始しま
す。
2. 上下矢印キーを使用して、[システム ユーティリティ]→[ハードウェア診断]と選択します。
メモ: Lifecycle Controller がないシステムの場合は、<F10>を押して「ユーティリティ モード(診断)」オプションを起動しま
す。
3. エラー コードをメモします。
次の表では PSA/ePSA 診断エラー メッセージについて説明します。
PSA および ePSA 診断のエラー コード
メモ: システム ファームウェア、およびシステム コンポーネントを監視するエージェントによって生成されたイベント メッセ
ージおよびエラー メッセージについての情報は、qrl.dell.com の「Error Code Lookup」ページを参照してください。
3
20 診断プログラムの実行