Users Guide
機能
BOSS-S1 カードによって、次の機能がサポートされます。
トピック:
• 外部インポート
• SMART 情報
• 自動再構築
• RAID 非対応ディスクのサポート
• TRIM
• クイック初期化
• 物理ディスクの消去
外部インポート
仮想ディスクがアダプターに対してネイティブでない場合は、外部と認識されます。
• 次の場合、仮想ディスクはアダプターに対してネイティブと認識されます。
○ 仮想ディスクがアダプター上に作成またはインポートされた場合。
• 次の場合、物理ディスクはアダプターに対してネイティブと認識されます。
○ アダプターに以前の仮想ディスク メタデータがないため、物理ディスクが設定されていない場合。
○ 物理ディスクに対応する仮想ディスクが削除された場合。
外部インポートを実行した後は、システムを再起動する必要があります。
以前の仮想ディスク メタデータを確認するには、「コントローラー情報」を参照してください。オペレーティング システムには、ア
ダプターに対してネイティブである仮想ディスクまたは物理ディスクのみが表示されます。
2 台の外部ドライブをコントローラーに移行させる際には、次のいずれかの操作を実行する必要があります。
• 未設定のドライブを使用している場合にコントローラーの設定をクリアする:「コントローラー設定のクリア」
• 設定済みのドライブを使用している場合に仮想ディスクをインポートする:「仮想ディスクのインポート」
SMART 情報
SMART はディスク エレクトロニクスの特定の物理的な特性をモニタリングし、予測可能なディスク障害を検出するのに役立ちま
す。SMART 対応の物理ディスクのデータをモニタリングし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。
ディスクに電気的な障害が発生すると、障害が発生する前にパフォーマンスが低下する可能性があります。
SMART 検出の不具合は予測不具合とも呼ばれます。読み取りエラーの発生率、スループット パフォーマンス、およびスピンアップ
時間の変更など、物理ディスクの障害を予測できる多数の要因があります。また、シーク エラーの発生率および大量の不良ブロッ
クなど、読み取り/書き込み面の不良に関連する要因もあります。
メモ: BOSS-S1 の CLI には、SMART 属性とともに、ステータスが OK および注意であるエラー メッセージが表示されます。
自動再構築
仮想ディスクの再構築は、ネイティブの仮想ディスクが劣化し、有効な再構築先が存在している場合、システムの起動時に自動的
に開始されます。有効な再構築先は、ネイティブの仮想ディスクの一部ではなく、同等またはそれ以上のストレージ容量の BOSS-
S1 デバイスに接続された任意の機能しているドライブです。自動再構築はユーザーへのプロンプトなしに発生し、再構築のターゲ
ット上のすべてのデータは上書きされます。
RAID 非対応ディスクのサポート
デフォルトでは、すべてのディスクは未設定の状態になっています。
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