Users Guide
メモ: [スパン編集]オプションは、次の 2 つの場合に使用できます。
● コントローラがファームウェア 6.1 以降を搭載した SAS コントローラである場合のみ。
● 仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード 、p. 71 使用時に RAID 10 を選択した場合。
17. 選択を変更する場合は、[前のページに戻る]をクリックして[仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード]ページに戻ります。
18.[完了]をクリックして仮想ディスクの作成を完了するか、[ウィザードを終了]をクリックして仮想ディスクの作成をキャン
セルします。
仮想ディスクが コントローラの仮想ディスク<コントローラ名> ページに表示されます。
PERC H700 および PERC H800 コントローラでは、選択したドライブのいずれかがスピンダウンされた状態である場合、次のメ
ッセージが表示されます。
The below listed physical drive(s) are in the spun down state. Executing this task on
these drive(s) takes additional time, because the drive(s) need to spun up.
メッセージには、スピンダウン状態にあるドライブの ID が表示されます。
[仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード - <コントローラ名>]ページに、専用ホット スペアとして適切な物理ディスクそれぞ
れの横にチェックボックスが表示されます。専用ホット スペアを割り当てる場合は、[物理ディスク]チェックボックスをオン
にします。
作成している仮想ディスクに適したホット スペアである物理ディスクがない場合は、[物理ディスク]チェックボックスは使用
できません。たとえば、使用可能な物理ディスクが仮想ディスクを保護するには十分でない場合があります。[物理ディスク]
チェックボックスが使用できない場合は、より小型の仮想ディスクを指定するか、別の RAID レベルを使用するか、ディスクの
選択を変更します。
メモ: 暗号化仮想ディスクを作成している場合は、ホットスペアの候補として暗号化物理ディスクが表示されます。
Unified Server Configurator を使用した RAID の設定
USC(Unified Server Configurator)の主な機能には、オペレーティング システムの導入、ファームウェアのアップデート、ハードウ
ェアの構成、診断などがあります。UEFI 仕様では、オペレーティング システムなしで実行する多数の強力なアプリケーション用の
ファームウェアを作成します。UEFI 仕様には、TPM(Trusted Platform Module)測定とセキュアなアップデートを可能にする TCG
(Trusted Computing Group)プロトコルが含まれており、USC によって最大限に活用されます。
手順
1. [RAID の設定]タブを選択し、仮想ディスクを起動デバイスとして作成します。
2. [現在の構成の表示]画面には、システムにインストールされている現在のコントローラと仮想ディスクのリストを表示できま
す。
a. システムに仮想ディスクがある場合は、[終了]をクリックして画面を閉じ、オペレーティング システムのインストールを
続行します。システムに仮想ディスクがない場合は、新しい仮想ディスクの作成プロセスを続行します。
3. [RAID コントローラの選択]画面で、仮想ディスクを設定するコントローラを選択します。
● 選択したコントローラに外部構成が含まれている場合は、[外部構成が検出されました]画面が表示されます。
● 外部構成に応じて、外部構成のクリア、インポート、無視のいずれかを選択します。
● [外部構成のクリア]オプションを選択した場合は、その外部構成が含まれているドライブ上のすべてのデータが削除され
るため、それらのドライブを新しい構成に使用することができます。
● [外部構成のインポート]を選択した場合は、外部構成のインポートが試行されます。
● [外部構成を無視]を選択した場合は、ドライブは現在の状態のままとなり、新しい構成を作成するには空きドライブを使
用することになります。
メモ: [外部構成を無視]を選択すると、システムを起動するたびにアラートとエラー メッセージが生成されます。
4. [構成オプションの選択]画面で、[簡易設定ウィザード]または[詳細設定ウィザード]ウィンドウのいずれかを選択します。
74 ハードウェアの問題のトラブルシューティング