Users Guide

仮想コンソールの設定と使用
iDRAC の vConsole には強化された HTML5 オプションが追加されており、標準 VNC クライアントを介して vKVM（仮想キーボー
ド、ビデオ、マウス）を使用できます。リモートシステムの管理には、仮想コンソールを使用でき、管理ステーションのキーボー
ド、ビデオ、マウスを使用して、管理下システムの対応するデバイスを制御します。これは、ラックおよびタワーサーバ用のライ
センスが必要な機能です。ブレードサーバでは、デフォルトで使用できます。仮想コンソール上のすべての設定にアクセスするに
は、iDRAC 設定権限が必要です。
仮想コンソールで設定可能な属性のリストは次のとおりです。
● vConsole 有効化 - 有効/無効
● 最大セッション数 - 1～6
● アクティブ セッション数 - 0～6
● リモートプレゼンスポート
● ビデオ暗号化 - 有効/無効
● ローカル サーバー ビデオ - 有効/無効
● プラグイン タイプ - eHTML5（デフォルト）、ActiveX、Java、HTML5
● リクエスト タイムアウト共有時の動的アクション - フル アクセス、読み取り専用アクセス、アクセス拒否
● 自動システム ロック - 有効/無効
● キーボード/マウスの連結状態 - 自動連結、連結、分離
主な機能は次のとおりです。
● 最大 6 つの仮想コンソールセッションが同時にサポートされます。すべてのセッションで、同じ管理下サーバコンソールが同
時に表示されます。
● Java、ActiveX、HTML5、eHTML5 プラグインを使って、対応 Web ブラウザーで仮想コンソールを起動することができます。
メモ:
○ Web サーバー構成の変更は、どのようなものでも既存の仮想コンソール セッションを終了させます。
○ デフォルトでは、仮想コンソールのタイプは eHTML5 に設定されています。
○ GUI でビデオ暗号化オプションが無効になっている場合でも、プラグイン タイプが eHTML5 であれば、他のインターフ
ェイスを使用して機能を設定することができます。eHTML5 プラグイン タイプに対して、メディア暗号化はデフォルト
で有効になっています。
● 仮想コンソールセッションを開いたとき、管理下サーバーはそのコンソールがリダイレクトされていることを示しません。
● 単一の管理ステーションから、1 つ、または複数の管理下システムに対する複数の仮想コンソールセッションを同時に開くこと
ができます。
● 同じ HTML5 プラグインを使用して、管理ステーションから管理下サーバーに対するコンソール セッションを 2 つ開くことは
できません。
● 2 人目のユーザーが仮想コンソールセッションを要求すると、最初のユーザーが通知を受け、アクセスを拒否する、読み取り専
用アクセスを許可する、または完全な共有アクセスを許可するオプションが与えられます。2 人目のユーザーには、別のユーザ
ーが制御権を持っていることが通知されます。最初のユーザーは 30 秒以内に応答する必要があり、応答しない場合は、デフォ
ルト設定に基づいて 2 人目のユーザーにアクセスが付与されます。最初のユーザーと 2 人目のユーザーのどちらも管理者権限
を持っていない場合は、最初のユーザーのセッションが終了すると、2 人目のユーザーのセッションも自動的に終了します。
● 起動ログとクラッシュ ログは MPEG1 形式のビデオ ログとして収集されます。
● クラッシュ画面は JPEG ファイルとして収集されます。
● キーボード マクロは、すべてのプラグインでサポートされています。
● キーボード マクロは、すべてのプラグインでサポートされています。以下は、ActiveX および Java プラグインでサポートされ
ているマクロのリストです。
表 57. ActiveX および Java プラグインでサポートされているキーボード マクロ
Mac クライアント Win クライアント Linux クライアント
Ctrl-Al-Del Ctrl-Alt-Del Ctrl-Alt-Del
Alt-SysRq-B Alt-SysRq-B Alt-SysRq-B
- Win-P -
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